64 色取月の神隠し
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/* ん…… 導賢魔妖妖妖(たぶん狼2)
6>4>2 6>5>3>
時間的に纏まらない気がするし、あやかしさん側の想定にもよるけど、 たまこちゃんを送るんだったら一平ちゃん引き戻したほうがいい気がする…悩む。
(-0) 2011/09/18(Sun) 09時頃
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/* あと、たっちゃんとゆりちゃんのお話がどう転ぶかだね。 ゆりちゃん残す想定なのかな?と昨日の流れ見て思ったけど、どうかなー…
(-1) 2011/09/18(Sun) 09時頃
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―甘味処―
[彼是と考えを巡らせ続けていたが、 ふと膝の上の巾着が熱を持つのに気付けば、目を見開いた。]
(………また……?)
[これほどの頻度で起きるものなの、と、 動揺に瞳を揺らす間も無く、路が開く―――]
“あなたの望みは……”
[路を往く者に呼びかけて―――]
(3) 2011/09/18(Sun) 09時半頃
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……
[薄く目を開く。 聞こえたのは今迄と少し違う、曖昧な音色。>>5:94>>5:96 誰が居なくなったのか、行き交う人々を呆と眺めていたが]
“やっぱり、相談しないと駄目 たまこちゃんや一平ちゃん 戻ってるかな”
[朝から不在であったから、一緒なのだろうと見当を付けていた。 店先に立つ女将の注意を引いて、常のように膝に片手を当てて腰を折る。]
(4) 2011/09/18(Sun) 09時半頃
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“女将さん 御馳走様。 人と待ち合わせをしていたんだけど 離れなくちゃいけないから言付けをお願いします。 二人とも目立つ風貌だから、もし来たならすぐ分かると思う”
[志乃と沙耶の不在、自分が先に席を立つことの詫びを言付けた。 志乃と彼らが同胞にしか分からぬ声で囁き交わしていたことも、 自分の目的地に彼らが居ることも娘は知らない。]
(5) 2011/09/18(Sun) 09時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 09時半頃
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―屋台広場/菊屋―
[菊屋の屋台は開店しているようだ。 たまこが其処に居ることを確認したなら、ほっと胸を撫で下ろした。]
“たまこちゃん”
[屋台の横から近付いて、分かるように背伸びして片手を高く上げる。]
“お店開けたばかりなのに 本当にごめんね。 大事な話があるんだけど… 少し抜けられるかな 何だったら、このまま聞いてくれても構わないの” [ほこほことした団子と屋台の周囲の客を申し訳無さそうに見ながら、地面に文字を書く。 もしも未だそこに藤之助と芙蓉が居たならば目を見張り、女将に言付けた内容と同じものを律儀に繰り返すだろう。 たまこと話をしているようなら、いずれにせよ彼らの会話が終わるまで待ってから切り出す心算*]
(6) 2011/09/18(Sun) 10時頃
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[話をした場所は何処であっただろうか。
藤之助や芙蓉にも、もし良かったら聞いて貰いたいと告げるだろう。 何か知っていることがあれば教えて欲しい、と。 勿論、立ち去るのであれば無理に引き止めることはしないのだが**]
(7) 2011/09/18(Sun) 10時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 11時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 19時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 22時半頃
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―菊屋屋台―
[幸い客足もそう多くはなかったようで安堵するも束の間、 駆けて来るたまこの尋常でない勢いに目を瞬く。]
“一平ちゃん ”
……?
