人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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【人】 若者 テッド

 心配だな……。

[ヨーランディスに関する話が進んでいく。
テッドもまた心配そうに、雨降る中庭を窓より見詰めた*]

(2) 2011/08/03(Wed) 00時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2011/08/03(Wed) 00時半頃


[短い夢。不思議な声に誘われたか、不思議な夢をみた。

庭園の薔薇の蕾が、嵐に吹き飛ばされそうになっている。
その周りを、奇妙な生き物…羽の生えた小人?みたいなのが舞っていて。

薔薇の甘い甘い蜜。毒を含んだ甘い蜜。

嵐に飛ばされる前に、咲かせてあげなきゃ…]

んにゃんにゃ。


…薔薇の呪いで、結ばれるだなんて……。

[信じない。だってあの時も…そんな事は起こらなかったのだし。]


[甘い毒を孕んだ薔薇の木は、毒を満たす器を探している。

 あの子はどうだろう、

                 あの子なんていいかもしれない。

 その蔦の、絡まる先は。]


[夢で、薔薇の伸ばす蔦に絡めとられた少年が一人。


薔薇の棘の呪いを*受けた*]


[体の下で喘ぐ姿はあまりに艶かしく、
 見上げる瞳は、吸い込まれそうなほどに妖しくきらめいていた。]

 …ランディ……?

[濡れたその唇が、微かに囁く。
 これでもう、逃げられないね…と。]


[それは、その下級生の言葉だったのか、それとも彼に取り付いた薔薇の精の言葉だったのか、今となってはわからない。

ただ、彼と自分の精気が薔薇の精に力を与え、哀れな小動物を絡めとってしまったのはその直後の事かもしれない。]


【人】 若者 テッド

― 回想・廊下にて ―

 ――……フィリパ先輩?

[暗闇、小さく先輩の声が聴こえた。
誰の声だと言うのだろうか……判らず、首を傾げる。

何か問いかけようと、口を開きかけるも、
次に聴こえたヘクターの話に、盛大に顔をしかめた。

――……薔薇の木の下で。

その意味合いは、話として知っていた。
それは、自分の倫理観からは外れるもので。
ヴェスパタインの険のある言葉に重ねるよう、顔を顰めた。]

(144) 2011/08/03(Wed) 17時頃

【人】 若者 テッド

 あ、ジョージ。

[そして、駆けていく下級生の姿。
じとっとした眼をヘクターに向けた。
けれど、それは直ぐに解かれるのだけれど。]

 フィリパ先輩、かっこいいなぁ。

[優しい言の葉がジョージにかかり、そして言葉通りヨーランディスを探しに行く人。
遠ざかるシャボンの香りに、息と共に憧れの言の葉が小さく漏れた。
自分の倫理観に外れぬその姿に、向ける視線は熱い。

ジョージの方も、ヴェスパタインが向かうのなら、後輩の自分が出る幕はないだろう。
実際、行かなくて良かったのだろう。
異端の神を信仰する彼を、テッドもまた苦手に思っていたのだから。]

(145) 2011/08/03(Wed) 17時頃

【人】 若者 テッド

 じゃあ、俺は飲み物もらってきます。

[ガスは生きているだろう。
光が戻る前か、後か、
同室の先輩とその場にあった人に断りを入れて、
食堂でココアを貰う。

部屋で飲もうと、自室の前に戻るのだけれど、
直ぐには扉を開けない。
それはとあることに気がついた時からの癖。
そっと扉に耳をあてる
――聴こえる、押し殺したようなソプラノの喘ぎ声。

マグを持っていない方の手で、後ろ頭を掻いた。
幸い、その頃には廊下に人影は見えず。
扉に背を預ける形で座り込み、ココアを啜る。]

(146) 2011/08/03(Wed) 17時頃

【人】 若者 テッド

 あー……、嵐、大分過ぎたかな。

[窓の外を見やれば、随分、風雨は収まっていた。
コクリと甘い液体を嚥下すること暫し、
もう一度、扉に耳をあてる。

――……今度は、きっとあえやかな声は聴こえない。

ほぅっと息を吐くと、部屋に入る。
微かに青い香りが香るけれど、気がつかない振りをして。
作りかけのボトルシップがある机へと向かった。
されど、続きをするわけでなし、ぼうっとそこから窓の外、
中庭の方面を見下ろしていた。

