人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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視点:


【独】 懐刀 朧

/*
とりあえず跳ねる、お約束だ。

ふぃーっしゅ!

(-3) 2010/08/05(Thu) 01時頃

【人】 懐刀 朧

[一度、苔色を追うように黒檀もまた鵠の姿を追う。
その後には夜光も続くことになるだろうか。]

 ――…成る程な。

[手妻の関係ではなかったようだ。頷いて。
訝しげに一度華月を見たのは、昨夜の笛の音を
そう評するには値しないと、思ったから。]

 …虎鉄、
 ……次の宴の席では、見れるか?

[そう虎鉄の名を呼んで。
此方の評には黒檀が瞬き、薄い笑みに変わった。]

 ――…まだ、いびることになるかはわからん。

[我侭さを否定することなくそう言うと、
二人の話の邪魔してもなんだとその場を離れようとするか。]

(5) 2010/08/05(Thu) 01時頃

懐刀 朧は、離れようとしたところで、本郷の姿が見えて不思議そうに首を傾ぐ。

2010/08/05(Thu) 01時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 01時半頃


【人】 懐刀 朧

[振り返り気付いた本郷の姿に、
まず目に行くのは平たい鉄色ではなく
その手に持つ楽器だった。]

 ―――…、妬いてでもいるか。

[恒例挨拶にはそんな言葉を投げてやる。
言い訳が聞かぬなら売り言葉と、退かぬ姿勢は変わらずで。
積極的に花を探しているわけではないのは知っての言葉。]

 ……此処でまで引き篭もって、
 まんまるが部屋に来訪でもしてきたら叶わん。

[そう言ってから、黒檀が指すのは持つ提琴。]

 ――――……それは?
 

(16) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

【人】 懐刀 朧

[珍しい真面目な本郷の表情に、少し驚いたように見つめ。
それも直ぐに消えると浮かぶのは面の皮が厚いと言われた貌。
一度だけ、仰ぐように見たのは華月の姿で、]

 ――…妬くくらいなら、もう少しお前も花と話せ。
 祭はまだ一晩過ぎただけだ。

[二日目の宴も準備が進められているのだろう。
はしゃぐまんまるの姿は何処にも見受けられぬ。
楽器を持つ姿は珍しい。まじまじと見てから薄く笑む。]

 ―――…花主が、花の使い走りか。

[揶揄るように、そう言ってから
会話を続けぬのかと華月と虎鉄の弟子兄弟を見て]

(36) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 懐刀 朧


 ――…仲がいいな。
 虎鉄と共にいると、少し幼くも見えるか。

[それは華月の姿に。
咎めるものではない、むしろ好ましいといったもの。
鵠が隣にいる時の姿とは、また異なるようにも見え。]

(39) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 懐刀 朧


 ―――…なら、気まぐれに舞ってもらおう。

[薄く笑んだまま虎鉄へとそう返す姿は、
花が評した通りに我侭を通す姿にも映ろうか。
兄弟の戯れは宴席でなければ珍しく、好ましいもの。
華月がその場を離れるのなら、虎鉄を見て、
探し物も済んだことだし高嶺もまた一度部屋に戻ろうかと。]

(42) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[必要以上に煽ることもない。
本郷からの言葉には緩く頷いてそれ以上を言わず。]

 …聴いている。
 苛立って落としてしまうなよ…、
 あまり見慣れぬ楽器だ、
 もしも壊せば直せる者を用意するのも難しい。

[花のような容姿であっても覚束無い様子は
花主でしかない本郷の姿をそのまま表していて]

 …似合わんな。

[零す笑みは揶揄というよりは自然に零れたもの。
同じ言葉を繰り返す花主を、やること忘れる前に
送り出してやろうと思うのは昨日の広間での礼の代わり。]

(56) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

【独】 懐刀 朧

/*
霞と法泉は見ておきたいんだが
あそこに飛び込む勇気が私にあるかどうk
[多角 苦手。]

(-14) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

【人】 懐刀 朧

[それにしても華月にはよく笑われているような気もする。
睨み据えてやるのは花にではなく、笑われる原因だろう
花主の方にだ。片付けに行く姿には道順を忘れぬようにと
あまり声を掛けずに見送って]

 ―――…絆、か…。

[虎鉄の言葉に、反芻するように呟くと
もう一度華月と虎鉄の弟子兄弟を見る。
華月の苦笑の深い理由までを察することは高嶺にはできず]

 …早く追ってやれ。

[本郷が茶を飲めるのは何時になることか。
3人が其々散っていくと、華月と虎鉄の並ぶ背を見て。
浮かぶ感情と…憂いそうになる貌は、瞬きの中に隠した。]

(67) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

懐刀 朧は、本邸から自室までの道程で見つけるのは、同じ顔の花主とその傍らの小さな花。

2010/08/05(Thu) 03時頃


【人】 懐刀 朧

 ―――…かすみ、

[呼ぶ声は少し幼さを帯びる。
柔らかく笑む姿に同じ笑みは返せない。
同じ顔でも、高嶺はその笑みの作り方を知らず

イアン、霞がそう呼んだところで包帯の花の姿も現れるか。
紅い色がまた塞がれていることに浮かぶのは
何故?と問うような訝しげな黒檀の色で]

 …花を得たか、霞…

[そう言って見るのは、霞の傍にいる小さな花の姿。]

