人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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オーレリア! 今日がお前の命日だ!


受付 アイリスは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 00時頃


【人】 受付 アイリス

— 3日目・それから —

[あの後、ランタン屋さんが錯乱して何を言ったかも、
それに対してみんなが何を言ったのかも分からないし、
ランタン屋さんの口から私についての情報が漏れたところで、何も知る由はないけれど。

そのまま人目につかない場所をふらふらと歩き回り、倉庫へ足を運び、両手に持てるだけの道具を調達した。
細いけど固くて丈夫な縄、そして林檎の収穫に使った枝切りの鋏。

私は、やるのだ。
わたしの、みんなの、しあわせのために。]

(4) 2016/11/17(Thu) 00時半頃

【人】 受付 アイリス

[夜も更けて、孤児院内の人の気配もまた疎らになる。
ランタン屋さんは解放されて落ち着いたのか、それとも縛られて部屋に閉じ込められていたか、
どうなっていたかの事情は知らないから、悠々と探し回る。

その途中、>>1また鉄錆の散ったにおいを感じて、
今日の食事が済んだのだなと気付く。
現場を検めて、証拠は問題なく消されていることを確認。

雪のように綺麗なオーレリアさんも、こうして肉片になればぐちゃぐちゃに赤黒くて崩れるんだと、
考えてみれば当たり前のことを知った。
ほうら、みんな同じでしょう。

肉片を拾いたかったけど、今は両手が塞がっているから、また後で取りに来るね。
そうして夜闇の探索を続行する。]

(5) 2016/11/17(Thu) 00時半頃

【人】 受付 アイリス

[ランタン屋さんの姿を、彼の部屋で見つければ。
それは縛られているにせよそうでないにせよ、眠っていただろうから。

丈夫な縄を首に括り付けて、そのまま力一杯縛り上げる。
私の細腕でも何の問題なく、皮膚に深々と食い込ませて。
苦しそうな呻きが聞こえたかどうか。やがて呼吸が止まったのを確認した。
ランタン屋さん、どうかハナと仲良く安らいでね。

色のない涙が一筋だけ、零れ落ちた。]

(6) 2016/11/17(Thu) 01時頃

【人】 受付 アイリス

だいじょうぶ。
だいじょうぶ。
なにもこわくないよ。

[彼の亡骸に呼び掛けるように、あるいは自分に言い聞かせるように、
服を捲り上げて、そして遺体に鋏を入れていく。
じょきり、じょきりと固い音が響き、刃はすぐに真っ赤に染まった。
林檎の枝を落とした時には決してつかない色。人間の果汁の色。

噎せ返るほどの血のにおいに、咳き込みそうになりながら、
その腕の皮を、足の肉を、腹を、肩を、胸を、削ぐ。
不慣れな作業のせいで、私の服も顔も、飛び散った血で汚れ果てた。

腕に掻き集めた十分な肉片を抱いて、体のあちこちが欠けた残りの屍は床に寝かせたまま、
せめて布団を被せてあげよう。冬の夜は寒いからね。

ああ、そうだ。
お腹の中身が見えるほど斬り裂いたけれど、あなたがハナを食べた形跡なんてなかったよ。
あったとしても、肉片の区別なんて素人にはつきっこないだろうけど。
少なくとも人狼が食い殺したのではない、ということくらいは分かるかもしれない。]

(7) 2016/11/17(Thu) 01時頃

【人】 受付 アイリス

— 4日目・朝 —

[吹雪は未だに弱まらない。
もう窓もすっかり雪で覆われ、景色なんて何も見えないくらい。
私、なんとなくだけど、この吹雪はきっと永遠に止まないんだと思う。

部屋に戻ってからは、ハナの肉片とランタン屋さんの肉片を、
ぐちゃり、ぐちゃりと、嫌な音を立てながら混ぜ合わせるのに夢中になった。
手で捏ね回す感触は最悪だけど、今は我慢。

もし幽霊となった2人がこれを見ていたなら、どんな顔をしているだろう。
——これが不快どころか、死者を冒涜している行為だなんてことは、螺子足らずの頭では想像ができない。

すっかり混ぜ合わせて、床に敷いた白いシーツが赤一色になった頃には、
もう合い挽きのハンバーグが食べられなくなるくらい、吐き気も込み上げて、
それでも、やった。ついにやったよと、捏ね合わせたものを見下ろす。]

(9) 2016/11/17(Thu) 01時頃

【人】 受付 アイリス

……?