“なにか、あったの”
[つい先頃自分が聴いた足音が友人のそれと重なって、表情が微かに曇った。 たまこが言葉を噤んだために、今ここでそれ以上を問うことはせず、たまこの背の向こう、藤之助と芙蓉が近付くのを数歩進んで迎えた。]
(27) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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[甘味処で二人との合流が叶わなかったこと、 歩み寄る芙蓉に謝罪されれば、ゆるく首を振る。>>25]
“ううん、大丈夫。 多分……二人一緒だと、思うから。 でも、藤之助さんと芙蓉さんの用事が此処だったとは思わなかった。 お呼び立てするような形になって ごめんなさい”
[団子を買いに来たにしてはたまこの表情が剣呑であることに、首が僅かに傾ぐ。 けれどその違和感も、互いの話へと意識を奪われて霧散した。]
(28) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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[足を引く藤之助を見れば、何処か座る場所がないかと周囲を見回し、 折り良く隅の休憩椅子が空いたのを見れば皆にそちらを勧めた。]
“大事な話… ううん 変な話だと思う、すごく。 一人だと、どうしても答えが出そうになくて”
"何から話せばいいのかな。一つずつ、順を追って話すね こんな話をして、困らせるかも知れない けど"
[迷い迷い、ゆっくりと土をなぞってゆく]
(31) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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[先ず、祭りの日から度々奇妙な感覚を覚えるようになったこと。 決まって強い風が吹き、空間が薄く切り開かれるように眼前の世界が歪むこと。] “見たこともない、知らない道…何処かに向かって伸びる道。 隙間から、その道を行く誰かの声が聞こえるの。 はっきりとした声や会話が聞き取れる訳ではなくて、…”
[文字にすると実に現実味の無い話だとも思う。 暫く逡巡した後に]
“心の音 …っていうのかな。 嬉しいとか楽しいとか、そういう音。 お祭りが始まってから今日までに、四回。”
[一度手を止めて、それから意を決したように]
“つい、さっきも”
(35) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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日向は、ここまで書き連ねて、一度枝先を土から浮かせた。
2011/09/18(Sun) 23時頃
日向は、二人の言葉に、ありがとうと頭をひとつ下げて。
2011/09/18(Sun) 23時頃
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[それぞれの表情の変化に、知らず息を詰める。 先を促す言葉には視線を向けて頷いて、今一度背筋を伸ばした。]
"覚えてるかな。さっき、 神隠し って言ったこと。 つい口に出てしまったのは、本当はこれの所為。
随分前に亡くなった祖父も、同じものを視ていたみたい。 だから、今起きていることが そうなんじゃないかと思ってる”
[人が消えていることは、疑いもせぬ語り口]
………
“身の回りで何か、見聞きした人がいないかなって、気になって。 私には、誰が居なくなったのか…… は、分からないみたいだから"
(41) 2011/09/18(Sun) 23時半頃
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“それとも”
“幻だって、思う ”
………?
[淡々と整えた表情に、仄かな焦燥感が浮かぶ。 隅に小さくことばを並べて、おずおずと見上げた。]
(42) 2011/09/18(Sun) 23時半頃
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“そ”
……
“そうだね こんな話、 私だって急にされたら 困るし”
[矢張り困惑させてしまったかと唇を結び、巾着を無意識に引き寄せつつ首を振る。 藤之助の視線の先を辿り芙蓉のの言葉を聞けば、茶の瞳が僅かに驚きを乗せた。] "神隠し って、そんなに起きるものなの この村の話しか知らないから、数十年単位だとばかり”
[幾百年を生きた者ならば良く知るのであろうけれど、 目の前の彼らがそうとは知らぬ娘は、自分の無知を自省する。]
(46) 2011/09/19(Mon) 00時半頃
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“雷門様… なのか、他の誰かなのかまでは分からない。 何か事情があって連れて行くのなら、 引かれた人も望んだことであったなら、
………見送るべきだって 思ってて”
[辰次にも変わっていると評されたし、ともすれば人の怒りを買いかねないことば。 理解も同意も得がたい見方だと自覚もするが、青葉村の祖父の元で培われてきたのはこうした感覚だからと素直に言葉を刻んだ]
“何のためで、どうなるのか …な。 どうして 聞こえるのかな。 私はただ、手を引かれた人が、そうされるのが本意であったかどうかが知りたいだけ”
[否やが返れば、手を伸べる為に。]
“最後に聞いた声だけは、どちらか分からない 気がしたから”
(47) 2011/09/19(Mon) 00時半頃
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/* 不思議ちゃんでごめんねすぎる …!
