人狼議事


194 花籠遊里

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【人】 墓荒らし ヘクター

[朋のために見せる献身か、熱のために焦がれる欲のためか。

口腔を巧みに使い己の熱情を育てる朧の髪を無造作に掴み、
柔く生暖かい肉を蹂躙すべく、自らも腰を繰り出し始めた。>>126

彼の奉仕の律動に合わせ、顔を引き寄せ、
派手な淫音奏でさせれば、懸命な慰みに滲ませる恍惚の色。

亀頭が彼の舌腹を摩擦する度、肥えてゆく熱源を教え。
低く喉を絞ると、小さな呻き声を漏らして、頂の予感に突き動かされるまま、彼の口内より猛る怒張と化した陽物を引きずり出した。

彼の紅い唇を捲り上げ、引き抜く際も小刻みな脈の余韻を残し。
そうして、一度、藤之助に視線を引いてから――、

朧の端正な面差しへ、咽返るほど濃い白濁を浴びせようか。
避ける事は、髪を梳き上げた五指が許さず、放埓な毒が散る。

ねっとりとした重い精液に穢れる肌を、悪辣は小さく笑った。]

(133) 2014/09/15(Mon) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[彼の目の前で精を浴びせる朋を見せ、
一等、羞恥と焦燥を感じるだろう瞬間に指を抜く。>>122
身体の中を占めていた異物が退けば、空隙が生まれるか。
彼の身体に飢餓を齎すような、物足りぬ洞が。]

 ほうら、夜鷹の振りは終いだ。
 ―――きな、藤之助。

[彼の髪から指先滑らせ、しな垂れる体躯を己の膝上に招く。
されども、彼の鏡面が対峙するのは己ではなく、
白濁に塗れし、朋の前であった。

浮かせた彼の腰の背後より、熱の引かない屹立を双丘の合間にすり合わせ、いやらしい笑い声が続く。]

 脚を開け、しっかり見せてやんな。
 ―――…大事な雛に、身を挺する様をよ。

[声に合わせ、彼の腰を引き寄せれば、怒張で一息に彼を穿つ。
散々香油で濡らした秘所を押し広げ、結合部を朧に見せ付けるように。]

(137) 2014/09/15(Mon) 21時半頃

【独】 墓荒らし ヘクター

/* 助けて下さい!文章力と色気が息してないんです!
(頭を抱えながら泣く)

(-56) 2014/09/15(Mon) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[花の媚態は己の鳩尾を灼く。>>140
特に今宵の二輪は圧倒的ですらあった。
互いに花としての矜持を持ちながら、友垣の情を捨てられない。
彼らの繋いだ親交から滴る蜜の甘美たるや、喉が爛れるほどである。

指を引き抜いただけで崩れそうになる身体に愉悦が盛り、
己の乾いた唇を舐めて濡らした。次から次へと飢えていく。
嫌がる素振りの彼を慰めるように首裏に口付け、弛緩を誘い、
圧力に開いていく結合部を見せるよう、藤之助の膝を抱えた。

開脚を強いて、窄まりの襞を熱塊が伸ばし。
先ほどまで朧が育てていた剛直が藤之助を犯す。

倒錯の香が一層強く変わった。]

(146) 2014/09/15(Mon) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[物慣れたはずの粘膜は、異常な初体験に怯えているのか、
未熟に砲身を引き締め、圧迫を伴い絡みつく。>>141
されど、悪辣な男にとっては余興の一つでしかなく、
未通を玩ぶように満悦が口元を彩った。]

 おうおう、こんなに拓いちまって可哀想になぁ。

 ――…舐めてやれや、朧よ。
 ちとは藤の字も素直になんだろうよ。

[旋回を伴わせつつ、突き上げ始める腰。
必死に縋り付いてくる身体の外と中を嘲笑い、
肌と肌のぶつかる音を聞かせて、牢に響かせる。

指先で結合部の捲くれた縁肉をク、と圧して弄り、
顔に白いものを受け止めた朧へと犬の真似事を強制。>>144]

(147) 2014/09/15(Mon) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[ぐらりと揺れ始めた鏡面と精巧。
戯れに挫いて長い一夜を遊ぶ蝶は隠蔽を許さない。
彼らに与えるは屈辱であり、蹂躙である。
心も身体も苛んで、己の白濁を自ら口に運ぶ朧に嗤う。]

