171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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黒い風が哭いてる……神が舞い降りる日も近いわね。
[ラブ先輩はまだ其処に居ただろうか。 天の異変を眺めながら楽しげに呟く。]
ふふ、綺麗な花が咲いていく。
[校庭の彼岸花《リコリス》。 それがArk因子と共鳴しているのを感じていた。]
(27) 2014/04/08(Tue) 21時頃
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― 幕間・数日前 ―
[堀井博士から聞かされた事。 Ark因子の存在と、保有者《キャリア》は複数居る事。]
御伽噺よろしく、集めれば何か良い事あるのかしら。
[案外とお約束な事にその通りだと頷かれた。 特に、神《零艇紫亜》を堕とすのならばと。]
(28) 2014/04/08(Tue) 21時頃
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手に入れるにはどうすればいいの?
[簡単な事だと目の前の老人は言う。 《神の坐す場所(レッド・ゾーン)》でArk因子を持つ者が強制退場となれば。自然とArk因子はその場に残るのだからと。]
ふうん、じゃあまあ。 しばらくはJKDS派の振りして機会を狙うかしらね。
― 幕間・了 ―
(29) 2014/04/08(Tue) 21時半頃
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― 校舎内部 ―
[横目で校庭の彼岸花《リコリス》を眺めながら歩いていく。 向かう先は、生徒会室。
普段であれば、執行部《エグゼキューショナーズ》が居る以上簡単には立ち入れない。 いや、侵入するだけならば造作も無いが。 流石にその後が面倒なのだから。]
此処は現実を模した場所。 ならば……あたしが欲しい資料もきっと其処にあるわね。
(41) 2014/04/08(Tue) 22時半頃
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――接続《アクセス》
[狙い通り。 生徒会室はもぬけの空となっていた。
そこに置いてあった端末に強引に接続《アクセス》する。 サイボーグたる自分の身体。 その一部を接続すればスーパーハッカーを凌駕する性能で情報《データ》を閲覧《クラック》する。]
(45) 2014/04/08(Tue) 23時頃
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そろそろ空の上のアレが穴を開けきる前に何とかしようと、あいつらが動き出す頃だろうから、俺は精々派手に陽動して時間を稼ぐ。
……まあ、負けはしないけどな。
神様引っ張り出すのは、任せたぞ。
[そう言って、赤い校庭を見据える。]
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ふーん、なるほどね。
[彼女達、工作員《エイジェント》の持っている情報とは違う情報。 例えばその一つ。 Ark因子の真実>>31>>32]
そうまでして……か。
[神宮院の執念を見た思いだった。 だが、それに関して何かを言う心算は無い。
自分もまた人体実験研究-モルモットドールワークス-の犠牲者の元に死の淵から甦ったのだから。]
(46) 2014/04/08(Tue) 23時頃
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ええ、それは任せて。
あたしが神を引きずり出してみせる。
そして、その神を――
[聞こえる声に、そう告げて。
彼女は静かに笑っていた。]
− 回想 −
[皇との戦いを清々しく語った光流に、くすっと笑うと]
男の子ね。
青春だわ。
[羨ましいと思うが、これは2人が育んだ絆だ。
育むべきをしなかった自分が持てる筈も無い]
そうだ…1つだけ謝っておくわ。
皇が万全じゃ無かったのは私のせいよ。
[詳細は問われれば返しただろう。光流がそれに対して
不満を更に口にしたか、怒りでも口にしたか、
何も言わなかったか。
何を言ったとしても、静かに耳に入れた後]
私はそう言う女よ。覚えておいて。
[感情を込めず、光流と、七枷に言い切った]
ええ、覚えておくわ。
それでも、頼りにはしてるけどね。
[そんな事をラブ先輩に告げて。]
―回想―
………………そうか。
[謝る事、前置きして告げられた真実。
親友を蝕んだ呪いと同志《ラブ》が繋がり、かなり長い沈黙の後そう返す。]
……戦いの結果だ。
文句つけたらあいつに草葉の陰から斬り殺される。
だから、気にするな。
……そんな女だろうと、俺も頼りにしているから。
[それでも声に苦いものが混じるのは、避けられなかった。]
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― 生徒会室 ―
[もう少し、情報を分析するかと。 空いていた机の一つに腰掛けた。
流石に空位の生徒会長《エンペラー・オブ・ジャキディス》の机に腰掛けるきはしなかったが。]
そういえば、学園の七不思議か……
[良くある話で。 それを伝える者によって微妙に内容がずれているという。 ただし、共通しているのは。
7個目は誰も知らないと言う事実。]
(67) 2014/04/08(Tue) 23時半頃
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あなたじゃなければ良いけどね。
[陽動を買って出た光流に、
長い長い沈黙の後に掛けられた声を思い出して
静かに目を閉じた]
/*
これ、エピまでは神は斃しちゃいけないのよね。
まだ3日目だけど。
なら先輩も手伝ってあげればいいのに。
それとも、こっち《生徒会室》来ます?
