42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 02時頃
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―舞台―
[暗い舞台に、一筋のスポットライト。 進み出る男の右手に、閉じたままの金色の扇]
ハッ
[鋭い呼気とともに手首を跳ねると、扇の先から一条の水流が上がり弧を描く。 男の頭上に半円描いて落ちる水は、左手に現れた銀の扇子に掬い取られて。
筝曲が低く響く。張り詰めた音が折り重なり、 劇場狭しと響き合って音の層を成す]
(43) 2011/01/15(Sat) 02時頃
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[一条。二条。 男の操る扇から舞い上がる水流は増えていく。 舞台を照らす光の筋は次々に切り替わり、 水の動きを浮かばせる。
高く、低く。 無数の水流が様々の動きと緩急で弧を描く。 扇から扇へと、自在に飛び回る水は限られた光を受けて、 戯れ遊ぶ銀龍の群れの如く輝く。
その全てを捌く男の動きは、澱みなく舞うが如くに]
(45) 2011/01/15(Sat) 02時頃
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ハッ!
[裂帛の気合。 両手の金銀の扇を開くとともに、無数の水流が巨大な翼のように広がり、霧と成り。 一斉に焚かれた照明が舞台上に無数の虹を現出させる。 暗から明への反転。鮮やかなる色の渦。
掻き鳴らされる筝曲が、最後の一鳴りを響かせて落ちるとともに。全ての光は落とされて。
余韻の静まりとともに、再び舞台には静寂と闇が訪れた]
(47) 2011/01/15(Sat) 02時頃
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―舞台袖―
[慌しい幕間に、ここ数日で出会った人々を想う。 舞台上から客席というのは案外見通せるもので、 あの少女が、あの学者と彼女が、あの若い二人の姿が視界の中に見て取れた。 それらを想い、かすかに、浮かぶ笑み。
師の気配に振り返る。 黒の裃を纏う、華月斎光悦が舞台へと進み出る]
(53) 2011/01/15(Sat) 02時頃
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[その後の舞台もつつがなく進み。 特に大一番である天狗に扮した師と、巨大な獅子人形の大立ち回りには喝采が起きた。
結びの演目に出したものは、師匠の人形舞ではなく。 西洋の舞台音楽を借りて、弟子が操る木偶人形]
Петрушка
[人間ではないにもかかわらず、真の情熱を持ち、 故に不自由な体に閉じ込められた心に苦しむ人形の物語]
(54) 2011/01/15(Sat) 02時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 02時頃
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―夜が更けきる前、舞台終了後の楽屋にて―
[冷めた茶を下げ、熱い茶を淹れ直してサイモンの傍に置く。 師とサイモンの対話は物別れに終わった。 反発や言い争いがあったわけではなく、終始静かなままで。
街のお偉方の訪問が入り、師は別室へと移ってしまった。 今は部屋に、男と、サイモンの、二人]
ここまで来ていただけたことには、本当に感謝しています。 ……けれど、結局、答えはいただけないのですね。
[暫しの沈黙が落ちる。それを破るのは、ゆるやかなため息]
こちらの目的を伝えぬままに尋ねたのでは、貴方にお答えをいただけずとも致し方ない。その非礼は、お詫びいたします。 ただ……、その答えをいただけねば、目的を定めることすら難しいのです。
[言葉を選ぶように。男は数拍押し黙る]
(63) 2011/01/15(Sat) 02時半頃
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貴方は、壊された人形を直すことが……、 息絶えた人工生命を、生き返らせることが、できますか? 貴方の昔の論文に、私はそれができる可能性を見た。
[既に向けた問い。答えを待つ問い。答えを貰えぬ問い]
いえ、貴方の答えがどちらだったとしても、 まだ私には思い切ることができぬのですが。 ……恐らく、師も同じなのでしょう。
人が自然の営みから逸れる形で命を作り出し、 それだけでなくその死すら自らの手で覆そうとすることなど、それはまるで、神への、
[その先の言葉を、男は飲み込む]
(66) 2011/01/15(Sat) 03時頃
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……失礼。口が過ぎました。 何せ生業が手妻師ですから。タネも仕掛けもないことほど、恐ろしいものはない。
[男がそう言うと、サイモンはかすかに笑った。 皮肉げにも、優しげにも見える笑みだった。 それから暫く会話を交わしたのちに、サイモンは楽屋を立ち去った。
立ち去り際のサイモンに、ちょうど楽屋へと通されたソフィアがすれ違いもしただろうか]
(68) 2011/01/15(Sat) 03時頃
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華月斎は、その後サイモンの身に起きることなど、予想できるはずもなかった*
2011/01/15(Sat) 03時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 03時頃
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/* ラルフのメモでご指名がwwwww よーし、おにいさんがんばっちゃうぞ!むさい少女だけどがんばるぞ!wwwwww
(-27) 2011/01/15(Sat) 03時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 16時半頃
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/* こんな感じかな?
