人狼議事


18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜

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受付 アイリス! 今日がお前の命日だ!


 そんな、こと知りたく、ない。

[まるで駄々をこねる子供のようだと、自分で思う。

きっとドナルドは、昔に何かあったのだと、なんとなく、気付いたけれど。

それでも。

知りたくなんて、なくて。

ただ、椅子に深く腰掛けたまま、動かなかった。]


[“声”がした時、少女は夢と現の間をさまよっていただろうか。

びくり身体を震わし、ドナルドの視線を受ける。強張って、何も浮かばない顔で。]

 ……い、や…

[睨みつけられるとその視線から逃れるように床を見つめる。]


[

そして。
気配が、動いた。

アイリスが眠る、階段へと。]

 だ、だめ…っ

[思わず叫んだ。立ち上がった。

でも、足はそれ以上動かなかった。


それは恐怖からだろうか。

     それとも――]


【人】 小悪党 ドナルド

―集会所・二階―

[ 廊下を我が物顔で歩き、扉を開いた。
 普段通り、何の変哲もない。
 もしも見かけるものが居たならば、この静寂の中全く音を立てないことに対して違和感を覚えるだろうか。]

 ――よぉ、アイリス。

[ 後ろでで扉を閉め、ベットへと近付き耳元で呟いた。]

(11) 2010/07/03(Sat) 15時頃

[ 突然耳に届いた声。果たして少女は目覚めただろうか。
 左手、人の姿の時よりも巨大で毛むくじゃらなそれでアイリスの首を絞めあげた。]

 おおっと……寝ているヤツらの邪魔にならないようにしようぜ?

[ 牙をこすり合わせるように哂う。
 暗闇の中、少女の瞳に眼帯をかけた狼の顔が映っただろうか。]

 悪いなぁ、フランシスカがどうしてもって言うからよぉ。

[ 空いた右手で上着を引き裂き、肩口を顕にする。
 そして、散々心の中で描いていた様に、牙をそこへと突き立てた。
 右手の爪で腹を裂き、中を掻き分ける。
 激痛に叫びをあげようとしても、絞める左手はそれを許さない。

 探るような右手が、とうとう一番熱い肉を探し当てた。
 それを引きちぎると同時に喰いちぎる――少女はいつしか事切れていた。]


 うめえ! こいつはいいぜ、最高だ!

[ 肉を飲み込み、哄笑する。]

 フランシスカァッ! 一番旨い所をくれてやる!
 とっとと来やがれ!!

[ 少女の味に陶酔しつつ、叫んだ。
 右手の中、弱々しく脈打つ熱い肉を潰さぬように気をつけながら。

 同胞が来たのならそれを渡しただろう。
 来なかったとしても声を頼りに探し当て、どちらにしても、その熱い肉を口へ運ばせる事だろう。*]


【人】 小悪党 ドナルド

―集会所・朝―

[ 浅い眠り。物音に気付いて目を覚ました。>>14
 辺りを見渡す。
 自宅ではないことに気付き首をかしげ、]

 ……あァ。

[ 思い出し、起き抜けの声を漏らした。
 集会所に寝泊まりすることに鳴った理由。

 二階へと駆け上がる足音を聞き、アイリスが最期に見せた瞳の色を思い出す。]

 ……ふ……ぁ。

[ 欠伸をひとつ。
 しばらくしたら叩き起されるだろうから、わざわざ起きる必要もない。
 椅子の寝心地の悪さに顔をしかめながらも再び眼を閉じた。]

(15) 2010/07/03(Sat) 20時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 21時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 21時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 22時頃


―昨夜―

 いやあ…っ

[“声”を拒絶するも。

身体は。本能は。人狼としての、本能は。]

 や、やあ……あ、あたし、は……

[その場から逃げ出すことを、許してくれなくて。

むろん、逃げ出したところで、どの道見つかってしまうだろうこと、わかってはいたけれど。]


【人】 小悪党 ドナルド

―集会所―

[ 階上からの雄叫びに顔をしかめて眼を開いた。>>19]

 ……たく。まだ朝じゃねえかよ。

[ 立ち上がり、一度体を伸ばす。
 そして、昨日と同じように、ゆっくりと階段に向かった。]

(23) 2010/07/03(Sat) 22時頃

―アイリスの部屋・回想―

[ 怯えたような同胞の声に苛立を覚える]

 何時まで下らねえ事に拘ってやがる、あのガキ……。

[ 何時までも食事に現れない同胞に業を煮やし、怒鳴った。]

 いいからさっさと来いッ!!
 命令だ! フランシスカッ!!

[ 『強制』の意志を込められた、人に聞こえざる怒号は村中に響いた。]


 ――っ

[響いた怒号に、ぽたり雫が落ちる。

ふらり、足が階段へと向かう。

ぽたりぽたり、落ちる雫はすぐさま消えるけれど。
輝く道はアイリスが永眠る部屋へと。]


【人】 小悪党 ドナルド

―集会所・二階―

 うるせえぞ! 何だってんだ!

[ 階下へと響いたヤニクの咆哮に対抗でもするように怒鳴る。
 鼻につく血の香に顔をしかめた。
 部屋の前で呆然と立ちすくむ二人の影に近づく。]

 ――これは……。

[ 部屋を覗き込む。
 少女は夕べのそれと同じように、赤を散らしてそこに横たわっていた。]

 ――女に見せるもんじゃねえよ。

[ 吐き気を抑えその言葉を振り絞り、ドアノブを取ろうとした。

 ――料理のそれと同じで、冷めた血と肉の香りほど不味そうなものはない。
 心の中で毒吐きなから。]

(26) 2010/07/03(Sat) 22時半頃

[ ふらふらと現れたフランシスカに、血に濡れた顔のまま笑ってみせた。]

 遅かったじゃねえか。
 まあいい、冷めたら不味くなっちまうぜ?