(75) 2010/08/05(Thu) 03時頃

【人】 懐刀 朧

[先日触れた時には哀しげな貌をしていた雛鳥。
霞から肯定の言葉が返ればどのような顔をするか。
迦陵を見下ろす黒檀は細まり]

 …そうか。
 それは…よかった。

[はにかむ霞の姿に言葉はそう返しても、
見下ろす黒檀が迦陵を微笑ましく見ることはなく
暫く見つめた後、それはゆっくりと逸らされる。

―――…今宵は、満月だから。
―――…兄弟の絆を見た後だから。

わからぬ、自分でも判断のつかぬ感情が裡に浮かぶ。]

(81) 2010/08/05(Thu) 03時半頃

【人】 懐刀 朧


 …まだ、選んだだけで成ってはいない。

[包帯の花に返すのは、2つの花への肯定の言葉。
届かぬ視線の先を詮索することは今はなく]

 ――…お前は、
 やはり、気持ちは変わらぬか。

[新たな主を得ようとは思わないのか。
イアンには同じ問いをまた、口にする。]

(83) 2010/08/05(Thu) 03時半頃

【人】 懐刀 朧


 ――…それは先代までの話。
 誘う前に花達には花も主を選べと言っている。
 未だ――…どうなるかは、わからん。

[もう答えを出していたような花を思い出すが、そう言って。
芸事に関しては黒檀を緩く細めるだけ。
剪定の理由は其処だけではないが、言うことでもなく]

 ……気になったからだ。
 気に障ったのなら忘れろ。

[朗らかに笑って肯定する花の姿は、
新たな花を得ようとしない花主の姿とも被る。
琵琶と舞、鳥の歌も聴けるのならば少しその場に留まるか。
演舞の全てを見終える前に姿を消しているかもしれないけれど。**]

(92) 2010/08/05(Thu) 04時頃

【独】 懐刀 朧

/*
私は法泉には辿り着けるんだろうか…。
会っておきたいんだけれど な…!!

(-23) 2010/08/05(Thu) 04時頃

【人】 懐刀 朧


 ……甘い露ばかり与えてしまえば、
 成る蕾も花開く前に萎れてしまう。

[ロビンがあの後、どう変わったのかは未だ知らない。
選ぶのは――…花。
高嶺のその姿勢は童花に対しても変わらず。
イアンの言葉には独りごちるように、そう呟いた。**]

(97) 2010/08/05(Thu) 04時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 04時頃


【人】 懐刀 朧

[迦陵の名を呼ぶことはなかった。
琵琶の音と刃の舞、彼らが美しく絡む前に
高嶺はその部屋から姿を消す。
演舞の前の>>118イアンの言葉。
聴けば珍しく困ったような顔になった。
眉を寄せて一度は飲んだ言葉、口にするかを悩み]


 ――…私は、あれの主ではない。


["今"を零して、花達が咲く部屋から去る。]

(124) 2010/08/05(Thu) 09時半頃

【人】 懐刀 朧


 ―――…、…

[部屋を出た後のことはよく覚えていない。
立ち寄る予定だった本郷の部屋にも訪れるはなく、
けれどもぐるりと大きく遠回りをして
自室に戻るのも随分と後のことになるだろう。
鵠が探していたのなら、入れ違いになるかもしれず。


琵琶の音が途切れる。
何が起こったのかはわからず、それに安堵する。
花主になっても花であることを捨てぬ貌。
―――…穢らわしい、と。
浮かんだ感情を打ち消すように、緩く首を振った。**]

(130) 2010/08/05(Thu) 10時頃

【独】 懐刀 朧

/*
独りどろどろを 楽しむ…!!!

(-38) 2010/08/05(Thu) 10時頃

懐刀 朧は、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。

2010/08/05(Thu) 10時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 10時頃


【人】 懐刀 朧

[『このまま見つからず居られたら、ずっと一緒に居られるのに』

最後に霞を連れて手を引いたのは髪も伸びた年頃だった。
連れて行かれると知った月の日、
満月の夜一晩、彼を隠し通せばまた次も会えると。
判っているのに愚かな夢を見て奥座敷に霞を隠した。

『隠れて…、隠れて――…かすみ』

見つかるのが早かったのは啜り泣く声が漏れてしまったから。
己が彼に成れず、彼が己にも成らず その手は離される。
遠く、遠く――月の向こうへ。朧の知らぬ場所へ。]

(255) 2010/08/05(Thu) 20時頃

【人】 懐刀 朧

― B棟・自室前 ―
[霞が言うように巡り合せというものがあるのだろうか。
どのような道筋を通ってきたのか、
剪定した二つの花に会うことなく高嶺は自室に戻る。
部屋に入る前に足を留めたのは、来訪者が居たから。
待っていた者達とは―――…違う、]


 …如何した。


[黒檀が驚きに大きくなったのは僅かな間のこと。
見慣れぬ組み合わせだと、そう思った。
見に行くことをやめた、本郷の部屋の借主。]

(257) 2010/08/05(Thu) 20時頃

懐刀 朧は、執事見習い ロビンの名を呼ぶのは、常と同じ高嶺の貌で。*

2010/08/05(Thu) 20時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 20時頃


【独】 懐刀 朧

/*
鵠のメモの処女報告はどういう意味なのだろう、
初めは華月がいいという牽制なのだろうk

チキンな花主は手が出せんぜ…!( ノノ)

(-64) 2010/08/05(Thu) 20時半頃

【人】 懐刀 朧

― B棟・廊下 ―
[名を呼ぶ声には疑問符が混じる。
乾の名の花主を一瞥してから傍らの花へ。
其処には先日までの子供の姿はなく、
あるのは硬質の中にも確かに薄い色付きを宿す花。]

 ―――……、

[薄く開いた唇は、直ぐに言葉は為さなかった。
寒空と同じ薄灰を纏い変わった花の色を見て]


 ……咲くことを選んだか。


[眼鏡、そう言われると瞳を細めて肯定を返し]

(268) 2010/08/05(Thu) 21時頃

【人】 懐刀 朧

[ロビンが紡ぐ言葉は、確かに高嶺が言った言葉。
ゆっくりと、黒檀が伏せられる。
詠うような言葉を聴き、伏せた瞳が花を見つめ]


 ……許されるなら、…?


