人狼議事


75 サプリカント王国の双子

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――お慕い申しておりました。

[心中呟いた言葉はそれだけ。
 後は、締まるような想いに消えた。]


【人】 薬屋 サイラス

―バルコニー―

[>>0:135控えの間にて、ハンスに再度その姿を整えられる。
リリィが選んでくれた素敵なお花、リリィにも見せてあげたいわと、彼の飼うリスザルも式典の間連れてくればいいと言う。
既に彼がそう思っている>>0:113ことは知らなかったが]

 ――……。

[母が国民に語りかける間の己の仕事は、王女らしく優しい笑みを浮かべながら、此方を見上げる国民の姿を目に焼き付けること。
そして決して男と悟られぬこと。

凛とした姿で立つシルヴァーナの姿は、まさに女性そのものだっただろう]

(4) 2012/01/09(Mon) 01時頃

サイラスは、ハンスの肩の上、リリィも自分を見ていると気づけば一層微笑みが深くなった。

2012/01/09(Mon) 01時頃



(私は、王女になるのだ。)


[首に。
細い、目に見えない糸が、絡みつくような。]


【人】 薬屋 サイラス

[これから会うことになる招待客もこの中の何処かにいる筈だが
遠目である上に顔を知らぬ以上、それを確認することは不可能で。

やがて披露が終われば、控えの間へと戻ることを許される]

 お母様、大丈夫ですか?

[母の具合が悪くなっていないかと心配する。
だが、母はまだこれからですよと、真剣な面持ちで語りかけた]

 ――はい、お母様。

[それから椅子に座るミッシェルをちらりと見やった。
シメオンからの提案にも笑んで]

 そうですね、戴けますか。
 お母様も。喉が乾いていませんか?

[彼の提案に同意しながら、母にも紅茶を誘った]

(16) 2012/01/09(Mon) 02時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 02時頃


【人】 薬屋 サイラス

 いいのよ、時間はあるのだから少し休みましょう。

[ミッシェルが謝る理由をほんの少し勘違いしたまま笑む。
もちろん、己だって疲れていないわけではない。
ミッシェルより疲れているように見えないのは、性差から来る基礎体力の違いだろう。精神は同じようにすり減っていた]

 ありがとうございます、シメオン。

[戻ってきたシメオンからアールグレイを受け取り口に含めば、自分もだいぶ喉が乾いていたことに気づく。
それでも王女の身、一気飲みなどはしたない真似をするわけもなく。
ゆっくりと味わいながら、時間の許す限りは軽い休息を取っていた]

(19) 2012/01/09(Mon) 02時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 02時半頃


[女王がグラスに口をつけ、中身の液体を飲み下したのにゆったりと笑む。
 その瞳は黒曜より昏く、とぷりと濁っていた。]


[そうすぐに変調を来たすものではない。
 それで良かった。それが良かった。

 時は、満ちた。]


【人】 薬屋 サイラス

―控えの間―

 ……あら。

[窓の外をふと見あげれば、天気が悪くなっていることに気づく。
一雨来そうだ――そう思い、
この美しい花が咲いている庭を、雨が降る前に見に行く時間が作れないだろうかと考えた。

ハンスは戻ってきていただろうか。
戻っていたらもう一度紅の引き直しを頼んだだろう。
戻っていなければそのままになるだけだが。

どちらにせよ、お客様がいらっしゃった>>13と報告があれば休憩はそこで終わり]

 ――参りましょう、お母様、ミッシェル。

[客人を待たせるわけにはいかない。
雨を憂いていた"姉"は、再び"王女"の表情を取り戻していた]

(25) 2012/01/09(Mon) 16時半頃

―着替えの間―

 …… ね、シメオン。

[衣装のズレなど、口実で。
実際は殆ど、手直しの必要はないだろう。
ただ、二人になりたかった。]

 バルコニーから、国民たちの姿を、見たわ。
 …… 本当に、たくさん、で。


    "父さん"と"母さん"の姿、は… わからなかったの。

[この話を聞かせられるのは、自分付きの世話役ただ一人。]


