78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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今度こそ。 お前達(すべて)に安ら静謐なる死を―――
『我は世界に真なる宙《そら》を齎す者―――』
[うつむいた少女の、鏡のような床に映る顔だけが、口元が笑みに歪む。
少女の顔は、哀しげなままだというのに]
『あは、あはははははははっ
…運命は変わらない。
ラヴァ、いくら貴方が望んでも、貴方が拒否した仕事《終焉》は我《貴方》が遂行する。
運命は、変えられない―――その体、貰う』
[けたたましく笑う声に、少女は、ラディス、とつぶやいてぽたりと涙をこぼした。]
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[つまりは、その時が来た>>4>>5>>9]
ぎゃはは――は。
┯┛┝┨┏┓┻┛┰┛ %ヒ破
[その星に暮らす人々には見えない――。彼らが大地の底だと思っているその場所――外宇宙《ソト》から、前触れなどなく唐突に、火球はその星に到達する]
(38) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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[火球はその星において 2 に該当する場所を、まるで火山が噴火したかのように破壊を撒き散らし――]
Yeah―――――― Ha――――――!!!
[大地を割り、噴出した]
== Rand ============== 1:イェル=ゥラ自治区 2:眠らない街 『ネオ=イルーナ』 3:東方/紅京 4:玉兎山 5:砂漠の街 マスア・ナ 6:海のどこか(沿岸部に津波発生) ======================
(42) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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[そしてそのまま――]
さあ、こんな所を出るぞサイ―― ん あっ!? ド ッ ゴオオオオオオオオオン!!!!!!!
[円環世界の 紅い月 に激突したのだった]
(43) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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―― それは月のどの辺りになるのか ――
[月に激突した火球は、徐々に小さく――というか、凝縮を開始した]
┷┥┃┿┨┃ ……。
[やがて、その火球が発していた熱で燃え盛る中、ゆらり、人影がゆらめく]
どういうことだよォ…! 忌々しいセイクリッドがおねんねしてるはずだってのに、なんだこりゃ衛星かァ?! 交通事故もいいところだろうがよ!!
[やがて輪郭が明らかになる。すらりとした全身赤タイツのようなシルエット。ちらりちらりと、総身から炎が噴出す様は――まるでどこかの民族衣装が鮮やかに風に揺れている様でもある]
(60) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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[炎の中に見える顔立ちは、一般的に言えば端正な女性だ。若干、体つきも女性体の様には見える。これは、彼(正確には彼の欠片)が前回この星に来た時に参考にしたイノチが女性だったからだが…]
慣性に任せて星のまま突っ込む予定が――ああ、畜生。 しょうがねえ、前回同様、この星の生命体のカタチで動くか。 質量があのままだと動きがとれねえのはわかってんだしな。
とりあえずどうするかねェ。サイモンまでゆっくり飛んでくかァ? ……ん? この衛星に熱源反応あんじゃねーか。 ちょうどいい、ラクができる移動手段がねえか聞いてみっかね。 ぎゃははははは!
[何が楽しいのか、馬鹿笑いする姿は、人によってはギャップを感じるものかもしれない]
(73) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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―― 壊れた聖堂 ――
[そして、かつては静謐だったであろう聖堂の中で]
あーらら。しらね。 オレの激突でとばっちりを食ったかねー?
[ボロボロになった聖堂。そこに居たのは、使徒《人形》。無造作に、近づいて]
……ん。
[匣に、黒剣が刺さるのを、見ていた>>66]
(82) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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『さあ、終末《ハルマゲドン》を始めようか―――』
[それは隕石がヒトガタに変じる少し前。
どこからか顕在した7つの災いの匣が、少女の周囲をくるくると周回する。
その中の一つ―――第三の匣《BOX》は、隕石《ニガヨモギ》を鍵として開放されるものだった。]
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―― 壊れた聖堂 ――
[声が発せられる>>74]
へえ。
[応えるは感嘆の声。この状況で――臆せずオレに声がかけられるとは]
ダレ、ときたか。なんだったっけ、前に言われたのは。 念波之民[[role]]座の一等星、クラリス、とか言ってやがったかな。 といっても此処からじゃ見えないんだっけか? まあ、好きに呼べばいい。 この星に閉じ込められたサイモンを連れ出しに来たんだが、この衛星にぶつかっちまってな。
[特に隠し立てする必要も無いのか、べらべらと伝えた]
(97) 2012/01/29(Sun) 02時頃
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で、オマエは? 今の剣と匣はなんだ?