まだ、時間がかかるの、かな。

[肉片から誕生する“いのち”の産声を今か今かと待っていても。
何も起こる様子はない。

ただ胃の悪くなるにおいが立ちこめて、赤黒さに目が疲れてくるだけ。
しばらく待っているのに、何も、何も、変わることはなく。]

やり方、……間違えたなんて。
そんなはず、ないよね。

[ここにきて、どっと不安が込み上げた。
いいやそんなはずはないと、お父さんが教えてくれたことを思い出して安堵を取り戻す。]

(10) 2016/11/17(Thu) 01時頃

【人】 受付 アイリス

まだ、まだ、やらなきゃ。

[上手く行くには時間がかかるかもしれないから、
その間に、次にやることをしなきゃって。

オーレリアさんの遺骸を拾い上げるために、廊下へと飛び出す。
ドアは開け放ったまま、閉めることも忘れて。
その中に放置されたおぞましいものは覗けば見えるし、死臭はもう何にも覆い隠されない。

手と、服と、顔を、錆びた血で汚しながら、
自覚のない狂気はそれを洗うよりも優先して、オーレリアさんの遺骸がある階段を目指す。**]

(11) 2016/11/17(Thu) 01時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 01時頃


なあ……君は、人を殺したことがあるか?

なんで人は、人を殺すんだろうな。

[自分たちのように食べるでもないのに、ただ己の感情に従って、人を殺す。
なんとあさましく愚かで罪深い行為だろう。

人を食べるジェフには理解ができなかった。]


【人】 受付 アイリス

[>>49階下から上って来た気配に気付いたのは、鉢合わせた後だった。
うまく回らない思考をゆっくり動かして、目の前の人の顔を視界に捉える。]

ローズさん、だ。

[血で真っ赤に汚れていながら、
それを気にも留めず、いつものように笑う。
どうしたの、と聞こうとしたら、先に聞かれたので。>>57]

心配しないでください。
あのね。

こどもを、作ってたの。

[虚ろな目で、微笑みを。**]

(66) 2016/11/17(Thu) 21時頃

【人】 受付 アイリス

[>69言われて自分の体を見下ろせば、思っていたより真っ赤に染まっていた。
掻き混ぜた時のいろいろなものがこびりついていて、自覚しちゃうと気色悪い。

でも、我慢しなきゃだよね。
みんなこうして産まれてきたんだもんね。
コウノトリなんて嘘だもの。]

初めてだったから。
上手にできなかっただけなの。

ランタン屋さんが寂しそうにしてたから、お手伝いしました。

[一仕事追えましたよ、と、林檎の実をもいだ後のように晴れやかに。]

(75) 2016/11/17(Thu) 21時半頃

【人】 受付 アイリス

私が? ちがうよ?

[>>70問いかけに首を振って否定する。
ああ、みんなは人狼を探していたんだっけ。
私は人狼じゃない。人狼じゃないからこそ、いのちを生み出す。

事実、私が手を出した死体には、
“食べた”ような跡は、ひとつもないもの。]

(76) 2016/11/17(Thu) 21時半頃

人を殺したことなんて、ないけど。

[けろりとそう声に出す。
私がやったのは“生み出す”行為だから、人殺しなんかじゃないはずだもの。]

人を殺す理由なんて。
そうしなきゃ、自分や好きな人がやられちゃうから、とか?