 きっと、見に来てくれてはいたと、思うんです。
 でも、…… 上に立つということは、一人ひとりの顔までは、
 見られないことなのですね。

[こんなことを言っても仕方が無いのは、わかっている。
けれど、胸に去来した空虚な寂しさは、どうしようもなく。

会いたいと、泣いた夜があった。
寂しいと、縋った夜があった。
王女としての教育を受け、歳を重ねるうちに、そんな事はなくなっていたが。

ミッシェルではなかった頃の、あの少女はもういなくなった、筈なのだが。]


 これは、ひとりごと、です。

[幾度も彼に見せていた、弱い姿。
その前にくっつけていた、幼い言い訳。]

 だから、すぐに忘れてくださいね。

[忘れろとまで謂うのは、本当に久しぶりだった。]


 …… わたし、

             母親に、なりたかった。


[もう二度と言うまいと、過去形にして。
妹王女には、決して許されぬ願いだった。]


[自分が生まれたときに、喜んでくれたという本当の両親。
養子である自分も可愛がってくれてはいるが、実の"娘"に対するグロリアの態度は、やはり何か違って見えて。
子を産むというのは、どんなことなのだろうかと、幾度も夢想した。
それが決して叶わぬと知ったときには、あまりの衝撃に涙さえ出なかった。

遅めの初潮を迎え身体が女になった、13歳も終わろうという頃だった。
普段は忙しくしている宰相レベッカが、二人になれる時間をつくり、神妙な顔で話してくれたのをよく覚えている。

王女なんてやめる、と言わなかった、言えなかったのは、本当の両親の思いや、シメオンの存在があったから。
衝動を踏みとどまるほど情緒が成熟し始めていた時期だったというのも、大きかった。
その点で言えば、身体の成熟が少し遅かったのは、良かったと言えるのだろうか。]


[自分の子を、腕に抱くことができたなら。
諦めることのできなかった願い。

その子を、本当の両親に見せてあげられたなら。
どんなに、二人は喜んでくれるだろうか。
わが子というのは、どんなに可愛いものだろうか。
くすぶる想いは、胸の中で成長し続けていたが。]

 …… それだけ、です。

[王女なのだと、日々自分に言い聞かせて。
宰相になるのだと、頭の隅に追いやっていた願いは、
どうしても捨てることができずにいた。
こうして、もう言わぬと誓いながら、逃げられぬ、逃げぬと思いながら、なのに忘れ去ることが出来ずにいる自分は、なんて未練がましいのだろう。

自嘲の笑みを浮かべながらも]




 …… あなたがいてくれて、本当に、よかった。

[謝罪の言葉を、飲み込んで。
これで謝っていたら、何度謝罪したって足りやしない。

ただ、礼の言葉に変え。
少し眉を下げた、笑みを浮かべた。]


【人】 薬屋 サイラス

 ええ、いってらっしゃい。

[ミッシェルが時間が欲しいと言えば、それくらいならばまだ間に合うだろうかと母と一度目配せをしてから見送って]

 …………、……。

[その間にふう、と軽く深呼吸。
ミッシェルが戻ってくれば、共に応接間へと向かった]

→応接間―

(32) 2012/01/09(Mon) 21時頃

サイラスは、使用人が応接間に先に着き、間もなく女王陛下と王女様が参られますと客人達に告げる。

2012/01/09(Mon) 22時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 22時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―応接間―

[使用人が開いた扉の向こう。
既に揃っていた客人達の顔を母の後ろから一人ひとり見た]

 …………、

[招待状はもう少し多くの人に送られていた筈だ。
それがたった三人しかいないことに、少しだけ不安を覚える。
が、それを表情に出すことはしない。
お待たせして申し訳ないと告げる母の後ろで一礼し、席へと歩む。

客人達が座る席の対、連続して空いた3席。
中央が女王。自分は、女王の右隣についた]

 本日はわざわざお越しいただきありがとうございます。
 改めまして、私がグロリア=サプリカントの長女、
 シルヴァーナ=サプリカントです。

[母の挨拶が終われば、次は自分の番。自分が終えれば、妹の番だ]

