人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…別に教えるのはいーけど、それより先に
ノックスの場合は指数関数完璧にしなよ。
試験、指数関数のグラフ散々だったんだろ?

[指で作るX軸とY軸で、進みすぎるよりも
不安材料を解消しろとまずは勧める事にした。
ノックスとモリスの会話に口を出すことはせず
その代わりに皿の上のホットサンドの
最期の一欠けらを口に放り込んで胃に納める]

ま、とにかく。
教わる教わらないは別として先にクリスマスディナーを
送ってもらうかどうか決めるんだね。
そんじゃ、俺も行く。

[ノックスの顎から手を引くと、
空になったトレイを手に立ち上がった]

(2) 2011/12/23(Fri) 00時半頃

[毎年、冬になれば必ず風邪を引き込む体質で。
だから、今もそれと同じだと思っていた。

いつもの風邪と違うとわかるのは
いつの頃だろう**]


[――――籠の外に出て遊んでいた、一羽の鳥が。]


[甘く香る薔薇の呪いにかけられたのはいつの日か。]


[甘い蜜に目が眩み、群がったのが運の尽き。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 00時半頃


[棘の呪いに蝕まれ、今宵も誰かを眠りに誘う。]


[薔薇の香りに思い出す。中庭の光景。
自分を見て、微笑んでいた少年。
ノックス自身には、触れあった記憶はないけれど。

知らぬ間に、寝顔を晒したことがあったよう。
談話室の一コマ。長い接吻。

銀の少年にとって、その行為はどんな意味があったのだろう。
ただ、乳白色に近い金の髪を持つ少年の裡に、
密やかに種は植え付けられていて……―――。]


[何処からともなく、聞こえる声は。]


[薔薇の棘に、魅了されし者の声。]


 なん……だろ……。

[さわりと胸がさざめいて、ポツリと裡で想う。
それは知らず、薔薇に連なった音となり、
誰かに聴こえてしまうのだろう。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…注意力散漫だから
試験で点数落とすんだぞー。

[何かを探しているらしいノックスに
釘を刺しながらトレイと食器を片付けていると。
後ろのほうで陶器の砕け散る音>>9が派手に聞こえた]

…あらら。大丈夫、怪我してない?
迂闊に触っちゃ駄目だよ、手とか切るから。
今、ほうきとか新聞紙とかもってくるから。

[同室の弟がおろおろとしている様に
近づいて声をかけると同時に止めにはいっては見るものの]

(11) 2011/12/23(Fri) 01時頃

あれ、ノックス先輩今何か言いました?

[モリスは思わず振り返る。何が起こっているかは到底理解できずに。]


[ふらり。夜の帳が下りた頃、
空ろげな瞳の、青白い顔をした一人の生徒。
薔薇の一つを手にとって、そぅっとそれにキスを寄せる。

そこには今、誰もいない。
枯れかけた薔薇の一輪へ大事そうに指を這わせ、
まるで蜜を飲むようにまた、何度もキスを寄せ。

雲の切れ目から覗いた月が、呼び起こした花のそれ。生徒自身には、意識はないようで]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…ああ、遅かったかあ。

[指を咥えているサイラスの様子を見ると、間に合わなかったとわかる。
食堂のおばちゃんに救急箱も借りると
箒と新聞紙で可能な限りの破片を片付ける]

うっかりさんだなあ。
ほら、傷の手当てしないと。

[手を出して、と救急箱片手にサイラスに視線を向け]

(14) 2011/12/23(Fri) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

あ、本当?
手伝ってくれるなら助かる。

[モリス>>13の申し出に、差し出す箒と粘着テープ。
箒では回収できない細かい破片の回収を依頼する]

(16) 2011/12/23(Fri) 01時頃

……足りない……

[精気を吸われたかのようにかれた花。
花弁の一枚を食みながら。

聞こえる声に、ぴくりと口元が歪む。
何か憑かれたような声はとてもか細くて]

……。誰。


[薔薇達を見る目は深い赤。
薔薇の記憶は、銀色の…長い髪の少年を脳裏に焼き付ける。
彼なら、精気を分けてくれるだろうか。
薔薇が枯れてしまう、その前に]

……。誰か……

[生きるためのものが。生まれるためのものが]

ホシイ……

[呟きは、風にのって消える**]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

サイラス、指見せて。

[血が出ているのだろう傷口を
見せることを幾らか強く言葉にする。
現れた傷口に]

少し痛いかも。ごめんね。

[一言口にすると、その傷口を吸った。
破片のあるなしに拘わらず、だ。
傷口に細かい破片が残らないようにと
強めに吸った傷口から滲んだ血は
余った新聞紙に隠して一応は口の外に出す。
口内に残る血の鉄錆びた味にその唇は僅かに陶酔を帯びる。
傷口に滲む血を最後に舐めとり]

…沁みるよ。

[そのあとは、割と容赦なく
消毒薬で傷口を洗い、ガーゼと包帯で治療を終える]

(44) 2011/12/23(Fri) 09時頃

「君に──…………」

[薔薇は、一言、風のようなささやきを零す。
それは、病気がちの少年が、ずっと想い、支えとしていたもの。
決して表には出ない、小さな小さなトゲのような感覚]


 ほぇっ!?

