73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[セシルがどう答えたとしても、一緒にいるかどうか、告げる言葉はひとつ]
一緒にいるのが、辛い相手もいるけれど …………違うから
[フィリップは、という言外の言葉は伝わっただろうか。その違いはよくわからなくて、ただ、違うということだけが確かなことだった]
ねえ、何か 聞かせてよ
[ねだる声に返されたのはどんなメロディーだったか。今傍にあるその温もりを離さないように、離されないように、と強く握って]
ありがとう
[ごめんね、は口には出さなかった。心地よい空気を壊してしまうような気もしたし、勝手だけど気にしてないようにも思えたから。感謝の、プラスの感情だけおいて、音楽室を後にした]
(124) 2011/12/30(Fri) 02時頃
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俺も、少しはそう思うけれど
[フィリップの言葉に賛同する言葉は途中でとぎれ、笑顔に返される表情は少しだけ翳った、けれどやはり笑顔だった]
この香りはさ、変だよね。身体が言うこときかないっていうかさ
[どうきかないのかは言わなかったけれど、いや、言えなかったけれど。もしもフィリップもそうならわかるだろうか]
でも、さ
[手を繋ぎながら歩く廊下、何処に向かうかも分からずに、ただ、寒いから一緒にいればいいとそう思い]
ありがと、な
(129) 2011/12/30(Fri) 02時頃
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変?
[会話の流れを思い出して、意味もわかったけれど]
今も充分変だろ。どう、変になるの?
[わざとらしく聞いてみればどう答えるだろうかと。 ロバートが何とかしようと、という言葉には、彼は自分でどうにかするのだろうか、と疑問に思い、ロバートに会いたいのならば談話室か食堂か、どちらかだろうな、と考えた。何か言いつけられる時は大抵そのどちらかだったから。彼の自室は不思議と知らなかった。部屋には、けして呼ばれなかった]
(134) 2011/12/30(Fri) 02時半頃
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/* フィリップかわいい
いじめてごめんなさい。かわいい。かわいい。
(-59) 2011/12/30(Fri) 02時半頃
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[想像通りの答えを、それでも懸命に紡ぐフィリップがなんだか可愛くて、触れたくなる、の言葉と同時に頬に人差し指で触れてみた]
フィリップも、同じなんだね
[ほっとしたのと同時に、困惑も少しだけあって。 足は食堂へと向いていた。最後に食べたのが夕食で、もし次食べたら夜食になるのだろうか?よく、わからないけれど、ロバートもいるかもしれないし、それでなくとも誰かいるかもしれないと思って]
(137) 2011/12/30(Fri) 03時頃
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そりゃあ、うん わかるよ。
[平然と頷いて、またその頭を撫でたかったけれど今度は我慢した]
食堂、嫌? 部屋でも行く?
[きっと今はサイラスもいないだろう、と最後に見かけた姿から思い、少しだけ冷たくなったような手を温めようと握りなおして問いかける]
(139) 2011/12/30(Fri) 03時頃
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えと、まあそうなんだけど ……ごめんな?
[言わせたかっただけ、なんて言ったらもっと拗ねられそうだ]
皆寝てて、起きてるのが俺たちだけなら面白いよな。 食堂苦手なら俺の部屋でも行く? …同室がいるかもしれないけど、さ
[フィリップがサイラスのことを気にしてるなんて思いもよらず、普通の会話の続きとして口に出した。もしもいたら なんて、言おう]
(141) 2011/12/30(Fri) 03時半頃
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…そ、サイラス。サイラスがいても、フィリップがいれば
フィリップも、いればいいよ
[言い直す。きっとすぐに逃げ出したくなるだろうけれど、離れたいわけでもなかったから。いっそいない方が楽だろう、とすら考えて]
お菓子とかあった気がするし、まあ…入ってよ
[部屋につけば促しながら扉を*開けた*]
(143) 2011/12/30(Fri) 04時頃
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― 自室 ―
[フィリップが座ったベッドは少年のもので、少しほっとした。共有スペースの戸棚を見ても結局飴以外の甘いものが何もなくて靴を脱いでベッドによじ登った。熊狐みたいなぬいぐるみを見えないように毛布の固まったところにおしこんで 膝を抱えてフィリップと背中合わせになるように座り込み]
……サイラス、何処行ったのかな
[俯いたまま、ぽつり呟いた]
(158) 2011/12/30(Fri) 13時半頃
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カルヴィンは、フィリップに凭れ掛かった。
2011/12/30(Fri) 13時半頃
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/* このフィリップのptの減りとか発言回数とか
全部俺とのね!あれそれでね!
おおおおいいのか!いいのか!ごめんなさい!大好きだ!
(-62) 2011/12/30(Fri) 13時半頃
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/* ところでなんでフィリップはにやついてるのだろう>メモ
とか考えてたらきた!好きだ!