(36) 2012/01/09(Mon) 23時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 23時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[妹の自己紹介が終われば、母が客人にも名乗りを促す。
この辺りの進行は母に任せてよいだろう。
母はきっと、既に彼らが自分の結婚相手に相応しいかの見定めをその優しい笑顔の下でしているのだから]

 ――……、

[参加者たちの表情は三者三様だっただろうか。
彼らを見る蒼の瞳が僅かに揺らいだのは、エリアスの髪の色が見れば見るほどいつも見ているあの色に似ていたから]

(44) 2012/01/10(Tue) 00時頃

――着替えの間――

 はい。

[始めは、名を呼ばれて、それに対する返事。]

      ―― はい。

[二度目は、心の暗がりを肯定する、重い、重い返事。
 "王女"の父と母は国王と女王でしかなく。
 栄えたこの国の"国民"の、ひとりとひとりではない。
 "王女"の見るべきが"国民"だとしても、その愛を注がれるのは特定の誰かであってはならない。

 ミッシェルの静かな深い声に、もう何年も、何年も昔の、縋り泣く姿が重なった。
 この、まだ本当は二十に満たぬ子の、何度数えてもただの四つしか歳の離れない子の小さな儚い背を、その度に宥めすかすしか出来なかった、力ない自分を思い出す。]


 はい。はい。

[三度目は、ひとりごと、を受け入れた。
 四度目は、忘れてください、を聞き入れた。

 だから、あとは何も言わなかった。
 言う必要はなかった。ひとりごとは、聞こえてなどいないのだ。
 このただの十九歳の少女の、か細い呟きは耳には届かないのだ。]


 ――勿体無いお言葉です、私の、私だけのミッシェル様。

[瞳を伏せたまま、笑う。
 愛おしいと抱き寄せることはしない。そんな事は、出来ない。

 こんな汚れた身体では、彼女を汚してしまうから。]


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 00時半頃


【人】 薬屋 サイラス

 ブローリン?

[髪の色に感じていた疑問が、一本の線で繋がったような気がした]

 あ、の、

[だが、部屋の外で控えているはずのハンスはいつもどおりだったように思う。
少なくとも自分の前では。
母は自ら招待状を書いたのだから当然彼の名も知っていたのだろう、驚く様子はない。

今聞くべきか、ただの偶然であれば恥ずかしいを通り越して失礼ではないだろうか、迷っているうちに髪飾りを褒められて>>52]

 ――、ありがとうございます。
 使用人とそのペットが選んでくれた花なんですよ。

 庭には他にも美しい花が沢山咲いていますので、
 是非ご覧になってください。

[結局疑問は飲み込んで、礼に軽い会釈を返した]

(55) 2012/01/10(Tue) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 ――……、

[そして彼の話で引っかかったのがもう一つ。
この国の逸話。
……建国の話から色々とあるが、やはり頭を過ぎるのは
王が女王へと変わる切欠になったと言われる魔女の話だ。

あれがどこまで本当のことかはわからない、
そも、魔女なんていうものの存在を現代において信じるほうがおかしいのかもしれない。
だが、何百年にも渡って双子の女児しか生まれてこなかったというのは事実で、そんな稀なことが起きるのは何故かと問われれば魔女の呪いだと答えてしまうのが一番簡単で、説明がついた。

そんなことを考えていれば、エリアスに返す微笑も、
ほんの僅か困惑混じりなものになってしまっただろう]

(56) 2012/01/10(Tue) 00時半頃

[シメオンの出自は、知っている。
初めてあったとき、彼はどこまで使用人としての教育を受けていたか。
たとえ所作ができていても、噂話は耳に入ってくるもので。

己も、今は王女ではあるが、元は一般庶民だ。
木に登ったこともあるようなおてんばで、しとやかさとは縁がなかった少女からすれば、生粋の完璧な世話役がつくよりも、随分と気楽でありがたくさえあった。
だから、彼が自分を、汚れたなどと卑下しているなんて、知らなかった。

過ぎると言われるやもしれぬほど頼りにしていた彼の賛辞は、いつも、胸の奥を暖めてくれて。]


 あなたがいなければ、今の私はありませんでした。
 これからも、よろしく頼みます、ね。

[信頼と親愛を込めて。
彼のいない城での生活など、考えられない。

姉や母を、あまり待たせる訳にもいかない。
最後の弱音を流してしまえば、行きましょうか、と促した。]


【人】 薬屋 サイラス

 ……ええ、リリィが。

[使用人のペットとしか言っていないのにその名前まで正確に返されれば、間違いはなかった。
ハンスの、どういう関係者だろう。見た目からしてエリアスのほうが年下だ。
流石に息子ではないだろう、では、弟?]

