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− 過日のcafe & bar ≪Twilight≫ −
いらっしゃいませ
[勤続年数は間もなく二桁を越えるが、
畏まったコテツの挨拶を聞いたのは初めてかもしれない。
彼に数テンポ遅れて、いつも通り腰を曲げる。
あのケイですら堪えているのだ。
千冬と初めてここへ来た夜のことを思い出し、
不要な揶揄は裡に仕舞っておくつもりだ――今の、ところは。]
[この店の、コテツの、秘密を明かす間。
トレイルは何も言わず、給仕に励む。
一時期落ちた客足も、また戻ってきた。
『あの悪魔、昔はもっと冗談が通じたのに』とか。
『よほど今の主人に惚れ込んでいるらしい』とか。
囁く噂が耳に届いても、聞こえないふりを貫く。
ここではそういう振る舞いを求められているから。
よもやそれがうちの店主のことだとは、夢にも思わず。
『坊主はまだ人間かい?』
なんて、全身を包帯で包み真紅の瞳孔を持つ男に尋ねられても。]
――勿論。俺は死ぬまで、人間ですよ
[当たり前のことだと、静かに答える。
くちびるの端に、ほんの少しの痛みを抱えながら。]
[2杯目のグラスも空になる頃。
そろそろここの空気にも慣れてきただろうか。
あまり間を置きすぎると、逆に声をかけづらくなる。
日ごろ可愛がっている(本人談)同僚にエールを送ろうと、
いかにも通りすがりに目がつきました、という態で近づき。]
どう? 楽しんでる?
今なら珍しい料理がたくさん食べられるよ
[ゴロウに向けて微笑みかける。
ホラーの類が苦手だという前情報は受け取れなかったが、
リツよりはストレートに驚く様は確認していたので。
昼に比べて、夜は薄暗いから足元には気をつけて
尻尾とか、羽とか
――…目玉とか? うっかり踏まないように
[さすがにそういった落し物をする客は稀だが、0じゃない。]
― いつかの、夜のトワイライト ―
[その扉が男
ただ昼間と違う個所は、
酒の並ぶカウンターの奥の風景と、店員の服装と、揃う客の風貌ぐらいか。
馴染みの顔を見つければ、やあ、と、カウンターの奥から店主が手を振った。]
【人】 学園特警 ケイイチ ネクタルには (55) かやせ 2015/08/13(Thu) 21時頃 |
[コテツから撃が飛ぶ前に、ほどほどのところで留めて。
ごゆっくり、と笑いかける。
二人にとって、忘れられない夜になることを祈りながら。
そして――…休憩を取る前に。
厨房で鍋を振るう、もうひとりの同僚の元へと近づき。]
あの、さ……ちょっと、
聴きたいことがあるんだけど
[きょろきょろとあたりを見渡し、
他に誰もいない――壁に耳も、扉に目もないのを確認後。
そういや蛇の時ってどうやって音を聴いてるんだろ、
なんてどうでもいいことを頭の隅に浮かべながら、問いかける。]
[厨房ならば思いっきり笑っていられる。
料理をしつつ、口にはタオルを当ててひたすら爆笑していた。
やばい、腹痛い。
トレイルが入ってきた
暫くは腹を抱えて笑い続ける蛇であった]
お、……とこ同士でもさ――
セックス? ってできるもん、なの?
[相談相手として、正しいかどうか解らない。
けれどトレイルにとって、恋人以外で
一番信頼を置き、尊敬している人生の大先輩はケイしかいない。
(ホレーショーは、近すぎて逆に言えないし)
(コテツは今、それどころじゃないし)
(千冬本人に尋ねるなんて論外)
耳まで赤くなりながら、困りはてたという顔で尋ねる。
普通の人間としての人生をサボってきたツケが回ってきていた。]*
[ぶふぉ]
[まさかの問い
笑いすぎて痛い腹筋に更なるダメージが入る]
…………生殖目的は達せられねーけど、人間同士では、交尾は可能
[聞きたいことはこれではない気がするが。
というか相手は妖精、だよな。あいつだよな?
さすがに妖精の交尾方法は知らんが、人間の身体であれば大丈夫だろう。
雄雌交尾は経験有るんだろうかと考えるも
トレイルの女性苦手な様子を考えると謎である]
あー……… やり方、だよな
えーと
蛇は、ぐるぐると相手に身体を巻きつけて、全身舐めるんだが……
えーと
[さすがに人間には不可能なので、更に考える。
客には男相手を好むインキュバスも居る。
彼らの話を思い出せ、思い出せ]
そもそもお前、突っ込む方? 突っ込まれる方?
