人狼議事


254 東京村U

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視点:


【赤】 硯友社 みょんこ

トレイル! 今日がお前の命日だ!

2016/10/01(Sat) 00時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

襲撃とおったあああああああああ!!
そしてヒナコちゃんが吊れたあああああ!!

wwwwwwwwwよかった

LW回避できた!!

(-0) 2016/10/01(Sat) 00時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ

─ 東京、四ツ谷マンション『友硯社』支部 ─

[爪を短く切った指がラインの表示画面を撫でる。
「先生にお疲れさまって言っておいてね」と返信を送って、鈴里は頬を手の甲で押さえた。

『同志』から話を聞くかぎり、
進みは順調と言える。]


 っ、ふふ

[どうにも口元から、笑みが零れてしまった。]

(*0) 2016/10/01(Sat) 01時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ

[膝をついて立ち上がり、
本棚から一冊の本を引き抜く。

──東京村。

匿名の人間が書いた、東京のホラー小説。
その拍子を撫でて女は笑った。]

(*1) 2016/10/01(Sat) 01時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ

[想像してみる。

「もしも」

ある日帰ったら両親が
見知らぬ他人にすり替わっていたら?

あの彼女はどんな反応をするだろう。]

(*2) 2016/10/01(Sat) 01時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ

[希望通りだと喜んでくれるなら、
それでもいいけれど。]



 やっぱり、怖い話が一番ステキよねぇ


[そう「例えば」この本に実体験として書き連ねられているような
お話のひとつになるなら]

(*3) 2016/10/01(Sat) 01時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ




[ それはなんてステキなことだろう ]

 

(*4) 2016/10/01(Sat) 01時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ

[想像すると背筋をぞくぞくとしたものが這い登っていく。思わずといった風に、彼女はぎゅっと腕にその本を抱いた。]


 どんなお話ができるのかしら。


        とっても楽しみねえ**

 

(*5) 2016/10/01(Sat) 01時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ



/*

霊界お二人お疲れさまよう。

東蓮寺くん襲撃は丸投げられた場合、そのまま迷っててねえ。
よかったわねえ帰らなくてすむわねえ(にこにこ
ということになるかしら。特にものすごく希望がなければ
みょんこ的には別に殺さないつもりでいる感じよ。

それと天声もちが私なので、ふたりとも何か表に伝えたい情報があれば
メモとかで教えてもらえれば霊界通信させてもらうわね。

(*6) 2016/10/01(Sat) 02時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*
>>+10

だから、ごめん。
大体、従妹といっても女の子が無防備に男の部屋に泊まるなんて、言っちゃダメだよ。


トレイルチップでこれはすごいたらし感のマッハさがすごすぎてみおんちゃんの反応みたかったですね

(-18) 2016/10/01(Sat) 02時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*
>>44

東蓮寺だった場合、 そう見えます〜〜〜(⋈◍>◡<◍)。✧♡

みたいな反応だったのではと穿ってしまう

(-19) 2016/10/01(Sat) 02時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

**

WEEKLYカルトにゅ〜す 慈善団体?カルト?−硯友社を名乗る団体について‐

三十年ほど前から東京に進出してきた謎のアンケート配り団体。
サイトなどはなく、二十三区内を中心に出没しているようだ。

なお、硯友社と彼らが名乗るようになったのはわりと最近で、以前は「石見友の会」と名乗っていた。

こちらの名前での活動は、東京よりもT県の日南一帯での集団生活などが大正時代以前から報告されている。昔は村を形成していたとの地元住民の証言もとれた。
近年めだつアンケート活動のほか、清掃活動、冊子配布などの運動もみられる。

名称変更の理由ははっきりとはしていないが、彼らは大穴牟遅神を本尊としているともいわれており、近隣で同神を祭っている大石見神社側とひと悶着あった末のことではないかと目されている。(※注1 大石見神社側は同団体との関係性をきっぱり否定している)

(81) 2016/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


(中略)