 ……あ、

(62) 2012/01/10(Tue) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[記憶を辿る。
そうだ、もう何年も前に他愛のない雑談の流れで聞いたことがある>>54

 "――ブローリンさんには、きょうだいはいるんですか?"

まだ彼が仕え始めて間もない、彼を苗字で呼んでいた頃。
今日は"妹"といろいろお喋りしただとか、髪の毛を編んであげただとか、一緒にお勉強しただとか、そういう話をしていて。
その日はとても楽しかったからつい饒舌になっていたのだが、あまりにも自分が一方的に喋っていることに気づいて、何か話題を振ろうと聞いた質問がそれだった。

弟のこと、きっと多くは語られなかっただろう。
具体的な人物像も聞いていないか、聞いたことを忘れてしまったか。
ただ、少し和らいだ表情に、父親以外の年上の男性に対する形容しがたい、近寄り難さみたいなものが多少薄らいだことを覚えていた]

(63) 2012/01/10(Tue) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 まあ、それはとても素敵。
 私もハッピーエンドの物語は大好きです。

 是非貴方の書いた物語を読んでみたいですわ。

[この人生にハッピーエンドを描ける日はくるのだろうか。
まず直近の問題で夫となる男性に、本当の意味での夫婦にはなれないことを理解し、同意してもらわねばならない。
子供はどうするのだろう、妾を取るのか、養子を貰うのか。
その娘達が二十歳になるまでは自分は女王というレールからは降りられない。ミッシェルもそうだ。
想像するだけで長い道のりだった]

(64) 2012/01/10(Tue) 01時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 01時半頃


サイラスは、廊下の話し声は、分厚い扉に遮られてシルヴァーナの耳には届いていない。

2012/01/10(Tue) 01時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 01時半頃


【人】 薬屋 サイラス

 ――、……ありがとう、ございます。

[隣の母は、見た目よりも肝が据わっているとエリアスを評価しているようだ。
だが、当の自分は彼の言葉に困惑していた。

困惑、平たく言えば、"口説かれ慣れていない"のである。

今の段階でなんと返答するのが正しいのかわからず、一先ずは礼を返す。
その表情には、僅かに照れが混じっていた]

 ええ、楽しみにしています。

(70) 2012/01/10(Tue) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

[ディーンと名乗った青年は、その青の衣装と綺麗な金髪が目を引いた。
見た目から派手で大胆なひとなのだろうと思っていたら――挨拶はややたどたどしく、あがっているようで]

 ――ミスター・エゼルレッド、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ。
 私も、……妹も、このような形で殿方とお会いするのは初めてですから。
 とても緊張しています。

[と、言う姿は落ち着いて見えただろう。
実際、相手が緊張しているのを見れば逆にこちらは落ち着けた]

 ペンブルックシアですね。
 残念ながら行ったことはないのですが、名は存じております。
 機会があれば是非。

[国の地理を学ぶことも当然、王女としての勉学の一つだ。
幸いその地名は頭の中に残っていた。
具体的な名産品を、と言われると資料を求めたくなってしまうが]

(71) 2012/01/10(Tue) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ところで、学院では何を学ばれているのでしょう?

 ……あ、……ええと、変な質問だったらごめんなさい。
 その、私は王女として一通りのことを家庭教師から学んできましたが
 学校というものに通った経験がないのです。

 よろしければ、お聞かせ願えませんか?

[金の髪を揺らし、濃桃に弧を描いて、ゆるりと笑んでみせる。
なるべく無難な質問を選んだつもりではいたが、
彼にとっては、*どうだっただろうか*]

(72) 2012/01/10(Tue) 02時半頃

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