ソフィア:占い師 サイラス:人狼 華月斎:少女 夕顔:人狼 慶三郎:守護 芙蓉:魔女
ラルフ:片思い⇒ソフィアor芙蓉 ミッシェル:片思い⇒華月斎 鏡花:片思い⇒慶三郎 ケイト:片思い⇒サイラス カリュクス:片思い⇒?(男性)
(-38) 2011/01/15(Sat) 16時半頃
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―舞台の翌朝・ホテルの一等客室にて―
申し訳ございません。
[トロイ・サイモンが襲われたという報せを師匠に告げて。 悔みに押し出されるように、思わず零れ出る詫びの言葉]
幸い、一命は取り留めたと。 けれど未だに意識は……。
[師はひらりと手を振って、弟子の言葉を遮る。 下がるように促され、深く礼を取って師の前を辞した]
(111) 2011/01/15(Sat) 16時半頃
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―街中―
……犯人は、必ず捕まえる。
[瞳の色に鋭さが宿る。 固く唇を引き結び、黒い外套翻して通りを抜けていく。 すれ違う人々の口に上る噂話に耳をそばだてて]
ん?
[ふと、足を止める。 通りをひとり歩く青年>>110の、顔色の悪い様子に目を留める]
もし。失礼ですが、何処かお加減でも?
[張り上げるでもなく、しかし芯のある声で青年に問いかける。 青年が歩いてきた方向は、確か……]
(113) 2011/01/15(Sat) 16時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 17時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 17時頃
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―人形資料館前>>117―
[声をかけてよく顔を見れば、相手は見覚えのある顔で。 青年の表情の変化を仔細に眺めながら、青年の言葉に頷く]
はい、華月斎染也と申します。 サイモン氏の事件を聞いて、何かわかればと思ったのですが……。 今は難しいようですね。
[テープで入口を封鎖された人形資料室に視線を流し、 すぐに青年の顔へと戻す]
貴方は、サイモン氏と親しくしていらしたのでしょうか? それならば貴方もどうぞお気をつけて。
[物騒な事件に顔を青くしているだけの野次馬ならいい。けれど。 ……その先は言葉にも表情にも出さずに]
(118) 2011/01/15(Sat) 17時頃
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>>119
そうですか。今暫くは仕方ありませんね。
[資料室の中には、男がサイモンに出した手紙も残されているだろうか。 読まれて困るような核心は、そこには何も書いていないけれど]
……ミッシェル?