(-11) 2011/09/19(Mon) 01時頃
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[よくある不幸な出来事を喩えて神隠しと呼ぶこともある。 芙蓉の言うのはその類だろうと納得して、小さく頷く。>>48 彼女の問い、そして藤之助の問いには、暫く沈黙した。]
………
“全く怖くないかと言えば嘘になる よ でも、神様もそうじゃないものも、ひとにとってとても身近な存在だから 悪いものじゃないって、思ってるところがあって”
[呆れられたこともあった、と僅かに苦笑した]
(53) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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“だから、あとは当人のはなし。 こころから望んだことなら 止めない”
[悲しくとも、寂しくとも。 祖父もそうしたのだから。]
“背を押したいって 思ってる。 親兄弟… ん、もうずっと前から居ないから 血縁と友達とが違うかと言われると分からないな” [居たら何か違ったのだろうかと自問するけれど、 今のままの自分であれば答えは変わらないとも思う。]
(54) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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“心残りがあるのなら―――”
[もしくは、強い気持ちでそのひとを呼ぶひとが居るのなら。 飴色の櫛を取り出して、指先で撫ぜる。]
“呼びかけて 手を伸ばしてみるだけ。 もう一度、此方側に呼び戻せるように”
[元より対抗する気もなければ、そんな力は持たないのだと。 奇跡を願うかのような、神頼みのような力だと改めて知れば、 言って恥かしくなったか、枝先で土をとん、と叩く仕草。]
“また 変な話してるけど…… 祈りみたいなもの、かもしれない。 力があるかも なんて言っても、御大層なものじゃないの”
(56) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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/* プランが分からないので、蘇生も出来るよ、という意思表示だけ。 PLとしてはどっちでも良い のよ……!!
(-14) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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“ありえない ”
………。
[語尾を上げるよう首を傾げ、すうと瞳を細める。 それでは祖父の手記と食い違う。 藤之助の言葉も尤もではあるけれど、戻らぬという確信めいた口調には、視線も自然、問うように。]
“まだ試したことが無いからね。 言うだけなら減らないよ”
[端正な顔に不敵な笑みが浮かぶのを見詰めながら、 対照的に柔らかな微笑を湛え、櫛を元ある場所へと戻した。]
(62) 2011/09/19(Mon) 02時半頃
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[そうして、たまこへと視線を移した。 余りにも唐突な話に、友人はどんな顔をしていただろうか。 ごめんねと言うように、両手を合わせて口元に留め。]
“たまこちゃんも 何か言いかけてたけど 聞いても大丈夫、かな”
[何かあったのか、という問いの続き。 此処で問うて良いのかどうか、覗き込むように窺い見ながらそっとたまこの前に文字を刻む。]
(64) 2011/09/19(Mon) 02時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 02時半頃
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/* 投票たっちゃんにセット完了。 順当に導魔狼囁だ…と思ってるけれど…
狼数勘違いしててエピったりしたら恥ずかしいです( ノノ)
(-18) 2011/09/19(Mon) 02時半頃
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“もし叶うとしても、 神様の思惑に反することだから…そうかもしれない”
[異界の道を神や妖の方法以外で開いたとして、 何が起きるかまでは教えてくれなかった。 静かな声を返し、少しの沈黙。]
“藤之助さんの話し方 …… 何だか、自分のことみたいに聞こえる ”
[たまこに向けられていた視線は再び藤之助へと。 是までの会話を指折りながら覗き込む瞳は、底知れぬ黒。]
(66) 2011/09/19(Mon) 03時頃
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“邪魔をしよう、とか そんな風には取らなかったけど。 そうじゃなくて…… 愉しそう、かな。 ん 上手く言い表せないけど ”
[人の力を超えた処に居る者が、持たぬ者を眺めるような気配。]
………
[合わせた瞳、その黒の中に飲み込まれて仕舞わぬよう、ひたりと据えたまま覗き込む。 感情を読み取らせぬ声が、表情が、其処に潜む何かの気配を覆い隠しているよう。]
“ふしぎなひと。 本当の藤之助さんは、何処に居るの ”
[随分と長く押し黙った後、 問いとも付かぬ言葉をぽつりと零した。]
(71) 2011/09/19(Mon) 04時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 04時頃
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/* 向かう方向にうんうん唸る。 見破ろうとか考えを変えて欲しいとかではないのだけど。 正体知るようなことがあったらつい熱血方向な台詞を吐きそうで困ります。( ノノ)
かといって、最早神隠しに怯えるような娘でもないのが……
(-20) 2011/09/19(Mon) 04時頃
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/* なんとかなーれっ
(-21) 2011/09/19(Mon) 04時頃
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[自分の不安を払拭するかのように大きくたまこがかぶりを振る。 目尻を擦る仕草を見れば、案じるように友を見詰めた。>>72]
“見た――― たまこちゃん も ”
?
