人狼議事


194 花籠遊里

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【人】 看板娘 櫻子

── 広間 ──

[広間まで、繋ごうと手を差し出されました>>57
 断る理由は何一つなく、喩えそれが誑かしているのだとしても>>48>>55
 僕はベルさまの指に指を添わせ
 広間へとやってきておりました。

 朧さんほどお茶をご用意するのも上手くはありませんし
 幾日と前に此処でもてなした『花』とは
 また違ったものを用意するでしょう。]

 くろわっさん!
 でも、びちゃびちゃになってしまいませんか?

[話を続けていれば>>56、笑みも元に戻りましょう。
 気になる言の葉からは、一時眸を背けておりました。]

(58) 2014/09/21(Sun) 23時頃

【人】 看板娘 櫻子

 そう、なのですか…?

[びちゃびちゃとするのがいいらしい>>60
 ベルさまは不思議な御方だと思うけれど
 随分と味覚の方も個性的でいらっしゃるのかもしれません。

 取り出した甘味と、とうもろこしの香るお茶。
 緑茶でないのは、少しでもくっきーに併せてのことでした。
 もしかしてですが、これにクッキーを浸したりもされるのでしょうか。
 おずおずと、先程まで繋いでいた手を見詰めました。]

 美味しいなら、よかったです。

[ね、毒なんて入っていないでしょう?
 余計なことを謂わなければ、彼の『蝶』が座っていたかもしれない椅子。
 それに一度、視線を向けたのでございます。]

(61) 2014/09/22(Mon) 00時頃

【人】 看板娘 櫻子

 とうもろこしのお茶です。
 炒った実を使って、お茶にするのですよ。

[かふぇいんが入っておらず、芳ばしい香が特徴です。
 素朴な味がして好きなのだと
 他愛もない会話の中に紡いだりもしたでしょう。

 僕の視線を集めていた指先には
 ちょこれーとくっきーではなく、筆胼胝がありました。
 小首を傾げながら話してくださる姿に
 僕は純粋な尊敬の表情を浮かべました。]

 お話をお書きになられるのですか!
 本を読むのも好きなんです。
 ベルさまのお話も、読ませていただけたりしますか?

[次のお土産には、甘い『夢物語』がいい。
 僕はそんな風におねだりをしたのでございます。]

(65) 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 ……僕は、嫌ってなどないのですよ?

[優しく語られる未来が>>62
 僕の唇を少しだけ軽くさせました。
 ベルさまは「ヘクターさんは櫻子さんに愛着があるって言ってた」>>56
 そう、謂っておられました。

 それはあまりにも信じられるものではありませんでした。
 きっとこの優しい太陽が、僕に聞かせてくれる『夢物語』なのでしょう。

 僕だって嫌いなわけではないのです。
 ただ、ずっと苦手に思うだけで。]

 出来るでしょうか…。

[どうしたってそんな未来、想像など出来もしませんが。]

 ……出来れば、いいなって思います。

[隣に座り、甘味と飲み物とを並べて。]

(66) 2014/09/22(Mon) 01時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[ただ、ただ、苦手なのです。

 近付いてはいけないと、何かが警鐘を鳴らします。
 関わってはならないと、何処かが制止をかけるのです。]


 …───『嫌い』になれたら、


[どんなに、楽であったことでしょう。
 それもこれも、僕は花であるからだと。
 何方を好いても、何方を嫌ってもいけないのだと。
 その教えに生きているのだと、ずっと言い聞かせておりました。]

(*28) 2014/09/22(Mon) 01時頃

【赤】 看板娘 櫻子

 
 
[言い聞かせて、おり 『ました』 。]
 
 

(*29) 2014/09/22(Mon) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

[そんな未来を望む事さえ許されないのだということを
 僕が知るのは、まだこの刻ではなかったのでございます。


 櫻は今日、花籠での終わりを迎えます。


 それを知るは、今宵の櫻を買い付けた『蝶』のみでしょう。
 櫻の季節が終わったのだと。
 身を繋ぐ見えぬ鎖が、今宵の金で断ち切られるのだと。

 ──中庭も幾分、寂しくなることでしょう。

 此処でしか咲けぬ『櫻』を捨てる言葉が
 きっと愉悦滲ませながら、響いていたのでございます。]

(67) 2014/09/22(Mon) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

 いつかきっと。
 だって、僕はずっと此処におりますから。

[何も知らない『櫻』はひとひら
 甘い焼き菓子の花弁を食んで、微笑んでおりました*]

(68) 2014/09/22(Mon) 01時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

── 櫻の苗植わりし日 ──

[それは今から二十年以上も前の
 何処にでもあるような、詰まらない昔話です。]

(*33) 2014/09/22(Mon) 03時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

 おかあさん。
 ねえ、どこにいくの?

[ぼくは おかあさんと てをつないでいました。
 おかあさんのあしは はやくて
 ぼくはなんども ころびそうになりました。

 おかあさんは ぼくを みおろしています。
 しらないおうちのまえで とまって。
 おっきな りぼんを ぼくに かけてくれました。]

 くれるの?
 ありがとう!