 不満が顔に出てるぜ、朧。
 ………お前さんも疼くかね。

[態と彼の眼差しを曲解して受け取り、藤之助の裾を開いた。
朧の眼前には、男に貫かれた朋の秘所から、
兆す性器まで全てを視界に納まり。

――――それでも男に縋る藤花を知らしめて。>>145]

 我慢できないなら、独り遊びを許してやるよ。
 しっかり解しておかねぇと痛い目見るのはお前さんだぜ。

[友の痴態を弄れと言う、犯されるために身を整えろと言う。
朧の複雑な感情は、男の舌上に大層な美味を拡げていた。]

(148) 2014/09/15(Mon) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[花の滴らせる蜜は、蝶の主食。
彼らの水面下に隠す真の蜜を啜って喉を潤す男。>>149

常に平静を装う彼の瞳も揺れれば、己の歯列裏を舌で舐めた。
貪欲は底を知らず、覗かせた舌に掬われる混ざり合う体液。
香油と先の白濁が交じり合う雫に口付ける彼に瞳を細めた。]

 ―――…悦い、顔だ。
 幾らお前さん方が懇意でも、藤で慰めた事なんてねぇだろ?

 どんな気分だ、言ってみろ。朧。

[顎をしゃくって促す発露。
彼が黙秘を選んでも、罰を与える事は無いが、
―――代わりに藤之助の首裏に甘く噛み付く躾に摩り替える。

蠕動を払い、ゴリ、と内壁を摩擦する音で抉り。
脊髄を駆け上がっていく愉悦は、純度の高い享楽を示す。]

(156) 2014/09/15(Mon) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[体温が上がるほどに、香は拡がりを見せ、
ひくひくと痙攣する蕾に充足の呼気を巡らせて吐いた。>>154
全て飲み込ませてしまえば、腹筋を内側から押し上げるほどの質量と変わり。]

 ―――…もっと、声を上げて朧を煽ってやんな。
 聞かせてやれよ、お前の可愛い雛共に。

 お前さんが、どれだけ、淫売かってな。

[更なる嬌声を欲し、彼の声は牢に反響。
狼狽し、鏡面を見失い、泣いて許しを乞う姿を貪って。
ギ、と木製の牀台を軋ませ、その音すら彼を責め立てる。

徐に彼の胸へと腕を伸ばせば、肌蹴ける合わせより、
大きな掌を差し込んで、乳嘴を摘み上げようか。>>155
彼が受け止める限界を迎えると知りつつも、与える愉悦は際限を知らず、胸を飾る茱萸を引き遊ぶ。

齧りついた首筋を、ねとり、ねとりと舐める舌。
宛ら、花に取り付き蜜を啜る、蝶の捕食であった。]

(159) 2014/09/15(Mon) 23時半頃

【独】 墓荒らし ヘクター

/*
トレイルさん、漢字開く場所綺麗だなぁ。
平仮名って本当に色っぽくて良いですなぁ。

(-62) 2014/09/16(Tue) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[煙るような靄の向こうで明りをほろりと零していた月。>>164
それが今や、隔たりは徐々に晴れて、淫蕩と情欲に濡れていく。

それでも、笑みを形作る彼には、咎めるように片目を眇めた。
彼の虚ろな瞳の奥底を覗き込もうとする性悪な眼差しを尖らせ。]

 ――…へぇ。
 聞いたかい、藤の字よ。

 朧はお前さんにも欲情するらしいぜ。

[彼らを苛むほどに心地が良い。
朧が自らを慰める窄まりに視線を降ろし、
指が彷徨う度に身体を拓こうとする様に眼圧を掛け視姦。

挙句、彼の吐息が己を咥え込む菊門を掠めるたび、
微震が伝わり、結果的に蝶を悦ばせた。]

(171) 2014/09/16(Tue) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[鏡面に走る細かい罅。彼の軋む音は法悦の調べ。>>165
砕く意思は悪意等という易いものではなく、純然たる我欲だった。
結合部に掛かる吐息に合わせ、左胸を弄れば、やがて芯を持ち
女子のようだと詰って弾き、疼痛齎して苛めて見せた。

唯一度も触れぬ前に、それでも込み上げるのは射精感か。
何度も往復し酷使させた前立腺。
既に彼は、雄を持成す身体として蕩けている。
先走りは腹の中でひっきりなしに水音を重ね、溜まり。

不意に、甘く、欲深く、腹の底へと種を強請る収縮に襲われ、
迫る頂に逆らわず、骨がぶつかるほど深くまで腰を叩き付けた。]

