153 unblest blood
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(屍人のクセに……、 賑やかなこった。)
[茶器を傾けながら、
リビングの面々の「人」ではない気配との照合をするかのように、
目だけを動かしてそれぞれの顔を確認した。
これほど気配が密である場に在ったことはかつて無く、
噎せ返りそうな感覚に襲われる。
けれど男の口元は緩んだまま、だ。]
[身なりのいい淑女を見送り、改めて周囲を見回した。
吸血鬼。吸血鬼。吸血鬼。おまけに、外には嵐もやって来ている。
――いい狩場だ。
低く喉を鳴らすと、視界に入る、それは吸血鬼に似ているが違う、明らかに自分と同じ――]
……へェ
[一言零した後、また何事もなかったかのように、歓談の輪に戻った]
[屍人の気配に紛れてはいるが、
感じる「人」とも「吸血鬼」とも「異なる」者の気配。
向こうにも男の「それ」は知れたであろう。
恐らく目的は同じ。
物心ついた頃から男を駆り立ててやまない、―――。]
(初めてだな、「オナカマ」に遭遇するのぁ……。)
[マドカの言葉を借りて、そんな感想を抱く。]
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―嵐の前/1Fリビング―
[紅茶の香りが漂いテーブルにはクッキーやスコーンなどの焼き菓子。 茶会思わせるその席に混じるでなく、空いている席に腰かけて ゆるやかな時を過ごしていた。
名乗りがなされる流れにはそうように]
俺はシーシャ。 しがない貿易商だよ。
[と、簡素な名乗りを済ませ礼をして 招待客の名と顔を一通り覚える。 招待客でないらしいジリヤ>>4の存在は些か強く印象に残るが そういった機微さえ表には出ないまま人当たりの良い笑みを浮かべていた。*]
(28) 2013/12/03(Tue) 16時頃
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―嵐の訪れ/1Fリビング―
[長い闇の訪れに男は心地よさげに目を細め、伏せる。 闇を好む性をこの場で隠す必要も無いだろう。]
――…ん。
[陸風が強く窓を叩く音が聞こえる。 壁越しにも聞こえる轟音に眉を寄せた時、 グロリアの声>>#2>>#3が鼓膜を震わせた。]
やはりグロリア嬢の耳にも届いていたか。
[ダンピールの噂は無論聞き及んでいたから 零れた不安を受けて、困ったように眉尻を下げる。]
(29) 2013/12/03(Tue) 16時頃
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[フィリップの声>>5と動く気配を感じたから 貿易商はその場から動こうとはせず]
嵐の小島、か。 ミステリの舞台になりそうではあるけど。
[独り言ちて、不安を打ち消すように頭を振った。 クラリッサがグロリアへと語りかける声>>15が聞こえ 声の主の方へと視線向ければ震える彼女の肩が目に留まる。]
――。
[気遣う声>>16が続き、グロリアがリビングから立ち去ろうとすると 貿易商は立ち上がり]
気晴らしが必要なら土産の品を持って伺いましょう。 あなたは一人ではない。 クラリッサ嬢のように、想う方が居る事をお忘れなきよう。
[去り際のグロリアに囁きかけて、見送る。]
(30) 2013/12/03(Tue) 16時半頃
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[電話を借りに席を立っていたジリヤが戻る>>10と それが使えない知らせが齎された。 マドカの反応>>25と眺める眼差しを感じる。 続けられた言葉>>26に男は片眉をあげた。]
噂になっていたから、な。 だからこそ、グロリア嬢も気分を悪くされたのだろう。
――…。
[もしもの話。 どうすべきかはすぐに頭に浮かびはするが 言葉にせぬまま、息を吐き出し]
ん。 俺も今は紅茶よりワインが良い。
[笑顔に戻ったマドカ>>27にそんな言葉を向けた。]
(32) 2013/12/03(Tue) 16時半頃
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[グロリアと出会ったのは十年ほど前の事だ。 介した顧客も資産家で彼女や貿易商と同じく「人でない」者。 未だに付き合いがあるがこの集いには来ないと言っていた。 ダンピールの噂が気にかかるらしく宜しくの言付を託された。
貿易商となってからはそれよりも長い。 変わらぬ見目はそろそろ若作りでは済まないだろう。 なした財で遊び暮らせるのだが 名を変え、拠点を変えて再び貿易をしようと思うのは 今の在り方を当人は気に入っているから。]
……あ。 言付、伝えそびれたな。 ま、この嵐じゃ帰れそうにないし、機を見てでいいか。
[今伝えにいかずとも問題ないだろうと、 独り言ちて廊下の方へと眼差しを向けた。**]
(36) 2013/12/03(Tue) 17時頃
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[飲みたい物を口には出したが 別段渇きを覚えているわけではないから それを求めて動くことはしなかった。 フィリップの声>>38にはおやと片眉があがる。]
酒、飲まないんだ。 じゃ、紅茶派?
