61 Brother Complex Maniax
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[甘ったるい匂いに嫌気さした顔は
なるべく兄弟には見せない。
皆がこの日を
何より楽しみにしているのを、知っては居る。
甘いものが好きな兄弟の輪に
やっぱり馴染めない
ベイラー氏はそんな自分にも口に合う御菓子をこれかあれかと探しては持って来てくれるけれど――
ああ今年も憂鬱な一日が始まるのかと思うと
密かに溜息をつくのだった**]
[弟の一人が自分とは正反対でとんでもなく甘いものが苦手なのを知っていたから、できればこの日だけは逃がしてやりたい気持ちもあったのだけれども]
今年は少し志向を変えて。
宝探しさせたらいいんじゃないかな?
[自分用のボンボンを口に放り込みながらそんな事をつらっと提案してみた。
なに、下の弟達の知らない部屋なんて沢山ある。
なんてたって、自分はこの屋敷に一番長く生活しているのだから]
そうだな、主寝室の隣の使用人室。あそこなら今は開いているし鍵もかかる。
何かに使えるんじゃない。
[例えばお菓子を隠してしまったり。
反省室と称して誰かを閉じ込めてしまったり。
ふふんと、少しだけ子供に帰った顔で提案をしてみた**]
[リビングでか、何処でか。
見られてしまったため息。
兄の提案に最初は少し怪訝そうな顔をする。
彼の足に感じた違和感には、気づかぬふりをした。
手当てが必要だと言われない、つまりは知られたくないのだろうと]
宝探しですか。
皆も……俺も、楽しめるといいけど。
[輪に混じる事が出来るかな、と
ほんの少しだけ常の不満をぽつりと呟いて
あまいにおいが漂うお菓子に、恨めしそうな目を向けた]
使用人部屋……そうですね
[家中掃除するものとしては、知らぬ部屋が兄並みに無い。
言われて思い起こした場所は、確かに今は誰も使っていない部屋]
空き部屋ですしノーリーンが掃除に来るくらいですが、
内緒にしておいてもらえば後は誰にも見つかりませんよ、きっと
[結論としては、兄の提案に賛成で
子供のような顔をする兄を見やり、僅かに笑み浮かべてみせた。
大人びた子供の表情で**]
お前が楽しめるやり方にすればいい。俺はそれが多分一番楽しい。
弟は兄に対して遠慮なんてしてはいけないと俺は思うな。
[それなりに付き合いの長いこの弟への隠し事は基本的に無理なのは知っていて、しかし他の弟達とのコミュニケーションツールとして利用してる節がある事の後ろめたさを思えばそれぐらいは受け入れるられるもの]
つまり、ラルフだって甘えてくればいいんだよ。
俺はお前の兄なんだから。
[大人の顔をする子供へ、大人の顔に戻った大人は返事をした。
開いた距離感を埋めたくて、いつものように撫でようと手を伸ばした**]
子供の愉しみ方、ってのを
とっくに忘れてしまったんですが
[苦笑い。
物心ついたころには既に下に小さな弟が居て
手間のかかる赤ん坊見ながら
兄になったのだから、しっかりしなくてはと
思えば幼いころからこの性格は形成されていたよう]
遠慮しなくて良いなら、俺は兄さんに色々したい事あるんですよ?
まずは日常指導から、なんてね。
[撫ぜられるのは、嫌いだ
甘えたくなる。
それでも、伸びてきた手は拒まない。
冗談めかして本音を混ぜつつ目を細めた。
甘えるのが下手な弟を、上手に扱う兄には敵わない**]
長男なんてな、兄欲しくても居ないんだよ。こんなに弟は沢山居るのに。
[唯一抱える不満を漏らしてみる、実は弟というポジションが羨ましくて仕方ない。
隣の芝はいつだって青いのだ]
…………そういうのは遠慮したい、いやまあ。すまん。
でもな、俺までガチガチしたら下が大爆発するぞ?
