249 Digital Devil Survivor
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慶一。
[もう一度、仲間を呼んでみるが返事はないだろう。]
オレはな、犬神憑きだ。
そしてその血を同じにする者達から逃げている。
だが血筋は永く決して途切れず今に繋がるもの。
逃げきれないし。
逃げ続け全てを捨てても。
いずれ破滅に追いつかれる。
それを断つのは歴史を断つに等しい。
それでも、オレはそれを断ちたい。
……それだけだ。
オレは……、…うん、まだ大丈夫。
"オレ"のまま、だ。
[消耗が予想よりも早い。
戦う程に魂が削れ、人間としての意識や理性を保つのが困難になるが、まだ戦える。]
[ 累が呼んでも、返事はなかった
既にケイイチの命の灯火が消えていたのは
彼にも分かっていただろう
それでも、名を呼ぶ累へ掛ける言葉はない
彼には彼だけしか持ち得ない
ケイイチとの何某かの関わりがあり
それによって齎された想いとがあるのだから ]
[ 累の願いが聴こえる
ぽつり、ぽつりと雨垂れみたいに響くのは
湿っぽい空気のせいだろう
夏至は真昼が一番長い日である一方、
この国では「梅雨」でその実感が得られ難い
妖精たちもこんな気候では
羽が重くなって飛ぶのも大変に違いない
この国では、窓辺にミルクを置く習慣もなく
それに出逢えるのも、凄い稀な事なのだし ]
[ 《ライフドレイン》を暴走させたアリスは
ジャジャ馬どころか飛んでもない暴れ馬だった
どうにかスマートフォンに帰せたとはいえ
電波塔で更に手がつけられなくなった今
自分を消耗させるだけで、おいそれとは呼べない
カルセールに乗っているよりタチの悪い
ロデオをしてるくらい命取りの乗馬であった
その先は ── いうまでもない ]
俺の、願いは…
[ いいかけて、やめた
告白大会をする趣味はない
聴いたものに対するなら言葉以外で返せばいい
自分の言葉など、意味も価値もないのだから
それを口にする必要もない ]
[ ただ、願うとするならば
「何を」「何と引き換え」に
「どう願えばいい」のだろうか?
そう考えると、願うことすら空しくなった
決して、無欲ではないし
願いがないという訳でもないが
天秤に乗せた「対価」と「願い」が
釣り合うのか ── さっぱり分からない* ]
…………。
[少し遠くから遥の声が聞こえた。
聞こえたけれど望みを問い返しはしない。
聞きたいと思う理由が分からなかったから。]
……じゃ、死なない事だな。
[代わりにぽつりと零す。]
昨日のようにさっさと殺してしまおうか。
[そんな考えが過ぎるが。]
そうか。
揺籃、来たか。
……仕方ないなあ。
[何度も口にした仕方ないが。
自分でも理解できないけれど、今だけは僅かに喜色を孕む。]
アイツラに連れ戻されるか。
オレがオレで無くなるか。
これでも想定よりはずっと、マシだな。
うん、ずっといい。
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