[残念ながら人間らしい羞恥心が無いせいで
ストレートな問いが出るのだった]
え、ちょっと。大丈夫?
[調理の間も始終笑いを堪え、時に噴き出していたし。
変なキノコでも食べたのだろうか。
なんて心配が遅れてやってくるほど、トレイルは参っていた。
この数日。宣言通り毎晩共に眠っている。
夜中時折薄く目を開くと、そこに恋人の顔があって。
流れるような項や、熱を込めた吐息にこみ上げるものはあれど。
――…なんてぐるぐるしているうちに、答えが届く。]
……できるん、だ……?
[相談の相手が千冬だとは、、明言していないが明確だろう。
ケイに尋ねた理由は其処にもある。
一見、彼は自身と同じ身体の構造をしているように思うが、
精霊というのはまた違うのだろうか。と考えて。
可能ということ、蛇のやり方にほうほうと頷く。
そういえば彼の舌は長いし、その身はしなやかで器用だ。
なんて感心から。
陶器のような肌を舐めたら、どんな味がするんだろう。
なんて不埒な想像に思考が傾きかけた後。]
ええっと……からかわれる、方?
[逆に問いかけられての返事は、
一言で言えば身も蓋も、ついでにオチもなかった。]
………からかわれる、方
えーっと………
[そもそも蛇は妖精の交尾方法はさすがに知らない。
となれば、教えるのは遊び方ぐらいだろうか]
舐めるのは、多分皆気持ちいい筈
そうだな、コレ――チョコとか、蜂蜜とか
ブランデーとかもイイな
そういうの、相手の身体に掛けて―――舐めながら、ぱくっと
うまいし、相手も面白い反応するし、こういうのがやりやすくて楽じゃねーかな
すっげー楽しいぜ
[にんまり。
コアなプレイだとは思っていない蛇であった]
…あー、
[まあ、初めてでアレはきつい物があるよね。
扉を閉めてしまった客の反応
一旦他の物に業務を任せ、客に断り、カウンターの奥からフロアに身を滑らせると、]
デニスちゃん用に、
ちょっとバージョン落としといて。
[言付と共に悪魔
戻ってきた時にはもう少しまろやかな外見になっていると良いなと期待しながら。]
デーニスちゃーん、
なんかごめんねー?
びっくりした?
[本人からすればビックリしたどころでは無いのだが。
走って遠くまで行ってたら困るなと思っていたものの彼は案外近くに居り、まさか腰が抜けているとは思いもせず、緑の扉からひょっこり店主が顔を出しただろう。
その後ろに銀色
[ボケか、ツッコミかという質問ではなかったらしい。
これ、と示される様々な食材や酒瓶を目で追う。]
舐めながら、ぱくっと……?
[チョコは、熱そうだしブランデーは酔いそうだ。
蜂蜜ならいけるだろうか。
無意識に掌を見つめ、口元に指先を宛がい考え。そして。]
あー……うん、ありがと
できるかわかんないけど、…頑張ってみる
[頷き、礼を述べるとそそくさと厨房を後にした。
相談を持ち掛けておいて何だが、
これ以上続けると、火傷で済まなくなりそうというか。
仕事が手につかなくなりそうで。]
夏場ならいい感じにチョコが溶けるから
楽だと思うぜ……って
あれ、これだけでいいのか?
[首こてんしつつ、トレイルを見送った。
蜂蜜に天使の雫混ぜると良いんだぜ、と言おうと思ったのに]
[取りあえずカウンター席に押し込んで、隣はヒトに近い外見の客か顔見知りで埋めるか。
いつぞや来たゴロウより派手な反応だなあとか、ここまで驚く客
まあまあとにかく飲みなさいとアルコールのメニューを差し出して、…さて彼は酔う人だったっけ。
だいぶ前のファミリアで一緒に呑んだ記憶はあるにはあるが、彼の様子までは覚えていない。]
[再び店内に戻れば悪魔はきっちりボリュームダウン
こっちの混乱が収まったら、後で酒を注ぎに行ってやろうか。
離れた位置で寂しそうにしている彼に労いの酒と息抜きの雑談を贈って、店を閉めたらちゃんと構ってやると、大きな角を撫でただろう。]
(あんたのことが、だいすきだ)
まー、お察しの通り、ウチはこう言う店なの。
はいはい。ジン、ロックでね。
…ボンベイサファイアでいーい?