発信の少ない団体であり、勧誘活動などもごく限られたうちで為されているようで報告を聞かない。

東京でのアンケート活動がよく見られているが、これはここ2〜3年のもので歴史は浅い。

よりよい社会のために、等の文言は石見友の会からの系譜を考えると、大己貴命(オオナムチ)が少彦名命(スクナヒコナ)に自分たちが作った国はよくなったといえるだろうか?と尋ねた逸話がもとになっているのかもしれない。

(82) 2016/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


また、書いたことが現実になった。ナドの噂があるが、これは単に偶然の一致をそう思い込んだか、もしくは団体所属者のステマである可能性が高いだろう。

Twitterや匿名掲示板などで、特定個人を名指しでいなくなれと書いたら行方知れずになったなど事件性のある書き込みがちらほらと書かれているが、警察にそのような問い合わせをしたところ、該当する事件はないとの回答だった。
 

(84) 2016/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


なおアンケート活動をしているところをよく目撃される女性は地域を問わず出没しており、複数の場所に同時刻にいたなどというオカルト話も出ている。

奇怪なアンケートとの掛け合わせ効果だろうか。オカルト界隈では硯友社の名前を聞くようになってきた気がする。

筆者としては、これは似た印象の別人だろうと考えているが、硯友社の他のやり口からして、意図的に「似せている」という可能性も考えらえる。

期待と不安をあおるような希望アンケートの次はドッペルゲンガーなどを利用しようというのだろうか。出現が不定期であるために確認が容易ではない点が難関だが、近々にライター陣数人で網を張って確認をしようと思っているところである。
 

(85) 2016/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


***





『ちがうよ。わたしじゃない』

 

(86) 2016/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[あれは小学四年の夏休み前だ。管理されきっておらず、雑草が生え放題の校舎裏にはうさぎが一匹飼育小屋の隅に蹲っていた。つい一昨日まで番いだった小屋の中で寒そうに身を縮めている。]



『うさぎ、殺したりしてない。
 わたしじゃない……』

[そう繰り返す声は震えていた。足に力が入ると、履きかえずに出てきてしまったうわばきが土の上に押し付けられてきゅっと小さく鳴いた。]

(87) 2016/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[泣きそうな声で首を振ると顔のサイズに合わない大きな眼鏡がずりおちそうになって、あわてて「彼女」はツルをおさえた。]


『ちがう。わたしじゃないよ

 …… "みょんこちゃん″だよ』

 

(88) 2016/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[鼻の頭は赤くなっていた。うつむいているせいで硝子の上にてんてんと滴が溜まる。]


『みんなやってないなら、
 "みょんこちゃん"がやったんでしょ』

[そう彼女は あだ名をくりかえした。少しの敵意をもって、
きらいなあだ名を、他人に擦りつけようとするように。]

(89) 2016/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ひっく と、肩がしゃくりあげられる。彼女が周囲からハンニンだと疑われたのは、「おはなし」を書いていたからだ。

──神隠し。人の中身が知らない間に入れ替わっている話。
身近にある怖いアパートの話。夜中のテレビに映る女の幽霊。
いちど迷い込むと二度とかえって来れない知らない道。
よなよな近所のネコを襲って回る斧男。
わかってしまうとこわいことがおきる、ひみつの暗号。]



『ち″がう″もん……』

[暗いし、きもちわるい趣味だと馬鹿にされていた。クラスメイトの中で彼女にそう接しなかったのは、ふたりだけだ。]

(90) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ


『な″んでぇ……っ!』

[責められて逃げてきたハンコウ現場で、ぐずつくはなを鳴らして、ついに彼女は顔をくしゃくしゃにして泣き出してしまった。]


『なんで、"みょんこちゃん"
 ちがうって言ってくれないのぉ゛っ……!』


[吐き出されたのは彼女らしからぬ、八つ当たりじみた攻撃的な声だった。追い詰められたストレスで、きっとどうしようもなかったのだろうけれど。]

(91) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[無理からぬことだったと思う。なにせ彼女には──鈴里みよ子には、友達が本当に少なくて、周囲から疑いの目を向けられたときに、かばってくれるような味方は、教室にはささもとくんと、



