233 逢魔時の喫茶店
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テッド! 今日がお前の命日だ!
2015/08/11(Tue) 02時頃
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[ cafe & bar ] [ Twilight ]
[夜の街の中。風で揺れる看板はキィと音を立てて。
その店は今夜も開いている。 迎えるのは人の店員と、人では無い店員と、 人のようで人では無い、バーテンダー。**]
(*0) 2015/08/11(Tue) 02時頃
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―トレイルが来ていた日の、夜のトワイライト―
[天引きで。そう言われれば男はきっちり金額をメモして、月末の彼の給与明細にほんのわずかなマイナスを刻む。 社員割引の発生は店主の気分次第で、今日はとても機嫌が良かったから。 すっかりふやけた顔>>+0を見せられたのなら、此方も機嫌がよくなるに決まっている。*]
(*1) 2015/08/11(Tue) 23時頃
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― ゴロウとコテツが来た頃の、夜のトワイライト ―
いらっしゃい。 コーちゃん、今日休み取ったのって、これだったんだ?
どうぞ、好きな席に座って。 ゴロウさんも、よく来てくれたね。
[小さな客に驚き飛び上がる青年と、それをなだめる店員と。 そんな二人を笑顔で迎えて、店主は好きな物を振る舞うだろう。 昼間とは違う、白黒のバーテンダーの制服を身にまとい、酒を振る舞う手は鮮やかに。
ちなみに小さな骨の客は奥のテーブル席に収まった。 どうやら手洗いに立っていたらしい。]
(*2) 2015/08/12(Wed) 00時頃
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―――トワイライト―――
[微笑ましすぎる同僚を厨房から観察。 笑いが堪え切れないようだ**]
(*3) 2015/08/12(Wed) 00時半頃
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…コーちゃん、 ゴロウさんに何の説明もしてなかったの?
[やや、どころかかなりパンク気味の彼を見て、不安そうな顔を店員に向ける。 希望があれば酒をつくるが、さて、こんな状態でアルコールを注いで本当に大丈夫なのだろうか。 しかし今度出かけると言うのなら、今日がその事前説明の日だったのだろう。 …事前説明にしてはこの店は大分、ハードな物なのだが。
少し背の高いハイボールグラスに注ぎこんだのは、ウィスキーと、ミントの香りの強いリキュール。 ミントの強さで、ベースのウィスキーの風味を損なわないよう、量は適切に。 そこにソーダ水を注ぐものの、割合はそこまで多くない。 ウィスキーの強さの残る淡い琥珀へ、仕上げに本物のミントを飾って、 まあこれでも飲んで落ち着きなさいなと、 ゴロウには、氷の浮かぶミント・クーラー。
コテツの注文はカクテルではない。 手に取ったのは瓶を一本。コルクを開ければ、ふわり広がったのはナッツの香り。 金色のフィノを小さめのシェリーグラスにを注いで、カウンターに置いた。]
(*4) 2015/08/12(Wed) 01時頃
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[完璧な料理はケイに任せるとして、とりあえずは、アンチョビとクラッカーとドライフルーツでも。 酒を出せば、後は二人でゆっくりと歓談をどうぞと、自分は業務に戻ろうか。]
(*5) 2015/08/12(Wed) 01時頃
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[うん。説明。してるね。そーだね。
まあ、これだけインパクトがでかければもう他に驚く物はないか。 いつも通りブツ切りなコテツ店員の返答を耳に、好きな物頼んでねと、昼とは違う分厚いメニュー表をゴロウに差し出した。 酒の種類もそれなりに。 それでも人の口にできる物は、酒も含め半分かそれ以下だろう。 アルコールのページも、ゴーゴン酒各種銘柄等と言う不思議な単語が踊っている。
まあヒト種からそのような注文があった場合、やんわりと断るだけなのだが。]
(*6) 2015/08/12(Wed) 01時半頃
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[注文があればそれに答え、後は、静かにグラスを磨いている。]
(*7) 2015/08/12(Wed) 01時半頃
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[手に取ったリキュールから香ったのは、甘いチョコレートの香り。
銀のシェイカーに注ぐのは色の無いホワイトカカオリキュールと、鮮やかな緑をしたミントリキュール。 それと真白な生クリームを加えれば、 淡いグリーンをしたグラスホッパーのカクテルが仕上がるだろう。
香ばしいチョコレートと爽やかなミントで構成される風味は、チョコミント。 小さめのカクテルグラスに注ぎ入れると、甘味をこのむ客の前へ、鮮やかな色彩を運んだ。]
(*8) 2015/08/12(Wed) 14時頃
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