42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー
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[ラルフのアパートへ向かおうとしたら、 ちょうどラルフ本人が来たようで>>0:164]
あはは、焚き火だよ。 甘藷……サツマイモでも焼こうと思ってね。 ほら、時雨さんも言ってる事だし、ラルフも食べないかい?
[クスクスと笑っている]
(2) 2011/01/14(Fri) 00時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 00時頃
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ん? 時雨さん、どうしたんだい?
[二人の様子>>3>>4に首を傾げるも その状況をちょうど見ていなかった為 何が起きたのかもさっぱりわからない]
まぁ、とりあえずお芋焼こうじゃないか。
[ぽん、と慶三郎の背中を軽く叩いた]
(7) 2011/01/14(Fri) 00時頃
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ったく、最近は物騒だねぇ……。
[新聞を読んだラルフの声に>>8 隣街だと気付けば、少し考え込んで]
そういやその事件。 その前はもう少し離れた街じゃなかったかい?
……何で人形を壊すんだろうねぇ。
[ふぅ、と白く染まった溜息を零した]
(13) 2011/01/14(Fri) 00時半頃
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[お邪魔しますという声が聞こえれば>>12 ひょい、と門のほうを覗けば]
おや? ミッシェルじゃないかい。 さっきぶり。というか大丈夫かい?
あ、サツマイモ焼いてるんだけど。 ミッシェルも食べるかい?
[焚き火の方を指差した]
(17) 2011/01/14(Fri) 00時半頃
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[青年は笑う。裏表など微塵も感じさせない、緊張感のない笑顔で。]
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お、美味しそうだねぇ。 ひとつ頂くよ。 ……熱っ!
[手に取ろうとして、思いの他熱かったようで ちょっと手をさする]
あっつー……
[今度は気をつけて焼き芋を手に取って 縁側に腰を下ろした]
(31) 2011/01/14(Fri) 01時頃
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[人事じゃないという言葉に苦笑を零して>>29]
とりあえず、芋でも食べな。 ほら。
[気をつけて一個手にして ぽい、と焼き芋を渡す]
あんまり大きな声で言うんじゃないよ。 今は物騒なんだし。 誰がいるか分かんないんだから。
(39) 2011/01/14(Fri) 01時頃
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芙蓉は、>>39の後半は小声でラルフに囁くように言っただろう。
2011/01/14(Fri) 01時頃
お嬢様・・・・・・
[現れた人形が主人に甘える姿に、目を逸らしそうになるのを理性で抑え込み、平常を装う。]
・・・それでは、夕食の準備が整い次第お呼びにまいります。
[手短に告げて部屋を出る。扉を閉めると、そのまま寄りかかり小さく言葉を漏らす]
・・・・・・おとうさま・・・
[呼ぶ事を許されない呼び名]
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あー、そういえば途中なんだっけ。 とりあえず、気をつけなよ。
[ヒラヒラと手を振ってミッシェルを見送った 忠告の答えには軽く頷いて>>45]
あぁ、分かったよ。 後で持っていくから。
[そう言えば、ラルフも見送った]
(49) 2011/01/14(Fri) 01時半頃
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[慶三郎の提案に>>51]
それなら、お茶を貰おうかな。 寒いし、暖かい方がいいしねぇ。 お茶葉は何かいいのがあるかい?
[尋ねてみる いや、無ければ無いでもいいのだが]
というか、よかったら手伝うよ。
(58) 2011/01/14(Fri) 01時半頃
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[手伝おうとしたものの、 先に立ち上がられていて苦笑 ふと門の方を見れば男性が一人]
おや、どちらさんだい? というか、時雨さん、知り合い?