/*
多分w
あたしらが勝ったらエピで神を倒して良いんだと思う。
/*
斃したらだめだねえ。
倒される=村側の負けだから。
何とか引きずり出そうとしつつ、できないのを引っ張るしかない。
[どうやら敵と認識されたらしい。
エフェドラのミサイルに笑顔のままで七枷に声を掛ける]
あは。
ごめんね、七枷。
ちょっとこっちで遊んで欲しいって言われたわ。
中庭吹っ飛ぶから気を付けてね♪
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― 回想・生徒会室 ―
へえ……
[周囲に来る強烈なまでの剣気>>94>>97 ここまでの気配は今までの記憶には無かった。
だとすれば、誰かの隠し玉か。]
はたまた、誰かが覚醒《メザメ》たのかしらね。
[ならば、こちらも返礼を返すか。 そんな事を思う間も無く、爆発音と衝撃波がこちらにも届く。]
(160) 2014/04/09(Wed) 07時頃
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何これ……テロリスト!?
[中庭を中心に爆発が巻き起こる>>85 窓ガラスも割れて行くが、流石に調べもの中にこれは困る。
“枷”を外すと、修復の言葉を告げる。]
(161) 2014/04/09(Wed) 07時頃
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――love
[修復されていく校舎の窓ガラスと外壁。
それは今までのような形では無く。 近未来を書いたラノベにでも登場するような。 如何にも機械の要塞の外壁のようであった。
当然、新しく嵌めこまれる硝子も今までとは異なり。 十分な厚みでバズーカの一撃ぐらいは防げるようになっていた。]
(162) 2014/04/09(Wed) 07時頃
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これで良いわ。 外壁もちょっとやそっとじゃ壊れなくなった。
[そうして、まるで校舎全体を守ろうとするかのように。 loveの枷の力を校舎に浸食《ハック》させていく。
ある程度の自動修復機能。 無論、異能者の前では通じないのだが。 例えばドリル>>151とか。]
(163) 2014/04/09(Wed) 07時半頃
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さてと、誰かお客さんでも来るかしらね。
[そう言いながら、学園のデータベース自体への閲覧《クラック》は止めない。 ふと、彼女の事を思い出していた。]
――遙夏。
貴女にしたって……ね。
[そんな身体のままで幸福なのか。 それは彼女にしか答えられない事なのだろうけれど。]
(164) 2014/04/09(Wed) 08時頃
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悪い、一人しか釣れなかった。
[戦いを開始しながら、先程聞こえた中庭との声と爆音をちらと思う。]
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――over
[生徒会室を作り変えて行く力。
簡易的な陣地作成の力を解き放ち。 其処はいつの間にか、機械の支配する領域へと変貌していく。]
(178) 2014/04/09(Wed) 19時頃
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― 生徒会室-スペースオブ・ジャキディスラウンズ- ―
あら、いらっしゃい。 ちょっとね、調べ物をしてるのよ。
それに、ロビン君まで珍しいわね。
[笑みを浮かべながら2人を迎え入れた。 望まれれば紅茶ぐらい出しそうな雰囲気のままで。]
ほら、機関の工作員《エイジェント》でも情報は入ってくるけれど。 どうしてもね、偏ってしまうから。
この学園自体のデータベースにちょっとね。
何を調べているか、知りたい? 知りたいでしょう?
[悪戯っぽく笑うと、2人に告げる。]
(179) 2014/04/09(Wed) 19時頃
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