[不思議なことに素直に花の成長を喜べぬ己が居る。
変わってしまったから、そう思うのか。
変えてしまったと、そう思うからなのか。

この手が、目の前の花に伸ばされることはやはりなく]

(272) 2010/08/05(Thu) 21時頃

【人】 懐刀 朧

[ロビンより一歩退いたところに居る男。
乾、と宴席でその名を聞いた。
乾の父親の方は――…先代に伴われた時に会った。
一見はその父親と性質の違いそうな高潔さ。
しかし――…同じ顔とは情を交わしているのだろう。]


 ――――…、


[そして、目の前の花とも。
乾を見る黒檀の色に感情の色はなかった。
同じ顔、しかし高嶺には霞が持つような艶はなく

ロビンが主と呼ぶ乾に呼びかけるのなら、
そのまま彼の言うように歌を待つ。

唇が薄く開き――…呼吸が少し浅くなっていることは、
未だ自分では気付いていなかった。]

(283) 2010/08/05(Thu) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

[言われて、黒檀が艶を持つ冬色の花を見る。
黒檀が頼りげなく揺れたのは、
指摘された意味を理解していなかったから。]

 ……なんでもない。

[ゆっくりと瞬くと花を見る姿は常の落ち着いた姿となる。
少しだけ、眉が寄ったのは霞が琵琶を奏でた時と同じく…
長く、この場に留まっていたくないと。そう思ったから。]

(292) 2010/08/05(Thu) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

[感じているのは既視感なのかもしれない。
目の前の少年の花に感じるのは――…]

 ……気のせいだ。
 …足りぬなどとは思っていない。

 歌を…聴かせてくれれば嬉しい。

[うなだれる姿には、そう声を掛ける。
話している間に二つの花が現れるかもしれず、
二日目の祭は、もう間も無くであった。]

(300) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【独】 懐刀 朧



[ ―――――――――――…たい、 ]

 

(-71) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【独】 懐刀 朧




[ ―――――――…れ――――…たい、 ]


 

(-72) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【独】 懐刀 朧




[眼前の花に抱くは―――――――――…負い目。]


 

(-74) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【人】 懐刀 朧

[りん、…と。
響くのは聴き馴染みつつある鈴の音。
華月が声掛けするよりも早く振り返る。
ロビンには見えぬ顔、二つの花を見た高嶺は一寸、
憂いの含む安堵の表情を浮かべた。]

 ――…、いいや、
 丁度…喉が渇いていた。

[華月にそう言うとロビンと法泉に向き直る。
花開く面持ちの少年に向けるのは高嶺の顔。]

 ――…ならば、また…
 …宴の席で。

[少し顔色を変えるロビンを暫し見つめて。
けれども花主は手を伸ばすことなくそう言うと、]

(310) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【人】 懐刀 朧


 ………華月、
 ……鵠。

 …中に入れ。

[そう言って、自室の中へと入っていく。]

(311) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

[一番先に部屋へと入っていった高嶺は
ロビンの失せた表情を見なかったかもしれず]

 ―――…次の宴まであと僅かだな。

[部屋に入ると、二つの花に背を向けたままそう呟く。
窓の外は夜の気…月が、そろそろ満ちる。
振り返る顔は、常と変わらぬ花主の顔。
二つの花を見てから…、それは、少し崩れる。
憂いの消えぬ、困ったような微笑に。]

 …返事を持ってきたのか?

 それとも――…

[華月には、茶器を置くように言うだろう。]

(322) 2010/08/05(Thu) 23時頃

【人】 懐刀 朧

[満月の夜が近いからか、それとも己の私室だからか。
厚い筈の面の皮が、今日に限って上手く扱えず。
高嶺の名を外せば、月下の花主と同じ顔立ちから
憂いの色が失せることはない――…其れが、朧の貌。]

 ―――…なら、華月の話から聞こうか。

[宴まで、それほど時間がない。
迷っている様子もまだ見受けられる鵠を仰ぎ、
黒檀は手妻を扱う花を呼ぶ。
瞬くのは、その微笑が常とは異なって見えたから。
滅多に見ぬ困惑の顔を見た後だから気のせいかもしれず]


 ……?
 ――…見せてみろ。

[一度は剪定した花、選べと言われれば
考えるように一瞬口を閉ざし、そう口にした。]

(329) 2010/08/05(Thu) 23時頃

【人】 懐刀 朧

[息を呑む音、傍に居る鵠のものだろうか。
黒檀もまた大きく開き、その傷跡を見つめ。
瞬きの後、それはゆっくりと伏せられる。]


 ―――…また…随分と多い、な…


[元の姿が判らぬくらいに、幾重にも走る線。
鵠を仰いでから華月へと近づく。
滅多に此方から伸ばさぬ指が、その背に触れる。
一つの傷を辿るそれは優しい手つきだっただろう、
ふくりと膨れた皮膚は硬く、その傷痕の深さを伝え]