[上機嫌で紅茶を口にしていた彼が アルコールの話となると顰め面に変わったから 首を傾げて問うような言葉を漏らして 黒のコートを脱ぎ、左腕に掛ける。]
(39) 2013/12/03(Tue) 21時半頃
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ダンピールがいたら、 ――…面倒な事になりそうだ。
[警戒するにこしたことはないが 実際それはまだ噂でしかないのもあり 今は未だ特別気を張るようなこともないまま]
見舞い、ね。 ……、いってらっしゃい。
[揶揄る言葉がすんでのところで飲み込んで 見送る言葉だけを廊下へと行くサミュエル>>42に向けた。]
(45) 2013/12/03(Tue) 22時頃
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[あたたかな部屋でコートを着たままいたから 脱いでも直ぐには篭った熱は消えてくれない。 汗ばむ寸前の、妙な気持ち悪さを感じながら 無意識に、右手が左胸のポケットから煙草を一本取り出す。 口に運んだところで、フィリップからの返し>>44が聞こえ]
へぇ、果物は季節を感じられていいよな。 ……ん、茶を淹れてくれる相手はいないンだ?
ああ、うまいなら良かった。 グロリア嬢は目利きだから、菓子もうまかった覚えがある。
[カップをひっくり返して飲み干す様を見れば よほど気に入ったのかと表情が緩んだ。]
さん、とか、別につけなくていいよ。 あー、仕事の付き合いで飲む事も飲ませる事もある。 酒の席だと打ち解けてくれやすいのもあってね。
(46) 2013/12/03(Tue) 22時頃
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(ああ、みんな良い奴そうで良かった)
(俺が好きになれそうな奴らばっかりで良かった)
(アンタはこの茶会のホストがいきなり灰になったらどんな顔をする?)
(隣の奴がいきなり灰になったら?)
(楽しみだな)
[思うだけ。まだ手は出さない。
それこそ、紅茶と一緒だ。カップに落とす時間を間違えれば――不味くなるだけ]
[「オナカマ」の血気盛んな様子に、]
(あの様子じゃ俺も殺されかねぇなー。)
[と、顔がニヤけそうになるのを堪える。
それが眉間の皺を深める為に作用しているとは、
気付いてはいない。]
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―回想/嵐の前―
[名乗りを終えてすぐに向けられた視線>>47と言葉に はたと瞬き、一拍の間の後、頷く。]
舶来の時計も、もちろん。 なるほど、収集家でもありましたか。
[懇意に、の言葉がサイラスの口からあると笑みを湛えて]
――…こちらこそ。 末永くお付き合い頂ければ、と。
[歩み寄る彼に手を差し出して握手を求めるのは仕事柄か]
古くは王家に伝わると言われる懐中時計から 技師が技術の粋を集めた芸術とも言える逸品まで。
[未だ主の決まっていない品の一部を口にしたのだった。*]
(56) 2013/12/03(Tue) 22時半頃
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[ちらりと視線を向ける。
時が来ればあまりこういう行動は褒められたものではない、と頭で分かってはいるのだが。
やはり数少ない同類。自然と視線が追ってしまう。
もしも目が合ったなら。
皺の寄った顔ににこりと笑いかけただろう。
無論、殺戮の邪魔をするのなら彼に刃を振るう事も厭わない。
彼もダンピールである以上、その可能性はほぼないだろうが]
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[直球なフィリップの言>>54にクツクツと喉を鳴らして笑った。]
レディーの前では一応言葉を濁さなきゃ。 ――血は、何よりも甘美だけど。 快楽も、退屈を紛らわすには悪くはない。
[貿易商をする前。 人とはいえぬ身となって間もない頃は 快楽で人を惑わし支援を求めていた事もあるが――。]
や、ふつーふつー。 モテてるともっと楽なんだけどね。 おう、その呼び方のがしっくりくる。 面倒だけど、面倒だから退屈しない。
[煙草を咥え火をつけようとして、手が止まる。]
さすがに此処で吸うのは悪いか。
[他の客人を気にして、咥えた煙草を手で摘み一旦ポケットに仕舞った。]
(58) 2013/12/03(Tue) 23時頃