 ――――ッ、

[彼の中に放つは夥しい白濁。>>166
熟んだ媚肉を灼いて飛沫が散り、腹を波立たせ、至らせる悦。]

(174) 2014/09/16(Tue) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[藤を朧で苛み、浸食する感覚は脳を爛れさせる。

余韻に浸りながらも、射精の合間も腰を揺すり、
彼の中に残滓も残さず注ぎ込んでいく。

達すると同時に、彼の深淵からも押し上げさせるのは小さな死。
当然、彼が芳醇とした熱欲を絶頂に弾けさせれば、朧は二度目の精を浴びる。

藤色を、真っ白に埋め尽くして。
 彼の大切なものを、淫欲で汚させて。]

(175) 2014/09/16(Tue) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ……堪らねぇな、

[僅かに浮いた汗を払って首を振り、橙色が乾いた音を立てる。
ぐちりと体内に零した精を潰す緩い律動を数度繰り返してから、荒々しく扱った花より、白濁に塗れた凶器を引き抜いた。

栓を失った窄まりからは、粘性の濁りがどろりと零れて、彼の秘所を新たに濡らすだろう。
穢されて、犯されたのだと、その身に教えるように。

そのまま藤之助を寝台に転がし、次に腕を伸ばすのは朧の君。
半ば無理矢理、寝台に引き上げて、口唇を塞ぐ接吻を捺そうか。

精に穢されていようとも構わず、
その傲慢な口付けを、打ち捨てた藤之助へと見せ付けた。

―――そこで、余所の檻より微かに聞こえた嬌声に、
一度視線を上げたが、一瞬の瞬きで逡巡も挟まず断ち切り。

ニィ、と笑って、リップノイズを二輪に聞かせた。**]

(179) 2014/09/16(Tue) 01時頃

【鳴】 墓荒らし ヘクター


 ―――坊やの悪趣味に比べちゃ、俺なんぞ可愛いもんよな。

[喉を震わせた独り言を聞くものは居ない。
ただ、と思案巡らせ、瞳を微かに揺らした。]

 あれもつくづく、面白い坊やだ。

[溜息のような感嘆は、男にしては珍しい他者への興味。
花籠の外に向ける視線は、久しく。

過ぎった感覚を自覚すれば、
笑気一つ零して、夜に再び身を浸した。**]

(=14) 2014/09/16(Tue) 01時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/16(Tue) 01時頃


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/16(Tue) 21時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

[薄い雲の向こうに、輪郭を暈して浮かぶな朧月。
彼の髪が舞い遊ぶ度に、長い髪が細い雨のように見えた。
夜を明かさぬように零れる花の香り、
享楽は男に明るい世界を忘れさせてくれた。

熱と欲で満たされて、それ以外は何もいらない。

白濁に穢れる彼に唇を浅く啄ばみ、腕に抱く。>>180
彼が友に伸ばした腕は、虚空を切り、優しさに届かない。
友情を踏み躙るほど、胸は満たされて、飢餓が癒える。

悪趣味なのは百も承知、己の気質など千も把握。
牀台に放った藤の花房へ、気を向ける朧の呼気を呑み、
その口付けから拡がる甘さに脳髄が灼けた。

―――花から漸く、人の香りがする。]

(228) 2014/09/16(Tue) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[己の子種を受け止めた藤は、未だ余韻に苛まれるだろうか。
新鮮な精が彼の奥で収縮に捏ねられ、内壁をじわと蝕んだ。
占有していた重量が抜けても、残香は内に留まった侭。>>188

褥の中で熱に苛まれ、揺れる花は艶然と欲を誘う。
美麗な二輪を揃えただけあり、双眸に深く悦を与え続ける。
刹那的な饗宴は、一時の熱を一層焦げ付くものへと変えた。]

 ―――…そんなに気になるかね?

[藤の瞳を認め、唇は円弧に撓んで歪み。
気怠げな笑みを浮かべて藤之助へ問いかけた。>>191
何処か霞がかった彼の視界に、接吻の様を映し、
不図、更なる悪趣味を企て、朧の身体を引き倒した。

――――丁度、藤之助に覆い被せる形で。]

(229) 2014/09/16(Tue) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[どさりと人形の様に扱う彼らを慮る心は非ず。
ただ、彼らが鈍く放つ心底の輝きに双眸を眇め。]

