人狼議事


194 花籠遊里

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/* おうや、おうや、お疲れサマ。

さあさお座敷。
お好きに喋ってくれて構わないよ。

(揺り籠ぎっこんばっこん)


/*
花が花にも、蝶が蝶とも。
咲き乱れてくれるのが、一番。

(揺り籠ギィコギィコ)


 
 
‘Tis better to have loved and lost
 than never to have loved at all.

(一度気付いてしまったならば、
 知らない頃には戻れません。)
 
 


 
 
 True love never grows old.

(本当の愛は、永遠に育ち続けるのです。)
 
 


 朧さん。
 お願い事をしても、よろしいでしょうか。

 もしも、金色をした『蝶』が『櫻』を探しに来たなら。

 約束を果たせずにごめんなさい、と。
 『櫻』の季節は終わったのですと、お伝え願えますか?

[僕は特別な、櫻色のリボンを渡します。
 どうかそれを渡してくださいと、告げて。]


[花籠での約束もまた、たった一夜の泡沫です。
 『蝶』は移ろい、『花』は止める手立てを持ちません
 そうだとしても僕は───…]


 
 
 ───僕は、『しあわせ』です。

 どうか、あなたも『しあわせ』になってください。
 
 


 お前の頼みを断る筈が無いだろ。
 一語一句違わずに伝えると約束しよう。


[そっと櫻色を受け取ると一度席を立ちそれをしまう。
『花籠』での口約束など一つの泡。
時が過ぎれば、ぱちりと弾けて消えてしまう程の脆さではあるが。
それでも朧は『約束』を破る事は無かっただろう。
このくらいでしか、分けて貰った物の恩返しができなかったから。

そして最後に両手をついて礼の形を静かに取り口を開く。
……こうでもしないと、言いたい事は伝えられぬ気がしたから。]


 世話になった。どうかお前の行く先に、幸多からんことを。
 ……元気でやれよ。


【人】 呉服問屋 藤之助

ーそしてとある満月の夜ー

[今日は満月、花見習いの禿が紫と自分を呼ぶ声がするも、自分が誰かと月を見るのを避けるのを知っている先輩娼はそれを制する
しかし今日は、いつもより少しだけ体調が良くて
空に掛かる月が泣きたくなる位に綺麗で
その月があの日、『藤』であった頃見たものによく似ていたから]

今日は私も、月を見ながら涼みましょうかね。

[そう、気紛れを起こしたのだ
すっかりあの頃に比べればみすぼらしくなった姿、立ち上がれば少しふら付きそうになるも、手摺りに手を置き一歩一歩と足を進め
街灯明かりが宵闇照らし、少しだけ月を見えづらくした縁側へと

そこに座れば先輩娼は珍しいと笑み零しながら隣へと誘う
座ればそうそう、と世間話を始めるのに相槌をうっていれば――]

(27) sinonome 2014/09/24(Wed) 02時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

["知っている?花籠の主の手足となった元花の話を"と
かつての鳥籠の名を聞けば少しだけ身体が揺れるも平生装い続きを促す
話を聞いていくうちに、元々病的に白くなっていた顔は蒼白になったろうか]

朧、どうして。

[呟く声は小さく。何故年季の明けたであろう彼が、この下町を彷徨い歩くのだろうと
揺れる瞳は動揺を隠しきれず、ふらふら幽鬼の様に表通りへと無意識に足は向く
そして丁度、娼館の出口へと。敷居を跨げば視界に翻るは紺色の羽織。煌びやかで派手な山吹色のものではない、鳶色の着物をまとった美しい月を見て

息を、飲んだ]

(28) sinonome 2014/09/24(Wed) 02時半頃

/*

丁は素直なんだか素直じゃないんだか。
私に抱かれたいならいつでも部屋においで?

誰よりも高く買ってあげるから。

(揺り籠ぎこぎこ**)


/*
丁助が逃げるのなら、追わなくちゃね?
まあ、私が帰るのを待っていなさい。

真っ白な服なんて着なくてもいい。

一糸纏わぬ姿でお待ち?