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[ワゴンを押して戻るマドカ>>60が見えれば]
お、おかえり。
[軽く声を掛ける。 彼女の運ぶ酒盛りセットには思わず目を瞠る。]
ちょ、なんて豪勢な。 このアイスワインとか一流品だろ。 それにこのカナッペに使われてるプロシュートも上物じゃないか。
[マドカと同じく、思わずテンションがあがる。 どちらも取り扱う品ではあるが滅多に口にすることはなく 思わず目を輝かせてしまう、そんな酒盛りセットだった。]
(63) 2013/12/03(Tue) 23時頃
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贅沢な酒盛りだな。 この干しぶどうも枝付きでしかも崩れが少ないときてる。 さすがグロリア嬢の別邸、といったところか。
[感嘆の声を漏らしマドカの用意した物を眺める。]
サミーは無くてもいいっていってたけど これはさすがに、残しとくべきかなぁ。
[グロリアの見舞いに言ったサミュエルの言葉>>42を思い出しぽつと呟いて]
ワインなら赤でも白でも。 マドカ嬢、いいチョイスだ。 ……グロリア嬢もこの夜の為に用意したんだろ。 おいしく頂けば、彼女も喜んでくれるんじゃないかな。
[マドカの呟き>>64聞けばそんな事を言って 余っていた椅子の背にコートを掛けてワゴンの傍へ。]
(68) 2013/12/03(Tue) 23時半頃
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[ワゴンの方へ歩み寄る途中、 クラリッサの方をちらと見遣る。
さくさくと齧られてゆくクッキー。 リスが連想されて何やら微笑ましいのだが 頬をつつくわけにもいかず目許だけを和ませた。]
(72) 2013/12/03(Tue) 23時半頃
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[気にしない、と言うマドカに頷く。 貿易商というのにも頷き]
食材の味もさることながら マドカ嬢が手ずからというのもポイント高いね。
[にっ、と口の端を持ち上げた。 彼女からグラスを受け取り]
注いでくれるならお願いしよう。
[手を伸ばし、グラスの口をマドカの方へと向ける。]
(74) 2013/12/03(Tue) 23時半頃
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シーシャは、サイラスの浮かべた表情>>70には、含みのある笑みをそっと返した。
2013/12/03(Tue) 23時半頃
[「こわや、こわや」と、
見てしまえば表情が崩れてしまいそうになるので、
「オナカマ」からクッキーへと視線を移して。
けれども、「オナカマ」に遭遇した事はこの時まで無かったもので、
意識は無意識にそちらに向いてしまうのも致し方ない。
チラ、と様子を覗うと目が合い、
にこりと笑いかけられてしまう。
こういった場合、どうするのが正解であるのか。
考えるだけ無駄な気がして、
口元が緩むままに笑みを返した。
「オナカマ」が吸血鬼を狩る邪魔などする気はさらさら無い。]
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[グラスに注がれた白はとろりと芳醇な色。 鼻孔を擽る甘い香りにふっと瞳が細まる。]
ありがと。 じゃ、マドカ嬢にも、お返し。
[グラスを左手に持ち直し、 空のグラスを取ろうとするが その間にもマドカは自身でキープしていた。]
と、間に合わなかったか。
[軽く笑い]
商人だからねぇ。 そういうマドカ嬢は甲斐甲斐しいね。 近くにそういう相手でも居たかな。
[口が上手の応えと共に受けた印象を言葉にする。]
(84) 2013/12/04(Wed) 00時頃
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[ゆらとグラスを揺らす。 まだワインには口をつけてはいない。 フィリップの呟き>>89聞こえれば首を傾げて]
飲めない、じゃなく、飲まないだろ? ――美味しいと思えるものを口にすれば良い。 どれもこれも、嗜好品でしかないんだから。
[食餌として必要なのは、人間の血。 そんな考えが言葉となり漏れる。]
(94) 2013/12/04(Wed) 00時頃
