人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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フィリップ! 今日がお前の命日だ!


 え……?

[聞きたくない名前。ロバートに告げたように
 彼の中でのセレスとの認識は
 嘘つきセレスト。そう、嫌いな人間の名前。

 彼に、何を渡す、って……?

 そう、尋ねるよりもカルヴィンの意識が遠のくのが早い。]


[ただ、質問を口に出すことは無かった。それは]

 ……………っ

[鋭い痛みが胸に走り息が詰まったから。
 丁度、オスカーと元生徒会長から逃げた先
 セシルの曲を聞く前に中庭で棘にさされたのに似た痛み。]

 ………っ

[ただ、今はその痛みがいったい何なのか?
 どうしてちくちくと痛むのか?わかる術は無く。
 むしろ、カルヴィンと一緒なのに、繋がったばかりなのに
 どうして、痛みが胸にすみつくのか?
 痛みは、拒否、拒絶の象徴のはず、と。胸を押さえ思った]

 


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/01/03(Tue) 09時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

──廊下──

[蕾の開く音すら聞こえそうな静寂の中、足音は大きく響く。
振り返ればそこには、以前怒らせてしまった姿が……ぐったりと眠る小柄な姿と共にあった。]

……その子も、寝てしまったの。

[数瞬の躊躇い。口を開いたのはどちらからだっただろう。
フィリップの腕が重みに下がっている様子を見て取れば、支えるのを手伝おうと、コツリ、近づく。]

(7) 2012/01/03(Tue) 11時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/01/03(Tue) 20時頃


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/01/03(Tue) 20時頃


[どくん、と痛いほど胸が高鳴る]

棘は……どこにいるの……


 …………? 誰……

[声が響く。きいたことは……辛うじてある。
 図書室でロバートを探し(結果会えなかったが)
 ていた時同学年が零した声。

 不可思議な空間ゆえに自分の心が
 カルヴィンを眠りに落とした自責に狂った。
 とは思わないで、誰か、がいると思った
 ただ、付き合いの無い声ではあったから警戒心は如実に表れ]


あぁ…カルヴィンは眠ってしまったんだね……

僕は…体は、エリアスと…いうけれど……
多分、君は知らないと…思うよ……

君は、誰……


【人】 洗濯婦 セレスト

──廊下──

自業自得とはいえ、嫌われたもんだね、俺も。

[フィリップの叫びは、手負いの獣を連想させた。危害を加えるつもりはないと言うかのように手を広げる。]

抱えてるだけじゃぁ凍えてしまうよ。"無理させた"あとなら尚更だ。

[薔薇の匂いに麻痺した鼻は、別種のそれを敏感に拾う。フィリップのことは、医務室で最初に出会ってから怯えさせてばかりだな、と思うと、最初から博愛なんてできちゃいなかったのだと嗤いがこぼれた。]

……あれ、レオせンぱい?

[もう一つの足音と、聞き慣れた声。探されるなんて心当たりもなく、カルヴィンを支えようと伸ばす手をいったん止めた。]

(18) 2012/01/03(Tue) 21時頃

 ………また、やられたエリアス……?

[エリアス。
 いつだったかベネットとセレストがシャワー室で
 会話していた時出た名前。(
 そしてロバートと会話したとき
 その情報を、話題そらしの為に
 必死に思い出していたから覚えている。 
 やっと同学年の病弱そうな少年の姿と名前が一致した。]

 ……フィリップ……
 棘って………何

[否定したい事実を匂わせる言葉に
 意識にむっとした感情はのるが、
 如何せん不可思議すぎて
 突っぱねるまでには至らなかったのか、
 辛うじて名前を零し、謎の言葉に関して尋ねた。]


棘は…僕の、分身……
今…君達の感情を作り出したのは……
作り出すきっかけになったのは……僕の、香り……

フィリップ、だね。
初めまして。


君達の願いも…聞こえてた、よ。


 薔薇の……分身…………
 俺、さっきまでカルヴィンといたから
 他の人、会ってないよ……?

