人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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カルヴィン! 今日がお前の命日だ!


誰……
サイラス、誰に、棘を……

[掠れた声で問う]


 誰…何?

[幽かに聞こえた声に耳をすませる]

 サイラス…何処?

[中途半端に煽られた熱が行き場を失って悲鳴をあげていた。棘が刺さったのは、きっと胸だ。深いところに刺さって抜ける時はきっと、無事じゃいられない]


君…誰……

[薔薇はカルヴィンを知らない。
消え入りそうな声で誰何した]

僕は……エリ、ア……ス……

[図書室での気絶と赤い意識が閉じるのは同時*]


 エリアス、先輩?

[名前を聞けば顔色の悪い先輩を思い出して、けれど彼は少年を知らないかもしれないけれど]

 俺は…カルヴィンです。中等部3年の。

 ね、先輩 サイラスは、何処…?

[問いかけても返ってこない返事に歯噛みするが、今はまだ、相手もあるいはサイラスと同じように調子が悪いのだろうと想像できずに]


【人】 執事見習い ロビン

[軽く頷いて見せた。目蓋を閉じ、檜葉の机を指でタップする]

その通りだね。
感情のまま生きたいのなら最初からそうしてる。
隠してるものを暴き出すなんて、デリカシーがないよ。

[そうだろ?見上げたキャロルの顔からはなにも読み取れなかった]

もし本当に薔薇が友達になりたいと願うなら、そりゃ強引だろう。
夢の世界なんか使わなくても、咲く季節を間違わなきゃいい。
そうすりゃ薔薇だって、分不相応な力なんか使わなくていいんだよ。
自然体でいられるってものじゃないか。

[薔薇の望みなんてわからない。だけど、厳しい季節に人を傷つけてまで咲く薔薇の選択に生きづらさを感じ、俺の顔は曇った。
油断してたんだな。その時俺は、話に夢中になっていて近づく物音には気づかなかったんだ]

何だ?

(13) 2012/01/02(Mon) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[空いた扉から入って来たのは、苗字を知らないエリアスだった。熱に浮かれた様に体調を狂わせているのは見るだに明らかだった。キャロルが一礼の後、駆け寄っていた。気づくのに遅れた俺はきっかけを失って、椅子の足が不快な音を立てるに任せて立ち上がっていた]

エリアス。君……意識はあるのか?
何があった。

[また新しく薔薇の犠牲者が出たのかもしれない。俺は濃くなる甘い臭気に反応する身体に気持ちが反抗するので、腕を組んだ]

(15) 2012/01/02(Mon) 01時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2012/01/02(Mon) 02時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[薔薇について、耳にすることができる以上の意見はキャロルの顔からやはり読み取れなかった。俺はうやむやになった自説が何故か恥ずかしくなり、エリアスが倒れこんだことを歓迎すらしていただろう]

運んでやれ

[椅子に運ぶという意見には*快諾した*]

(22) 2012/01/02(Mon) 02時半頃

サイラスは…眠ったんだ、ね。

ごめんね…。君達に……
こんな思いさせたかった訳じゃ……

[薔薇の声は切れ切れ]

僕は……


お願い、したいんだ
君は、僕の願い、叶えてくれる……?
棘を渡したい人が、いて……

咲きたいんだ。
白薔薇、もう少し……で……

[熱に浮かされた体は薔薇にも酷い不調をもたらした]


 白、薔薇…

[想像すれば、紅い赤い姿とは異なる静謐なものに思えて、咲かせてあげたい、そう願ったけれど]

 誰に渡すの…?

[目の前にいる彼ならいいのに。そうでなければ…我慢できるか、わからないから]


…セレストに……

[君が望む人ではないかもしれない
それが、今の薔薇には痛く思う]


[最後に花咲かせるなら彼のキスがいい。
エリアスの思慕にあてられたのかも知れない。

棘を移すには情を交わすなりしないといけない

薔薇の声は僅かに震えて]


 セレスト先輩、に…キスするの

[出来るか、と問われれば頷く。したいか、と問われれば――
けれど、薔薇の、エリアスの声はあまりに弱弱しくて叶えてあげたい気持ちはあって。

フィリップに移せば、彼が…とも考えたけれど
フィリップがセレストとキスするのは、なんだか、とても嫌だった]

 どうしよ、何処に、いるの?