"雷門様では、なかったんだ。"
[思わぬ言葉に双眸を見開く。>>73 たまこは何を見たのだろうか。神でないものを見極められるのだろうか。 あやかし、その単語を唇の形だけで繰り返して、たまこの言葉に聞き入った。]
(76) 2011/09/19(Mon) 04時半頃
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(……あ)
[信じる。そう書き添えられた文字。>>75 たまこの傍に一歩近付いたのは無意識。 非日常な出来事の中で、彼女の存在がどれほど心強かったか。]
“ありがと… たまこちゃん。”
[新しく書き添える言葉は、 何時でも味方になってくれた友達に向けて。]
(78) 2011/09/19(Mon) 04時半頃
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日向は、たまこに“勿論”と頷いて、話に聞き入っている。
2011/09/19(Mon) 05時頃
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/* よしきた合点承知!(ぐ
(-24) 2011/09/19(Mon) 05時頃
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“つくもがみ…… 付喪神、九十九神。 揚羽さん 霊力”
[たまこの言葉を整理するよう、紡がれた単語を 音も立てずゆっくりと足元に並べてゆく。
たまこは簪、自分は櫛。 似た物が霊力を宿すのは、偶然なのだろうか。 たまこの力が気配を感じる物だと知れば、なるほどと得心したように小さく頷いた。]
(86) 2011/09/19(Mon) 06時頃
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[たまこが消えた者たちの名を挙げてゆく。 ひとりめ、ふたりめ、さんにんめ、よにんめ、ごにん……徐々に瞳は細くなり、仕舞いには伏せられた。]
“うん。 やっと分かった 私が聞いた声は、確かに皆のもの だったって。”
[一人一人を思い浮かべて、たまこへと向き直る。 仁右衛門に感じた気配が他の者と違ったことには、首を振る。 暫し過去に思いを馳せるよう宙を眺めるけれど、自信がない。]
“先生が、ひとりで、ふたつ…… どういうことかな。 うん あの頃は難しくて分からなかったけど、何となく覚えがあるよ。色んな本が並んでた。 先生は あやかしの何を研究していたんだろう、ね”
[たまこの視線を受けたなら、言わんとしていることを察し、大丈夫だよと微笑する。>>82]
(87) 2011/09/19(Mon) 06時頃
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“一平ちゃん―――”
[最後に消えた者の名に、思わず息を呑んだ。 菊屋の屋台を訪ねた時のたまこの表情の理由はこれであったのかと。 へいさらばさら。幾度か土をなぞって]
“明之 進さん、かな その人のことは私、知らないのだけど。 おしろい、か。何だか可愛いあやかしだね。 そう あれ、一平ちゃん、だったんだ……”
[広い好奇心と知識を持つ一平太のこと、たまこの言う通り興味の赴くままに向かったかも知れない。 しかし、奏でる声音が他のものと違って感じられたのは、たまこを護ろうという意志の残滓か―――とも。]
(88) 2011/09/19(Mon) 06時頃
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[暫くの間、たまこを見詰めていた。 着物を握る手の強さからその胸中を推し量る。 ならば、友としてすべきことはひとつ。] “自分勝手なんて、思わないよ”
………。
“たまこちゃん。 どれだけ出来るかは分からない、けど。 その気持ちと力、貸してくれるかな。声、掛けてみる”
[取り出した柘植の櫛は、飴色から白色へと転じている。 すう、と息を吸って瞳を閉じた。 声を掛ける、自らの表現が可笑しいが、文字通り。 現世と隠世を繋ぐ道の上では、この喉は音を取り戻しているのだから**]
(89) 2011/09/19(Mon) 06時半頃
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日向は、直前の問いには“名前を思い出したことは伝えないと勿体無いかもね”と、少し笑った**
2011/09/19(Mon) 06時半頃
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/* 間違って他の人呼んだらわらいます、のでしっかりセット確認。 おっけい。
(-26) 2011/09/19(Mon) 06時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 06時半頃
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