人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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[口元に飛び散った鮮血と脳漿を舐め取る仕草は、おそらくは、普段身を潜める以上に、ひそやかに。

 ───ただ、もし同族がいたならば、匂いに感付かれてしまうかもしれないが。]


Oh my darling, oh my darling

 カラミティ《疫病神》カラミティ《疫病神》
  
       私の 可愛い カラミティ《厄病神》

          誰にも知られない様に

              ニシンの箱に詰めましょう


[あの女の指にも銀の指輪が光っていた。

あの女もおかしな唄を唄っていた。

そして《俺》を。
   《自分》を。

ニシンの箱に詰めた。]


[箱に詰められたのは双子のどちらだったのか。

どちらでも構わなかった。

どちらも1人の中にいる。

2人分のそれこそ医者と海賊の2つの魂を持ったまま。

2人分の身体能力と呪詛を秘めたまま。

静かに静かに眠っている。]


【人】 許婚 ニコラス

[船長に、お怪我は?なんか訊く必要がないことも知ってるし。
呪詛の言葉は、耳慣れた。
だから、そちらはちらりとみただけで。
ぱたた、と血を垂らしながら、満足して死体から離れようとしたとき。

>>3ごつりと痛い音が頭に響いた]

 なんで!?なんでなんで!!?
 なにもしてないよまだ!!

[頭を反射で押さえて、キイキイと喚くが相手は理由を答えやしない。
ふぁっきん!と地団駄を踏んで、ちょっとむすくれておく。

尤も、この怒りもすぐに霞の中に忘却されるのだけども]

(6) 2014/12/09(Tue) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[やがて、聞こえてきたのは航海士の不穏な声。
はあい、と手を上げて、シャツを見下ろす。
優雅とも洗練されたとも言えない戦いぶりのせいで濡れ鼠の体を少しでもなんとかしなければ、船大工と門番の怒りを買いかねない。
使い物にならないシャツを脱いで、その場にポイしておいた]

 ヒヒッ?

[>>8なにやら視線を感じて、そちらを見てみたが特に用はなさそうだ。
小首を傾いで、酔っぱらい特有の船から落ちそうな足取りで、自分の住み処へ戻ることにする。

なにやら片手が動かしにくいな、と思っていたら、肩に銃痕をもらったことを思い出し]

 そうだ!ミナカ!!ミナカに、怪我の手当て!!**

(12) 2014/12/09(Tue) 01時半頃

[口元にこびりついた甘い雨水を舐め取りながら、褐色鼠の背に刻まれていた銀狼を思い出す。

”絶望”に身を置いて、まだ1年か、もう1年か。
 あの日、己の命を拾った航海士は、道化師は……はたして、知っていたのだろうか。


「おまえの畏怖が途絶えた時、おれは、容赦なくおまえに牙を剥く」


 この言葉に、偽りの欠片もない。

 機を窺うよう潜めていた獣の血が、ふつふつと蘇る。
 猫ではなく、狼の血が**]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/09(Tue) 07時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/09(Tue) 07時半頃


―故人の呪い―

[大男に髪と耳を剥がれた黒髪の男は、獣飼いだった。
とりわけ猛獣を好み、猛獣に好まれ、
海賊に成る前は陸でサーカスの業行で活躍した男だった。

生前の彼は酒に酔うと、よく言っていた。
「オレにゃぁよゥ……
 “狼”の聲が、よぉぉっく聞こえんだよ」

そして、大男にもまた、素質があった。

今は誰も覚えていない男の出生の港町では
見世物小屋の獣臭い納屋で暮らしていた。
生まれて直ぐ親に遺棄された幼児は
珍しい赤眼の白狼と共に籠められた檻で育ち、
獣の発する声なき聲と寄り添い、生きた。

獣飼いの男の呪われた血で汚れた左耳孔は
大男に、久方ぶりに“狼”の聲を運ぶ。**]


[それにしても……自分の爪はこんなに長かったろうか?*]


『双子や三つ子、多頭で産まれるのは【獣】の証』

[産まれた双子の片割れは干からび、片割れにすがる様に母親の腹から出て来た。
父親となる男は即座に離縁を言い渡し、捨てられた女は心を病んだ。
壊れたオルガンを鳴らして、おかしな子守唄を唄い。

干物と化した赤子を箱に詰めた女と残った赤子の行方は誰も知らない*]


[ただ、眠っていた双子が騒ぎ出したのは……。

丁度一年前。

ヴェラが来た時からだった**]


 あいつはいい操舵手だった……。

[ぱちん、爪を切る。]

 エリオットは陽気なやつだった。

[ぱちん。]

 アーマンドは時折猫を撫でたそうにしていた。

[ぱちん…。]

 テレンスは私の前に来ると吃音が酷くなった。
 悪い事をしたな。

 ヘンリーは、

[鋏を持つ手が震える。]

 まだ18だった。


 いかん、化粧を直さなければな。

[目元に引いた紅が滲んでいるから。*]