[こういう店。
カウンターの内側で店主が作るのはいつものコーヒーではなく、淡い色彩のカクテルの数々。
同業者の男にジンの銘柄を伝えたものの返答はそんなに聞いて居ない。
「あくま」「このこと」
ロックでも十分美味いそれをロックグラスに氷と共に注ぎ、小皿に乗ったオリーブとクラッカーをテーブルに置い――]
…どしたの?
[突然カウンターに飛び乗った猿
ふら付く身体をそっと支えて、一応デニスにジンを差し出しはしたが、彼の好きにもさせてやろうと、基本的に止めはしない。
何やら銘柄は怪しい…というか、酷く強い物のような気もしたが。]
そうそう。
いやー、来てくれてうれしいよ。
ウチはこっちが本業でさ、
デニスちゃんいつも昼間沢山来てくれてるし、
そろそろこっちにお誘いしてもいいかなーって。
[先より落ち着いたように見える男に安心
飲んでいるのは彼と同じ、ジンをロックで。
そして、猿の抱えた瓶の銘柄
あれ、これってケイのじゃん。
スペシャルブレンドと書かれた手書きラベルをちらりと見て、まあデニス強そうだし大丈夫でしょ。と、適当さは昼間と同じ。
ちなみに、自分は飲んだ事無い。
注文されれば、氷を入れたグラスをもう一つ。]
…大丈夫?
[あー、結構強かったかなー。香りはそうでもなかったんだけどやっぱりあっちの酒は怖いなーなんて思いながら一応の声かけはして、
ちらりと厨房の、該当酒の管理者を方を盗み見た。
やや不安そうな店主に対し、さて蛇はどんな顔をしていたか。
二杯めもその次
任せて、飼い主は特に止めない。]
− 後日のcafe & bar ≪Twilight≫ −
[夏の日差しの中、只々甘く優しい愛情をたっぷり受けた後。
鏡の前、後ろに結わいた髪を確認してもう一度前髪をあげた。
仄かに赤い目尻は日に灼けたのか、あの男の熱に焦がされたか。]
あれから。
忘れる間もないほど繰り返し強請り請われ重ねる接吻は
昼夜を問わず、日々深みを増していく。
麻薬のような中毒性に思考を蕩かしながら、
黒く、時に銀の檻に囲われ亜麻色の髪を乱される度。
もっと。深く浸食されたいと募り燻る想いは、
まだ薄い殻に覆われたまま、胸の底で密かに息づいている。]
さーて。今夜もがんばりますか
[惚けた気分を一新。
気合いを入れて、スタッフルームの扉を開けた――。]
……ホレさん、あれ、誰?
[澄ました顔で出迎えの挨拶をするべきなのに。
絵に描いて額に飾ったような、
如何にも禍々しい者が入口にいることに気づけば。
店長の袖を引き、耳打ちして尋ねる。
扉の中にいるのだから、赦された存在なんだろうし。
不思議と怖くはなかった。逆に怖くないのが不思議で。]
え、……ブローリンさんなの?
[正体を聞けば、今まで随分猫かぶってたんだなあ、
なんて呑気な感想。
童話の中で悪者筆頭となっている狼を育ての親に持つトレイルは、
悪魔が人を惑わし狂わせる者だという教えについても。
――そのすべてが悪人なわけではないのだ、と。
目の前の男に、瞬時に認識を改めた。]
いらっしゃいませ、ゴドウィンさん
いつもとは逆ですね
[紆余曲折、すったもんだの末新たに招かれた客が腰を据えれば。
いつも通り――否、昼の3割増しで済ました顔で出迎えを。
理由はもちろん、観覧者の目線を意識して。
人間がひとりで、夜、この店を訪れるのは稀だ。
誰かと待ち合わせだろうか。勿論詮索はしない。]
ごゆっくり、お楽しみください
[知らぬが仏、とは東洋の諺だったか。
何はともあれ、非日常に足を踏み入れた彼が
良い時間を過ごせるようにと願い、通常業務に戻った。]
[猿のブローリンは、今夜も元気いっぱい。
何やら店員の真似事をしたい風な仕草が見えても、
別段止めることがしない。
そういう面倒なことは店主に丸投げだ。ただ。]
あれ、それって……
[見覚えのある赤い液体。
はてと首を傾げるが、ゴドウィンは普通に飲んでいる。
しかもなんだか、とても、楽しそうだ。
ならば大丈夫か、と。良かった、と。今日も鈍感さを発動。]
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