 ―――…華月、

[呼ぶ名の後響くのは、ぱちんと軽い音。
震える肩を宥めるのはきつく叩く手ではなく]

(345) 2010/08/06(Fri) 00時頃

【人】 懐刀 朧



 ……私は、言った言葉を変える気はないぞ。


[選べと言った華月への返答になるだろうか。
ゆっくりと離れた手が、再び傷をなぞることはなく]

 …色目的で、二輪選んだわけではない。
 其れを全く求めぬとは…言わないが

[落ちた着物を拾い上げる、華月の肩に掛け]

 ――…強いようとも、思わぬ。
 私がお前達を傍に置きたいと思ったのは…
 ……別の、理由だ。

[理由、と口にするまでの僅かの間。
少し目を伏せてから、華月だけではなく鵠をも見つめ]

(348) 2010/08/06(Fri) 00時頃

【人】 懐刀 朧

[鵠の言葉には口端が緩く弧を描く。
薄い笑み、それは高嶺の名のもので]

 ――…お前達花が、言葉にしないものがあるように
 花主にも、明かすことのない思惑は…ある。
 

(355) 2010/08/06(Fri) 00時頃

【人】 懐刀 朧

 …対として、お前達を選んだわけではない。
 個と、個――…譲れぬ二つを私は選んだ。

 ……祭は未だ続く、時間は与えた。
 主を選ぶというのなら急かずに迷え。

[黒檀が見るのは鳥の名前]

 …他に選ぶ主があるわけでなく、
 私を厭うのでもなく漠然と迷っているのなら…


 ―――…私を選べ。


 ……お前達が私を主として求めなくとも、
 私は…、他の花ではない…お前達を欲している。

[そこまで言い切ると黒檀は伏せられ、窓を仰ぐ。
宴がまた始まるな…、そう呟いた。]

(360) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【独】 懐刀 朧

/*
け、消してよかったーーー!!
今出してたらとても バッドタイミング。

(-89) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[薄く開いた唇は、やはり言葉を為さない。
飲み込まれるのは明かさぬ一つの言葉。

檳榔子染を差し出す鵠を見つめるは憂い、
微苦笑のような、笑みが浮かび]

 ―――…華月、
 乱れのないようちゃんと、着直せ。

 ……鵠、

[名を呼んでから、今髪を結い上げている紐を外す。
先にあった檳榔子染は床に落ち、降りる黒檀。
髪下ろした姿は憂いと艶を除けば月下の花主と同じ。]

 ………今宵からは、お前が結え。

[そう言って。
仕度が済んだのなら二人を連れて広間へ向かうだろう。]

(375) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【独】 懐刀 朧

/*
か、勝手に進めたが
髪紐返されたってわけじゃない よな…!!

まあ、いい。
まあいいぞ。
後の祭りとかは言わん。
私は確定を 使う…!!!

[花主権限。]

(-91) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 懐刀 朧

― 本邸大広間 ―
[花達への言葉に一度も高嶺の名を使わなかったことに、
花主は未だ気付いてはなく]

 ―――…遅くなった。

[広間に華月と鵠を連れて姿を現す。
イアンが舞台に居る。見ることのなかったた演舞。
言われた言葉も思い出して瞳を細めると、
昨晩と同じ場所に座った。]

(379) 2010/08/06(Fri) 01時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃


【人】 懐刀 朧

[始まったのは宴ではなくつらつらと説明を始める花の姿。
―――…花、と呼んでいいのか。
それすら迷うイアンの姿。]

 ―――…何を、莫迦な…

[人狼病という太古の病名を口にする様に
文句を言おうとした口は閉ざされる。

躊躇いなく、散らされた紅の色に。]

(402) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

【人】 懐刀 朧

[紅…、イアンのその色が歪むのを見つめ。
黒檀はまた壇上のまんまるの紅を見つめる。
イアンの言葉がちゃんと聞き取れているか怪しかった。

撒餌…という言葉に、本郷を見る。]

 ―――…人を喰らう―――…獣。

[管理センターの者が言うのなら間違いがないのか。
まんまるは…今見るだけでは、人狼症か、
ただの人なのか 区別はつかない。]

(424) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

懐刀 朧は、顔色が失せていく…紅から黒檀を外すと俯いた。

2010/08/06(Fri) 01時半頃


【独】 懐刀 朧

[―――…衝動、満月の晩に起こる衝動。

裡に渦巻く想いがある。
暴力的なまでのこの衝動―――…

其れを持つのならば、誰もが獣なのか。]

(-98) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【独】 懐刀 朧



[――――――…なら 私もまた…獣か…?]