上手く上も下も使えばいい、仕事は振り分けろ。抱え込むと良くないし。
[素直に謝ったが、改善するつもりは微塵もなくて。それもバレているだろうから、髪をくしゃくしゃにかき混ぜて誤魔化した。
おそらく緩い二人の兄と、下に続く双子のしわ寄せがラルフに集中してしまったのだろう。
しかし、グレそうになったあの時から自分はもう真面目なお兄ちゃんをすることを止めてしまったから]
俺には寄りかかっていい。頼りなく見えても俺はお前のにーちゃんだ。
[いつもより少しだけ長くラルフを撫でている。
隙あらばこの弟も、抱き枕にして一緒に眠りたいぐらいだ**]
上が欲しかったですか?
代わってあげられると良いんですが、こればっかりは。
[告げられた不満に目をぱちくり。
指導に返る答えは予想通りだったから、苦笑い浮かべ]
役割が違うのは、ちゃんとわかってます。
兄さん達がただ何もしてないわけじゃないって、知ってますよ。
抱え込むのは俺の癖だから、もう仕方ないっていうか……
[短いため息ひとつ]
ん、有難う……兄さん。
[頭がくしゃくしゃになってしまった。
几帳面に手櫛で直しつつ、頭を下げた。
そうして一度別れて他の兄弟を呼びに行くつもりで
踏み出した足
振り返る気になったのは、こみ上げた言葉の所為ではあったが
揺れるリボンに気づいて吐息となって吐き出されてしまったのだった**]
[ちら、と兄を見遣る。
持ちかけられた提案は、さてどうやって実行しようかと
目配せひとつ]
ハワードに、一応根回ししておいたよ。
[目配せにそんなことをぽつり]
勿論あの部屋の鍵もゲットしてある。
あとは、どうしようかな。
[テーブル囲む輪に加わって]
仕事、速いですね
[くす、と笑う。
内緒の作戦を立てている
この状況に僅かに心弾む。
こんな風に遊ぶ事がなんとなくくすぐったい]
後は……ベイラー氏に何と言うか、でしょうか?
やっぱ、皆で並んだ方がいいよね。
[席が近くなれば内緒話もしやすくて、これはこれで都合よい]
ベイラー氏にも、宝探しなんですって言えば。
きっと話しに乗ってくれるんじゃないかな?
[何せこちらは自分とラルフだ、一番そつなく色々とこなせそうな組み合わせである]
ええ……ただ
こういうのは、くすぐったくて
落ち着かないですが。
[苦笑い。
ただ、小さな声が届きやすいのは都合がいい]
趣向の件、巻き込んでしまえば良いんですね。
でも、……もし反対されてしまったら?
なんなら、お兄ちゃんのお膝に抱っこしようか?
[くすりと笑みを零して半分真面目に提案してみる。
他の弟達に言おうものなら、どんな反応をされるやら]
大丈夫だよ、俺がそう言ってるんだ。
あの人は、絶対に乗る。それどころか楽しんでくれるだろう。
ほら、お前好かれてるな。
[何度でも言おう、俺の弟達は皆本当に可愛いなと]
…………それは
[こぼれた笑みと、声音と
判断つきかねて、少し戸惑ったが]
場所が狭まらなくて良いですね。
兄さんが食事しにくいでしょうが。
ちゃんと食べさせてあげますからね?
[冗談に冗談で返す。
ベイラー氏について断言されるとそんなものなのかと頷いた。
兄の方が彼との付き合いは長いわけで]
なら、良いんです
話が通れば、後は実行に移るのみですね。
…………そうなんでしょうか。
[眉を下げた。
どうにも居心地がくすぐったい]
おお、それは良いな。
是非頼みたい所だ。
[今度は真顔で返した、割と本気オーラも添えて]
恥ずかしいなら、二人のときでも良いし。
[テーブルの下で膝をポンポン叩いて見せ。
作戦実行はこの後直ぐかな、と頷き返した]
甘くないもので、ラルフが好物だって思うものは?