…わかんない
ごめん……


 そっか…
 探してみるよ

 後で、だけど


ありがとう

君は、辛くない?


 辛い、のかな

 痛いよ、痛い…

[うわごとのように返す言葉はどちらで呟いたのかもわからず]


ご、め……

[泣きそうな薔薇は何に対して詫びるのだろう

気が遠くなりそうなほどに渇いた感情は狂おしいほどの愛おしさを覚えさせて*]


 俺も、ごめん

[叶えられるかわからない、薔薇が流してるかもしれない涙をとめることができないと]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2012/01/02(Mon) 22時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[レオナルドは俺といると自然体でいられるという。表情を良く観察してみる。俺から返答を返すタイミングをだいぶ過ぎても、観察させてもらう。結局、俺は薄い笑みを返すことにした]

そうだな。本来、お前のような者こそ正しいんだ
ここはちょっと。……五月蝿すぎる

[五月蝿過ぎた、と表現する方が近いか。なんだか随分静かになってしまった気がする。エリアスの頬は上気して、息もつらそうに見える。溜まった唾を飲み込むたびに、しっとりと濡れた白い喉が上下する。それが目を吸いつけてならない。頭の芯を痺れさせるような匂いがする。こいつもこれから倒れるのか。いっそ意識を失えば楽なんじゃないか]

(46) 2012/01/03(Tue) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

[エリアスが言う、貴方なんて望みを聞いたのに、とは誰の望みなんだろうか。まるで自分が薔薇だというような言い草だけど。キャロルは既に聞いていたなら、何故俺にすぐ言わない。俺はエリアスを見つめるキャロルを不信な目で見た。席から立たず、その場でエリアスに向き直る]

俺が平気だと言うなら、そうだろ。
なぜって、大事なものは自分の中にあるからだ。
触れたい者など、……こんなところにいるはずがない。
ホプキンスは誰とも馴れ合わない。
笑われようと、時間や金が喪われようと、誇りは失わない。

[顎を上げて、表も上げる。
立ち上がり、腕を組んで高らかに宣言する。
これが誇り高きホプキンスの名誉。
落ちぶれたといえ元王家の末裔。ホプキンスの望みだからだ]

だけど、俺の望みがもし叶うなら……

(49) 2012/01/03(Tue) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

[口が滑った。この男、エリアスはだめだ。匂いで俺がダメになってしまいそうだった。口元を抑えた。声がバカみたいにショボくれて小さくなる]

もし叶うなら、

[ともだちがほしい。みんなみたいに触れ合いたい。それが俺の鍍金。俺の虚飾のくだらない核だ。背中が寒くなるような想いに苛まれて、俺はキャロルとこの不思議な男のやりとりを他人事のように*見守った*]

(52) 2012/01/03(Tue) 00時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2012/01/03(Tue) 00時頃


 ねえ、もう移りそう

[胸の奥で棘がざわめいてるのを感じる。棘と一緒に気持ちも、勿論落ち着かないけれど]

 やっぱり、ごめんね
 俺…我慢、できなくて


[カルヴィンの言葉に、やや悲しげに眉が下がるけれど、
自分がセレストから貰いたいと同様に、
カルヴィンにだって思いがあるのだと思えば]

…別に……君の自由に…


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2012/01/03(Tue) 01時頃


 ごめん、ね

 フィリップにお願いするよ
 セレスト先輩に渡して、って

[それは、フィリップの想いを裏切る言葉かもしれない。もうその考えすら棘に侵されてるのかもしれない。
でも]

 咲かせて、あげたいんだ


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