[慶三郎の反応から知り合いかと推測>>55]
とりあえず、暖かいお茶を貰おうかねぇ。
[とん、と再び縁側に座った]
(60) 2011/01/14(Fri) 01時半頃
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あぁ、ありがとう。 手間かけさせて悪いねぇ。
[年上の男性にこんなコトをさせていいものだろうかと苦笑 新たに来た人物の言葉に>>61]
ってことは迷子かい? あー、私が送ってやってもいいけど。 ラルフん所寄らないとだからねぇ。
[はぁ、と溜息を零していれば 公演という単語が耳に入った>>63]
へぇ、兄さん役者さんかい?
[そう言えばじーっとみている]
(67) 2011/01/14(Fri) 02時頃
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あぁ、そんなに煙すごかったんだねぇ。 これで火事と思われたのは二人目じゃないか。
[ラルフも火事だと言っていたなぁ その後の奥方との言葉に>>69 お茶を飲むのをしくじって咽る]
げほっ……けほっ…… いやいや、アタシはただの薬売りだよ。
[慶三郎の言葉と>>74ほぼ同時だっただろうか]
(75) 2011/01/14(Fri) 02時頃
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[なんでこんなに。
その言葉が示すのは、今日の資料がどうこうというような狭いものではなく。
この数年ずっと抱いてきた閉塞感]
何で頑張ってんだっけ、俺。
[空しい言葉は雑踏に紛れ、どこにもとどかない]
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へぇ、芝居小屋で公演ねぇ。 面白そうじゃないか。 ふむ、佐村屋……ねぇ。
[取り出されたチケットを>>74横から見て 機嫌よさそうな慶三郎に微笑む]
もしかして兄さんが出演するのかい? ……っと、いつまでも兄さん呼びは失礼だね。 アタシは芙蓉。兄さんは?
[そう名前を尋ねてみる 付け足された小声>>80は聞こえていない]
……あ。
[風が強く吹いた瞬間 チケットは宵闇に紛れてどこかへと飛んでいった>>81]
(83) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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―自室―
[重い資料を床に投げ出し、上着もそのあたりに脱ぎ散らかして部屋を行く。
白い封筒を丁寧に開けるようなことはせず、びりびりと上辺を破って中身を取り出した。
中身は便箋が二枚と、一枚の写真。
写っているのは青年とよく似た中年の男性と、それと比較して随分と若い女性]
―――。
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[名前を聞けば>>87、目を丸くして]
佐村鏡花……って。 佐村屋の有名な女形の兄さんじゃないかい!
[そこかしこにポスターが貼られているためか その名前はよく見る名だった]
いやぁ、女形の姿も綺麗だけど。 素顔も男前なんだねぇ。 はぁ、結構分からないもんだ。
[ふむふむ、と納得したように頷いた]
(90) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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[文面にざっと目を通すと、写真ごとぐしゃりと握りつぶす。
何度も、何度も―――中身が見えないよう、ぎゅっと握り固めて。
それも部屋の隅へと投げ捨てた。]
………
[ぼふ、とやわらかい音と埃を立ててベッドに倒れこむ]
……母親面、しやがって。
[呟いた声音は、普段の軽い口調とは打って変わった――暗く、低い唸りのような音だった**]
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よかったじゃないか、時雨さん。 女形の人が目の前にいるんだよ?
[続いた慶三郎の言動を見て>>92 堪らずクスクスと笑いだす]
あぁ、アタシは用事がまだ残っててね。 時雨さん、鏡花さんを送ってやってくれないかい?
あぁ、もちろん。 これは三人だけの秘密さね。
[ちょっと悪戯っぽい笑みを浮かべた]
(94) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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[空を見上げれば、もう日が落ちていて月が出ていた]
楽しいとついつい時間を忘れちまうね。
[ひょい、と鞄を持って立ち上がる]
今日はありがとう。 鏡花サンも、明日は頑張って。
[ヒラヒラと手を振ってラルフの家へと向かっていった]
(97) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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―→ラルフ宅― [コンコン、と扉を叩く 扉が開けば、玄関に入れてもらう]
遅くなって悪いね、ラルフ。 ……調子の方はどうだい?
