人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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テッド! 今日がお前の命日だ!


【人】 若者 テッド

[若さだけでは説明がつかないほど、求められれば捧げて。
溺れたのは、セシルの身体か、薔薇の香りにか……――。

幾度果てたか、判らない。
テッド自身も少し気を失っていた。]

 セシ…ル……――?

[いつの間にか先輩という敬称は消えた名を呼ぶ。
ゆるく抱きしめた人の身体を揺すった。
けれど、起きる気配はなく。]

 ――……え?

[温もりも鼓動もあるから、眠りが深いだけだろうかと思いつつ、
けれど、それでも初心故に心配になったその時。
己の身の変化に気がつく。
セシルの身を揺すっていた指先から伸びる蔦が、視界に入った。]

(4) 2011/08/09(Tue) 00時頃

 ――……なんだ、これ。

[思わず裡で呟く。

ようよう見れば、それはセシルの身体に這う黒と酷くに通っていて。
気を失っている間に、彼に描かれたのだろうかと、
指先をこすってみるも、消えはしない。

それどころか、摩擦熱がそこから全身に伝うよう……。
先程、あれほど熱を放ったというのに。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 00時半頃


【人】 若者 テッド

― 自室 ―

[自分の手に刻まれた蔦に怪訝な顔を浮かべる。
気を失っている間に、セシルが描いたのだろうかと。
ひとまず、タオルを手にとると、全身に蔦つたう人の身を清める。
後に放ったそれの処理の仕方は判らないから、べたつく身体をふくだけだけれど。
それでも、黒は消えなくて――……余程、訝しげな顔をするけれど。]

 えっ、あ、ちょ、ちょっとまって!!

[首を傾げたところで、ノック音が聴こえた。
声はどうやら級友の1人のよう。
慌てて同室者の身体にシーツをかぶせて、ズボンだけ着こむとドアをうっすらと開ける。]

 ご、ごめん、セシル…先輩寝てるから、静かにしてくれる?

[少しだけ開いた扉からは、濃厚な薔薇の香りが。
否、開けた本人から既に漂っているかもしれないけれど、
少年は気がつかないまま、何?と用件を尋ねた*]

(23) 2011/08/09(Tue) 01時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 01時頃


……え〜と。

こんなんで、いいのかな〜…

[一応、健全な青少年なので知識はあるのだが。
何せ男同士は初めてである。しかも、女性との経験もない。
女の子にやるような感じでいいのだろうか、と、
かなり手探り気味にやっている。

肌すべすべなでなで。]


【人】 若者 テッド

― 回想・自室 ―

 へ?起きない?

[ヤニクの確信めいた言葉に、おろりとするのは、
既に夢に落ちた人達の存在を知っているからでなく、
今までしていたことを見透かされた気がしたから。

少年は何も知らずにいた。
ヤニクからは、彼が知りうる限りの夢に落ちた人の名は聴けただろうか。]

 サイモン先輩の部屋……は、ごめん、知らないや。
 俺、あの人避けてたし。

[そして本来の彼の来訪の理由を告げられれば、緩く首を振った。
その後、微かに顔を顰める。]

(51) 2011/08/09(Tue) 11時半頃

【人】 若者 テッド

 薔薇の香り……―――。

[クラリと眩暈がしたのは何故だろうか。
嗚呼、確かに、同室者とまぐわう中、強く感じた香。
そして、彼は今、眠りに落ちている。]

 あっ……―――

[何かはっとしたような貌をした時には、
級友は足早に場を去っていた。
はっ、と短く息を吐いて、部屋に引っ込んだ。]

(52) 2011/08/09(Tue) 11時半頃

【人】 若者 テッド

 セシル、起きて。

[もう一度、その身を揺する。
けれど、彼は起きる気配なく。
茨に囚われる様子は、まるで眠り姫。
その美貌を見降ろし眉尻を下げて、途方に暮れた顔をした。]

 どうしよう……、医務室に運んだ方がいいのかな。

[どうにも1人は心細く。
それでいて誰にもこの寝顔を晒したくないような。
そんな感情が渦巻くけれど、僅かに理性が勝つ。]

 でも、1人じゃ運べないし、このままだと駄目だ。

[ひとまず床に散らばったマグの欠片を片づけ、新しい衣服を取り出す。その後、彼の肢体を隠していたシーツを剥いだ。
背後から上半身を抱き起こして、四苦八苦しながらシャツを着せる。次に下肢の衣類に取り掛かろうとすれば、どろりと後口から自分が放った精が内腿を伝うのを見た。
このまま履かせたら拙いのは、流石に判る。]

(53) 2011/08/09(Tue) 11時半頃

【人】 若者 テッド

 う……ご、ごめんなさいっ!!

