254 東京村U
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― 6年前 10月7日 西武池袋線沿い 踏切 ―
カンカンッ カンカンッ カンカンッ
[沈み始めた陽の光が、まばらに浮かんだ灰色の雲を青と赤のグラデーションに染めはじめる。]
……またかよ、ちくしょうめっ!
[踏切前に立ち止まっていた長髪の男、月守赫矢は、踏切の向こうに立つ人影を睨みつけていた。その人影は、まるで双子のように、男と瓜二つだった。
だがその人影は、いつも決まって、男が望んでも敵わない願望を体現して現れていた。ひと月前は、上等な衣服に身を固めて、美しい女性と腕を組んで歩いていた。半月前は、洒落た格好で多くの仲間を囲み、さも楽しそうに談笑していた。
そして今、踏切の向こうに立つ人影は、空色のドレスに身を包んだ金髪の美しい少女の手を取って佇んでいた。勝ち誇ったかのような笑みをその顔に浮かべて。]
なんでだよ!なんで! おまえは、おれじゃねーのかよ! なんで、おまえにあって、おれにはねーんだよ!
(-22) 2016/10/06(Thu) 22時半頃
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[身がよじれるような憎悪、憤怒、羨望。 そのとき、踏切前に1台の自転車が停まった。 乗っていたのは、Tシャツにジーンズを履いた快活そうな少女。 黒いキャップ帽から覗く髪は、色素の薄い金髪で、目は透きとおった翠色。
その少女は、恰好こそ違うものの、月守の影が連れている美少女と瓜二つだった。踏切を待つその少女は、手を伸ばせば届く距離にいる。
月守に、迷いはなかった。]
……こいつさえ手に入れれば、おれはおまえにおいつく! おれは、"完全なおれ"になれる!
[月守は、目の前の少女に手を伸ばした。]
(-23) 2016/10/06(Thu) 22時半頃
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― 5年前 4月 月守邸 ―
……またかよ、ちくしょうめっ! ぎゃーぎゃー、ぎゃーぎゃー、わめきやがる! なんでだ!? なんで、あっちのラクルのように静かにできねぇ!? なんで、おれのラクルは、できそこないなんだ!? おれとあいつの、なにが違うってんだ!!
やめろ!嗤うな! おれを嗤うんじゃねー!! やめろ!!!
(-24) 2016/10/06(Thu) 22時半頃
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― 5年前 9月 月守邸 ―
……ちくしょうっ ……ちくしょうっ ……なんで。 いくらできそこないだってなぁ…いくらうるさくたってなぁ…… アレは、"おれ"のラクルなんだぞ!? "おれ"の! それをなんで……なんでおまえがとっちまうんだよ!?
ごまかしたって、おれにはお見通しなんだからな。 ……わらったんだ、あの……"おれ"のラクルが…… "おまえ"をみて……わらったんだ。 "おれ"に、一度だってみせたことない顔で……。
……やめてくれ、おまえには、おまえのラクルがいるじゃねーか。 なのに……なんで。ずるいぞ……両方もってくなんて、おまえ……ずるいぞ……。
(-25) 2016/10/06(Thu) 22時半頃
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[ハナコちゃんのことを、お兄さんの声が少し小さく響いた。ハナコちゃんは気にせず右手を引っ張って進んでいて、聞かれたことには一度だけ振り向いたけれども、笑っただけ]
……私も、よくは知らないんです。 時々、家の冷蔵庫が開くようになって、私ママかパパが閉め忘れたのかなって思ったけどちがくて。 でも、怖いって言うより不思議なだけだったんですけど。
昨日帰ったら、ママとパパがもう帰ってきてて、誰かと話してるんです。 「私」がそこにいて、会話をしてるみたいに。 そしたら、出てきた「私」はただの影だった。
あそぼうって、私の部屋に逃げ込んだから、後を追って、それから、――テラスに。
[そこから先を良く覚えてない。 誰かに、引っ張られて、それから]
(+31) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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……そうですね。 まず、順序が逆になってしまい大変申し訳ございませんが 木露の新作の件。こちらは情報解禁までは口外無用でお願いします。
[挨拶を済ませて以来一言も喋らず、存在感を消していた編集者を名乗った女が顔を上げる。]
いくつかの都市伝説を調べた結果、私どもも似たような体験や経験談に触れることとなりまして。 たとえばカラスの乗った車が事故を起こしたですとか、 斧を持った男がベッドの下に潜んでいるですとか、 ドッペルゲンガーを見た、ですとか、 天井を抜ければ知らない街だったですとか。
[アンケートに答えたら、父母が成り代わられたですとか。]
その一環で調査しているのが……すでにご存知かもしれませんが、アンケートにまつわる噂話として、いわゆる『書いた願いが叶う』といった、ご利益の話ですね。 そういった噂話に関してのご見解や……そもそものアンケートの意図などを、生の声でいただければと。 もちろん、掲載したくない情報や固有名詞などは伏せさせていただきますので。
[ポジティブな言い方に置き換えてはみるものの、無表情の張り付いた顔つきや抑揚のない早口からは警戒心が見える。]
(170) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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[くすくすと機嫌よさげに笑う女は、木露の答えに目を眇めた>>165。]
ねえ、木露先生。
わたし、気づくとか考えるとか自覚するって、 とっても大事だと思うんです
自分が目指したいものがわからないって まるで出口もわからない迷路に 迷いこんでしまったみたいでしょう?