[あの時よりは人形の知識はつけたつもりだ]
まぁ、とりあえずいつもの常備薬だね。 他に何か必要なのはあるかい?
[何かがあれば、それも渡して 値段は通常の半額にして、売っただろう]
本当に最近物騒だからね。 バレないようにするんだよ。
[ぽん、と頭を撫でて 他に何も無ければ帰路につく*だろう*]
(100) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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芙蓉は、慶三郎の所の焼き芋はおいしかったな、と思い返した。
2011/01/14(Fri) 03時頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 03時頃
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―回想・ラルフ宅― [睡眠薬を求められ>>113、少し眉を顰める]
疲れているのに眠れないなんてねぇ。 何かストレスでも溜まってるのかい?
[鞄から睡眠薬を取り出せば、手渡して]
寝る前に一錠。 これでも眠れないようならまた言うといい。 眠れないからって飲む量を増やすんじゃないよ?
あぁ、帰りは気をつけるさ。 ありがとね。
[ヒラリ、と手を振れば そのままラルフの家を後にした]
(196) 2011/01/14(Fri) 18時頃
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[自宅に帰れば、リビングで新聞を読み始める 人形破壊事件の事が気になったせいだろう]
ったく、本当に物騒だねぇ。 人形たちも、アタシらと変わらないってのに。 いったい、何が目的なんだか。
[ガサ、と新聞を机の上に置いた]
壊れた人形たちを直してやれればいいんだけど。 アタシは医者じゃないんだが……多少勉強しとくかねぇ。
[本棚にある人形の本を見た後、視線はその隣の薬棚へ 表情が苦笑気味になるのが、自分でも分かる]
……あの薬は使う気はもう無いさ。 多分、きっとね……
[薬棚から目をそらせば 風呂や明日の準備を済ませて眠った**]
(197) 2011/01/14(Fri) 18時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 18時頃
[クレープ屋が面した通りを、ひゅうと一枚のチラシが飛んでいく。
派手な色彩と独特のデザイン。
内容は見なくてもわかる。先日隣町に行った際、これと同じものが沢山撒かれているのを見たから]
――これも人工生命排除運動の一環か。
全く、過激派はやることがえげつない。
[忘れもしない。徹底的に破壊された人形が横たわる姿。
その上に降り注ぐあのチラシ――モノに心は、魂はいらぬと。
そう主張する紙切れが、何百枚と風に吹かれていた]
[そのチラシを撒いたのが隣町の襲撃犯と同一なのか、便乗なのかまではわからない。
自分にとってそんな細かいことはどうでも良かった]
あの時の人形は……
[事件現場の凄惨な光景が、ずっと頭から離れない。
そして、あれを見た時の不思議な高揚感も、なかなか忘れられなかった]
あの女に似てた、な。
[狂気に満ちたチラシが舞い散る中で、己は静かに笑っていたのだ]
[頭ではわかっているのだ。
自分は父親が入れ込んでいる人形の女が気にくわないだけで、人形そのものに辛く当たるのは間違っていると。
それでも、心の中にはずっと…
人工生命など最初から存在しなければ良かったのにと、そう思う自分が居た。]
[好きになろうという努力はした。
元々の人形史という専攻を生かして、理解しようとした。
しかし、心の中に芽生えた暗い感情は完全には消えなかった。
研究に没頭して、昔よりずっと深い人形の知識を得ても]
…やっぱ、無理なもんは無理なんだよな…。
[あの光景が、自分が苦心してしまいこんだその感情を一瞬で呼び起こしてしまったのだ]
…嫌なタイミングで嫌な奴に会っちまったなあ…
[クレープをほおばりながらぼやいた言葉は、
周囲からはもごもご行儀の悪い音にしか聞こえなかっただろう]
良くお似合いですよ。
[心にもない言葉。着物姿の人形を見ているとまるで鏡でも見ているようで、けれど自分とは全然違う人形の態度に酷く不快感を覚えた。]
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