人狼議事


240 なんかさ、全員が左を目指す村

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【人】 新製品 モナリザ

― 特殊施設《HOME》 ―

[体内のアシモフ時計が正午を知らせてくれる。>>0
そろそろ、今回の被験者、否、希望の子らを出迎えよう。

蜂の巣を模した建造物の壁は白く、研究施設の趣を持つが、
彼らが子を成す為の家であり、巣であることに変わりはない。
三つの扉に下げられたプレートは二人分の名が刻まれる。
まるで新婚さんのアパルトメントだと機械の身体も満足気。

尤も、選ばれた何方かが孕むまで軟禁は続くのだが。

そんな、国家の思惑もなんのその。
何せ、バライラ因子は百発百中、突っ込めば必ず妊娠するのだ。
マタニティブルー対策も隙が無い。

ようこそ、ようこそ、と粛々頭を下げるサーヴァントは、
一時の主人らをマニピュレータを伸ばして出迎えた。**]

(1) 2015/11/11(Wed) 00時頃

新製品 モナリザは、メモを貼った。

2015/11/11(Wed) 00時頃


新製品 モナリザは、メモを貼った。

2015/11/11(Wed) 02時頃



 部屋に入ったって事は、孕む気になったって事だろ?

[部屋に入るなり扉を閉めて荷物を無造作に投げ捨てる。
首を軽く左右へ動かして着ていたジャケットをとりあえず脱ぐ。
もう周りの声はしない、この部屋には俺とダンの二人だ。

子作りをする為に設けられた個室。
勿論当たり前のようにベッドはある。]

 それにおっさんになればなる程勃つのに時間かかるだろ?
 あぁ安心しろよ、俺同性愛者だから男ならおっさんだろうと勃つんだ。

[お前は違うだろ、そんな言葉を後付けしたあと、クク、と咽喉を鳴らした。*]


 オープンリビングで見られながら犯されたかったのか。
 それは悪かったな、配慮が仇になったようだ。

[背後で無造作に荷物を投げ捨てた音を聞き、
自分は適当な位置にあった荷物かけに鞄をぶら下げた。
ついでに薄手のコートから袖を抜けば、秋口には不釣り合いな
薄いシャツの下に、引き締まった体を露わにする。

鞄の中身は大したものではないが、子を産んでくれる相手にと
用意したラテアートの道具を入れてあり。
新品の、先端に丸みを帯びていないアートピックを手に取ると
スラックスのポケットにと忍び込ませた。]

 いや、その言葉を聞いて安心したのはこちらの方だ。
 同じ同性愛者ならば、楽しみも増すというもの。

 後ろの経験は? 一体ここに、何人咥え込んで来た。

[違わないさ、と口端を吊り上げて言葉を否定し、
後ろから忍び寄ると先程の礼代わりに臀部を鷲掴み返した。]


[用意されたベッドは子作り専用に相応しく、ひとつだけ。
だがここですぐに押し倒してしまうのはどうにも、気が引けた。

中指でするりと割れ目を撫で下ろし、
他の指はリズミカルに大臀筋を揉み解していく。]

 答えたくないなら、それはそれでいい。

 慣れていようといまいと、初めての子作りだ。
 思い出に残るくらい優しく、クレバーに抱いてやる。

[目線は僅かに負けるが、筋肉量ではこちらが上回る。
服装が服装ならカフェの店主と思えない肉体は、
誰かに見せるでもなく、暇を持て余した結果の産物だ。*]


― 室内 ―

[男性二人の彼是を想定された寝台は広く、
バスルームはないもののレストルームは付随している。
その手の宿泊室のような下卑たけ毳々しさは皆無だが、
成すべきことは限定されている。十分だろう。

早々、トランクとコートはクローゼットに放り入れ。
相手の体調を変化を伺いつつ振り返れば、
寛ぐようにと他意を滲ませず寝台を勧めてみせた。]

 意地を張るのは構わないがね。
 大分、不調と見て取れる。

 ―――…手を貸そうか? 君もそのままでは辛いだろう。

[提案の形をした誘いは、彼の性格を弁えた代物。
ここで引き下がれる程、物分かりが良ければ、
彼は此処まで重度の病を患ってはいまい。*]


−室内−

[こういう時は無理に振りほどこうとしたって大体は無駄だし、相手の気分を煽ってお終いになるから。
全然平気、それぐらい好きにすれば?
って顔でさっさと部屋に入る。

部屋の中には、これ見よがしにどーんと置いてあるダブルのベッド。]

 うっわ。
 なにこのムードの欠片も無いレイアウト。

[部屋に入ったらすぐベッド!
ってどこの安いラブホだよ、と思ったけど。
ベッドのふかふか具合は絶対アパートに残してきたベッドより上だ。]

 ところでさ。
 シュウロさんは子供が欲しい人?欲しくない人?

[部屋に入ったんだからもういいだろうって、腰に回る腕からするりと抜けだして。
尋ねてみたのはそんなこと。*]


 そんな変な趣味はねぇよ。
 まぁヤれって言われたらヤるかもしれないけども?

[目の前でコートを脱ぐ男に視線を映せば、露わになる引き締まった体。
自分は此処までガッシリとした体形ではなく、
見た目から負けてるじゃないかと眉間に皺を寄せる。

まさかダンの荷物によからぬ物がはいっていようとは夢にも思わない。
口許を緩ませながら考えるのは、持ってきたまむしドリンクをダンの身体にでもぶちまけてやろうかと。
想像しただけで背がゾクゾクしてくる。]

 なんだよ、ダンも同性愛者なら話は早ぇわ。

 ――…ねぇよ、俺が抱く側だからな。
 ッ、何人も咥えこんできたのは、お前の方なんじゃねぇの?

[瞬間、臀部に感じる感触に一度肩を震わせれば、何事もなかったかの様な表情へと戻す。
ここで負けたら相手の思うつぼだ、と。]


[その五指が己の尻を堪能している間に、とりあえず落ち着けとゆっくり息を吐いて。]

 別に今更だろ…?そういうお前こそ如何なんだよ。

 生憎クレバーに抱いてもらうつもりはない。
 ダンはどんな体位が好きなんだ?好みの体位でヤってやるぞ。

[相変わらず俺に抱かれようとしない後ろに居る男に、如何してやろうかと考え。
相変わらず臀部を揉み解す大きな手はゴツい。

そしてその悪戯な手に己の手を被せ動きを止めさせようとグ、と掴む。
同じ男同士、そう力に大差はないだろう。
離す事が出来たなら後ろを振り返り、静止できなくとも、身体に力を入れて男の方に身体を向ける。]

 そんなに俺を勃たせて挿れて欲しいのかよ、それならちゃんと「欲しい」って言えよダン。
 言葉よりも欲しすぎて手が出ちゃうのも分かるんだけどな?

[自分の中で適当にでっち上げる言葉。
それでも今度は此方の掌を、髭を撫でる様に頬へと添えながら顔を近づけで、
スン、と男の匂いを鼻腔に吸い込ませる。]


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