[返す様に問いかけて――>>74]
ああ、いやそれは応えようが応えまいがいいんだがな。 むしろ、サイモンへの移動手段があったら教えろ。
[それは傲慢な物言いだが、嫌味でもなく、当然の権利を行使するかの様だった]
(109) 2012/01/29(Sun) 02時頃
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始まったか、終末《ハルマゲドン》が、安ら静謐なる死の宴が――――
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……この星のイノチは変な方向に進化しやがるな。
[匣と剣が目の前のイノチに吸い込まれるのを見届けて>>111]
クラリスだ。好きに呼べと言ったぞ。 おとうさま…? ああ、そうか、そりゃあそうなるな。 この星《おんな》がサイモンを閉じ込めて孕んだイノチならそうなるか。
ふぅん。 壊すのはいいが…。
(126) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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オマエって、それで本当に壊れるのかね?
[何かを見透かす様な一言でもあり、適当に言った風な一言]
オレは別にこの星《おんな》がどうなろうが、サイモンを連れ戻せりゃいいんでな。 それにオレに燃やされたところで、きっとオマエの望みどおりにはならねえだろうよ。
[どこか断定的な言い方をして、ぎゃはは と笑った]
(128) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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……。へえ。 エリクシエルに、ラディスに、ラヴァか。
そんな愉快な匣なのかよ。サイモンめ…あいつはあいつでソトに出る方法を探してたってところか。
ああ、いいぜ。大して期待していなかったからな。
[>>121 素直に応えるイノチを脅かす気は無い。星の本能のようなものだった]
あー、じゃあやっぱ飛んでくしかねえな。
[おもむろに準備運動を始めた]
(139) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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……第三の匣《BOX》を貫いたな?
この私が、終末《ハルマゲドン》へ導くその匣の解放に気付かぬ訳がないだろう。
それはどちらかと言えば、私の"領分"だ。
[聖苑の中、空高く浮かぶ紅い月を見上げ、語り掛ける。
今はまだ、その声が彼女に届くことは無いだろう。
だから、その言葉に特に意味は無かった]
[未だ同じく禍を成す者の声は聞こえない。
遠く―――遠くその存在を感じるのみ]
『創造主《おとうさま》。
貴方の望み通り我は世界を破壊する。
世界の一部たる貴方もまた―――破壊せねばなるまい?』
[いまはまだ表にでる時ではない。ただそう、囁く思念は、破壊を望む者には感じ取れたかもしれない]
太陽《サイモン》の末裔がこんな形で妾の手元に転がりこんでくるとはな……
妾の費やした『運』、強ち悪い選択ではございませぬでしたわね……
[ドロシーは不敵な笑みを浮かべ、飛雲とセレストを追いかけている]
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[問いに応えて曰く>>142]
ぎゃははは。この月の惨状で壊れずにたった独り居るようなイノチが簡単に壊れると予想はしねえだろ? 運命だのくだらねえもんの話じゃねえよ。 そうだな、いっそ割れてしまえばサイモンも自由の身だ。 どこに――まあサイモンが同意すれば銀河中心核だがな。 少なくとも一つの星《一人の女》が独占する星《男》じゃねーんでヒキコモリをやめさせるってとこだな。
(165) 2012/01/29(Sun) 03時頃
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[そして、連れて行けという呼びかけに>>149]
…くくっ。ぎゃははは! やれやれ、煽る前に自分から出る気になったか。 それともオレの火がまた煽った結果かね。 しかしオマエわかってんのか? サイモンはオマエらの言う「太陽」燃え盛る恒星だ。 普通はイノチは近づくと融けて無くなるぞ…………ん?
