88 吸血鬼の城 殲滅篇
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― 1F:大広間 ―
[大広間の天井にぽつりと現われた染みは 急速に黒く、大きく広がっていく。
やがて、ぽたりと雫が垂れ落ちたのは、 戦いを見守る修道士の背後。]
(1) 2012/05/03(Thu) 00時頃
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― 1F:大広間 ―
[床に滴り落ちる闇の雫は次第に量を増し、 やがて、闇の本体がぬるりと岩の間から姿を現す。
水滴の形で天井から下がった闇は、ふいに大きく広がり 修道士の全身へと覆い被さった。]
(3) 2012/05/03(Thu) 00時半頃
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『よう。』 『背中がお留守だぜ。』
[肌を直接震わせるように声をかけ、 同時に、勢い良く魔力を、精気を啜り上げる。 "影"と同じ、それ以上に強力な闇の技。]
(4) 2012/05/03(Thu) 00時半頃
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― 大広間 ―
今来たところだよ。 言っただろ。 おまえは、泣くほど可愛がってやるって。
[問いに答える口調は、舌なめずりする獣そのもの。 闇は十分に精気を吸い終わると、形を取り戻した。 修道士の首に腕を廻し、 杖を持っていない方の手を後ろに捻り上げて、背後に立つ。]
(10) 2012/05/03(Thu) 01時頃
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坊主。
[呼びかけたのは、騎士を追う剣士に向けて。]
遊んでいる最中邪魔して悪いが、 こいつはもらっていくぜ。
[言うやいなや、 腕に獲物を捕らえたまま、北の扉へと退がっていく。]
(11) 2012/05/03(Thu) 01時頃
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…アンタなら、
……センセイを、変えてやれたのか?
[彼も、知りはしないだろう。
ひときれのパンの為に命を売った経験は、己にも数知れずあったのだ。
だが自らの寿命を前に永遠の命を願うことを、
愚かと切って捨てる事は、今の己には出来なかった。
――こんな姿になっても、死を恐れる自分が]
――。…
[舐めずる様な歓喜の気配。
今は声をかけても無駄なのだろう。
誰が嬲られているのかなど想像もしたくなかった。
くしゃりと髪を混ぜ、意識を現実へと引き戻す]
[錬金術師の、最後の望みは聞こえていた。
だが彼の望みが、真に眷属になることだったかは知らない。
いささかの興味はあったが、その程度だった。]
―――さあな。
[届く問いに、気の無いような声を返す。]
死に損ないが血の変化に耐えられるか、
そいつ次第だったろうよ。
それより、ちゃんと片はつけたらしいな。
約束だ。オレの血をやろう。
あとでオレのところに来いよ。
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[振り上げられる杖(>>13) それを止めるには、少々手が足りなかった。
苦し紛れのように振り下ろされた杖の先端は 先程、剣士に斬られた傷を再び抉り、]
―――……いってぇな。 漸く、塞がったところだってのに。
[少しの息と、文句の言葉を吐いて、 修道士の首に回した腕に、力を込めた。 息を、血の流れを阻害するほどに、強く。]
(20) 2012/05/03(Thu) 01時半頃
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[追ってくる剣士に牙を見せて嗤い、 修道士を引きずって、北の扉から外に出る。]
ヒュー・ガルデン、おまえも一度退け。 お楽しみは、後だ。
(21) 2012/05/03(Thu) 02時頃
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……そっか。
[そいつ次第――との答えに、僅か、安堵の息を吐く。
男に断言が出来ないのなら、自分が出来る筈もない]
[ゆるりと首を振る気配]
俺はセンセイを殺してない。
……センセイが、寿命で死んだんだ。
アンタの命令を…、守れてない。
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[騎士に指示を出し、自分も外の土を踏んだところで 金髪の剣士に声を掛けた。 かつて、自分を倒した相手と同じ技を使う男。 懐かしい気配の名残。]
いいぜ。追ってこいよ。 少しくらいなら、待っていてやる。 オレを失望させてくれるなよ?
[来なかったら修道士を殺す、とは言わなかった。 どのみち来ても殺すのだから。
修道士には、幾度も痛手を受けた借りがある。 簡単に殺すつもりもない。]
(22) 2012/05/03(Thu) 02時頃
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[そうして、修道士を掴んだまま、 身体の半分を闇に変えて、ずるりと城の壁を登っていく。
修道士が妄執のように握っていた杖が 幾度も壁に当たり、悲鳴のように甲高く鳴っていた**]
(23) 2012/05/03(Thu) 02時頃
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―――…そうだな。
[力無い言葉()を肯定するのは、酷く優しげな声。]
あれは放っておいても死ぬ奴だった。
おまえが殺したわけではないな。
だが、オレは言ったぞ?