 こちらの方が、良く顔が見えようや。
 ―――眼を逸らすなよ、藤の字。

 ……お前さん方は皆、直ぐに眼を逸らしやがるなぁ。

[朧の背に掌を滑らせ、腰を持ち上げさせると強いる開脚。
朧に取らせるは藤之助を跨がせ、獣のように強請らせる体位。

彼らの眼前に友情を置いて、欲情で燻す算段。
藤も朧も、更に輝かせるように。

砕けた鏡、壊れた精巧の面差し。

自身を蝶と偽る悪辣な夜蛾は、
男は乾いた心を慰める様に、熱ごと息を吐き出した。]

(230) 2014/09/16(Tue) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[彼らに溺れる蝶など、何頭も居る。
高嶺の花に酔い痴れる伸びる手は数多。

されど、今宵、彼らを支配するのは、
溺れる分だけ彼らを抉り、砕いて、快楽を得る悪辣。>>234

触れ合う二人の肌に熱を孕ませ、育てながら、
差し向けた朧の双丘に添える自身の剛直。
朧の高く結んだ髪を掴んで、まるで手綱のように引く一時。

朧の顎を伝う白濁が、藤之助の頬にもポタリと落ちるか。
散った鏡の欠片を掻き集めさせることも許さず。]

 悦いねぇ、――…悦い返事だ。
 俺の命令だから、か。

[機嫌良さ気に、膝立ちの腰を揺らめかせると、
朧の窪みに先端の段差が引っ掛かり、縁襞を舐めて掻いた。]

 ―――…甘ぇ、蜜よな。

(240) 2014/09/16(Tue) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[彼らは籠の花、今は己の花。
散らすも愛でるも、一夜主人の匙加減一つ。

どれだけ夜を深めても、彼らの目の前には、朋が居る。
夜と切り離されたはずの、昼の世界も見えるだろうか。>>235]

 それもそうさな。
 ――では、藤の字よ。お前さんが教えてくんな。

 朧は今、どんな顔をしているかね。
 ―――…お前の朋は、どんな顔で啼いてくれるかね。

[態とらしく、思い至ったように嘯く唇。
ねとりと低音が朧の背に落ち、体液に塗れた怒張の先端が、
朧に自慰を強いて綻ばせた菊座を捉えた。]

 ………さぁ、教えてくれよ。

[朧の後ろ髪を強く引いて、痩躯を一息に穿つ。
狭隘な肉の狭間を押し進み、朋を犯した熱杭が、空に滲んで浮かぶ月さえ、辱め堕とす。]

(241) 2014/09/16(Tue) 23時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[逞しい熱は、斜に勢いづけて打ち込む角度。
最初から性器裏から始まる隆起に狙い定めて抉り。

己の熱は、万進するほどに欲情を呼び、硬度を取り戻す。
陰茎に浮き上がる血管すら、朧の体内へ細かい脈を走らせて。

グ、と腰が朧の臀部にぶつかるまで、身を軋ませた。
休息を与えず、満たす身体と、己の征服欲。]

 ―――ハ…ッ、

[朧月の向こうから惑う藤色を見下ろし、獣の瞳が声を促した]

(242) 2014/09/16(Tue) 23時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[朧の形整う肩に走る痙攣は、己の下肢に熱い欲を誘った。
媚を知るからこそ、無意識の痴態は不意打ち如く邪を掻き立て。
己の深層から滲む身震いは彼に収める熱にまで伝う。>>245

満たされる悦びを知っている肉体は甘く、
玲瓏な普段の面差しを忘れさせるほど内壁が妖しく絡みつく。
充足の呼気は途切れて熱を孕み、彼の臀部に手を掛け尻朶を左右に開いた。

そのまま。隙間無く己の形を覚えさせる狭隘を
拡張するように最初に与えるのは淡い旋回。
奥ばかりに円を描き、淫液を塗りこめ。彼の腰も追従させる躾。

ぐず、ぐちゅ、と水飴のように蕩けた音が三者の合間で立ち。
朧の身体で奏でる旋律は、砕鏡を細かく粉に変えさせる。]

(249) 2014/09/16(Tue) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 流石に年季が違うねぇ――…、
 男に強いられて、こんなに感じるかい。朧よ。

[年下の藤之助の前で、揶揄めいた賞賛を投げ、
素直に喘ぐ花に褒美の一打を深く与えた。

腰を引けば、懐いてくる媚肉を歪め、衝撃で均す。
その度に生々しい音が溢れ、牢に反響する性交の楽。

腹の内側を暴れる熱源は、従順な身体に最終的な成長を遂げ、
脈の一筋すら粘膜に刻み、体内に己の鼓動を覚えさせる。]