ヨーランディスは見つかっただろうか……。

少しばかり探す視線になるけれど、
部屋の位置の関係か、夜間に行われたあれそれは見えず。
テッドが床に入ったのは、夜も随分耽ったころのことだった*]

(149) 2011/08/03(Wed) 17時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2011/08/03(Wed) 17時半頃


【人】 若者 テッド

― 朝・自室 ―

[夜寝るのが遅かったのもあるのだろう。
いつもは起きている時間ではあるのだが、
テッドはシーツにくるまって惰眠を貪っていた。

同室者が、既に起きているのか、まだ寝ているのかは判らない。]

 んっ〜〜〜。

[くるんっと寝返りを打てば、
ほどけた髪が寝汗で湿った頬に張り付いた。
母さんに見つかったら問答無用で切られそうだな……と、
夢現に思いながら払う。

――……それが理由で、
家に帰らなかった訳ではないのだけれど。]

(170) 2011/08/03(Wed) 19時半頃

【人】 若者 テッド

[カーテンは開いていただろうか。
開いていたなら直に、そうでなければ隙間から
台風一過の陽射しが瞼を焼くけれど、
この時間はシャワールームも混むだろうと、
少年は、まだ起きないまま*]

(171) 2011/08/03(Wed) 19時半頃

…わけがわからないよ〜。

何なんだよ〜。

[左手の、棘に刺された小指の傷は、もう痛まなかったが。
ツタ模様が広がっていることに、本人はまだ気づかない。それを通じて、薔薇の声が聞こえるようになっている事も**]


[くすくすと笑う声。"彼"の声。]

    『僕を咲かせて』
                       『恋をちょうだい』
       『想いをちょうだい』


           『君の命の欠片をちょうだい』


…恋、なんか。

[夢うつつに聞いた囁き声に、ポツリと零す言の葉一つ。

 恋なんか信じない。
 思いなど信じない。

 どうせ全て、搾取するための口実に違いない。

 肌を傷つけた棘は、ゆっくりと蔦模様で侵食していくけれど、
 心にはきっと、とっくの間に、抜けない棘が刺されていたんだ。]


………は〜い?

[きょとんとした表情までは、伝わらないだろう。
何せ声の主は自分には見えていなかったのだから]

誰?命のかけら?
それはまずいよ〜、俺分けられるほど強靭な命は持ってないよ〜。


【人】 若者 テッド

― 自室 ―

[ふと、瞼を焼いていた陽射しが蔭る。
そして、上から降る音。
夢現の脳裏には、音は言語としては認識されない。
言語とは認識されはしないのだけれど……。]

 んー………。

[むにゃっと唇が動く。瞼の下で微かに動く眼球。
そして、もぞっと下肢がシーツを抱いた。

さて、もう一言かかるのが先か、
時間の経過による目覚めるのが先か。]

(193) 2011/08/03(Wed) 21時頃

         『大丈夫、ほんの少しだけ』

『想いのままに触れればいいだけ』

                    『そうすればぼくは咲けるから』

[宿主の少年が選んだしもべに、薔薇の精はくすくすと笑いかける。]

   『君の望みのままに。欲望のままに。ぼくを咲かせて。』


……うん。
咲かせる手伝いは、するよ〜。

[ごく素直な返事。“彼”を咲かせるのは、とても大切なことのような気がしたから。既に体に蜜の回った少年は、抗うことを知らない]

…具体的にどうすればいいかは、よくわからないけど。
適当にやったら、いいんだね〜?