──「私」の、ふたりだけだったのだから。]



 

(92) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ


***
 

(93) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

─ 東京四ツ谷マンション、硯友社支部 ─

[ベランダに出るための大窓にかけられた薄緑のカーテンが、
朝の日差しに白く透けながら光っている。]


 ん……ん、

[机で調べごとをしている間に、いつの間にやら微睡んでしまったらしい。頭をのせていた腕と肩が痛かった。幸いメガネは寝る前に外していたため、フレームがゆがんだりする事態は避けられたようだった。]

(94) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ



 あー……
 かたまっちゃってるわねぇ

[それも仕方ない。上半身を起こすと組んだ腕を上に伸ばして軽くストレッチを試みた。みしみしと筋肉がきしむ。]


 やぁねぇ……ずいぶん懐かしい夢みちゃったわねえ

[たぶん、昨日、彼と再会したせいで記憶が揺り起こされたのだろう。口端に苦笑が浮いたが、それもあくびにとって代わられた。目端に浮いた涙を指で拭う。]

(98) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[左右に体をひねって、さらに柔軟性を少しでも取り戻せるようにあがいてみる。]

あら。

[そうして、いくらか体がほぐれたところで、テーブルの上に置きっぱなしのスマートフォンに通知が来ているのが見えた。

『知り合いに招集かけられたんで、
 病院から離れました。
 さっき東中野まで行ってきました』

『現状続行でOKですよね?』

『寝てます?』

『いないか』

サミュエルからのメッセージが連続して届いており、一度あきらめたようにタイムスタンプに間が開いていた。]

(99) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[画面をスクロールすると、つい先ほどの時刻に続報が届いていた。


『事後になりますが知り合いの方には
 問題ないって報告あげときました』

『幸い個人的な知り合いはいなかった様なんで
 おおむね大丈夫かと』


どうやら、こちらが微睡んでいる間に彼がよいように計らってくれたらしい。「ありがとう。問題ないわ」と、みょんこはその場でLINEにレスを返した*。]

(100) 2016/10/01(Sat) 17時頃

硯友社 みょんこは、メモを貼った。

2016/10/01(Sat) 17時頃


【赤】 硯友社 みょんこ

─ 四ツ谷マンション、硯友社支部 ─

[部屋のカーテンを開けると、外には朝日を浴びた街並みが見えた。チュンチュンと鳥の声が聞こえる。今朝もこの街は相変わらずだった。相変わらず見知らぬ他人同士が大量にひしめき合いながら暮らしている。顔見知りや同級生たちだとて、共有の場所から一歩踏み出せば互いが何をしているかすべて把握している関係の方がきっと珍しい。

だからこそ、自分たちのようなものが
動ける隙間があるのだけれど。]


 ん……あら? 

["病院″の方へ逃がさないようにという連絡を終えて、顔を洗って着替えて化粧をしてと出かける準備をしていたせいで、その着信に気づくのは間があった。コール音が鳴っている。]

(*7) 2016/10/01(Sat) 19時頃

【赤】 硯友社 みょんこ

[手にしかけていた眼鏡を机の上へ戻す。
それから、通話ボタンを押した。
ジ、ジッ ザ ァーーーーーーーーーー と、
まるで何かの妨害電波か何かのようなノイズが数秒続いてから、
音の砂嵐は静まった。

首を傾げる。一秒、二秒。無音が続いた。]

(*8) 2016/10/01(Sat) 19時頃

【赤】 硯友社 みょんこ

[かけてきたものをとったのにも関わらず、呼び出し音が流れる。
それからさらに3秒待ってから、鈴里は口を開いた。]


 ……こんな朝早くに、珍しいわねぇ



 どうかしたの、東蓮寺くん?