(ふふふふふっ**)


 
 
 
――――可愛い、   丁。
 
 
 


 
 
    ちがう──

        僕はもう、『花』じゃない───!!!
 
 


 お前も……しあわせに。

 おうじとして今、感じているしあわせも本当のことだろうと思う。
 けれど、今度は、花籠の外に生きる者として。

[きっとまた、別のしあわせを。]


 ――花主様、丁で遊んでくださいませ。

[御伽話を片手に。
天秤にかけた未来と悪夢。

顔を上げ。
いっとう艶めき微笑むのは、心を壊さぬよう仕舞い込んだ所為*]


嗚呼。
人に成るとかだったか。


―――好きにするが善いさ。


[男には興味もない。
花でも蝶でもないのなら。]


【人】 呉服問屋 藤之助

[月には見られたくないと、何時も客に強請った
こんなはしたなく男に抱かれ婀娜の様に媚び善がり狂う様を彼と同じ名を持つ空照らす灯に見られたくなかった
こんなことをしても本質的に汚れてしまったことには変わりないのに]

……おぼろ

[小さく小さく、呟く言葉は震えているだろう
今の自分は花の頃と随分様変わりした
琴を爪弾く爪は欠け、肌の白さは病的なほど
あの頃より褪せた藤色の髪止めと着物は風に煽られ、その風はつむじとなって2人の間を駆け抜ける

嗚呼近づいてくる、美しい月が>>55

一歩 長い焦茶の髪は月光を背に煌めき

二歩 揺れる着物は落ち着いた色合いで、彼に似合っていて

三歩 僅か薫る煙草の香りはあの頃と変わらない

そこで立ち止まる朧月は、手を伸ばせば届くだろうか届かぬだろうかという距離に]

(64) sinonome 2014/09/25(Thu) 01時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[あいたかった
あいたくなかった

その姿をもういちど、たった一目でいい、みたかった
こんなみすぼらしい己の姿を見られたくなかった

彼の顔に浮かぶ色は、淡く美しい色
その顔に嫌悪が無かったことが、泣きたい位に嬉しいのに
薄汚れたこの身が恨めしい
最後に覚えてもらえるならば、美しいままでいたかったと
そんな決意が彼が告げる己の花としての名で、崩れていく]

(65) sinonome 2014/09/25(Thu) 01時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[本当ならどうしてこんな場所へ
早くお帰り下さい
藤之助は死んだのです

幾らでも言い様があったろう。もうこの場へ立ち入らぬ様にと、去ってと告げるのが最上だとわかっていたのに
浅ましい己の心は歓喜していた。忘れないでいてくれたことを

唇から言葉は漏れず。思わずその伸ばそうとした手に己が手を重ねようとするのを必死で押し留め

ああでも]

(66) sinonome 2014/09/25(Thu) 01時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

……っ、ちが……

[逆だと。泣きたい位に嬉しかったのだと紡ごうとした言の葉は頬に手を添えられ>>71空に溶ける

温かい手に頬触れられれば溢れる涙は止められぬ。その手を濡らし零れ落ちた雫は心に沁みゆく様に1つ2つ、頑なな花弁を剥がしてゆく

あいたかった。ずっとずっとあなただけに
その手に触れたかった、貴方の笑顔が見たかった
声が聞きたかった

再会までに何度季節が過ぎ去っただろう。
彼のかんばせは花であった頃より深みが出てどこか安心感を抱かせる

その彼の口から告げられた言葉に黒瞳は朧月をかくと捉え]

朧、おぼろ。
私は、わたしはただ、あなたと

[手に手をとって籠の外に逃げ出した鶴と亀の様にともにいきたかったのだと
嗚咽と共に零れ落ちた願いは、果たして聞こえたかどうか]

(72) sinonome 2014/09/25(Thu) 02時頃

―――お前だけを愛してやろう、“丁助”。

[艶めく顔に、返すは歪な笑みひとつ。
さあさ、焔とひとつ戯れようか。

御伽噺なぞ、始まる狂宴に燃やしてしまえ*]


