3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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【RP】
そのとき、
あきらかに、それまでよりも深い深い闇が辺りを覆う……。
息苦しいほどの、
そう、もう、それは、明らかに、日常からかけ離れた………。
そして、貴方たちには見え始めるだろう。
(#0) 2010/02/27(Sat) 00時頃
この学校の裏の部分に巣食っていた、不穏な影たちを……。
それまでの学校がそれまでの学校ではない異形なものになっていく様を……。
床も壁も、同じもののはずなのに。
あきらかに違う……。
親しんだ机のさわり心地も、そして、見える角度は一緒なのに、知らない染みと、
蠢き始める……この世のものでないものたち……。
その中で女の子の声は、クスクスと……鳴り響く。
(#1) 2010/02/27(Sat) 00時頃
【業務連絡】
辺りは、現世から離れた霊界になってしまっています。
だけど、感じる五感は変わらず、ただ世界が変貌したように貴方は感じていることでしょう。
ただ、襲い来る不安感。自分が自分でなくなっていく感覚……。
貴方にどれほど、この世界は侵蝕していくのか………。
ここは現実?それともあの世?
いや、その狭間といったほうがいいかもしれません。
思考は、まとも?
いや、具象化される現実は、本物?
流れる血も、痛みも、
もう、どちらかわからない……でしょう。
(#2) 2010/02/27(Sat) 00時頃
【業務連絡】
今、指摘を受けました
少女の仕様はいままでどおりだそうです。
なお、赤さんはそれ、理解しておいてくださいね。
あと、1日目に侵蝕度変化はありません。(プロで振った分が1日目になります)
回復はもちろん行ってOKです。
それとこのあと、無茶ぶり落とします。
(#3) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
【無茶振り】
この世のものではないものが、どんどんと校舎の中を這い回る。
ふと、それに茫然自失してしまったのは、<<奏者 セシル>>と<<マネージャー ピッパ>>と<<長老の孫 マーゴ>>と<<用務員 バーナバス>>
大変、彼らには、
1〜3.淫魔
4.吸血鬼
5.狼男
6.取り憑かれなかった。
の霊が瞬時に憑いてしまった。
だが、完全に理性を失ってしまったわけではない。
己の心を悪魔に乗っ取られないようにそれらの悪魔の持つ衝動と戦おう。
(無茶ぶり該当者は[1d6]ランダムを振って該当する悪魔に今日一日とり憑かれてください。)
(この取り憑かれは2日目更新時までです。2日目になるとこの症状は改善します。)
それではどうぞ。**
(#4) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
…大丈夫。
……一人じゃない。
[職員室に入る前に、ちらと見えた人たちを思い浮かべた。
この呟きがどこに繋がっているか、知らない。]
誰 、
――だ
[声、 が 聞こえる。
知っている、ような。 知らない、ような。]
[淡い水色のガラス球は何処かへ声を届けただろうか]
……みんな、職員室に向かったよ。
いま、どこに?
[同じクラスの人物の小さな声を。]
でも、ジェレミーの奴が一人で出歩いてる。
逃げ道を探す、とか言ってたけど。
[響く声]
[哂う少女の声だけではない。]
――……赤……だ。
いや、何か黒い……印が…。
ミシェ?
[きょとり、と目を瞬かせながら声の主の名を呼んで。]
……今、職員室の給湯所。
ハーブティー入れてる。
[報告も兼ねて淡々と呟く。
相手に、コップに注ぐ水音が聞こえたかは分からないが。]
ジェレミーもいるのか。
[確か、補習してたっけ。
と、思い出しながらあきれたようなため息を。]
一人は危ないだろうに。
…誰かと鉢合わせてたらいいんだけど。
[今、ピッパと一緒にいるとは知る由もないだろうが。]
―……、
――、…
…
…… 夕暮れの
… むらさ き
[うすむらさき。
そう、答えた。]
『キレイ キレイ?』
『アカイロ、キレイ。』
『私ノ羽根モ赤――』
[そして。
瞳の色はビー玉と同じ。
夕暮の橙色。そこに黒の瞳孔が、ぽつんと一つ。]
『瞳ハ』
―― 瞳は、 橙色。
[鸚鵡ではない声が、色を、告げた。]
[夕陽を乱反射させたビー玉。
きらきらと、色様々に。
そして、今はその一つ。
深い橙色。
鸚鵡の目玉のように。]
っ、――
――……、
[橙。赤。白。――薄紫]
[誰かの、声。]
[しって、 いる こ え?]
どう、 して。
[今自分が置かれている状況と。]
[今此処で響いている言葉と。]
[錯綜して 揺れる。]
そ、そっちは貴公子さんで合ってるよね。
[自称した所は見たこと無い称号で呼ぶのは、
元カリスマ生徒会長]
もうじきそっちに一杯人がいくから、
かなり賑やかになると思う。
[かなり端的な説明は混乱した現状でも伝わって。]
あと、キャロにマーゴに、ヘクターに、
ドナルドとかシェリー君とかスティーブンス先生とか。
[思いつく限りの名前を挙げるが、
その中には職員室まで向かわない者が居るか。]
集まってる中に見えなかった人もいたから、
どっかで鉢合わせにはなってるかも。
……ごめん、いきなりで私もまだよく状況が分かってない。
[怒りを抑えるために最大限感情を拝した声で]
不愉快な代物がそこらじゅうに転がってるから、注意してね。
ちょっと、頭冷やしてくる。
[そういい残すと声はしばらく沈黙を保つ**]
『オ友達』
『オ友達ヲ』
『連レテ行ッテ アゲヨウ?』
『ソウシナイト』
『貴方タチガ』
『――サレチャウネ、キット』
貴公子……なんか、そんな風に言われてるっぽいね。
[ほんの少しうんざりとした思いを滲ませながら肯定する。]
…そうか。
誰がいるのかまでは確認しなかったからその情報はありがたい。
[周りに気が動転してたんだな、と改めて思った。]
…他に誰を見かけたか教えてもらいたいんだけど。
[いいかな?と近くにいるなら、いつもの柔らかな微笑みが浮かんでる声だった。]
[脳裡に響く聲に、ゆっくりと、返す声。]
……だめだ、そんな事。
出来るわけ、ないだろ……。
[小さく、か細い声。
出してるのは無意識下なのか知れない。]
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