[画面に表示された相手への呼びかけは、
ごく悠長に、*のんびりとしたものだった>>+26*]

(*9) 2016/10/01(Sat) 19時頃

【赤】 硯友社 みょんこ

─ 四ツ谷マンション、硯友社支部 ─

[軽くシャワーを浴び髪を整えて化粧をした鈴里は耳元にスマートフォンを当てて、首をかしげていた。ふと、ノイズ交じりにだが、あっ。と人の声がした>>+27。]


 ……………。

 ええ、鈴里の携帯よ。

 なんだか少し聞こえづらいけれど、
 ちゃんと聞こえてるわ

[問いかけに、驚いたような声で答えを返す。電話口から聞こえる東蓮寺の言葉は常になく急かされるようだった。不安、緊張、狼狽、理不尽への不満、恐怖。感情が入り乱れているのが表情を見ずとも伝わってくる。]

(*10) 2016/10/01(Sat) 22時頃

【赤】 硯友社 みょんこ


……駅、どこかわからない?
新宿駅じゃないの?

[わからない、駆け足の言葉についていけていない──風に、きょとんと理解が追いつかないように問い返しを挟む。口元を手で押さえた。]

 出社できないってことなら、
 そう伝えておかなきゃいけないわねぇ 

[声にだけは話の展開への戸惑いを乗せながら、頬を押して、引き延ばす。──唇が三日月に笑ってしまうのを堪えなくてはいけなかった。]

(*11) 2016/10/01(Sat) 22時頃

【赤】 硯友社 みょんこ



 ねえ、まずはちょっと落ち着いて、東蓮寺くん
 近くで一番めだつものはなあに?

[迷子になって、焦っている相手にそう接するように声は仕方なさげな風に取り繕う。わからないと返事があれば、悩むように間をおいた。耳だけは澄ませておく。沈黙が、解決しない時間が、彼に与える影響を聞き漏らさないようにだ。]

(*12) 2016/10/01(Sat) 22時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ



 ええ。会社に一報は…──私から いれておくわ
 警察にも、 ……話してみるから、ね。

[通話をどのタイミングで切るのが最良だろうか。意図的にスマホを口元から遠ざけて思案しながら、言葉と声ばかりは期待を持たせるように、彼の希望を叶えることを約束する。ほんの少しだけ、目の前に希望を細い望みを垂らす。声は飽く迄穏やかそうになだめるようにでなくてはいけない。今、彼をすぐに決壊させてしまうのはもったいない。]

(*13) 2016/10/01(Sat) 22時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ

[彼は、思い描く「登場人物」として優秀だ。
それに、]


 …… ねえ、東蓮寺くん
 ひとつだけ ── いいかしら。
 

(*14) 2016/10/01(Sat) 22時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ

[これは、きっとやがてロアになる。あの「東京村」のように。
恐怖体験として人の口から口に伝播する現代の寓話。]



 「出られない」の?

 「出たくない」んじゃあ、なくて? 


[それなら。伏線が、気づくためのチャンスが──
振り返る機会があった方が「お話」は面白いのだ。]

(*15) 2016/10/01(Sat) 22時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

自己消化はすでにしてくれてるからなーーと思いつつ、
いちおうつついておきましょうのこころ

このあとはキルロイ先生に東蓮寺くんが来てないこと伝えないとなーー

(-31) 2016/10/01(Sat) 23時頃

みょんこは、ゴロウに話の続きを促した。

2016/10/02(Sun) 00時頃


みょんこは、ジリヤに話の続きを促した。

2016/10/02(Sun) 00時頃


硯友社 みょんこは、メモを貼った。

2016/10/02(Sun) 00時頃


【独】 硯友社 みょんこ

/*

移動先迷うな。不動産オフィス行ってキルロイ先生に東蓮寺くんあてに来てるメールにレス投げて、ヒナコちゃんの続報を表にあげて、どこかのタイミングで、黒い鳥文庫の前身雑誌に投稿したけれど全然だったのとペンネームを表にだして、あとはイルマちゃんたちの動向みつつかなあ。

(-33) 2016/10/02(Sun) 00時半頃

硯友社 みょんこは、メモを貼った。

2016/10/02(Sun) 01時半頃


【人】 硯友社 みょんこ

─ 四ツ谷マンション、硯友社支部 ─

[朝の準備を整えたあと、鈴里はスマートフォンを耳に当てたまま、ノートパソコンをシャットダウンした。
机の上に積まれたアンケートから一枚、E4298749の番号がふられた紙をぬきだして、机の上に置きっぱなしの一冊の本──東京村と題された本を持って、青いファイルの並ぶ本棚へと短い距離を移動する。]