(250) 2014/09/16(Tue) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[彼の上で睦む蝶と花。
蜜吸いに喩えるには苛烈で、その様は捕食に似ていた。
朧の躯を串刺す度に、藤之助の瞳には色の浮き立つ友が映る。

近すぎる息遣い、近すぎる体温、近すぎる嬌声。
そのどれもが―――、彼を犯すようにも錯覚させるだろうか。

悪趣味な配置は計算されたもの。>>247
平静を装い、搾られた評価の声は、嬌声以上の糖度を伴った。
己の唇を舌で詰りながら拭い、強い眼差しが彼を覗く。]

(251) 2014/09/17(Wed) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ―――…花に月、とは、艶雅なことよ。
 だがな、藤の字よ。

[唐突に朧の顎に手を掛ければ、彼の眼差しと向き合わせ。
腰を放縦に繰り出すたび、勃起した朧の慾が彼の腹を掠め。]

 視たままを告げて良いんだぜ。
 ―――…なんて……、淫乱な朋だってな。

[明けを知らない夜の底。>>248
また、鏡の欠片がぶつかる音を聞いた気がした。]

(252) 2014/09/17(Wed) 00時頃

【独】 墓荒らし ヘクター

/*
妖怪、イチギョウハイラナイが猛威を揮っておる。
しかし、お二人とも可愛いなぁ。

(-94) 2014/09/17(Wed) 00時頃

【独】 墓荒らし ヘクター

/*
なんか皆初々しくて本当にかわいい。
花ちゃんも蝶ちゃんも本当にかわいい。

(-97) 2014/09/17(Wed) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[光も閉ざしてしまう朔の闇へ。>>255
輝きは漆黒の中でこそ、最も価値を上げる。

朋の声で辱められる彼の貪婪に波を立てれば、また高く啼いた。
恥辱に塗れながら、彼は抗えぬ花月。
彼は花たる故に、咲き誇る以外を知らない。

淫蕩に融けた彼の顔は、藤之助の瞳に映して垣間見。
熱情の赴くままに、欲しい侭に貪ってゆく。
太い剛直が抽挿を繰り返し、奥に淫液を垂らしこんで、
熱烈に絞る肉の抱擁に喉を微かに上下させた。]

 見せてやれよ、朧。
 ―――…本当のお前さんを。

[彼を背中から緩く抱くと、ぴったりと背に逞しい胸が乗り。
朧藤の眼差しを繋げ、月も花房も夜に堕ちてしまう様を見る。]

(264) 2014/09/17(Wed) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[一時の熱は、己を慰めてくれる。
己の不足に慈雨を降らせ、渇きを癒してくれる。]

 ―――――……っ、

[長い悦は腰に蟠り、彼らの眼差しがぶつかる瞬間、
奔流の飛沫を朧の内側に爆ぜさせた。

重なる美しい二輪の花、うっそりと瞳を細め。
一度に収まらぬ逐情は、二度、三度と朧の腹を内より叩き。]

(265) 2014/09/17(Wed) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[身体を苛む蝶は背後、朧の目前に在るは藤の君。
愉悦に脆い花が、性感押し上げられて、頂を駆ける時も、
きっと、朋ばかりを視界に入れる。>>260

花を蝕んでいく毒は重く、貞淑を気取る彼の皮を剥く。
一枚下に隠れているものを暴くように。]

 ……悦ぃ―――…夜よなぁ、

[上がる息を乱し、それでも君臨するは夜の上。
熱い精を迸らせた朧の髪を漸く解放し、
藤之助の上に捨てるよう、背を押しやる。

悪辣な夜蛾は、熱の頂を越えて尚、
最後の最後に、何もかも突き放すよう、手離した。]

(266) 2014/09/17(Wed) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[体液に塗れた二輪の花。

然して乱れの無い己の着衣を、緩やかに引いて、
内側に風を送り込めば、周囲に煙る艶香の濃度を知る。
夜を区切った檻の中には、それぞれ蜜が詰まっているのだろう。
――――たっぷりとした、甘い秘蜜が。

そうして、息を注ぐよう、低い天井を仰ぎ。
一時、耳を澄ませて、日常には無い悦に身を浸す。


チラと見やるは欲と精に穢れた二輪の花。


日が昇った後も、眼下の友情が、元通りに収まるかなど、
奔放に振舞った享楽蝶は与り知らぬところ。

だが、瞬きを数度越えると、黎明は案外近くまで迫っていた。*]

(267) 2014/09/17(Wed) 01時頃

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