 それにしても、妙に血の臭いが鼻につく。

[念入りに拭いたはずのカトラスとサーベルから、鞘にさしていても血腥さが漂ってくる気がして戸惑う。]

 気が滅入っているのかね…。

[それにしてはその血の芳香が"美味しそうに"感じられるのが不思議なのだが。]


【人】 許婚 ニコラス

 ヘクターは?副船長は?いっしょいーこーうよーぉ。

[>>30犬でも追っ払うようなあしらい方にもめげずに付きまとっていたが。
周囲の荷を押し付けられ、ぎゅうと呻いて静かになった。
わー、とか言いながら海に放り込んでやろうかと思ったけど、まだ船長がうろついてた時だったから止めとく。
居なければやりたかった!

ふらつく足並みで荷を持ち、絶望の支配する船の甲板へと戻る。
適当に荷物を置くと、そのままべちゃりと座り込んだ]

 ヒヒッ……ヒヒヒッ

[今日も今日とてハッピーな気分。
薬はやってないよ、ちょっと飲んだだけ。

座った姿勢から甲板に額をつけて。
笑いながらぐりぐりしていれば、声をかけられた>>44]

(49) 2014/12/09(Tue) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

 んあ、手当ー?手当ー?ぐれっぐ?……ぐれーっぐー。

[顔を上げる。
酒で焼け、掠れた笑い声を立てるのを一旦やめてぼやけた人影を眺める。

グレッグの声だ。ちょっと声が緊張してる?
どうしたそんな声をして。また苛められたのか?怪我はしてないか?
ああ、違う違うもう彼は虐められてないんだっけ。
うん?うん。ああ――。

……頼むから、そんな目でこっちを見ないでくれよ。


夢と現の間を彷徨い、混濁した意識のまま微笑んだ]

 ちゃーんと、たべてるかーあ?
 ヒヒッ

[手を伸ばして、撫でようとして。
届かなかったから諦めて、またぐりぐりと甲板に額を擦り始めた]

(51) 2014/12/09(Tue) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

[甲板を歩む音がした>>33
こちらへ向かってる気がして、顔を上げる。
踏みやすい位置にあるだろう頭を動かして、天を見上げる姿勢になる。
甲板をじわじわと汚すのは、肩からの出血。
抜けるような高い青空を眺めた後、目を動かせば門番の姿]

 じゃれみー。

[回らぬ舌で名前を呼ぶと、へらへらと笑って。
ああ、彼がこっちにきたということは、いつもの報告かな。
…そうだ、食事を作らないと。腹減りな船員たちのための毎日の糧。
仕事をしないと海へ放り出されてしまう。
あの死体たちとおんなじように。

ぎゅうっと伸びをしてから、ふらふら起き上がって]

 きょーおはーぁ、何人、口減らしぃー?

[顔を逸らし気味に、尋ねた]

(53) 2014/12/09(Tue) 21時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/09(Tue) 21時半頃


 何故、私のことを真っ直ぐ見据えている。
 私は死神だのに揶揄されたことはあっても、
 人狼だと呼ばれたことなどない。

[黒髪の捕虜は確かに私の方を見て叫んだのだ。]


【人】 許婚 ニコラス

 ふあ…。じゅーたんー。

[>>57よく分かってないまま、嫌味を無意味に繰り返す。
先程斜め上の解釈の末、フランクへと>>48切り取った手首をぶん投げた程度に思考能力の低下した頭。嫌味など理解するはずもない。

キヒッ、と一声鳴くと、まともに立てないのが明白な足で立とうとして、何度か転けて。
なんとか立ち上がったとき、聞こえた名前は五つ]

 あー……。エリオットは、いいやつだったなあ。
 さみしくー、なるーなー。

[ちょっとだけ夢から浮上した声で、十字を切って。
なにやらうにゃうにゃと言葉になってない声を口の中で呟いて]

 だーー!!

 りょーかいしましーた!
 なにつくるー、かなぁ。じゃれみーぃはぁ、なに食べたいですーかぁ。

[特に希望がなければ、塩漬け肉で料理だ。ヘクターが好きそうなやつ作ろう]

(65) 2014/12/09(Tue) 22時頃

[初めてヴェラを見た時、また変なの拾って来たと思うと同時に
『何か』が胸の奥で蠢いた。

だが蠢くソレは本当に僅かで、気付く筈もない。

他の連中と同じように身体の傷は治療して、貌には触れさせない
男を呆れながら診ていた。

異変を感じたとすれば、
その日から血の匂いにやたら敏感になった事。

そして赤ん坊の幻聴や、
箱詰めにされる幻覚を見るようになった事。

満月の夜、パーティーの後、動けないほど働いた後でも
甲板を飛跳ねたくなるほど湧き上がる衝動を覚えた事。]