[耳聡い男は、青年の呟いた名を拾い上げて]
そういえば、彼女は今、どこに……、
[サイモンと親しげに会話を交わし、 昨夜も共に公演を観にきていた彼女。 この青年の素性や関わりが分からない以上、 所在を想う言葉は問いに成りきらなかったが]
(120) 2011/01/15(Sat) 17時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 18時頃
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[>>121急に顔色を変えて立ち去った青年の背を、 じっと見つめて見送って]
次に狙われるのは、近しい……、
[青年の言った言葉を反芻して呟く。 走り去る足音も聞こえなくなった頃、 人形資料室へと寄り、出入りする者たちから いくらか話を聞いて。
男はその場を*立ち去った*]
(124) 2011/01/15(Sat) 18時頃
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―回想・劇場>>140>>143―
[サイモンが立ち去った後、再び椅子に腰を降ろして]
壊した『物』を、直すのか。 死した『者』を、治すのか。――否、甦らせるのか。 どちらになるのだろうな。
[ひとり呟く表情は険しく。
と、ふいにノックの音が聞こえて顔を上げる。 顔を覗かせた少女を見ると、 詰めていた息を解くように笑みを見せた]
舞台を観ていただけただけでもありがたいのに、 それを言いにわざわざ来てくださったのですか。
[ゆっくりと立ち上がり、気後れしているような少女を部屋の中へと招く。 感想を捲し立てる少女の様子に、くす、と小さく笑みがこぼれて。 さっきまで微かに尾を引いていた物憂げな色も、瞳から溶け消える]
(180) 2011/01/15(Sat) 21時半頃
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ありがとう。観てくださったお客さんの言葉が、 我々にとっては何よりの糧。芸人冥利に尽きます。
ふふ、それに貴女には、 あの時宣伝を手伝ってもらったようなものだから、 お礼をするのはこちらの方なのですけどね。
[そう言って冗談めかして笑って。 何度もお辞儀をする少女を笑顔で宥めつつ、 パン屋には必ず寄ると約束して見送った。
賑やかな少女が去った後の楽屋は、 祭りの後のような余韻が残り。 男は小さく、満ち足りたような溜息をついた]
―回想・了―
(182) 2011/01/15(Sat) 21時半頃
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―現在―
[人形資料室を離れた後、ぐるりと街を歩いてまわっていた。 もはや生来の癖のように、人々の声に耳をそばだてながら。 やはり昼日中では、通り一遍の噂話しか聞こえてこないのだが]
さて、やはりあの青年の勧めに従うべきか。 こちらに巻き込むようで気はすすまないが。
[ひとつため息]
しかしそう決めたところで、彼女がどこにいるのやら……。 学生なら学校か。それとも見舞いで病院か。
(191) 2011/01/15(Sat) 21時半頃
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華月斎は、ラルフに話の続きを促した。
2011/01/15(Sat) 22時頃
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……あとで病院に行ってみるか。
[そう言ってまた、歩き出す。 聞こえ来る人々の声を耳に入れながら、時折足を止めたりもして。 やがてふらりと立ち寄ったのは喫茶店]
コーヒー、お願いします。
[注文を告げると、マスターは不思議そうな表情をした後、 男の顔と壁のポスターを交互に見比べた]
(206) 2011/01/15(Sat) 22時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 22時頃
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―喫茶店―
ええ、まぁ、そういうことです。
[気付いた様子のマスターに、にこりと笑みを返して。 さすがに今は舞台衣装は着ていないが、 間近で顔を見ればわかる人にはわかるのだろう。
一方で、同じ店で佐村屋の花形が スッピンで食事をしているとは、 男は未ださっぱり気付いていない]
(210) 2011/01/15(Sat) 22時半頃
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華月斎は、ミッシェルに話の続きを促した。
2011/01/15(Sat) 22時半頃
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/* くは。メモのミッシェルが可愛いなこんちくしょう。
(-89) 2011/01/15(Sat) 23時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/15(Sat) 23時頃
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[佐村屋の花形についてはポスターで見る舞台上の姿しか知らず、 同じ店にいる長髪の男がその相手だとは知る由もなく。
ただ、異国の地故か、東洋人の二人連れには目が行く。 その二人連れが、何か密談のように声を低くしていれば猶のこと]
……、
[壮年の男性の視線がこちらに向けられたのに気付くと、 何気なくそちらを振り返り、愛想の良い会釈を返して。 と、珈琲を運んできたマスターからカップと共に色紙を渡されると、 笑顔でそちらに向き直り、さらさらと筆を走らせる]
(239) 2011/01/15(Sat) 23時頃
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[色紙にサインを終えて店主に手渡し、再び二人連れに視線を遣る。 先程の会釈のやり取りに気付いていたらしい店主が、 壮年の男はこの街で剣術道場をやっているのだと教えてくれた]
へぇ、この街には東洋人の在住者も少なくないのですね。
[そう感想を零すと、他にも何人か東洋人の常連がいると答えが返った]
……、
[声を潜めた二人のやり取りは、内容を聞き取るまでには至らず。 ただ何か真剣に言い募る壮年男と、何か戸惑う様子の青年の様子だけは伝わる。 一座、という単語だけがかろうじて聞き取れた]
(258) 2011/01/15(Sat) 23時半頃
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華月斎は、『鏡花』という単語が聞こえて、あ、と言いそうになるのを喉奥で押し殺した。
2011/01/16(Sun) 00時頃
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