『生き残った方に、血をくれてやる』と。
[喉を鳴らす。
機嫌のいい獣の声。]
―――……そろそろ苦しくなってるんだろ?
遠慮すんな。 来いよ。
――っ…。
[飢えと貧血に、酷く疲労した脳髄に
『其れ』は毒の様に甘く浸み込む。
ひどく、怠かった。
其れが偽りでも罠でも、構わない気がした。
……其れがないと、生きられない様な、気がした]
…、…何処、…行けばいい?
[躊躇いを含んだ、暫くの沈黙のあと。
……戦慄く様にゆっくりと息が吐かれ、
のろのろとした、何かを畏れるような答えが返る]
――…今、…何処にいる?
……、南の塔に行く。
ヒュー・ガルデン、おまえも来い。
連中の、最後の場所にしてやるぞ。
[声の後に、喉の奥から零れる笑いが続いた。]
――
[ヒュー・ガルデン。
男の『声』として伝わる名前に瞠目し、
納得がいったと言うように呟いた]
……あの気配。
アイツだったのか。
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― 4F:本館屋上(26) ―
[修道士を引きずったまま、 闇の領主は城館の壁を登り切り、 南側に伸びる塔の上に滑り込む。]
そら。終点だ。
[修道士の身体を冷たい石の上に投げ出し、 "影"を喚んで押さえ込ませる。 自分は、その前を塞ぐように立ちはだかった。]
(24) 2012/05/03(Thu) 07時半頃
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オレは昔から、くだらん理屈をこね回す奴が嫌いでな。
[修道士を見下ろして、右手を突き出す。 掌から、どろりと溢れる闇。]
喜べ。 好きなだけ泣いていいぞ。
[鋼の色に変じた闇の刃を手に、 領主は牙を剥き出しにして嗤った**]
(25) 2012/05/03(Thu) 07時半頃
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なんだよ。
……クレアの想い出でも、語り明かす積もりか?
[城主と、騎士。
それに自分の共通点に気づき、苦く笑って独りごちる]
南の塔だな。
――わかった。
[獰猛な獣が獲物を前にしたような、気配。
恐らくは其処で狩を始めようとでもいうのだろう。
……どの道ヒトの血を吸いに行くわけではない。
けれど自ら彼を求めることは酷く惨めで
食事に行くのだと思うよりは、
いっそ気が楽だった]
お邪魔だったな。
……手伝えることは?
[男を最も苦しめるであろう聖術。
その使い手が此処で消えるのは望ましいことだ。
歪んで飢えた思考がそう訴える。
憎悪に絡め取られた男への思慕が
酷く甘くヒトとしての己を侵食してゆく。
苦笑した。
――彼を護ってやりたいと思った記憶は、
未だ鮮やかなままだというのに、と]
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[影に手足を捕らえられ 床に磔られた獲物の姿は 酷く哀れで惨めで、嗜虐の心をそそった。
同時に、尚も一抹の気高さを残し 侵しがたくあるのは、神とやらの加護ゆえか。 或いは、本人の信じる心の強さゆえか。
いずれにせよ、折り砕く楽しみが長く続くのは 良いことだ。]
(36) 2012/05/03(Thu) 10時半頃
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……異端、なぁ。
[修道士の言葉を拾って返し、 小癪な言葉を吐く口元に、剣先を突きつける。]
貴様らはそう言うが、 オレは誰に呪われた覚えも無いぜ?
[かつり、と歯に当たるほどに刃を下げたが、 それ以上突き入れることはせず、 切っ先を返して喉元に向けた。]
(37) 2012/05/03(Thu) 10時半頃
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獲物に何を言われようと別に構わんが
[喉にごく浅く切っ先を埋め、 そのまま下へと押し下げていく。 喉元まで覆う修道士の黒衣が切り裂かれ、 胸まではだけられた白い肌の上に、 薄く赤い筋が刻まれる。]
神なんざ得体のしれないものを持ち出して、 妙な理屈で難癖つけるのが気にくわねぇんだよ。
[ざっと剣を横に払えば修道服が破れて開かれ 先程杖で抉られたのと同じ場所に、刃が食い込む。 命を脅かすほど深くなく、痛みだけを与えるように。]
(38) 2012/05/03(Thu) 10時半頃
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[尚も責め苛むべく動く刃が背後からの声で止まった。]
来たか。
[現われた"子供"の気配は闇に馴染み、 人を殺して動じぬ、闇の狩人たる資質を見せていた。 それが、もともとの性質であったとはいえ、 そこに喜びを加えるのは、あとほんの一押しのこと。]
おまえも混ざるか?
[残虐な悦びに瞳を輝かせたまま、 "子供"を側に差し招く。]
(39) 2012/05/03(Thu) 10時半頃
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