勿論だ。俺だってお前が好きだよ。
居ないと困るじゃないか、家事やそのほかを抜きにしても。
[今が朝食時でなかったのなら、抱きしめてわしわしと撫で回して怒られるまで鬱陶しいぐらいの愛情をしめしていたのに。
とても残念だ]
……本気ですか。
食べさせるなら、向かい合わないと難しいでしょう
膝に座って向かい合うとなるとテーブルの位置が
[本気オーラにつられて真剣に考え込んでしまった]
……二人で食事する機会があれば、考えておきます。
[こほんと小さく咳払い。
冗談だった、と思い出して少し照れた。
頷き返す兄の仕草に、心小さく躍らせつつ]
好物? そうですね、ケークサレとか
後はさっぱりした果物とか……御菓子じゃなくて良いならチーズは結構好きですよ。
す、好き?! って
べ、べつに そんな
煽てたって何もしませんよ
今日は何なんですか、皆して……何か企んでるんですか
[あわあわした。
他の皆に気取られぬよう、妙に引きつった顔になったりしつつ]
……や、企んでるのは俺たちでしたね。
俺はいつだって本気だとも。
「はい、あーん」されてみたいじゃないか……
[一蹴されると思ったが、そうでもなかった。
これは、真剣に検討しよう。
兄の暴走はまだ収まりそうに無かった]
チーズは旨いな、たしか良いのがワイン用にあったから後で食べよう。
フルーツは、急に桃が食べたかったからハワードに使いを頼んだがそれでもよければ。
俺がラルフを好きで悪いか?
素直な気持ちを表に出しただけだろう。
[開き直った。
あわあわするラルフを見れて満足げな顔]
そうだなー、企んでるのは俺たちだ。
でもこれで、少しは一緒に居てもおかしくない状況になったような。
そうでもしないとお前、ずっと働きづめじゃないか。
そういうのは新妻の仕事でしょう。
弟にされてどうするんですか。
[大丈夫だろうかこの兄、とちょっと思いつつ]
良いですね、ワイン用なら是非そっちも一緒に
桃は……どうでしょう、硬かったら食べたいかも、ですけど
ですけど
[先刻から振り回されっぱなしのような気がしてきた。
落ち着こうと、深呼吸ひとつ]
……ええ、そりゃ悪くは無いですとも。
俺も兄さんや皆が好きですよ。
いわずとも。
もしかして、この盛大なからかいは
今後の作戦のためですか……?
[満足そうな顔をする兄を見やり、確かにこれで作戦に使える時間は増えたし同時に兄弟は仕事が増えてお菓子から意識がそれるだろうと思う]
……流石、兄さん。
[ちょっと見直した]
そういう相手が居ない俺にそれをしてくれるのが弟の役目だろう。
[仕事の反動か、なにか。
とても甘えたくて仕方ない様子]
まったりワイン飲みながら、昼間からぐーたらするのは休暇でないと出来ないからな。
桃は、タルトになる前に回収しておこう。
きっとハワードは察しているはずだ。
[決して自分がダラダラするために言い出した訳では無い。そこは本当だ]
これで後は真っ先に作戦をベイラー氏に伝えるだけだ。
これも休暇だと思って、付き合ってくれ。
[兄弟全員集合している時間は永遠ではなく、月が替わればまたばらばらになってしまう。
だからこその作戦。
こんな事で見直された、それこそいいのだろうか]
弟の役目……ですか。
[役目と言われてもどうにもこうにも。
うっかり場面を想像して顔色が青ざめた後に赤くなった]
昼からそんな自堕落な生活で良いんでしょうか。
……チーズとワインは魅力的ですが。
[桃も恐らくひとつタルトになる前のものがあったりするんだろう。
ハワードの心配りは完璧と言える]
じゃあ、朝食後すぐに
ベイラー氏の下へ向かいましょう。
こんな休暇も、たまには良いのかもしれませんね。
[全員で食べる朝食なんて、本当に久々で
嬉しそうに頬緩めて、兄に頷くのだった]
いいんだよ、それが休暇の正しい過ごし方なんだから。
そもそもお前いつ休んでいるんだ。
[オンオフの区別がかっちりしている自分から見ると、何かしらで動いている弟は延々と働いているようにしか見えなくて]
さ、これで弟達は散った。
ベイラー氏を迎えて、巻き込んで、楽しい夏休みにしよう。
忘れられない夏に、な。
[いつもなら家族には見せないような、腹黒い笑みが浮かんでいたかもしれない**]
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