 …あら? ごめんなさい、
 ちょっと声が

[そうとだけ困ったふうに言いながら、耳元からスマートフォンを離した。そのまま、通話を切る。ッ、とささやかな音を残して接続は無情に絶たれた。

そのまま、迷うこともなく馴れた手つきで職場の番号を押してコールをかけた。]

(247) 2016/10/02(Sun) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ



 あ、もしもし? すみません
 はい、鈴里です。

[『はいこちら新宿不動産です』と、出た同僚に名前を名乗る。あら、と女の声が言った。]

 ええ。さっきですね、

 東蓮寺くんから連絡があって
 今日は出られないみたいなので

[え? と職場の同僚の声が怪訝そうに音を上げた。どうして直接職場に電話をしてこないのか、と、疑問を抱いたらしい声だった。]

(248) 2016/10/02(Sun) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[風邪とか?と尋ねかえしに、うーん。と鈴里は首を傾げた。]


 なんだか、迷子になっちゃったみたいで。
 よく わからないんですけど……

[どういうこと? と尋ねてくる疑問に、知らないところに迷いこんじゃったみたいで。とそう応じる。「……冗談?」と問い返しに。さあ……とぼやけた答えを返すと、はあ。とため息がつかれた。]

(249) 2016/10/02(Sun) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[「東蓮寺くん宛に、木露さんからメールが来てるんだけどなあ」と困ったように同僚がぼやく。「まあいいや、鈴里さんは来れるのね?」と、話が進まないことを悟ったらしい相手が会話を切り替えた。]


 ええ、はい。

[答えながら、本を本棚に戻す。簡素な木製の本棚には、青背のプラスチックファイルが数冊並んでいる。そのうちの右端にある青いファイルを抜き出して開いた。

ちょうど一番上に乗せられた「未来なんていらない。別な私になりたい」と、そう希望欄に書かれた紙の上に、「田舎に帰らずに済む未来」と、その調査書を重ねた。
バネ式の金具を開いて抑えて留める。
ぱむん。と軽い音を立ててファイルが閉じられた。]

(252) 2016/10/02(Sun) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

*

[がちゃりとドアにカギをかけて、四ツ谷駅までを歩く。鈴里が借りているマンションは、駅からはそう遠くはないが近くもない。

お互いに名前も知らない人間同士が肩を並べて同じ電車に乗る。いつもと違う時間の車内には、たまに見かける顔がいるということさえない。

ある日、ひとりふたりがふっと消えたとしても、
問題にもされないような人口過密地帯。
行方不明になった男は、あれだけ騒がれても見つからないままだ。

がたん。と、列車が速度を落として、
空気の排出音とともにドアが開いて新宿駅についた。]

(254) 2016/10/02(Sun) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

***

To.木露 流衣様
Title.ご希望いただいた物件について

新宿不動産の鈴里みよ子と申します。
本日、東蓮寺が休みのため
代理でメールをさせていただいております。

木露様より東蓮寺宛にご希望いただいた物件につきまして、
現在、確保の状態となっています。

内見の日取りなど、ご希望があればご連絡ください。
入居審査書も当日お持ちいたします。

別件のご要望につきましてはご質問の内容にもよりますが、
売買にかかわる決まりなどについてはまずお話しできるかと思います。

新宿不動産 鈴里みよ子
 

(258) 2016/10/02(Sun) 18時頃

【人】 硯友社 みょんこ

─ 新宿不動産 オフィス ─

[カチ、と矢印のカーソルを送信の上にもっていきマウスをクリックする。ひとまず、心理的瑕疵物件担当なのだから。と割り振られた業務を終えて、肩を回した。]


あとは……

[次に何をするべきかと、今しがた送ったメールの相手の名前をぼんやりと眺めながら、鈴里は息をついた。
木露の名前は見たことがある。内容から本人だろうと思われるが「トレーサー」の作者だろう。黒い鳥文庫から他に「素顔連盟」等を出しているホラー作家だ。]