[ そう言って、横たわるアイリスがよく見えるようにベッドから離れる。]


[紅のにおい。

それから感じるのは。]

 ……あ、いりす…

[瞳に映った光景に、へたり床に座り込む。

紅。紅。紅。

紅の世界。

夢と現が混ざりあう。]


[ 床にへたりこみ、アイリス同様動かなくなった同胞。
 ゆっくりと近付き、その前に屈んだ。]

 ほら、食えよ。

[ 逃がさぬよう左手でしっかりと肩を捕らえ、右手の肉を口元へと差し出す。]


[紅い世界にとらわれて。

捕えられた肩も、差し出された“アイリス”も。
うまく少女の中に入ってこなくて。

意識が働かないまま、口を、開いた。]


[ 心ここに在らず。だが、本能には抗えなかったのだろうか。
 呆然としながらも開いた同胞の口に、右手のそれを押しこむ。]

 ほうら、熱いだろう? 甘いだろう?

 ――この味を知っちまったら、もう戻れないだろう?

[ 酷薄な笑みを浮かべたまま、目の前の少女を注視する。]


 ――ぅ…あ……っ

[押し込まれた肉片。

その感覚に、感触に。

意識が戻って。

咳き込んで。]

 そ、んな、こ…

[涙目で、笑みを睨む。

でも。

ぽたり。涙が零れ落ちる。]

 …そんな、ない、あた、あたしは…


【人】 小悪党 ドナルド

 ああ……。

[ しっかりと中を確認したわけではない。
 だが、知っている身として、即座に答えた。>>28]

 全員叩き起さなきゃならんだろうな……クソッ。
 昨日のガキは違ったのかよ!

[ 苛立たしげに壁を蹴る。]

(29) 2010/07/03(Sat) 23時頃

[ 咳き込む同胞。だが、掴んだ肩を放しはしない。]

 ……お前は?

[ 笑いを崩さぬまま、瞳の奥を覗き込む。]

 人に聞こえねえ声を聞けるテメエは?
 人に聞こえねえ声で話せるテメエは?

 たった今人の肉を喰らったテメエは?

 それでもテメエは、ヒトのつもりで居るのか?
 そんなテメエを、他のヤツらはヒトと思うのか?

 ――諦めろ。もうテメエはヒトじゃねえよ。

[ 冷めた声で断言した。]


[語られる言葉。]

 や、は、離してっ

[事実としか、思えなくて。]

 ……やあっ

[でも。思いたくなくて。]

 …あい、りす……

[頭を振って、聞きたくないとばかりに。]


【人】 小悪党 ドナルド

[ 飛び出していくヤニクに道を開けるように、体を反らす。>>30]

 おお、こわ。

[ 大げさに肩をすくめ、走り去る赤い外套を眺めた。]

 ……で、飛び出していけば誰が狼か分かるのかねぇ?

[ 皆が走り去る男に気を取られていると思い、我慢できずに呟いた。
 ごく近くに居る者ならば聞こえるかもしれない。]

(31) 2010/07/03(Sat) 23時頃

[ 離せと暴れたところで、狼の力で抑えていれば、解けない。]

 違うだろう?
 その程度じゃ毛虫も殺せねえぜ?

[ 仮にその拘束を解けるものが居るとしたら、同じ狼の力を持つ者のみ。]

 ――諦めろ、テメエはヒトじゃねえ。

[ 再度、訴えかける。]


[“少女の力”じゃ敵わない。

そんなこと。]

 ……わか、ってる…わかってるよ…

[ぽたりぽたりと涙が落ちる。

ヒトじゃなくて。
人狼で。
わかりたく、ないけれど。]

 なん、で…なんでぇぇ……

[ヒト、だったのに。
ヒトとして、過ごしてきたのに。]

 やああああああああっ

[自分の、変化が。]


[ 何故という疑問、それに対する解は持ちあわせては居なかった。
 過去の己も、現在の己も。]

 さあな……だが、外国のヤツがよく言ってたんだがよ。
 Que sera, sera……『なるようにしかならねえ』って意味らしい。

[ いつしか表情からは笑みも、怒りも消える。
 少女の変化を目の当たりにし、その言葉を呟いた。]

『なるようにしかならなかった俺達』は、これからどうなるのか……。
 俺達の方法で聞いてやろうぜ……ヒトの神サマによ。

[ ただ、少女の変化を見守る。]


[笑みも、怒りも消えた表情をどこかきょとんと見上げて。]

 …Que sera, sera……?

[ぼんやりと、言葉を反芻する。]

 ……あたし、たちのほう、ほう…?


[ ぼんやりと見つめ返す瞳に頷く。]

 そうだ、俺達の方法だ。

 この爪で、牙で――ヒトを喰わなきゃ生きていけねえ体を使って聞いてやろうじゃねえか!
 何で俺達はヒトじゃねえのか……人狼なのかってのをなァ!?

[ 答えの与えられぬ問、それこそがこの男の行動原理。
 雲の上で安穏としているであろう神に届けとばかりの咆哮。]


 ………なんで、だろうね。なんで、なんで…

[漏れる呟きは、問いかけるわけでもなく。

そっと触れる花飾り。赤く咲く花飾り。]

 ……ヒト、だったんだけどなぁ…

[ぽつり、上を仰いで。

悲しげに、切なげに。

少女の呟きが、その場に響いた。]


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