 

(-100) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【独】 懐刀 朧



[けれども―――――――違う、私は…]



[喰らいたいのではなく]

 

(-101) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【独】 懐刀 朧



[―――――――――――… たい…]

 

(-102) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[名を呼ばれて、ハッと上向く。
鏡に映した己の顔…ではなく、同じ顔を持つ]

 ……かすみ、

[掠れるような声で呟いて。
己のこめかみに手を添えてゆっくりと息を吐いた。
紅は―――――…、…
チカチカと点滅する視界の中イアンを見る。
泣き出す声が聴こえる。
戸惑う声も――漸く、音が耳に入る。]

 ――――…だから、…か…。

[そんな呟きが、零れる。紅い眼の花のことだ。
散るを待つ花、その意味を悟り…紅い眼を見た。]

(437) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[一瞥した本郷の顔色もよくはないのだろう。
表情は其れこそ折角の容貌が台無しといったところか。
それに揶揄の声を投げる暇もなく、
顔色失せた高嶺が仰ぐのは霞の名ではなく、
成ったばかりの二つの花達。]

[―――…鵠の声は聴こえる。]


[―――…華月の呟きまでは、聴こえない。]

(442) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[反芻するようなイアンの言葉、
その肯定の響きに一度紅を睨んだ黒檀は
少し苦しげに―――…逸らされる。
薄く開いた口は、何を言おうとしたのか。
言葉は――…飲み込まれ。

イアンと話をするらしき本郷の方に
視線が逸れたのなら代わりに其方を睨んだ。]

(448) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[傍を離れぬ鵠を見る。
黒檀が憂いに変わるのは一瞬だけ。]

 ―――…華月、鵠…
 虎鉄に暫く着いてやれ。

 あれは、疑いはないのだろう。

[そう言って、華月の弟弟子を見る。
二つの花を疑う素振りは微塵も見せず]

(456) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

【人】 懐刀 朧

[首を傾ぐ本郷の姿に、立ち上がる。
脳裏で点滅する、紅と白。
丸は果実の形か―――…それとも、月か。

ゆらりと揺らめいたけれども倒れることはなく
本郷が手を伸ばす明乃進や倒れる虎鉄も見つめて。]

 ―――…あれと後で話すなら、
 …私の代わりに、一発殴っておけ…。

[指すのは紅い眼の花。
高嶺の名を出しても構わぬと、
その理由までは言わず本郷にはそう言った。]

(462) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

【人】 懐刀 朧

[部屋を仰ぐ姿は冬色のことは見たのか。
見ても見止めることはなかっただろう。
広間の戸を開けることで、広間の中が
鉄錆の香に浸されていたことを知る。
ゆっくりと息を吐き、振り返るのは名を呼ぶ主に。]

 ―――…かすみ、

[告げられる言葉に長い逡巡の間。
このような時だから返しに困るのか、
それとも――…異なる理由でか。]


 …あとで、

[そう頷きを返す。
囀る鳥が部屋から辞する姿を高嶺が見ることはなく]

(471) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

【人】 懐刀 朧

[刷衛はこの場もまた騒動の席の時のように
皆よりかは落ち着いてその場に居たのだろうか。
鉄錆の香が薄れるとゆっくりと息を吐く。

約束を交わしたばかりの霞の姿を見た。
その顔色は先程よりか、落ち着いているといい。

見遣る二つの花、言伝を持って出て行く本郷の姿と…
ロビンを仰いだのは、随分後になってからのこと。
歌を聴きそびれたことも、今の騒ぎでは気にならず]

 ……明之進、

[呼ぶのは虎鉄と同じく今にも倒れそうな花の名前。
揺らぐ姿に駆けつけるではないが、近づいた。]

 ………お前も、気分が優れぬなら休め。

(483) 2010/08/06(Fri) 03時頃

【人】 懐刀 朧

[同じような言葉を口にした霞を見て、
黒檀が瞬くのは少し違和のある言葉に。

霞を見る眼が憂いを帯びることはなく]

 ―――…お前も、休め。

[同じ形、けれども目の前の花主もまた儚げで。
その傍らに鳥の姿がないことに気付くと、
そのようなことを口にする。]

(494) 2010/08/06(Fri) 03時頃

【人】 懐刀 朧

[主という言葉には少し驚いたように
刷衛のことを見ただろうか。
祭まで刷衛が花を持っていないことを知っている。
目の前の儚き花が主を探していたのは、
祭の始まる前のことで―――辻褄が、合わぬ。]

 ――――…そうか、

["研"、とは一度刷衛のことを呼んだけれど
今この場で明之進のことを明かさせようとも思わず。
明之進を見ると、小さく頷いて]

 …なら、主から離れるな…。

 ――…お前にとっては、其処が一番安全だろう。

[二人のこれまでのやり取りを知らぬ高嶺は、
刷衛と明之進の心中を知らぬままそう言った。]

(499) 2010/08/06(Fri) 03時半頃

【人】 懐刀 朧


 ――…幼き花だ。
 あまり…心配を掛けてやるな。

[薄笑みには同じ笑みは返せなかっただろう。
同じ顔、なのにここまでも違う。
鳥に気を遣わせたのだと聴けば瞳は伏せられ
浮かぶのは憂いの色――…
それは、共に在った頃の朧にはなかった貌。
霞から艶が消えれば、二人の姿はまた近くなるだろう。

当代になってから数年、花祭には現れず、
篭っていた間も目の前の花は花主になる為に
どれほどの苦労を抱えていたのか。]

 ―――…霞、

[目の前の月の姿に感じるのは―――…負い目。
同じ言葉を返せない。あの日から…月を待つ日は
朧の中からは消えてしまったのだから。]

(507) 2010/08/06(Fri) 03時半頃

【人】 懐刀 朧


 ……お前の好きな場所でいい。
 後で…向かう。

[そう言い、高嶺は一度虎鉄を見る
二つの花の元へと向かう。
刷衛の方を見る。次いで明之進も。]

 "研"、

[また―――…話さねばと思った。
月の姿に何かを感じる儚き花のこと。]

 …見ててやれ。

[そう言葉を残して霞の前から一度退いた。]