(259) 2016/10/02(Sun) 18時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[丁寧な下地の説明とその細やかな状況設定の矛盾のなさは、よく下調べをしていることが伝わってくる。違和感を持たずに現実と地続きにある奇妙さに足を踏み込めるのは、作者の観察眼が偏らずに冷静だからだろう。]


 うらやましいわ
 才能よねえ

[人に、恐怖体験させられる才能だ。]

(260) 2016/10/02(Sun) 18時頃

硯友社 みょんこは、メモを貼った。

2016/10/02(Sun) 18時頃


【人】 硯友社 みょんこ

[ほんのりと淡く苦笑する。文字で人を別世界に引き込む、
その才能は、自分にはないものだったからだ。

黒い鳥を子会社として作られる前、その親の青い鳥ホールディングスが出している雑誌の賞に何作か続けて投稿したホラー小説は、どれもこれも箸にも棒にもかからなかった。

唯一ぎりぎり佳作に引っかかった一作も
評価はボロボロだった。

──描写に現実感がない。──ただ怖がらせようとするのでは足りない。それも失敗している。──熱は感じるが傾倒しすぎており視野の狭さに冷めてしまう。

この道を続けるならよりいっそうの努力が必要不可欠。
というのが当時の編集部から下された評価だった。]

(261) 2016/10/02(Sun) 18時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[一言一句なぞれるコメントを反芻すると、ため息が漏れてしまった。

「恐怖小説なのか幻想小説なのかサスペンスなのか
 筆者がどこを目指したいのかわからない。
 しっかりと自分の目指すものを見極めるべき」

厳しいコメントは、胸の中にはっきり刻まれている。ひどく刺さりはしたものの、転機となった一言でもあったことは確かだ。

あの一言がなければ、
きっと、今の自分はいない。]

(262) 2016/10/02(Sun) 18時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

太字一発言にリアタイ遭遇してしまい
めっちゃびびってしまったよね いまね…

あと、わりと早期から考えていたことを
ようやくいまごろ出すっていうね……

(-45) 2016/10/02(Sun) 18時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

こわあああああああああああああああああああああああい!!

ってなりつつ、ドリベルの構成パーツのせいで
私の頭の中で延々アクエリオンが流れ続けてしまっている

僕の〜地獄〜に 音楽は絶えなァァい…
 

(-49) 2016/10/02(Sun) 21時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

うんうん、いいですね。たいへん東蓮寺くんかわいいですね。
どんどん疲弊していってくれるといいんじゃないですかね。

騙されててくれるのありがたいぞ〜〜〜
ごろーさんは赤だけど普通に無自覚な何かなだけで
悪意はやっぱりなさそうに見えるので、
路線をたがえておこうねえ〜〜〜

(-51) 2016/10/02(Sun) 21時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

アンカー量

(-52) 2016/10/02(Sun) 22時頃

【人】 硯友社 みょんこ

─ 新宿不動産 オフィス ─

[キイ、と背もたれに身を預ける。時計を見上げて現在の時刻を確認する。今日は早上がりの日だったが、東蓮寺が休んだことと、また新しく起きた「事件」のせいで、やるべきことが増えてしまった。]

 
 主任、私そろそろ

[主任にそう声をかけてから席をたつ。ああ、と答える三十半ばを過ぎた男の顔はだいぶ疲れていた。はあーと深いため息が吐かれる。]

(300) 2016/10/02(Sun) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[理由は明白だった。上野中下アパートに続いて、新宿不動産所有のマンションでも、事件──あるいは事故が起きたせいだ。そのうえ、急な東蓮寺の欠勤まで相俟って、だいぶ胃に来ているようだった。今日は、しきりに腹のあたりをさすっている。]

 真嶋さんのところと、
 大丈夫そうなら、
 病院にもお見舞いによっていきますね

[住宅の欠陥ではないか。という点への追及はまだなされていないが「まだ」なだけかもしれず、その様子を見るのにも、一度マンションの方に顔を出すつもりでいた。それが終われば今日は直帰予定だ。]

(302) 2016/10/02(Sun) 22時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

ごろさんはいろいろありそう〜〜
がんばってくださっているので、
なんならLWをおまかせしたいような気もしつつ、
そろそろネタばらしに動かないとなあ。
明日はイルマちゃんがらみのところと接触したいなーー。

(-55) 2016/10/02(Sun) 22時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

あと墓に送ってから気づいたんだけれど。
これもしかしなくてもヒナコちゃん人犬ね?