[ぼくは はじめておかあさんに ぷれぜんとをもらいました。
 おかあさんに ありがとうをいうと
 おかあさんは わらってくれました。
 すごく すごく うれしかったです。
 だっておかあさんは ぼくをみるとき いつもいつも
 おこったような こわいかおをしているからです。]

(*34) 2014/09/22(Mon) 03時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

[おっきなおうちのなかから かみのながいひとが でてきて
 おかあさんは なにかを おねがいしていました。

 わらっているのに こわいかおで
 ながいかみのひとに たくさん おねがいしていました。

 ながいかみのひとに いっぱい かみを もらって
 おかあさんは とても うれしそうにしていました。
 おかあさんが うれしそうな かおをするのも はじめてみました。
 だからぼくも すごく うれしかったです。

 おかあさんは かみをもらって
 そのまま くるまにのって
 ぼくをおいて どこかへ いってしまいました。

 おかあさんが くるまにのるまえ
 ぼくに こう いいました。]

(*35) 2014/09/22(Mon) 03時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

 
 
 「アンタが金になるなんて、最高の厄介払いね。」

 

(*36) 2014/09/22(Mon) 03時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

[その意味を知るのは、もう少し後になってからでした。
 とある女が望まぬ妊娠をし。
 不必要な子供を遊ぶための金に変えた。

 ただそれだけの、詰まらない話でございます。]

(*37) 2014/09/22(Mon) 04時頃

【人】 看板娘 櫻子

── 広間 ──

[ベルさまとはどれ程お喋りをしたでしょうか。
 他愛もない会話が殆どでしたでしょうが
 それはとても、僕にとって『しあわせ』な時間でありました。

 その時が終わりを迎えたのは
 「櫻の夢が所望された」と何方かにお伝え頂いた時のことでしょう。]

 ……ベルさま、ごめんなさい。
 呼ばれてしまったので行かなくちゃ。
 今宵も、あなたさまに合う蝶と出逢えると佳いですね。

[申し訳ございませんと、恭しく席を立てば
 微笑みを向けたのでした。]

 また、お越し下さい。
 お待ちしておりますから。

[そうして、広間を後にしたのでございます。]

(69) 2014/09/22(Mon) 04時頃

【人】 看板娘 櫻子

[白い着物に変えるために部屋へと帰る道すがら
 『蝶』は何方なのかお聞きしました。

 その瞬間、聴いた名前は思いもしない名前でありました。]

 ご冗談を、そんなまさか。

[櫻など、見向きもしない『蝶』ではありませんか。
 他のどんな『花』にとまっても、毟っても
 櫻樹には寄りもしない『蝶』のはずではなかったのですか。]

(70) 2014/09/22(Mon) 04時頃

【人】 看板娘 櫻子

 やっ  …──、いやだ… 厭です!

[僕は初めて、地下へ向かうことを拒みました。
 それは子供が駄々をこねるように少し続きましたが
 結局は、向かわなければならないのです。
 その些細な反抗は、地下牢にも伝えられてしまったことでしょう。

 何が、そんなにも厭なのでしょう?

 深くを考えてはならない気がして。
 僕はしぶしぶと、白を纏っていきました。]

(71) 2014/09/22(Mon) 04時半頃

【人】 看板娘 櫻子

── 地下牢 ──

[白い着物を纏った櫻の精が、肌寒い地下に舞い降ります。
 待つであろう、探すのは秋色。
 射干玉がその色を捉えたのなら、そっと房へと格子を潜り抜け。
 清めた身体から櫻の香を漂わせておりました。]

 ……───買わぬのでは、なかったのですか?

[今宵はどんな気紛れなのか、と。
 薄い唇を引き結んで、射干玉を床へと落とします。
 白い女物の着物、けれども頭には何時もの櫻色が揺れていました**]

(72) 2014/09/22(Mon) 04時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/22(Mon) 04時半頃


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/22(Mon) 13時半頃


【人】 看板娘 櫻子

[僕の射干玉は俯き、少しの刻を巻き戻ります。
 持て成したお茶の話、書かれていらっしゃるという小説の話>>73>>74

 朗らかに笑う、太陽の御方は「好きなのは悲劇だから」と
 ご自分の書かれたお話の事までは、お話ししてくださいませんでした。

 悲劇は安心するのだと仰られます。

 僕が書斎で『夢物語』ばかりを読んでいた、霧雨の日。
 数多の『しあわせ』と幾千の『悲劇』を眸に致しました。
 僕の心に残ったのは、どちらの物語だったのでしょう。]

(76) 2014/09/22(Mon) 17時頃

【人】 看板娘 櫻子

 ベルさま。

[僕はひとつ浮かんだことをお伺いしようとして、唇を開きました。]

 ……───。

 そのお茶会の時は、珈琲をお淹れしてお待ちしておきますね。
 だから、ざっはとるて、というものを…
 楽しみにしておきます。

[そして結局、伺うことはできなかったのでございます。
 叶いもしない未来を夢見て、約束を重ねていくのでありました。]