[思わず謝るのは、先程とこれからの行為に対して。
そっと指先を白濁零す孔へと埋めた。指をかぎ状にして掻きだす。
やむにやまれずするこの行為が、後処理だとは知らず。

それでも、起きない相手に、やはり異常は感じつつも
まるで木偶のようなこの人を犯したらどういう感じなのだろう……と。
何故か、そんな考えが頭によぎって、ふるふるっと頭を振った。]

 とりあえず、これで大丈夫、かな。

[身に溜る熱を持て余しながら、
どうにか後処理を済ませ、相手に服を全部着せ、
情事でシーツがどろどろになった彼のベッドから、
自分のベッドへと移すところまではやり遂げる。
相手のベッドからシーツは引っぺがし、床の隅に皺になった情事前の服とまとめて、丸めて置いた。]

(54) 2011/08/09(Tue) 11時半頃

【人】 若者 テッド

 誰か呼んでくるから。

[自分も服をきちんと着こむと、ベッド脇に立ち、
そっと同室者の前髪を横に流すように梳いて、こめかみに接吻ける。

醒めない眠りは、死以外にはないから起きてくれるだろうと思いながら、どこか……――掠めた怖い考えを振り払うように扉へ向かう。

開け放った窓から、風が吹き込んだ。
パラパラと机の上に置いた聖書がめくれる音にびくっと身を竦める。
ふるっと身を振わせれば、括り忘れた髪が揺れた。
――……否、あの人の象徴である真紅をつける気が起きなかった。

廊下に出ると、部屋に鍵をかけ、人の姿を求め、さて何処へ*]

(55) 2011/08/09(Tue) 11時半頃

 ――……っ!?

[ヤニクに対して、あっと口を開きかけたタイミングで、
この場にいる筈のない人の声が脳裏に木霊した。]

 この声って、ノックス先輩?

[少しキョロキョロと周りを窺ったけれど、
もちろんその姿は見えず。

どうしよう、俺空耳が聴こえる年齢でもないのに……。
と、思いながら、どこかなぜか聴こえる理由が判る気がするのは、香る薔薇の芳香の為だろうか。]


【人】 若者 テッド

― 廊下 ―

[人の姿を探して、廊下を行けば話声が聴こえた。
だからそこに向かうのだけれど]

 あっ……―――

[見えた姿の1つに小さく声をあげた。

できうるなら彼の後に続きたいと思っていた人。
でも、もう、続くことなどできない人。

眩しくて、眼を細める。
その後、彼の隣にいる人物に怪訝な顔が浮かぶ。]

(56) 2011/08/09(Tue) 12時頃

…何しちゃってるんだ、俺。

うう〜。

[泣き出しそうな、情けない声。
今度ははっきりと、テッドに届いただろうか。]


 ――……えっと、なにが、どうしたんです?

[薔薇の香りで色々麻痺してるのか、
頭に聴こえた泣きだしそうな声を放っておくこともできず、
ひとまず頭の中で尋ねてみた。]


    『ああ、良い子』

           『あの子の想いはなんて甘美』

    『残した想いもなんて熱さ』


[新たな虜の訪れに、薔薇はうっとりと笑っている。]


………あれっ。オリオル君の声が聞こえるよ〜?
なんでだろ〜。

[後輩の声が聞こえたことに、不思議そうに。
その疑問が、一時的だが泣きそうな声を引っ込めさせて、いつも通りののんびりとした声を取り戻させた。]

元気〜?俺はあんまり元気じゃないよ〜。
今日も絶賛不健康児〜。

[冗談を飛ばすけれど、は〜、と溜息を一つ。]




    『君も素直になれば良いのに。』

[思った以上に忍耐力のあるもう一人には不満げな視線を向けるけれど。
 少しずつ浸食しようとするそれだけで、か弱い身体にはひどい負担となるのだろう。]


うるさいな〜。
童貞の執念なめるなよ〜。

[全くもって自慢できない。]

………俺の恋心、あとであげるから、さ。


 その感じは、やっぱりノックス先輩ですね。
 なんでって、俺が聴きたいんですけど……。

[脳内会話が成立したことに、若干驚きつつも、
それほどの驚愕がないのは麻痺しているからだろう。]

 俺は、まぁ、そこそこ元気ですけど。
 先輩って、気持ち的にはいつも元気そうなのに
 身体はおいといて、どうしたんです?

[なんだか結構失礼なこという間に、
聴きなれない声が聴こえて、流石にびくっとなった。]

 え?もう1人聴こえる??


 ちょ、え、なんの話してるんですか?

[童貞とか恋心とか聴こえて、あわあわ。]


こう…男への初恋っていうの〜?
俺の中にそんな感情があったっぽくて。

それがかなり衝撃だけど、その相手が嫌っているとばかり思っていた人で、それも衝撃で、且つ既に恋敵がいる上に、相手は多分俺のこと何とも思ってないだろうなという予想ができて〜。

前途多難すぎて泣けてきてるところ。

[さすがに、その恋敵と寝てしまいそうになっているのまでは省いたが、テッドに軽く説明する。
倫理観の強い彼にあっさりと言えてしまったのは、秘密の会話ができたことで、気持ちが緩んでいたからだろうか。]


 嫌い嫌いも好きのうちってやつだったってことですか?