[>>159 アンケートの目的について、答えそのままではない言葉が並べられる。迂遠な遠回りの返答。]
(171) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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企画が無事に、通ることを 微力ながらお祈りしていますわ
っふふ、
わたしも おはなしをつくっていたんですけど、 木露先生が書かれるなら、きっと 広く、みんなが怖がってくださいますね。
とっても、 あら。
[素敵。と、言葉が最後まで続く前に、横手からの声が挟まった。首が傾げられる。]
(172) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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/* 議事霧でてるっっ? うひー
(-26) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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[東蓮寺の行方に食いついた女子高生に、 ゆるゆると瞬きをする。]
新宿駅、だったはずだけれど、 どこだかわからないって言ってたわねえ
知ってるはずのところにいたのに 知らないところに出たって。
ああ、そうそう
(173) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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従妹の澪音ちゃんのこと。 とっても心配してたわ。
いっしょにいたのに、はぐれちゃった、って。
(174) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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― 3年前 11月 月守邸 ― おれは……かんぜんなんだ。えらばれた人間。 月と太陽、ふたつの神を背負うおれは、 かんぜんであるべきなんだ。 ああ、そうだ……わかってたさ。 おまえこそが、"かんぜんなおれ"にふさわしい。 おまえが……本物の月守赫矢だ。
……影はおれのほうだったんだ。 いつも、先をゆくおまえの背中を追ってきた。 にせものは、お……おれ、の……ほう……
グッ……ガハッ……グッ……へ……へへっ…… わ、わかってたぜ、おまえが……こうするってな なんたって、おれはおまえで、おまえはおれだからな。
ああ、わかるぜ……かんぜんじゃなきゃいけねぇ…… にせものは……グッ…… いらn ……………………ガッ……… ………………………………………………………………
(-27) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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「ヒナちゃんとね、アソビタカッタ」
[思い出そうと左手で頭を押さえる。前を行くハナコちゃんがぽつりと口にした言葉に、その左手はまた下に落ちた。ハナコちゃんの表情はわからないけど]
「デモ、だぁれもきづいてくれないの」 「ヒナちゃん、小さいコロから、知ってるんだよ」 「あのイエは、コワいけど、ヒナちゃんに気づいてモラエたの」
小さい頃から? あの家に来る前から?
[小さく頷いて、ハナコちゃんは前方にある階段を指さした]
「ダイジョウブ、だよ。シンパイしないで」
[ハナコちゃんを怖くないのは、その存在をどこかで知っていたからなのかな、なんて]
(+32) 2016/10/06(Thu) 23時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 23時半頃
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[知ってたはずのところにいたのに、知らないところに出た――新宿西口での出来事を思い出す。 こんな通りあったっけ、なんて、確かに思った。 新宿ダンジョンなんて呼ばれるけれど、一日、二日たっても出られないなんて絶対におかしい。どう考えてもあり得ないのに、どうしてこの女は悠々としているのだろうか。 入間は首を左右にゆるゆると振っていた。無意識だった。
それに――それに。また知らない人が自分の名を呼んでいる。 アンケート用紙には、入間は名前も住所も書いていない。 従兄が名前をこぼしたのかもしれない。 はたまた――あの「なりすまし」の偽親達同様、いつの間にかに名前を知っているのかも。そう思うと怖気がする。]
……どうして? 電話、受け取ってたのに、探しにいってあげないの?
ば、場所は?新宿駅? どうしてあなたにだけ、電話がつながるの?
(175) 2016/10/06(Thu) 23時半頃
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[目的について尋ねた質問。 それに対して、答えになっていないような答えが返ってきた。 一拍、考えた後]
その、アンケートに答える事で目指したい物を自覚させるということでしょうか? それとも、その願いを叶えてみせることで……いや、なんでもないです。
(176) 2016/10/06(Thu) 23時半頃
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ありがとうございます。 ただ、そうだとしても……きっとそれは、僕の功績ではないと思いますね。
[暫し、間を開けて思いついたように口を開く]
ああ、そうだ。 アンケート用紙を見せて貰っても良いでしょうか?
(177) 2016/10/06(Thu) 23時半頃
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― ??? ―
[踏切、交差点、郵便局、商店街、 雑貨店、踏切、交差点、郵便局、 郵便局、商店街、踏切、交差点――]
……ここ、どこ!?
[行けども行けども、おなじような景色が、何度も繰り返し現れては消えてゆく。交差点のどこを曲がろうと、結局はおなじ交差点へたどり着いてしまう。道行く人影は皆無。昼間だったはずなのに、もうすっかり空が暗い。
そのとき、脇の線路に電車が通った。その車両には見覚えがある]
西武……池袋線?