[ふと、気づく]
ああ、いやいや、ぎゃはははは! そうかそうか、大丈夫かもしれねえな。 オレがここに激突した時点で、オマエ全然燃えてないしな! オレが温度調節したのは激突した直後だ!
(168) 2012/01/29(Sun) 03時頃
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いいぜ。 行ってみようか、ラヴァ。 何が起こるかはよくわかんねえがな。
[ス――と 両腕を上げて]
┝┓┝┨│┏┛┗┛ ♂ホ球
[瞬時発生した炎の球が、大きく月にまた穴を開ける]
飛ぶぞ。
[掴まれとは言わない。彼女は果たして間に合っただろうか。自らの足を爆発させるようにして、ロケットの様にクラリスは飛んだ**]
(171) 2012/01/29(Sun) 03時頃
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星命《テュケー》を断たれ、星が餓えている。
腐りきった人間……。
まるでこの世界の象徴の様ではないか。
だからこそ、世界に再生を齎さなければならない。
零《カオス》に還した世界から、新たな華を咲かせる為に。
全ては、終末《ハルマゲドン》から繋がる黎明(はな)の為に。
[金色の輝きを宿す北極星《シメオン》ではない。
その傍ら。まるで闇の様な黒髪の少年の姿を見て。
隠せない愕然が表情に張り付く]
………嗚呼、運命≪Lachisis≫。
我は見出したり。素敵な理想郷の可能性を。
[そして微かな間だけ。
仮面越しにすら笑みを感じ取れる声が響き]
『運命は書換えられない。
たとえどんなに拒否しようと、足掻こうと
あらゆる手段を尽くして回避を試みようとも、
あらゆる手段を用いてその運命は遂行される。
黙示録《アポカリュプス》の執行を拒絶した使徒《人形》に
厳正不抗たる運命の具現《ラキシス》として我が生み出されたように
普く”存在するもの”はその運命から逃れられない。』
[声を 響かせる。
この星に災禍を齎す者たちへと向けて]
『故に―――災禍を撒く存在《モノ》がこの時空に集うは必然。
―――…汝らに問う。
太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ』
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―― 内天《ソラ》 ――
[月が壊れ、この世界から夜が無くなりつつある中、様々な事件を知る事も無く、太陽に向かって飛ぶ姿があった]
おいしい? ぎゃははは、面白い事を言うなオマエは。 摂取できるようなものじゃねえぜ。何もかもが点になるような場所だからな。
[少女の問いにそう応えたクラリスは、今その少女が抱きついているのをそのままに、飛んでいたのだが――>>181]
(361) 2012/01/29(Sun) 22時半頃
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ん? ――お。なんだ何か見つけたか――。
[何かに気を取られたようなそぶりの少女。それがするりと離れて]
お――?
[そりゃあかなりの速度で離れていった>>356]
あーーー……。
(364) 2012/01/29(Sun) 23時頃
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……ま、大丈夫か、現在で大体700Kってところか? この温度で生きてる様なイノチがこっから落ちたところでどったことないだろ。 ぎゃははははは! オマエの望むがままに生きろよ、愉快なイノチ!
[そもそも、心配などと言う意識が彼にあるはずもなかった]
(365) 2012/01/29(Sun) 23時頃
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クラリッサは、ヒューが咥えているパイプの火が少し強くなったんじゃないかと思った
2012/01/29(Sun) 23時頃
クラリッサは、ヴェラに出会っていたならその仮面に興味を示したかもしれない
2012/01/29(Sun) 23時頃
クラリッサは、セレストと出会っていたなら食べ物を焦がしていたかもしれない
2012/01/29(Sun) 23時頃
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―― 内天《ソラ》 ――
[当然、地上からの声など届くはずもないが>>367]
まったく、なあサイモン、オマエはここでどういうイノチを作ってたんだぁ?
[愉快そうに笑う。いよいよ、彼の現在質量における、太陽の静止軌道に入っていた]
(375) 2012/01/29(Sun) 23時頃
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