[裡で呟けば、裡に返るように聴こえる声。
それは、目の前のモリスの物である気がするけれど。
しかし、耳で聞いたのではない感覚に、
眼を見開いたのは食器が鳴る音と同時。]

 えー、えー……何これ。
 モリス?……と、あれ、もう一人声が……?

[風に消えそうな細い声。
耳を澄ますように立ちすくめば、
サイラスに関する動きには遅れてしまう。]


 んー……何か、欲しいの?

[消え行く声を微か拾って、そっと裡で返してみる。
それは、オスカーを止めた頃合い。

オスカーを抱き止めれたなら、
その温もりが心を落ち着かせたのか。
否、誰かを求めるという植えつけられた慾が、
この異常事態を受け入れさせたのだろうか。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[その間にも片付けは進むだろう]

ありがとーね、モリス。
後のゴミとか捨てとくよ、かして。
サイラスは明日ちゃんと保健室で
傷口を見てもらうこと。いい?

[首をかしげればポニーテールも同様に傾ぐ。
回りには、終わったから大丈夫だと
そんな顔をして一足先に食堂をでた]

(46) 2011/12/23(Fri) 09時半頃

何、これ、だなんて…とんだご挨拶だね…。

[薔薇の園から囁く声は酔ったような甘いもの]

聞こえる?君達は……誰?
薔薇の声が、聞こえるのかい?


…うん。

[ほしいのかと聞かれれば肯定の意識が空気に乗って。
薔薇の香りが、そこに漂う]

枯れそう、なんだ。
君は…君達は、助けてくれる…?


 挨拶が欲しかったの?
 じゃあ、こんばんはー。

[返ってきた声に驚きつつも、暢気に挨拶を返す。
甘ったるい声に、ぞわっと背に走る感覚は、
覚えがないとは言わないけれど……。]

 誰って、俺はノックスだよ。
 高等部2年の。で、君は誰?
 それと、薔薇の声ってなに?

[必要ならばモリスの名も告げるが。
モリスは一発で判ったのに対し、
いつもツンケンとあしらわれているエリアスの甘い声音には、
気がつけなかったのは仕方ないこと。]


ありがとう。こんばんは。
名前…名前、なんだろう?

[ヤドカリのようなものなのだから、
自身に名前はないだろうけど]

体の名前は…エリアスっていうのかな?
君はノックス、ね。君、この子に相当嫌われてるみたいだね?

[くすくす。笑い声は花が零す香りのよう甘やかで]

薔薇が、ね。ちょっと悪戯をしたみたい。
なんで、君達なんだろうね?

[感染したとか、そういったことは一切口にしない。
ただ、自身は傷ついたカラダを癒したいだけだから、
他は正直どうでもよかった]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[しょんぼりとうなだれるサイラスの頭を
よく頑張りましたといわんばかりに頭を撫でる。
最近背が伸びているのを知っているだけに
そろそろ抜かされるかもしれないと
そんなことを思いながら]

…かもね?

[ノックスの指摘に笑って手を降る。
食堂のおばちゃんに陶器のゴミを捨てさせてもらい
長い髪を揺らしながら廊下へとでた。

冷えた廊下で感じる薔薇のあまいにおいに
瞳には微かに恍惚が混じり、
まだ血の名残を覚えている唇はため息をひとつ]

(48) 2011/12/23(Fri) 09時半頃

 名前が、判らない?

[きょとんとした音を響かせる。
その後、体の名前と言われれば、訳が判らないと、
音は響かせないが、とった間の長さで知らせて。
実のところ、その間は、ヴェスパタインの行為に驚いて
出来たものであったけれど。]

 身体はエリアスって、うーん?

[嫌われてるという言葉に、眉を八の字に下げるも、
それは相手には見えないこと。]

 確かに、エリアス本人だったら、
 こんなに和やかに話できないだろうけど。
 薔薇が悪戯?された記憶ないけどなぁ。

[さっぱり判らないと、お手上げ風。]


だって、呼ばれる必要、なかったもの。
薔薇は見目よければそれだけで。
それとも君が名前をくれる?

前からこの子のカラダに居るんだけど。
僕が体力貰ってるから、妙に病気がちみたいだ。

[薔薇は人を殺すつもりは毛頭ない。
悪い言い方なら、寄生虫のようなものだから]

薔薇が、ね。君達に棘を指したか…
刺された誰かが、君達に触れたか。

どうしてそうなってしまったか、知りたい?
僕も枯れそうだし、教えてあげなくもないよ

[くすくす]


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