(509) 2010/08/06(Fri) 04時頃

【人】 懐刀 朧


 ……そんなことは…ない。

[自嘲めいた霞の言葉に返すのは抑えた声音。
それは本心からの言葉にはならず、
去る下駄の音を聴きながら成ったばかりの二つの花を見る。]

 ―――…華月、…鵠。

 …どこか、客間を使うのでもいいし
 場所が見つからぬのなら…私の部屋を使え。

[客間を選ぶのなら屋敷の者を呼ぶだろう。
高嶺の望みとしては、部屋を使って欲しいと。
そう願うのは成ったばかりの花を失いたくはないと。
そのように思うから…そう、思っている。そう、思うことに。
また瞳の色は憂いを帯びて。ゆっくりと瞬けばその色は消えた。]

(516) 2010/08/06(Fri) 04時頃

懐刀 朧は、広間を出ると逢う場所に向かうは少し後のこと。赤と白、夢と現…脳裏でチカチカと、瞬く。**

2010/08/06(Fri) 04時半頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 04時半頃


【人】 懐刀 朧

― 大広間→自室 ―
[>>525常より平静に欠けた鵠の声を聴く。
弟弟子の名を強く呼んだ華月のことも。]


 ―――…その呼び名は堅苦しいな。


[主と、そう変わった呼び名。
ぼやいたのは虎鉄を運んでいる間のこと。
高嶺は虎鉄には触れず、だから彼の冷たさを知らない。
りん、鳴る音に目を遣れば首振る鳥の名の姿。
何か、あったか。それとも何かを思うたか。]

(553) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 懐刀 朧


 ……、…
 …私の花と成ったのなら、お前もまた高嶺だ。

 ――…下の名は…、朧という…。

[>>558戻す鵠には笑みが零れる。
憂いとも、煽る色とも違うもの。
その後教えるのは高嶺ではない下の名前。

掠れる声に黒檀が見るのは二つの花と、倒れた――]


 ……恐れているのか…?


[訊くのは、何に対してか。]

(565) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【独】 懐刀 朧

/*
生贄 か…!!!!

(-130) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【人】 懐刀 朧

[瞬く姿に高嶺の黒檀が細まる。
――…そう、なるのだ、と。
理解する様子に、目をゆっくりと閉じ]

 …知らぬ名を呼べるはずもあるまい。
 ああ…、そちらの方がいい。

[見つめられる理由はわからず首傾ぐことになるが、
呼ばれる声には頷いて呼び名を許し

小さな声には、もう一つの花はどのような反応を示したか。
苔色の瞳を高嶺もまた見る。伏せた紫苑色の瞳も。]

 ……そうか。

[小さな声への返しに揶揄の色は混じらない。
黒檀は、前を見る。気付けば部屋は直ぐ目の前で]

 … ……私は…未だわからん。
 

(578) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【人】 懐刀 朧

[恐れに対し、鵠に同じように小さな声で。
黒檀が伏せられ未だ恐れを抱かぬと、そう呟く。]

 ――…あの場では…よく…わからなかった。

[まんまるが人狼病だということも。
思い出すのは―――…散らされる、紅。
少し、強めに目を閉じてから
りん、と
鳴る鈴の音にゆっくりと顔を上げる。]


 ―――…、


[高嶺が、生贄を語る花を見る。
その先を…語れと、そう促すように。
一度寝かされる虎鉄に目を向けてからまた鵠を見つめ]

(579) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【独】 懐刀 朧

/*
あれ。
約束ぶっちされるんだろうか。

[芝を堪えた。]

(-132) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【独】 懐刀 朧

/*
お魚フラグ欲しいんだがな。

ううん…ううん(笑)
来てくれるといいな…!一人で!!

(-133) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【独】 懐刀 朧

/*
今日ロビンが落ちてしまうのは勿体無いな…

(-136) 2010/08/06(Fri) 12時半頃

【人】 懐刀 朧

[黒檀もまた、華月の姿を一度見る。
話し込むような話題の時には、
口を閉ざすことも多いようだったから
今もそうなのかもしれず]

 ……感情、

[実感伴わぬよう、不思議そうに呟いて。
気遣わしげな視線に気付けば浮かべるのは
薄い笑み、それは高嶺の名のもので]

 …恐れの感情を抱かずに済むのなら…
 それは悪いことでは…ないな。

[それから聴く、白き鳥の舞の話。
耳に残るは落とされた時の鳥の声。
黒檀は伏せられ、それから白鳥の名を見る。]

 ……伝承の話だ。
 それは物語の鳥の話で…鵠の花の話ではない。

(593) 2010/08/06(Fri) 13時頃

【人】 懐刀 朧

[語らぬもう一つの花の笑みが見える。
真っ直ぐにこちらを見られると、黒檀が細まった。]

 ――…ことが起これば、変わるかもしれん。
 ……変わらぬ方がいいな。

[感情の話。
何事も起こらなければいいと言うことか、そう口にし。
同じように笑む花の姿は常と変わらない。]

 ……ああ、喉が渇いた。
 …淹れろ。

[そう言って、華月に頷く。
小さな反応が見えたのは生贄の話を聴いた時。
もう一人、生贄の話をした鵠を見て]

(603) 2010/08/06(Fri) 13時半頃

【人】 懐刀 朧


 ……つまらない話ではなかった。

[謝る花には首を横に振って。
黒檀の見る先がゆっくりと、下がる。
先程から少し、気に掛かっていた、
幾度と強く握られ白くなっている手。]

