情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[毎年、冬になれば必ず風邪を引き込む体質で。
だから、今もそれと同じだと思っていた。
いつもの風邪と違うとわかるのは
いつの頃だろう**]
[――――籠の外に出て遊んでいた、一羽の鳥が。]
[甘く香る薔薇の呪いにかけられたのはいつの日か。]
[甘い蜜に目が眩み、群がったのが運の尽き。]
[棘の呪いに蝕まれ、今宵も誰かを眠りに誘う。]
[薔薇の香りに思い出す。中庭の光景。
自分を見て、微笑んでいた少年。
ノックス自身には、触れあった記憶はないけれど。
知らぬ間に、寝顔を晒したことがあったよう。
談話室の一コマ。長い接吻。
銀の少年にとって、その行為はどんな意味があったのだろう。
ただ、乳白色に近い金の髪を持つ少年の裡に、
密やかに種は植え付けられていて……―――。]
[何処からともなく、聞こえる声は。]
【人】 執事見習い ロビン― 廊下 ― (8) 2011/12/23(Fri) 01時頃 |
[薔薇の棘に、魅了されし者の声。]
なん……だろ……。
[さわりと胸がさざめいて、ポツリと裡で想う。
それは知らず、薔薇に連なった音となり、
誰かに聴こえてしまうのだろう。]
あれ、ノックス先輩今何か言いました?
[モリスは思わず振り返る。何が起こっているかは到底理解できずに。]
[ふらり。夜の帳が下りた頃、
空ろげな瞳の、青白い顔をした一人の生徒。
薔薇の一つを手にとって、そぅっとそれにキスを寄せる。
そこには今、誰もいない。
枯れかけた薔薇の一輪へ大事そうに指を這わせ、
まるで蜜を飲むようにまた、何度もキスを寄せ。
雲の切れ目から覗いた月が、呼び起こした花のそれ。生徒自身には、意識はないようで]
【人】 執事見習い ロビン ふん。君は生徒会役員……だった、奴か。 (15) 2011/12/23(Fri) 01時頃 |
……足りない……
[精気を吸われたかのようにかれた花。
花弁の一枚を食みながら。
聞こえる声に、ぴくりと口元が歪む。
何か憑かれたような声はとてもか細くて]
……。誰。
【人】 執事見習い ロビン では一体何なんだ?要領を得ないな。 (18) 2011/12/23(Fri) 01時頃 |
【人】 執事見習い ロビン[もう一人の傍観者が、遠巻きにこちらを伺っているのには気づいている。あいつがこんな騒動に一歩でも足を踏み出せただけで、恩の字と言うべきだろうな。 (19) 2011/12/23(Fri) 01時半頃 |
[薔薇達を見る目は深い赤。
薔薇の記憶は、銀色の…長い髪の少年を脳裏に焼き付ける。
彼なら、精気を分けてくれるだろうか。
薔薇が枯れてしまう、その前に]
……。誰か……
[生きるためのものが。生まれるためのものが]
ホシイ……
[呟きは、風にのって消える**]
【人】 執事見習い ロビン ――ッなんっ だよこいつ (25) 2011/12/23(Fri) 02時頃 |
【人】 執事見習い ロビン ああ、平気だ。取り乱して悪かった。 (27) 2011/12/23(Fri) 02時頃 |
【人】 執事見習い ロビン いいや、君から声をかけられるとは思わなかった。 (29) 2011/12/23(Fri) 02時半頃 |
【人】 執事見習い ロビン[適応能力の低さだと?こいつも説教慣れしてるのか、妙に俺を刺激してくる。悔しいが、敬語ごときでバカだと疑われるのは気分が悪い。腕を組んで考え込む。考え込む……その気になるまで待たせておけばいい] (30) 2011/12/23(Fri) 03時頃 |
【人】 執事見習い ロビン[「そうあることを私は願う」だと?振り返るしかないだろう。踵を返して立ち去ろうとした俺のそっ首を、サッと捕まえられた気がした] (32) 2011/12/23(Fri) 03時半頃 |
「君に──…………」
[薔薇は、一言、風のようなささやきを零す。
それは、病気がちの少年が、ずっと想い、支えとしていたもの。
決して表には出ない、小さな小さなトゲのような感覚]
ほぇっ!?
[裡で呟けば、裡に返るように聴こえる声。
それは、目の前のモリスの物である気がするけれど。
しかし、耳で聞いたのではない感覚に、
眼を見開いたのは食器が鳴る音と同時。]
えー、えー……何これ。
モリス?……と、あれ、もう一人声が……?
[風に消えそうな細い声。
耳を澄ますように立ちすくめば、
サイラスに関する動きには遅れてしまう。]
んー……何か、欲しいの?
[消え行く声を微か拾って、そっと裡で返してみる。
それは、オスカーを止めた頃合い。
オスカーを抱き止めれたなら、
その温もりが心を落ち着かせたのか。
否、誰かを求めるという植えつけられた慾が、
この異常事態を受け入れさせたのだろうか。]
何、これ、だなんて…とんだご挨拶だね…。
[薔薇の園から囁く声は酔ったような甘いもの]
聞こえる?君達は……誰?
薔薇の声が、聞こえるのかい?
…うん。
[ほしいのかと聞かれれば肯定の意識が空気に乗って。
薔薇の香りが、そこに漂う]
枯れそう、なんだ。
君は…君達は、助けてくれる…?
挨拶が欲しかったの?
じゃあ、こんばんはー。
[返ってきた声に驚きつつも、暢気に挨拶を返す。
甘ったるい声に、ぞわっと背に走る感覚は、
覚えがないとは言わないけれど……。]
誰って、俺はノックスだよ。
高等部2年の。で、君は誰?
それと、薔薇の声ってなに?
[必要ならばモリスの名も告げるが。
モリスは一発で判ったのに対し、
いつもツンケンとあしらわれているエリアスの甘い声音には、
気がつけなかったのは仕方ないこと。]
ありがとう。こんばんは。
名前…名前、なんだろう?
[ヤドカリのようなものなのだから、
自身に名前はないだろうけど]
体の名前は…エリアスっていうのかな?
君はノックス、ね。君、この子に相当嫌われてるみたいだね?
[くすくす。笑い声は花が零す香りのよう甘やかで]
薔薇が、ね。ちょっと悪戯をしたみたい。
なんで、君達なんだろうね?
[感染したとか、そういったことは一切口にしない。
ただ、自身は傷ついたカラダを癒したいだけだから、
他は正直どうでもよかった]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ
の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ
人狼議事lobby
人狼議事morphe
人狼議事cafe
人狼議事perjury
人狼議事xebec
人狼議事crazy
人狼議事ciel
SoyBean
Sangria
@hello_giji
@7korobi