―奥の部屋―

[一階奥の部屋にて、揺り椅子がゆらゆらと揺れる。
座っていながらにして、まるで見下す男の瞳。
焔を捕らえたのなら、微笑み告げよう。]

立ったまま。
自分で自分の雄を勃たせてごらん。
指を絡め、扱き。

[さあ、と動かすは顎ひとつ。
きぃきぃと揺り椅子が啼いている。]

蝶が花を買いにやってきても
善しと言うまで、自慰をお続け。

[まだ見ていてやろうと、足を組む。]


― 未来の話 ―

[冬も終わりに近づくある晴れた日、
鳥篭へと一通のファンレターが届く。
出版社経由ではないそれは、
シーリングに異国の文様を刻む異質なもの。

封を切れば、癖の強い文字が躍り、
彼の捕われた籠の中へ、何処か懐かしい香りを拡げた。]


Cher Belle ―――

 突然の手紙をお赦しください。
 貴方の著書を読み、筆を取らずにはいられませんでした。

 貴方の書かれた物語は大変美しく、我が国でも老若男女がこぞって貴方の世界に恋をしています。不幸の末に結ばれる結末は万民の心に訴えるものがあったのでしょう。

 けれど、私は貴書を拝読し、胸を高鳴らせる少女等とは別の思いを抱きました。
 貴方にとっては取るに足らないものかと思いますが、何卒このまま読み進めてください。

 風の噂で、この物語の結末は最初悲劇だったと聞きました。
 悲劇を変えた筆はなにを想い、結末を足したのでしょうか。
 幸福と言うのは私のような若輩者が語るものではありませんが、酷く多面的なものだと思っています。幸福な結末を迎えた物語の主人公は貴方から見て、幸せでしたか?


 私は貴方を知った気でいましたが、まだまだ足りないようです。
 興味と言っても差し支えないこの感情は、いずれ貴方の傍に寄るでしょう。
 貴方の一筆には才気が宿るのは周知の事実。
 ですが、貴方を満たすには長い時間が掛かるのだと思います。

 いずれ訪れる歪んで、何処か歪な幸いこそが、貴方の求めるものではないかと、そんな風に考えるのです。
 続刊を楽しみにしています。次は貴方の悲劇を、―――貴方から見えた結末を教えてください。



 ―――…そうそう、来週、櫻を連れて観光に邪魔をします。
 貴方の見つけた美しいものと、あまいショコラを用意してくだされば幸いです。



 ………また、貴方を識りに参ります。


――― Votre grand fan .... Amitié **




[すきです、すきですと

 心がうるさいのです。]
 
 


 アイして下さいますか、花主様。

[言葉に何の意味があろうか。
枕元で囁くべきは、蝶へ、蛇への媚ばかりの筈。
本心が其処に含まれるとは、誰も期待などしないもの。

――魅せるべきものは主の期待をなぞり、唯唯快楽に溺れれば良い。

羞恥を目元に、吐息を震えさせ、望まれるまま。

着物をたくし、自慰を見せ、蝶の視線を遮るべく瞼を閉じて。]


ー未来の話ー

[ファンレターが来た。珍しいことではない。
隣国からのファンレターだということも、しばしばあることだ。
だが出版社経由ではなく直接僕の住まいに届くというのはなかなかあったもんじゃない。この鳥籠までわざわざ誰が…?

僕は封を切って中身を読んだ。
そして最後まで読み終えた僕はまた手紙の最初に戻って"Cher Belle"の文字を目に入れ、苦笑した。]

 美しいものとショコラね…はは。
 はいはい分かりましたよ。

[歪な幸い、ね。
手紙の主の来訪を待ち望んで歪められた口許は楽しみのためか、それとも愉しみのためか……

僕は指を節くれ立たせる筆胼胝に無意識に触れながら、さて美しいものとショコラは何を用意したらいいだろうかと考えた。]


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注目:藤之助 解除する

犠牲者 (3人)

藤之助
16回 (3d) 注目

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