(77) 2014/09/22(Mon) 17時頃

【人】 看板娘 櫻子

 
 
 はい。
 僕もベルさまのこと、大好きです。


[再会の約束は、心からの言葉と笑顔でありました。
 それが最後になってしまうことを
 『悲劇』の物語だとするならば

 ───ベルさまは、喜ばれたのでしょうか*]

(78) 2014/09/22(Mon) 17時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/22(Mon) 17時頃


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/23(Tue) 00時頃


【人】 看板娘 櫻子

[金の蝶の『夢物語』から還るように
 伏せていた眸をうっすらと開けることにいたしましょう。
 降り立った牢獄はやはりどこか肌寒く
 だからでしょう、僕の指先は酷く冷たくありました。
 膝の間、手を組む黒衣は秋色の彼。

 ────『人』だなど、思ってはならぬ御方です。]

 毎夜『花』を毟るあなたさまに、謂われたくなどありません。
 
[まるで拗ねているような口調になってしまわないでしょうか。
 ああ謂われたなら、こう返し。
 返したものには揶揄が返るとわかりながらも、返してしまうのがいけないのでしょう。

 撥ね付けられるような感覚。

 あのとき>>0:236は、本当に珍しく感じずにいられたのに。]

(103) 2014/09/23(Tue) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[僕は不満げな顔をしているのでしょうか>>90
 いつものように微笑みを浮かべているはずなのです。
 そうしているつもりでいるのは僕ばかりで
 薄い櫻の唇を真一文字に引き結んだままでありました。

 彼は「屋根を借りにきた」と仰います。

 『花』を買われたわけでもなければ
 『蜜』を求めたわけでもなく
 『夢』を望むでもなく
 『櫻』を、ただ傷つけに。

 本当に酷い御方です。]

(105) 2014/09/23(Tue) 01時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[僕が目を背け続けていることと
 彼が表から隠そうとしていること

 ───きっと似ているものだと、判りながら。

 僕は目を背け続け。
 彼は隠している。

 そんな気が、しているのです。]

(*41) 2014/09/23(Tue) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子


 あなたさまは……っ
 僕を抱いては、くれないのですか?

[判っています。
 きっと抱いてなどくれません。

 たとえその眸が僕の射干玉を見詰めていても。
 たとえその指が僕の髪に触れたとしても。
 たとえその熱に僕の体が跳ねたとしても。

 長く咲く『櫻』が、まだ咲かぬ『梢』と知りながら。

 僕は息を止めていました。
 ただ、眸は逸らさずに。]

(108) 2014/09/23(Tue) 01時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/23(Tue) 01時頃


【人】 看板娘 櫻子

[まるでなんでもないことのように、それは告げられました。
 もっと遠くに、とは何処のことでしょう>>109
 『外』知らぬ僕には、きっと想像も出来ないほどの
 そんな距離を言葉に感じてしまったのです。

 籠の中にある『花』に『蝶』がとまります。
 けれどまた再び止まるかなど、知れません。
 『蝶』を繋ぎとめておく手も術もないのです。

 ───『花』である限り。

 沢山の花弁を散らしてきました。
 沢山の底を隠してきました。
 沢山の『蝶』を見送りました。
 沢山の『花』を埋めてきました。

 他のためにだけ咲き続ける『櫻』なのです。
 自らのために流すものなど、ひとつとして───…]

(114) 2014/09/23(Tue) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[突き放す言の葉と共に、真逆のように引かれた身体。
 常夜の色を映した髪には、薄い櫻が咲いておりました。
 ひらり、舞い落ちるのは彼の『人』の傍>>113

 囁かれた言葉は、秋の夜風でしょう。
 ですから、触れ合う肌が熱いのでしょう。

 接吻けに、きゅうと瞼を閉じたのは
 注文をつけられたからで、思わずなどではありません。]


 っ、 ──…


[蓋をしていたものが。
 埋め続けていたものが。
 目を背けていたものが。

 呪詛の芽が、咲こうとしておりました。]

(115) 2014/09/23(Tue) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 
‘Tis better to have loved and lost
 than never to have loved at all.

(一度も愛したことがないより、
 愛して喪った方がどれほどしあわせか。)
 

(116) 2014/09/23(Tue) 02時頃

【赤】 看板娘 櫻子



 …───すき、です。
 
 

(*42) 2014/09/23(Tue) 02時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[背け続けた言の葉が、櫻の下の海に浮かび
 波紋を広げたのでありました。]

(*43) 2014/09/23(Tue) 02時頃

【人】 看板娘 櫻子

 
 
 
 ───あなたさまに逢えなくなるのなら、泣きましょう。



[滲む視界を悟られまいと。
 接吻けから離れて直ぐ、額を胸へと押し付けました。

 櫻の下に隠された海が、漣を立てて揺れていました*]

(117) 2014/09/23(Tue) 02時頃

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櫻子
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