[どれだけ自分の知識を漁っても、
この症状に合うものは無かった。

ただ、考えれば考えるほど、
自分の中で人間としての何かが剥離していくものを感じていた。

気付かぬうちに潮が退いた後に見えた底に眠る『獣』は
少しずつ目を開けていく。]


[両手の鉤爪は、武器であって、武器ではない。
 その影に潜む、真の武器を隠すための防具でしかない。


 狼の爪は、もっと獰猛で、狡猾だ。

 魂を奥底から引き裂き、奪う。


 己にその力があると知ったのは、まだ幼子の頃。
 路地をひとり歩きしていたところを、物取りか、また別な目的があったかは知らぬが、屈強な男2人に襲われた。

 だが、その記憶の中に”恐怖”はなかった。
 何故なら、男達の目的を知る前に、本能が目覚め、返り討ちにしてしまったから。]


[銀は『獣』を祓う]

[『獣』は銀を厭う]

[干乾びた赤子を詰めた箱に、あの女は銀の指輪を入れた。
永遠に『獣』である我が子を封じる為に]

[再び廻り落ちて来た銀の指輪の存在に、憎悪と共に仔は目覚める。]


【人】 許婚 ニコラス

 サー、イエス、サー。

[>>74締まりのない笑いを浮かべながら、敬礼をひとつ。
>>60それから、指差された肩の傷を振り返って見ようとして、無理な体勢に首が悲鳴を上げた。
真横に広げられたらどんな傷になるのか
確認したかったのだけども諦めよう!]

 魚ー、つれーるぅ?

[>>68僅かな血を垂らしながら、千鳥足で船内に引っ込もうとしたとき。
目に入った小汚いよりもう少し進んだ後ろ姿へ、軽く声をかけておいた。

釣れたらちょうだい、なんて、一応本分は忘れてない台詞をひとつ残して]

 ミナカーぁ、手当て!

[ばたばたと騒々しく、医務室へとかけていく]

(80) 2014/12/09(Tue) 22時半頃

 嗚呼、可愛いギリー。
 ちゃんと手当してもらえたみたいで良かったな。

[愛犬を押し止めながらちらりと様子を観察して、
安堵の溜息を心の裡で漏らした。
傍らの愛犬には"聞こえぬはず"の呟き。]


[銀の指輪と血の匂い。

呼ばれた様に、赤子が目を開けた。]

 『あーん。あーん』

[ギリ―の手当てをしていた手が一瞬止まる。
今まで一人の時しか聴こえなかった幻聴が聴こえた事に、
目の前が真っ暗に……いや、目の前が真紅に染まった。

同時に沸き起こる衝動。
それははっきりと形になった。

気付けば渇いた血糊を剥がす様に、皮膚に歯を立てていた。]

『美味しい』

[ギリ―の耳元で囁かれた聲はヤブと呼んだ者と同じで、
異質な聲だった。]


[咄嗟に身体を離して、慌てて傷が深くないか確認したが、
ギリ―の反応はどうだっただろうか。

あまり難しい事は判らない男で良かったと思いながら。]

 悪い。今の内緒な。

[混乱のまま呼び掛けた言葉が、人ならざる聲だと気付かぬまま
そう念を押してギリ―を部屋から押し出した後、改めて
見回した世界は色を変えていた。]


[落ち着いて自分に何が起きているか考えようとしても
上手くまとまらない。

舌に残る血の味は今までのどんな酒より蕩ける味で。

早鐘を打つ筈の鼓動の代わりに、
赤子の聲がいつまでも響いている。]

 こんなの船長にばれたら流石に殺されるな。

[殺し合うならともかく、人間の血を美味いと感じたのだ。
尋常ではあるまいと、あの男なら容赦なく切り捨てるだろうか。
他の連中からも殺されるかもしれない。

ぐるぐると思考は回り、赤子の泣き声だけが頭の中に響き渡る。
本当に親を求めるガキみたいで、頭が痛い。]


[包帯に覆われた左耳孔周りの筋肉が、ピクリと動く。そこから流れ込んだ“聲”が、鼓膜を震わせる実際の音声では無い事には、すぐに気付いた。それが船長の聲だとは直ぐに理解出来なかったが。

これは
はるか昔、獣の唸りから感じ取っていた“聲”に近いものだ。

かつてそうしていたように、応えた。
言葉は、思考は、ウ゛ゥ゛と唸る音に乗せるだけで良い。
すると伝わるはずだ。]

 ミナカ 良いヤブ
 おれ、もう 痛くない

[と。]


【人】 許婚 ニコラス

 ケーチ!!

[>>88返ってきたいつも通りの答えに、楽しげにケラケラ笑って罵倒。
若く見えるのにこちらよりもだいぶ歳上らしい彼には魚の生食について話し合ったことがあるような
…ぼやーっとした記憶がある。
その後、肉は生で食べる?卵は?犬は?などと質問責めにした記憶がぼやーっとあるから、多分間違いない。多分。

まあいいや。
今日は、お肉!]

(97) 2014/12/09(Tue) 23時頃

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