[潜めた呟き。少年は、男を相手にした経験はない。
知識はあるし誘われたこともあるが、「体力ない」「女の子好きだし」「今闘病中で……」と、のらくらかわしてきた。大体は本当、時々は嘘。

かといって、女の子との経験も悲しいかな、ないわけで……]


【人】 若者 テッド

― 自室 ―
[また音が降る。
今度は言葉の意味を伴って、耳から脳へ伝わった。]

 あっ……―――

[重い瞼を持ち上げようとした刹那、触れる感触が微か。
ぴくんっと弾かれるように、眼が醒める。
けれど、もうその時には触れた人は離れていて、
その感触は現実にあったかどうか判らないほど朧に。]

 おはよう、ございます。
 あ、俺も一緒に行きますっ!!

[ばっと起き、ばたばたと準備を始める。
食事の後にシャワーを浴びようと、
着替えを抱えてセシルの後を追う。
慌てた所為で、髪はそのままに。
セットしない前髪で太い眉が隠れ、ボブくらいの髪が揺れれば、
常よりおそらく幼い印象を他者には与えるのだろう。]

(197) 2011/08/03(Wed) 21時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2011/08/03(Wed) 22時頃


[咲かせて欲しいという声が、甘い毒のように魂に沁み込む。]

踏み躙り、無残に散らしても…お前の糧にはなるか?

[自分の身体が覚えたのは、行為という名の搾取だけ。
 優しく愛でる触れ合いすら、獲物を絡めとる罠としか見れない。

 そんな心無い陵辱さえ、快楽に摩り替えることでやり過ごしてきたから。
 昨夜後輩が腕の中で見せたあの表情は、自分には理解の出来無いものだった。]


   『なるよ』

[薔薇はくすくすと笑う。]

              『落ちた花も養分になる』

    『踏みにじられた涙も糧になる』


……エヴァンス君〜?

[聞こえてきたもう一つの声には覚えがあった。
失礼ながら、名前が長くて忘れてしまったので、姓で呼んでいる医務室の常連。

声はすれども姿は見えず。]

………………

[何か不穏なことを言っている気がするのだけれど。
花を咲かせる為には、仕方ないんじゃないかな〜。]


[ざわりと胸の奥、黒い蔦が蠢いた。]


…ノックス……?

[混線するように聞こえてきた声に、半覚醒状態の意識は困惑した。

 それは偶然なのか、必然なのか。
 互いに共通しているかもしれないのは、病弱な身体か、何処か歪んだものを抱えていた精神か。
どちらが薔薇の精に都合が良かったのだろう。]


………何か、不可思議現象が起きてるみたいだね〜。

[さらっとそれで済ませてしまったのは、細かいことを気にしない性格が故か。]

俺たち、花咲かせ仲間なのかな?
これ、みんなで出来たら便利だね〜。

[のんきなことをヴェスパタインに向けて言っている。]


【人】 若者 テッド

― 食堂 ―

[寝間代わりのTシャツにハーフパンツといういで立ちで、
食堂に来てから、昨夜つかったマグの存在を思い出した。

ちょっとしまったな……と、
思った当たりで級友の姿が見える。]

 ディーン、おはよう。
 1人か?

[1人なら一緒に食べようぜ、
という意味合いを込めて言葉をかける。
同室の先輩はどうするつもりか。
自然に流れるなら、共に食事をするつもりであったのだけれど。]

(205) 2011/08/03(Wed) 22時半頃

…訳が分からないが……

[残念ながら、気にせずあっさり受け入れるようなおめでたい脳味噌では無かったため、やはり困惑の色が濃い。

 けれどそんな違和感も、芳しく濃厚な薔薇の香りが溶かしていく。
 心の芯に灯る衝動。
 欲しいのは、刹那の快楽。


 …本当に、それだけ?]


【人】 若者 テッド

― 食堂 ―

[ディーンの応えを待っていれば、何やら焦げた匂いが。]

 ――……セシル先輩って、結構不器用ですよね。

[真っ黒になったパンを見て、ポソリと呟く。

しょうがないので、自分の分とセシルの分を焼いて、
はいっと茫然とする人に差し出す。]

 焦げちゃったのは、捨ててもいいんじゃないですか。

[焦げた匂いの中に、薔薇の芳香が微かに。
あれっと首を傾げれば、括っていない髪が揺れた。]

(213) 2011/08/03(Wed) 23時頃

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