[おそらく相手にとっては酷く重要なことなのだろうけれど、
どうものんびりとした口調が、それと感じさせない。]

 相手も無関心の振りしてるだけかもしれませんよ。

 それにどうせ後悔するなら、動いて後悔した方がいいんじゃないですか?
 一般的には。

[だからこそもあるだろう。
相手が知らない間に、倫理観の一つが崩れてしまった少年もまた、わりとあっさり無責任なアドバイスをした。]


うっさいば〜か!
俺、動く事のできるような…自分に自信のあるものなんか何も持ってないもん〜!

リア充爆発しろ〜!

[子どもっぽく、自分でもよくわからないことを言いながら反抗。はあはあと息を荒げながら]

……ああ、ごめんね〜。
話の途中だけど、ちょっと……取り込みそう……

[どこか虚ろな響きを乗せて。]


 俺もべつに自信なんて何もなかったすけどね。
 リア充爆発ってなんっすか???

[子供のように叫ぶ人に、きょとん。]

 ――……ただ俺は、どうせ後悔するなら
 自分じゃないとって言ってくれる人が良かったってだけで。

[ポツっと呟いた後黙るのは、取り込むと言われたから。]


【人】 若者 テッド

― 廊下 ―

[そしてサイモンの手にフリッパの手が伸びれば、
何かを察して苦い息を吐いた。

それでも、止めることは、以前であっても出来なかっただろう。
今なら尚更……――無自覚に、薔薇が求めているものが判るから。

ただ、どこか失望に似た色を眼差しに込めて、一行とすれ違う。]

 ――……ん?

[振り返るつもりはなかったのに、振り返ったのは
2人の影に隠れて見えなかった存在に気がついて。

何よりも、自分自身が放つ薔薇の香りに麻痺した身にも届く芳香。
その元である少年の背をじっと見つめた*]

(68) 2011/08/09(Tue) 13時半頃

[自分じゃないと嫌だ、と言ってほしかった。

最初に彼と…そうなりかけた時、誰にでも優しさを振りまく彼はそう言ってくれないんじゃないかと思って、拒絶した。

無自覚で臆病な心の奥にあった、それが真実。]


[はら、と涙が一つ落ちた。]


【人】 若者 テッド

― 廊下 ―

[何か判った気がしたのは、気のせいだろうか。
それでも尚且つ、フィリパを止めには入らない。

薔薇の香りの所為もあっただろうけれど、
自分のように相手を望んだ訳でないとは、言えないから。

――……くるりと踵を返せば、
視線の先に見えるのは、先程別れた級友と、
級友と一時浮名を流した先輩の姿。

様子を窺うように見るけれど、
テッドからは、薔薇の香りが容赦なく彼らに向かって漂う*]

(81) 2011/08/09(Tue) 17時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 19時頃


【人】 若者 テッド

― 廊下 ―

[見詰めた先、級友がくらりと壁に手をついた。]

 おい、ヤニク大丈夫か?

[パタパタと駆けよれば、薔薇の香りは更に強く。]

 んー……、セシル…先輩運ぶの手伝って貰おうと思ったのに
 皆都合悪そうだよなぁ。

[大事がないようであれば、そんな事を口にすれば、名を呼ばれた。]

 あ、はい、ルーカス先輩。
 (なぁに?ルーカスお兄様。)

[返事は、もしかしたら心の隙間に入り込んだ薔薇の香りが幻聴を聴かせるかもしれない。それは、ヤニクに対しても。

許しが、罰が欲しいなら、仮初に薔薇は与えるのだろう。
それで、精が奪えるのならば。]

(108) 2011/08/09(Tue) 19時頃

【人】 若者 テッド

 薔薇の香り……―――。

[尋ねられて、少し困った顔をする。
判っていることと、判っていないことがある。
むしろ、多分判らないことの方が多い。
言葉を探して、小首を傾げれば、誘うように括っていない髪が揺れる。]

 ――……近づくなって、なんだよ。

[拗ねたように唇を尖らせれば、その仕草も、きっと都合のよい幻に揺れる。]

(114) 2011/08/09(Tue) 19時半頃

【人】 若者 テッド

 あっ、えっと……多分眠って起きない人と同じだと思います。
 俺1人だと、運ぶのは無理だから。

 (私1人だと、運ぶのは無理だから手伝って欲しいの。)

[ルーカスからの尋ねがあれば、相手の震える声音に瞬いて、
どうしたのだろうとまた小首を傾げつつ、答えた。

柑橘の香りが、柔らかく香る。
どこかほっとしたように、吐息を吐けば、
けれどそこからは匂い立つ薔薇の香。
まるで、赦しは罰はいらないの?と2人に問いかけるように。]

(115) 2011/08/09(Tue) 19時半頃

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