人狼議事


244 とある生徒会長の日常

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………これを付けるのを忘れていた。


[果たしてその声が通じる先は誰であったろう。
編み物人でもない限りは、早々に敵意を向けはしないだろうが**]


 


 ……針は磨いてきたかしら。
 今年こそ私達の因縁に決着をつけましょう。


[編み物人のテーマは通信機の先にも届いただろう。**]





………そっちこそ。
自分の“糸”に足を取られるなよ。


[通信機から響き渡る編み物人のテーマ。
そして何やらアクシデントが起きたらしい気配に一言。]


 ………、…。


 そうね。焦って目を落としてはダメね。

[少しだけ気まずそうな呟きを零した。]




らしくもない。


……しっかりしてくれよ。
手芸部が好敵手と認めた編み物同好会がそんな事ではな。

[男なりの激励なのか、はさておき。
その顔に暗黒微笑が張り付いている内は大丈夫だろう。きっと。]


 ……。


 貴方が控えていると思えばこそ。
 無様な姿は見せたくないのよ。

[先程よりは幾分か余裕を取り戻し。
ふうと、激励の様なそうではないような言葉に小さく息を吐き出す。]


【見】 白銀∴秘星 マユミ

―少し前・放送席―

[七神学園・新入生歓迎会《セヴンズ・ウォー》当日。
 準備は早朝から始まっていた]

機材そろってますか?
映像チェックは?
スクリーンへの映し出しも良好ですね?

[テキパキと指示を飛ばすのは、放送委員長真弓里見その人である。
 すべての準備を終える頃、生徒たちは続々と集まってきて、始まりは今か今かと待ちわび。
 そのボルテージが最高潮に達したとき、マイクは生徒会長へと渡された>>@0]

(@5) 2016/01/16(Sat) 00時頃

【見】 白銀∴秘星 マユミ

さあ!
今年も始まりました、毎年恒例の七神学園・新入生歓迎会《セヴンズ・ウォー》!
実況は私、放送委員の真弓里見。
そして本日はスペシャルゲストとして、OGでもある《小型爆弾》こと、増井乙女先生をお招きしております。

が、おーっと!
なにやら剣道部のほうで動きがある模様です!

[会長による開会の挨拶の後、花火が上がる中、マイクを通して全校へと音声が響き渡る。
 そして間髪入れず、放送委員は剣道部>>19の様子を巨大スクリーンに映し出す。
 映し出されたのは美少女魔剣士のコスチューム姿。
 およそ剣道部という言葉には似つかわしくない格好に、はじめて見る新入生は、ある者は戸惑い、ある者は笑った。
 しかし誰もが目を離せなくなった中、力強くとどろいた言葉。
 「あたしは、暗黒剣士団の団長、トルンよっ!!」>>22
 魂を震わすような言葉を聴いて、笑う者は居なくなった。
 皆がその気迫に飲まれようとしていた]

(@7) 2016/01/16(Sat) 00時半頃

【見】 白銀∴秘星 マユミ

あ、あの構えは……!?
まさかあの伝説の必殺技、『ディザスタートール』を本当に放てるというのでしょうか!
しかし皆さんもご存知のとおり、『ディザスタートール』はただの人間が施行すればその魂は闇に蝕まれ、生命エナジーを大幅に削られるという禁忌の術!!
あんなもの、トルンちゃんでなければ!
本物のトルンちゃんで無ければ放てる道理など……いえ、まさか、まさか、彼はコスプレの域を超え、本物以上に本物のトルンちゃんになったと言うのでしょうか!?

[モニタの中で完璧な予備動作を魅せる姿。
 それはまさに、テレビ画面から出てきた三次元のトルンちゃん以外の何者でもなかった。
 まさか。とは思いながらも、出来るわけが無い。と思いながらも。
 誰もが目を離せなくなり、固唾を呑んで見守り――

 暗黒剣から、衝撃波が放たれた]

(@8) 2016/01/16(Sat) 00時半頃

【見】 白銀∴秘星 マユミ

[ウオオォォォォォ……!!]

(@9) 2016/01/16(Sat) 00時半頃

【見】 白銀∴秘星 マユミ

           [ウワアアァァァァ……!!]

(@10) 2016/01/16(Sat) 00時半頃

【見】 白銀∴秘星 マユミ

[地面を揺るがすような歓声が沸きあがる。
 やったのだ、彼はやり遂げたのだ。
 ただの人がただの人ではなくなった瞬間。
 コスプレがコスプレを超えた瞬間。
 それを目の当たりにして、興奮の渦が校内を駆け巡る。
 僕も、私も、研鑽を重ねればあの域に到達出来るのかもしれない――
 そんな希望を抱かせる、最高のパフォーマンスだった]

(@11) 2016/01/16(Sat) 00時半頃

 ハカリくん。

 ああなってはもやは言葉は通じないわ。
 貴方と明乃くんが戦い続ける限り。
 暴れ狂い全てを呑み込もうとする。

 とても、危険よ。

[色んな意味で。]


手が付けられない!!!!

[ぐ、と呻く声が通信機に響く。]

なんとか宥める方法はないのか!!!

[漫研部の亡霊のような呻き声と共に
何とかしろお前の友人だろとでも言いたそうな声が響く。]


 そうね……。

[通信機からの声に少し考え込み。]

 萌えの過剰供給《オーバードーズ》。
 何かサービスをすれば自滅するかもしれないけど……。

[だが逆に更なる暴走を招く可能性も大ありだ。]


 少しばかり苦戦したとはいえ。
 まだ倒れはしないようね。

 よかった。

[殴りかかる元気な姿に、くすりと笑みが零れた。]


当 たり 前だ ………


[ぜえはあと、言葉とは正反対の息遣いが聞こえる。]


まだ、勝負はこれから……と言いたい所だが
直接対決は今の俺には荷が重すぎる。

………そこで


[ひとつ、言葉を句切り]




中庭に神の像がある。
アレを先に堕とした方がまずは一勝。

……というのはどうだ。

[新入生的にも、神を堕とすなどというパフォーマンスは
恐らく盛り上がるのではないかと思いながら
そんな提案をしてみる*]


 乗ったわ。

 神を堕とす者は"新入生歓迎会"を制す。

 あの像にはそんなジンクスもあるそうよ。
 緒戦には相応しい標的だわ。

[毎度毎度壊れては復活する象の噂にはいつしかそんな尾ひれがついて回っていた。]


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