(-63) 2011/12/30(Fri) 14時頃
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/* あれ。でもそれって矛盾してないかい。
ところで頭いt
(-64) 2011/12/30(Fri) 14時頃
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会いたい、かなあ…
[髪を撫でられればくすぐったそうに首をすくめて。まだ乾ききっていないだろうから、少し手が濡れてしまったかもしれない]
どんな顔すればいいのかわかんないしさ
[何故だか、今もどんな顔をしているのか自分でもわからなくて顔があげられなかった]
(161) 2011/12/30(Fri) 14時頃
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んーん、俺が、ね
[髪の毛をとかされているような感覚はとても心地よくて、このまま眠ってしまえたらとても良い夢が見られそうだな、なんて]
我慢できなくなっちゃってさ…サイラス寝てたと思うんだけど
[なんであんなことしちゃったかなあ、と白い肌に残された痕を思い返して]
薔薇のせいだ、けど
[戻ってきた熱を冷ますように首を振った]
(163) 2011/12/30(Fri) 14時半頃
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/* なんだかいちゃついてる気分だ…(
(-65) 2011/12/30(Fri) 14時半頃
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カルヴィンは、毛布の丘が乱されるのには気づいていない。
2011/12/30(Fri) 14時半頃
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/* 鳥フィリップがかわいすぎてつらい
(-66) 2011/12/30(Fri) 14時半頃
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そう、かな。そ知らぬふりでいいかな。 探すのは…もうちょっと心の準備してからだけ、ど うー…うん
[頷いて、顔をあげた。恥ずかしかったけれど、考えてみればもうぼろぼろの泣き顔を見られているわけだし、とフィリップの顔を見ようとして]
…わ、ちょっとそれつつくな!
[もう一羽のフィリップへと手を伸ばした。ぬいぐるみを見られるのも嫌だけれど、つつかれて穴があくのも嫌だった]
(165) 2011/12/30(Fri) 14時半頃
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仲良いと思う、思ってる だから 痛くないように、する
[ありがと、ってもう一度言おうとしたけれど、伸ばした手は間に合わずに完全に顔が露出した狐っぽい耳をしたもふもふなぬいぐるみと目があい、どうしたものか、と考える]
や、これはえーと…
か、可愛くて
[まったくもって何も誤魔化せていない。 やけになってぬいぐるみをフィリップ(鳥)から奪うともふっと抱きしめてベッドの隅っこに逃げることにした]
(167) 2011/12/30(Fri) 15時頃
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/* このカルヴィンがあざとすぎて気持ち悪いというかうおおおおおおおお
(-67) 2011/12/30(Fri) 15時頃
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……もらっ た
[覗き込まれてもぬいぐるみは強く抱きしめたまま、何故だかとても恥ずかしくて顔は真っ赤になっていただろう]
可愛いだろ!
[フィリップの前だと色々調子が狂う、と睨み付けるようにして]
(169) 2011/12/30(Fri) 15時半頃
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/* 恥ずか死ぬ………
うおおちゃんと返したいけど箱強制終了させたとこでうわああああああ
(-68) 2011/12/30(Fri) 16時頃
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な……っ え、
[フィリップのくせに気障な真似して、と言い返したい、のだが。口を開けたままぱくぱくとさせるだけでまともな言葉は何も出てこなかった。ただでさえ赤かった顔がさらに茹で上がり]
―――――馬鹿っ
[絞り出した言葉と同時にぬいぐるみを投げつけて、とりあえずベッドから逃げようとする。可愛いのはフィリップだろ、と可愛いものに弱い自分を自覚しながら]
(171) 2011/12/30(Fri) 16時頃
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/* ところでフィリップがキスしたのは髪ですか。額ですか。
髪かなあとは思うのだが
(-69) 2011/12/30(Fri) 16時頃
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/* まあ一番馬鹿なのはカルヴィンだけどね
うん、知ってる
(-70) 2011/12/30(Fri) 16時頃
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/* フィリップのかわいさに動揺
(-71) 2011/12/30(Fri) 16時頃
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怒って、なん か
[力が抜けて、引き寄せられるままフィリップの傍にへたり込み、反撃しようと、ぬいぐるみの代わりとばかりにそれこそ身が出そうな勢いで抱きしめた]
可愛いのはっ ……フィリップだろ
[馬鹿、ともう一度、今度は小さく呟いた]
(173) 2011/12/30(Fri) 16時半頃
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/* こいつらなんでいちゃついてんの
(…認めた
(-72) 2011/12/30(Fri) 16時半頃
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/* 額か!!!
(-73) 2011/12/30(Fri) 16時半頃
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俺は、かっこいい、の!
[少し唇を尖らせながら主張したけれど、もう一度口づけを落とされれば、笑顔を向けられればやはり何も言えなくて]
…………なんで、そんなことすんのさ
[ようやく絞り出したのはそんな追及]
フィリップはさ、キスしたことあんの?
[重ねての問いに彼はどんな顔をしただろう**]
(176) 2011/12/30(Fri) 16時半頃
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だから、可愛くないだろ…
[腕を離されればやっとおとなしく離れたけれど、今度は自分から手を差し出した。廊下に出る前に、素直に答えてくれたフィリップに、いや誰かに言いたくて]
俺は、さ。キスしたこと あるよ
[とてもキスなんて言えない、冷たくて感情のないものだったけれど。自分からしたくせに、とても、とても痛かった*]
(183) 2011/12/30(Fri) 20時半頃
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カルヴィンは、ロバートを見かければ手を離そうか少し*迷った*
2011/12/30(Fri) 20時半頃
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