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[室内を見回すサイラス>>90にそう伝える。 温い目>>91には不思議そうに瞬きながら マドカの返事>>93を聞き、なるほどと頷いた。]
人とは流れる時間が、違う。 自分でできるにこしたことはないけど ――…いなくなれば、代わりを見つけるのも選択肢の一つかな。
[世話をされる側である事もする側であることも 一通り経験はしていたがどちらかといえば前者が多い。 マドカは後者であろうことが彼女の言葉から推測される。]
可愛くて甲斐甲斐しいなら引く手数多とは思うけど、ね。 何も出来ないようには見えないよ。
[やんわりと返される言葉にゆるやかに目を伏せた。]
(98) 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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[グラスが渡りきる頃に軽くグラスを掲げて]
穏やかな夜に、乾杯。
[グロリアという主催者はいないが 彼女が望んだ夜を思いそう口にする。]
(100) 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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[口が上手いと再び言われると破顔して]
営業時間外だからサービス抜きの本心だよ。 マドカ嬢のうなじなんてご褒美が過ぎるだろ。
[伏せた眼差しが、ふと釣られるように マドカ>>106のうなじへと注がれる。 過る欲を打ち消すように小さく頭を振り]
手先の器用さも、割り切りも――… 人の世でいきるに必要な事だから身についたんだろうね。
[彼女がどう過ごしてきたかは知らぬまま それを思うようにぽつり呟き、その笑みを目に留めた。]
(111) 2013/12/04(Wed) 01時頃
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[空になったグラス>>114にはたと瞬き ワゴンにあるワインの瓶を手に取り サイラスの掲げたグラスへと注いで満たす。]
サイラスも十分世話やきだ。
[マドカへと向けた言葉を聞いていた男は 笑いながらそんな事を口にした。]
(116) 2013/12/04(Wed) 01時頃
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[これから「狩ろう」という存在と言葉を交わす。
無意味なことだ。
その衝動が暴れだせば、重ねた言葉も無関係―――。
けれど、男の中には確かに屍人の血が半分流れており、
屍人であった母の記憶も残っていて。
何故彼女が人と契ったのか。
子をもうけたのか。
納得のいかない事象に、
無意識に答えを求めているのかもしれない。]
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[グラスの口に顔を近づける。 甘やかな香りにとろと細まる双眸。 傾けて口腔へと流し込めば思い描いた味が広がる。 ゆっくりと味わい、嚥下して、吐き出された吐息にも甘さが移る。]
ああ、やっぱ、美味いわ。
[女性の好みそうな味ではあるが 煙草にさえバニラの香りを纏わせる男にとっては好ましい味。 何やら釈然としない風の響きを感じるサイラスの言葉>>117に]
ん。 可愛いコには特別か。
[世話やきという性質がないならそうとしか考えられないと くつりと喉を鳴らして笑う。 口調に関しては場に合わせるのが常であるからさして気にとめず プロシュートののるカナッペを摘み口に運んでは満足気に頷いた。]
(119) 2013/12/04(Wed) 01時半頃
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[人であれば糧となる飲食も男にとっては嗜好品でしかない。 糧とならぬその味を楽しむためだけに口にする。 いきるのに必要なのは人の血なれど 楽しみはある方が良いと思っている。
現実主義であり快楽主義でもある人外の貿易商。 現実主義の人が聞いたら完全に否定されるだろう存在。
向けられる視線>>125にはどうしたとばかりに首を傾げ]
質はいいな。 客人をもてなしたいと思うグロリア嬢の心が垣間見える。
[美味いの言葉に同意を示した。]
(127) 2013/12/04(Wed) 02時頃
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