[ ――ぞくりっ。背筋が凍った。 6年前、海霧谷が誘拐されたのも、西武池袋線沿いの街中ではなかったか?]
(178) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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[それは何度目かの踏切に差し掛かった時だった]
カンカンッ カンカンッ カンカンッ
[降りた遮断機の向こうに、 車のハイビームのような強い光が灯った]
カンカンッ カンカンッ カンカンッ
[電車が目の前の踏切を通過する。 走り去る車両と車両の間から、わずかに向こう側が見える]
(179) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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……いるっ
[電車が通過した後、踏切の向こうに現れた人影。 強い光を背にした特徴的なシルエット。
きらびやかな空色のステージドレス。 ミニのスカートからすらりと伸びた白いタイツ。 マイクを手に歌うのは、代表曲、シュガーキャット。 甘く鼻についた蠱惑的な声に、執拗に腰をふる扇情的な振り付け。
その姿は、前に見たときよりも一段と煌びやかで、 そして一段と――禍々しい。
顔面いっぱいに張り付いた、無機質で空っぽな、笑顔の仮面]
(180) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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ああ、勿論。 東京村は、作者匿名のお話しでしたよね? 踏襲するなら名前は出さないんでしょう?
[編集者としての釘差しに、従順に過ぎるほどに頷いてかえす。並べられる不可思議な体験を、にこにこと──嬉しそうに女は聞いていた>>170。]
うちのアンケートに回答なさった方の ご希望がかなった。という噂は、 もちろん、存じあげていますよ。
私の希望も、──ほんの少しの瑕疵をのぞいては 叶っているといえますしね
(181) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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[そう編集者の女性にこたえてから、追及の言葉に緩やかに目を瞬かせた。責められていることを自覚しているのか、名前を口にした少女の勢いに、小首をかしげた>>175。]
探しにいこうにも、わたしにも、 どこにいるのかわからないのだもの
駅ではあるみたいだったけれど、 すっかり新宿駅じゃあ、 なくなっちゃってたみたいだったから……
[どうして。と尋ねられると、少しだけ間があった。自身でも、把握をしかねているように、少しだけ視線が本棚──青いファイルのほうへとずれる。]
さあ。…… どうしてなのかしらね。
(182) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 00時頃
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[くすりと、青いファイルのほうへと目を眇めた女は、また木露のほうへと顔を戻した。途中でやめた言葉の先を無理に追うことはせずに、床に指をつく。]
木露先生は謙虚ですねえ わたし、先生にはとっても才能があるって そう思ってるんですけれど
[と、願いだてに、本棚へと歩く。 コピー機ではなく青が並ぶ本棚へ。]
(183) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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[ファイリングされたものから、一枚紙をとって本棚の上へと横に青いプラスチックファイルを寝かせた。木露のそばへと歩んで、両手でそのアンケートを差し出す。]
どうぞ
(184) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 00時半頃
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◆希望調査アンケート
記入者氏名 : 日付: /
項目1 どんな未来をご希望になりますか?
E4444444
※ アンケートへのご協力 ありがとうございます。 よりよい社会のために、ご意見を反映させてまいります。
***
(185) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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/* ここで止めるの美しいのでは
(-28) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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ありがとうございます。
[受け取ったアンケート用紙を見つめる。 空欄に手早く文字を書き込んだ]
これがもし、噂通り希望を叶えてくれるのならこんな願いも叶えてくれるんでしょうかね?
[『何者の干渉もない、本来あるべき未来を』 そう書かれたアンケートを軽く振って見せながら、『みょんこ』へと笑いかけた]
もう一つお聞きしてもよろしいでしょうか。 貴女は望んでいた未来に満足してますか?
[そんな問いかけをした後は、二人の会話に口を挟むこと無く観察していた]
(186) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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[ふわりと宙を浮くように、一足跳びで、"ソレ"はジリヤの前に降り立った。走り出そうとしたジリヤは、しかし身体が動かなかった。 冷え切った手足はブルブルと震え、右脚がズキズキと痛む。 たっているのがやっとだった。
目の前の"ソレ"は、小首をかしげ、下から見上げるようにして口を開いた。]
『ねぇ、ジリヤ。ひとつに戻りましょう? それで、あたしたち、完全なジリヤになるの』
(187) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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[その瞬間、バチンッ と弾ける音が響いた。 らくがきだらけの『東京村』の背表紙がほつれ、 ボロボロとページが零れ落ちる。 身体が ――動いだ。]
……ちがう。あんたは……あたしなんかじゃない。 あたしの影でもない……
(188) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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["ソレ"は、男たちの欲望が、女たちの羨望が、 ジリヤにお仕着せたイメージ。 『月神事件』での悪評と伝説が形となった暴力。その根底にある、ひとつの悪意]
"ソレ"は……"あんたが欲しかったラクル"でしょ? ……月守 赫矢。
(189) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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……じゃないて
……月守 赫矢の影法師(ドッペルゲンガー)
(190) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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