(-57) 2016/10/02(Sun) 23時頃

みょんこは、イルマに話の続きを促した。

2016/10/02(Sun) 23時頃


みょんこは、ジリヤにもあげた飴玉と同じもののうちの一つを開封して口に含んだ。

2016/10/02(Sun) 23時頃


【人】 硯友社 みょんこ

─ 新宿 ─

[オフィスから外にでたところで、ふと風景が昨日に重なった。新宿を歩いていった背姿が思い起こされる。人ごみの中に透けていってしまいそうに頼りなげな。]


 ……
 強がりさんだったのかしらねぇ

[問題はない。と言っていた言葉の真偽はわからない。重体で眠っているという日菜子しか、もしくは彼女自身にだとて、わからないという可能性はあった。平べたいベージュのパンプスの踵を鳴らして歩く。]

(316) 2016/10/02(Sun) 23時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[人に紛れながら駅を目指して歩く。その途中で、鈴里はあら?と前方の一点を二度見した。こちら方面に歩きくる緑パーカーが視野に入る>>311。]


 山岸さん?

[かつり、とその進行方向の数歩手前で、
鈴里は歩く速度を緩めた。]

(318) 2016/10/02(Sun) 23時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[呼びかけた山岸は、どことなくほっとした表情を見せた。それに少し不思議げに首をかしぐ。視線は、手にある傷を見てとってから、顔に戻った>>329。]

 ええ、…自殺、ということでしたし
 うちからご紹介させていただいた方でしたから。

[昨日出向いた話に頷いて返す。最終的に許可を出すのは貸主である大家だが、条件に合わないとなれば紹介しないという選択もある。曖昧に微笑んでから、話をつづけた。]

 ……。また、といっていいのか……
 うちで管理しているマンションで、
 ちょっと問題がおきてしまって。
 それで、そちらにこれからと思っていたんですけど

 … 山岸さんの方こそ、大丈夫ですか?
 手、お怪我なさってますけれど…

[つと視線が手に向く。みれば、服も何かに攻撃されたようにほつれている。]

(332) 2016/10/03(Mon) 00時頃

硯友社 みょんこは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 00時頃


【独】 硯友社 みょんこ

/*

リーは、イルマ
21秒以上経過 o


こわい

(-65) 2016/10/03(Mon) 00時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

ひふみんとみおんちゃんカワイイ

(-66) 2016/10/03(Mon) 00時頃

【人】 硯友社 みょんこ


そうですねえ。たびたびはありますけど、
ここまで間をおかずには、あまり

[そうさらりと答えてから、担当で?という質問にくすりと笑った。]


 押し付けられたわけでもありませんから。
 でも、ありがとうございます

[間接的な「担当」への肯定を返す。一見した限りでは、山岸がみてとったとおり、不安や恐怖といったものを鈴里が覚えている様子は見えない。]

(342) 2016/10/03(Mon) 00時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[言葉上の心配に軽い感謝を述べて、簡単な経緯の説明に、きょとん。と眼鏡の奥で目を瞬いた。]

 カラスに?
 ……巣の近くでも通られたとかです?

[あら。まあ。と、頬に手を当てて山岸の顔を見る。それから、少し眉を寄せた。]

 そういえば、あそこのアパートの近くは
 妙に、カラスが多いですものね
 
 寄せる何かでも、あるんでしょうか
 被害があるのだとしたら、
 何か対処を考えないといけないかしら……
 

(343) 2016/10/03(Mon) 00時半頃

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