[正直よくわからない。
 香は、匂いはロバートの話と一致し理解は出来たが。
 棘……どこに”いる”のという表現は
 ものではなく人に使う。
 分身と言われても心当たりが無い。
 自分に埋まっている痛みがそれとは知らない。
 ただ、願いの話を聞くと、]

 …………もし、もし仮に、
 ひとつの可能性として、
 そんなことはもちろんありえないけど。

[事実を肯定したくなくいくつもの
 否定、仮定を考えてから、
 ついで、カルヴィンが意識を失ってから
 悲観で考えていたことを口にする]


 ……本当に、カルヴィンがみんなと同じように
 眠ったんなら、全然叶わなかった……

[別に薔薇が願いをかなえるという話も何も無い。
 単なる八つ当たりだが。]


そうだね…ごめんね。
僕は、願いを叶えることは…できないんだ、よ

香りは、君達の……感情の後押し…、だけ……

僕の、我が儘のために、ね。


ごめんね…君達を傷つける気は、なかったんだ……


棘は、君達が…想いを遂げたら、感染…する。


その精気、僕が咲くために…必要、なんだ…


カルヴィンを想うキモチは…痛い…?
なら、それが、棘……だよ。

[もう薔薇も堪えられないほど熱い情が胸に溜まる。

またドクン、と高鳴った]


【人】 洗濯婦 セレスト

そう、それがいいかもね。

[部屋でも医務室でも、変わらないだろう。薬も氷嚢も、この眠りには効くはずもない。]

……棘?

[フィリップに尋ねようとしていた捜し物の在り処が、レオナルドの口から示される。表情は途端に険しく。]

薔薇の棘、貰ったの?
ならさァそれを渡してよ、君には不本意かもしれないけど、俺にはどうしても必要なんだ。

[薔薇はなんと言っていた。情を交わせば移ると言っていた。
よりにもよってフィリップじゃぁ、交わすもなにも無理だろう。
ならば、無理矢理にでも。]

……ここじゃさすがに寒いかな、カルヴィン、運ぶの手伝うよ。そろそろ辛いでしょう、落としたら大変だもの。

[にこり。いつもの柔らかな笑みを浮かべた。]

(22) 2012/01/03(Tue) 22時頃

 ………………ありえないことの、
 話だから、いいよ……
 あり得ない事に謝罪なんて、変。

[認めたくない事実と、弱弱しい声の謝罪に
 八つ当たりの矛先を失い、
 小さく意識を零す。]

 うん………痛い、けど……
 この痛み……?が棘、
 思いを遂げたら感染……渡すってそのこと?

 けど……思いを遂げろって言われても……
 カルヴィンが起きて俺を好きになってくれなきゃ……
 それkぁ、俺が眠るかしてカルヴィンに会えなきゃ……

[肯定したくない事実から目をそらす為
 返る棘の話題に意識をさっと移す。
 ただ、棘、が何かわかっても、
 え?どうやって渡すの?と頭に疑問符が浮かぶ]


キモチが本物なら…目が覚めても、留まる、よ

僕が…棘を貰いたい人が、いるんだ。
僕の願いが叶ったら……
ちゃんと、きえるから……


【人】 洗濯婦 セレスト

大丈夫。
……受け取り方なら、知っているから。

[表情が一瞬歪む。心の何処かが痛みを訴えるのを黙殺した。]

(24) 2012/01/03(Tue) 22時頃

[棘を渡す方法を教えることは簡単。
けれど薔薇がそれを口にできないのは、
無意識のエリアスの感情故にか。

会えずに泣いているのがわかるから。

薔薇は、サイラスがキスだけで移したことを知らない]


 んー…………??
 よくわからないけど、君が消えれば
 カルヴィンの目が覚めるの?

[事実を否定しながらも
 目が覚める、の話題になれば食いつき。
 ただ。]

 いや、えっとセレストが欲しいってってるんだけど
 それで、いま、あげる方向に、しちゃった………
 セレストじゃいやなら、今から断るけど……

[どうやってあげるのかはさっぱりわからないが。]


セレストは、フィリップにおとなしくついてゆく。コツリ、コツリ。

2012/01/03(Tue) 22時頃


…エリアスが、嫌がってるんだろうね。


でも、セレストに、渡してくれる…?

[無理矢理押し込めた感情は、弱々しい]

僕が消えたら…皆、目を覚ますよ。


 そうなの…………?
 エリアスは薔薇が嫌いなの……?
 