[難しい話はよく分からないからシンプルに、
殺す動機としてすぐに考えついたものを挙げる。

感情の揺れ動きとか、愛憎とか、救いとか、そういうのは螺子足らずの頭には難しい。]


受付 アイリスは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 21時半頃


【人】 受付 アイリス

ころしてなんか、いないよ?
“産まれる”んだよ、これから。

ランタン屋さんと、ハナちゃんのこども。
いのちって、ふしぎで、おもしろいね。

[>>77どうして理解できないんだろう、という目で見つめ返す。
だって、それが当たり前のことじゃなかったの。
誰でも知ってる常識じゃなかったの、お父さん。

無抵抗に抱き締められる。
ローズさんの気品に溢れたにおいが、私が纏う粘り着いた血の空気を洗うよう。

——この人が姉だったら、どんなによかっただろう。
いつも思ってきたこと。諦めた夢。

だって私は人間未満の土塊。
この人と釣り合うことなんてあり得ない。
だから私は、きょうだいを、“いのち”を求めた。]

(78) 2016/11/17(Thu) 22時頃

【人】 受付 アイリス

[微笑んだ顔から、一筋の涙が溢れる。
本当のかなしさを、ちょっとだけ思い出して。*]

(80) 2016/11/17(Thu) 22時頃

自分や好きな人がやられるなら、人を殺してもいいのか。
それは結局、相手と同じ罪を負うだけ。

[トレイルは、ローズマリーを殺そうとしたのだろうか、あの日は自分が“食べる”番だったのに。]


【人】 受付 アイリス

……?
なんで?

[>>81ローズさんが、おかしなことを言っている。
視界がぐらつく中、それだけは分かる。
梳かれる髪の感覚も、いつものように心地良くて好きなのに、
どうしてこんなに噛み合わないのだろう。

いのちがないと、いのちができないなら。
じゃあ、私は? 土塊から産まれた私は?]

わたし、は、

[もう一度、強く抱き締められて、
疑問は巡るけど、言葉は出せなくなった。]

(90) 2016/11/17(Thu) 23時頃

【人】 受付 アイリス

[>>82次に聞こえた大きな声が鼓膜を刺激する。
ローズさんは何を考えているのだろう。

考えてもわからない。
考えてもわからないけど、でも。
このぬくもりはとても名残惜しい。

>>86背を叩かれるまま、わけもわからず。
死の恐怖なんて想像もつかない頭のまま。*]

(91) 2016/11/17(Thu) 23時頃

……だめなの?

[身を守るために相手を殺すのがいけないのなら、じゃあ“罪”ってなんだろう。
難しい話はよくわからない。]


人殺しには変わらんだろう?
理由があれば、許されるなんて、“勝った”者の理屈だろう?


許されなくてもいいと思うけど。
でも何もしないで死ぬのって、想像できないな。

お父さんがニワトリの首を絞める時も、嘴で手を突つかれてたし。

[私に分かることといえばせいぜいそれくらい。
勝った者がどうとか、そもそも勝ちとはなんなのか、はて。
頭の螺子が不足している。]


……そうか。

[許されなくてもいい、に“自警団”の彼は驚いて、ただ頷く。]

それじゃあトレイルはローズマリーをきっと、殺そうとしたんだな。


【人】 受付 アイリス

[ローズさんに、いつまで抱かれていただろう。
やがて>>101崩れ落ちた彼女に困惑して、
頭を撫で返してあげようと手を伸ばして、血で汚してしまうことに気付いてやめる。]

私は、殺さないよ。
ローズさんも子供、一緒に作ろう?

[過ちを過ちと、認識することもなく繰り返して。
人数のすっかり減ってしまった孤児院で、それが唯一の希望だと信じて縋る。

仲間に今、確信的な殺意が向かっていることも分からずに。*]

(107) 2016/11/18(Fri) 00時頃

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