 …… …

[そっと、躊躇いがちに手を伸ばす。
触れることを怯えるかのように慎重な指先の行く先は、
白くなった鵠の手ではなく、みどりの黒髪へ。]

(607) 2010/08/06(Fri) 13時半頃

【人】 懐刀 朧

[鵠が手を避けぬのなら、何時か迦陵へとしたように。
一度だけ撫でて、手はそっと鵠から離れた。]

(609) 2010/08/06(Fri) 13時半頃

【人】 懐刀 朧

[鵠から拒まれるがなく触れれたのなら、
同じ手は今度は華月にも伸ばされた。
こちらは淹れた茶への礼も含まれているのかもしれず]

(616) 2010/08/06(Fri) 14時頃

【人】 懐刀 朧

[自ら触れようと思うことはあまりなく、
二つの花に触れた後は暫し自分の手を見ただろうか。
問われる声に向けるのは黒檀]

 ……なんとなくだ。

[その声音には、戸惑いと安堵が感じられたか。
切り替えるように一度目を閉じた後、二人を見て]

 ……伝承の話だ…、鵠…恐れるな。
 お前達は、成ったばかりの私の花だ。

 ―――…お前達は人狼に殺されるな。
 ―――…赤い眼にも、殺されるな。

[命じる口調は、高嶺の声で。
言い切ると、華月に淹れて貰った茶を飲んだ。]

(625) 2010/08/06(Fri) 14時頃

【独】 懐刀 朧

/*
ちょいちょい魚COを入れている。
気付かれているといい。
気付かれていないといい。

(-146) 2010/08/06(Fri) 14時半頃

【人】 懐刀 朧

[顔見合わせる二つの花には笑みが零れる。
楽しげに笑った筈の黒檀には憂いの色。]

 ―――…、

[頷く二人に、高嶺も小さく頷く。
香る茶の水面に視線を落とし]


 ……楽しそうだと…、…そう思った。


[ぽつりと呟くのは、唐突な言葉で。]

 …お前達を、傍に置けば…、

[次いだ言葉の後に黒檀が眺めるのは、
大事に取っておいた何時かの紙の蓮。
二つの花を初めに見止めたのは使い走りの茶と席でもあった。
宴の前鵠に問われた剪定の理由を一つ明かし]

(639) 2010/08/06(Fri) 15時頃

【人】 懐刀 朧

[もう一つ、大きな理由はあったが…
それは自嘲の笑みと共に、飲み込まれる。]


 ……花の名家と謳う高嶺らしからぬ理由だな。
 …今のは、忘れろ。


 ――…夜風に当たってくる。
 お前達も…ずっと付き添っていると気疲れするぞ。
 休むか…、気晴らしでもするといい。

[茶器の中を空にすると、憂いの色の黒檀は窓の外を仰ぐ。
――――…今宵の月は、丸い。]

(642) 2010/08/06(Fri) 15時頃

【人】 懐刀 朧

[反芻する鵠の言葉に肯定も否定も返すことはなかった。
口にしてしまった言葉を、高嶺は続けず]

 ―――…部屋に戻るまで気付かなかった。
 一つくらい仕掛けは明かせ…
 花主に逆らうとは言わせん。

[紙の蓮には黒檀を柔らかく細めて。
言う言葉は楽しむようなもの。

気をつけてと、その声には頷いて部屋を出る前]


 ………鵠、


[呼ぶのは、一つの花の名。]

(654) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

【人】 懐刀 朧


 ……紐の留め方が甘い。

 練習しておけ…あまりに下手なようなら、
 その時は荷物持ちに格下げだ。

[言うのは、結われたばかりの髪のこと。
細まる黒檀は煽るようにも見えただろうか。

部屋を出て行く。
宛てのない散策ではなく、向かう場所は真っ直ぐに。]

(656) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

【独】 懐刀 朧

/*
!!!!?
私だろうか!!
無理はするn

[おろおろしすぎた。]

(-153) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

【人】 懐刀 朧

[共に在った二つが離されたあの日から、
月の日が来る度に満月を見上げて名を呼んだ。


三つの月に もしもの期待を込めて。


六つの月に 離れた姿に、涙を濡らして。


十の月に 呼ぶ名は何時しか、甘く 焦がれて。



諦め、呼ぶことをやめたのはいくつの月を見送った後だったか。]

(661) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 16時頃


【人】 懐刀 朧

[ゆっくりと歩んで、先に見えるは太鼓橋。
月が照らすその場所に人影はなく、
近くから下駄の音が聞こえることもない。

見えぬ人影に躊躇うように歩みは遅くなる。
先程までの約束が酷く遠く感じられて。

浮かぶ月は――…
独り見上げたあの幾つもの月と同じ、


ぽたりと、


雨の雫が落ちた気がして。はたと、足が止まる。
見上げても雨など降っていなくて月を仰ぐ。
雫が落ちるのは、黒檀からだとは 気付かずに。]

(676) 2010/08/06(Fri) 16時頃

【人】 懐刀 朧


 ―――…かすみ…

[下駄の音なく、声が聴こえる。

振り返った黒檀の瞳は何故か濡れていて。
媚びぬ笑みの霞とは対照的に、
月に照らされ艶めいたもの。

常とは違う霞の、あの頃と同じ姿に。
濡れた瞳は喜ぶのではなく、少し苦しげに…歪む。]

(686) 2010/08/06(Fri) 16時半頃

【人】 懐刀 朧


 ――…夢かもしれん、

[目の前の霞は何を想って涙を浮かべるのか。
浮かぶのは――…あの頃と違う憂いの笑みで。]