[嫌がってる、と言われても
 何を嫌がっているかがわからず緩く首をかしげ
 薔薇がそうしたいことを嫌がる
 =薔薇が嫌いだから薔薇が望むを叶えたくない?
 ぐらいしか発想できなかった。]

 ……本当?
 消える、って、咲くってことかな。
 よくわかんないけど精気、だっけ。
 好きなだけあげるから、
 絶対、絶対カルヴィンの目を覚ましてよ

[目覚める、の言葉にほっとしたのと嬉しさと。
 事実を否定していたこともほおり投げて。
 ただ、別に好きでもないが嫌いでもないので
 消える、が死亡ではなく、咲く、望みを叶える。で
 あることを確認した]


…サイラスは、カルヴィンに……どうやって棘を渡したか…
君は、知ってる…?

[彼が苦しいと言いながら、棘を受け渡した時間は短かった。

だから、もし知っていたら]

サイラスも、眠ったでしょう…?

[キスだけでも受け取ることができるとの暗示になるか否か]


[更に言葉を紡ごうとして…薔薇の声は途切れる。

エリアスとしての体力が限界だったのだろうか]


 いや……知らない、けど……

[口付けがそれだとわかっていれば
 棘を渡した後眠る、と言う情報を知っていれば
 発想できただろうか?

 口付けや、性行為が睡眠と繋がるところまでは
 悲観に関しても自責が働いたため
 たどりつけてはいたのだが]


【人】 洗濯婦 セレスト

……レオ先輩、俺は平気ですよ?

[振り返り、微笑むのは、倶楽部で見せていたのと同じ顔。そうしてもう一度フィリップの背を見れば、あとはもう振り返らない。]

(28) 2012/01/03(Tue) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

──フィリップの部屋──

[雑風景な部屋に、フィリップはカルヴィンを大事に寝かす。
少し前、誰かと顔を合わせるのにすら怯えていた彼はどこにいったのだろう。なんだか、苛立った。]

……そういえば君、エリアスと話せるの?
ずるい。

[なんだか彼を見ているとむしょうに腹が立つ。それは敵意を向けられるのに慣れていないせいだろうか。]

……俺、さ。
君のこと嫌いかも。

[くすくす笑う。やっとこの騒動を終わらせる目処がたったからか、自分の醜さに気づけたからか、笑えてしまう。
鳥を抱えていたり、休みがちだったり。特別なのが、嫌だったのかもしれない。埋没し、誰も特別にしないようにされないように心がけていた自分には、そのくせ似たような悩みを抱いた相手が、許せなかったのかもしれない。
ただ今は楽しくて。そのまま彼の腕を掴み、引き寄せた。]

ずるいよ、だから全部俺に頂戴。

[噛み付くように、唇を奪おうと顔を寄せる。]

(29) 2012/01/03(Tue) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[どこまでやれば移るのか知らなかったから、蹂躙するように舌を絡めた。片腕での抵抗に負けじと背中に手を回す。
フィリップは気づかないのかもしれないが、彼の纏う薔薇の香りはあまりに濃密で、口付けはチョコレートかなにかのように甘く感じる。痛みを感じる心と裏腹に酔い、慣れたやり方は力負けし押しのけられるまで続いた。]

……これでいいのかな。この先も続ける?

[問うのは薔薇にか、フィリップにか。]

嫌いなのも楽しいね。遠慮が要らないんだ。

[力一杯押された箇所がじんじんと痛む。]

(34) 2012/01/03(Tue) 23時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/01/03(Tue) 23時頃


【人】 洗濯婦 セレスト

棘をくれるって言ったでしょう。
力づくでも貰うよ。
……カルヴィンには秘密にしておくから、エリアスには秘密にしておいて。

[目の前にいるのに、セレストが見ているのは別の場所。変態と言われても気にした素振りも見せず。]

こうしないとエリーも、カルヴィンも目覚めないんだ。仕方ないでしょう?

[そのためならば手段は選ばないと。あけられた距離を再び詰める。]

……お願い、だから。

[気づけば自分のそれも反応を見せていて。エリアスのためと言いながら、欲に流されそうな自分に、嘲りの涙が一滴こぼれた。]

(36) 2012/01/03(Tue) 23時半頃

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