 …夢ならば、よかった…。

[変わったのは、霞だけではなく朧も。
あの頃にはもう戻れるはずもなく。

けれども、手は怯えるように――…
届かぬ筈の霞の姿へと、伸びる。]

 ――…夢ならば…触れられる、

[そう、呟いて。]

(694) 2010/08/06(Fri) 17時頃

懐刀 朧は、霞に触れることなく、伸びた手は下ろされる。

2010/08/06(Fri) 17時頃


【独】 懐刀 朧

/*
びっっっっっくりするくらい寝落ちてた。

(-177) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【独】 懐刀 朧

/*
役職は見えるようで見えんな…。

(-178) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【独】 懐刀 朧

/*

[>>734はなのあるじは、ちょっぴりしょんぼりした。]



[わたしもまぜろなどとは、いえない( ノノ)]

(-182) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

懐刀 朧は、記者 イアンと本郷は話をしただろうか。

2010/08/06(Fri) 22時頃


【人】 懐刀 朧

[刷衛がセンターからの人間だということは知らない。
主が居なくなった後の、二つの花の先も。

一度霞へと触れようと伸ばし、降ろされた手。
月を見上げた。黒檀から落ちる雫は何色か。
朧の中の月の下で落ちる雫の色は透明ではなく、]

(752) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

【人】 懐刀 朧



 ―――…私も…ずっと、夢見ていた…


[あの日、離されてから…幾度月の姿に名を呼んだか。
記憶の月は全てが美しいものではなく、]


 …お前になら…、

    夢叶うのならお前に…―――――…たい…と。


[ザァ、と木々が風に揺らされた。
届かなかったであろう言葉は霞の姿に強く願うことであり、
似た想いは選んだ二つの花にも抱く…もう一つの理由。]

(755) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

[二つが分かたれてから。

手を離された奥座敷で名を呼びながら
白の残滓に月の色を穢したことも幾度となくあった。

艶を見せる同じ顔に抱くは、恋慕とも異なる情欲。
月夜に照らされた儚き月の姿に触れようとするには…
あまりに、この手は穢らわしい…月を、穢している。]

(757) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

【人】 懐刀 朧


[それでも月の夜には夢ではなく現に焦がれ…
だから、また黒檀から濡れるものが落ちるのだろう。]
 

(759) 2010/08/06(Fri) 23時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


【人】 懐刀 朧

[―――現ではなく、夢…その狭間。]

 ……夢であっても…

[――…叶うのならば。
月明りに浮かぶような白い手が頬に触れると
結われた髪が震えるように揺れる。
濡れた瞳は目の前の同じ顔から逸らせない。

おずおずと、同じように…手を伸ばし、届かぬ筈の月に触れる。]

(771) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 懐刀 朧



 ―――……かす み…


[雫拭われ近い距離で呼ぶ名は、
幾度も白く穢した月の夜と同じく、
欲をなんとか押し殺した艶めいた響き]

(772) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

[触れた手は、
白い頬をすべり首へと絡め引き寄せるように

霞む月の姿を とらえた。]

(773) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

[艶帯びる声に短く零れるは熱の篭る吐息。
あの頃と変わらぬ幼き笑みよりも
花を経た後の今の姿の方に…煽られる。]


 ――…一夜……夢が…見たい…


[埋まらなかった過去の月の日の記憶を。
共に在った証を刻みたい…刻まれたい。]

(782) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

[濡れた黒檀が伏せられると雫が落ちる。
同じ温度の吐息を絡め、月の下で交わす口付け、]


 ――…かすみ…

            ……隠れよう…、


[艶めいた笑み、きっと今は同じ顔をしている。
幼き日の言葉で霞の手を取ると隠すのは本邸の奥座敷に。]

(786) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 懐刀 朧

― 本邸・奥座敷 ―
[今は人狼の騒ぎのことも忘れて、
二つの月は白布の波の中へと隠れ。]

 ―――…、

[欠けた時を埋めるように名前を呼び合い、
触れる場所から一つに溶け合おうとする。

同じ長さの髪をも絡めて霞む月の白い喉が反れれば
其処には刻まれる永遠には決して残らぬ証。]

[濡れるは瞳ではなく触れ合う熱の孕む場所。
――――…どれほど、夢を見たか。]

(791) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 懐刀 朧

[ゆっくりと丹念に開いていけばそれだけ目の前の艶は増し、
白から薄く紅く色付いていく姿は正に花の如し。]

 ―――…かす み…

[隠すことを止めた艶めいた声は憂いを宿して。
強請られるまま暴いていけば裡から一つに解け合った。

穿てば啼く声を甘く掠れるまで欲し、
朧月に染まっていく声が、白へと果てるまで。]

 ……かすみ…、

          …私にも…欲しい…

[啼く同じ顔に切なげに求めるのは、同じ形の証。
与えられれば朧の啼く姿も、霞む月にまた似て。]

[其れは月の在る場所が傾ぐまで続けられようか。
夢が終わる時を、少しでも引き伸ばすように…共に。]

(815) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧


 ―――… …っ    …い、

[喘ぐ声の中に混じる、望み。
満たし、満たされることでその願いは遠ざかる。
それはとても甘美で――…けれどもこれは、一夜の夢で。]


[また染まる白、果てた時に涙流す黒檀は憂いを 深くして。]

(824) 2010/08/07(Sat) 01時頃

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