25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[同じく眠る法泉へ紅石榴を移し]
……彼を。 意地っぱりだけれど、本当は温もりに飢えていた友を、 よろしくお願いします。
[彼を手折った花主へと礼をし、白鳥には手を合わせた後 応接室をそっと抜け出る。
血臭が未だ拭いきれぬ応接室に、 ゆらゆらと燻る焼香の煙を一つ残して]
(130) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
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ひそかに、甘党本郷に萌え。
(-47) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
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すまない…我らセンター側の手落ちだ。 あ、ただな、ただな…… 人と獣を生きてるうちから見分ける者がおるのだ! そのことを話そうと思って呼んだのであった
[嘆きの声には、元気付けるように 明るく話して 法泉に話が及べば、そのことには頷いた]
(131) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
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説法師 法泉は、呉服問屋 藤之助の声に、その姿がぼんやりと浮かび
2010/08/07(Sat) 11時半頃
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…?
[微かな違和感。 それは夜の事。
だが、声が届けられるのは朝の事]
霞。天満月とは何者だ?
[自分の交友関係にはないが、幅広い顔を持つ彼なら何かしら知っていようかと]
(*5) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
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本屋 ベネットは、背後に感じた微かな違和感に思うことはあれど口には出さぬ。
2010/08/07(Sat) 11時半頃
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―大広間―
そういつもは迷ってません…。
[言ってもそれ以上は言い訳にしかならず。 響く扇の音に少しばかり首縮こませた。 皿を完全な空とする優雅な食べ方に視線が奪われたりもして]
屋敷の方に指示を出しながら出て行ったので、センター絡みの何かがあったのではないかと。
[言っている間にも、邦夜を呼びに人が来た]
(132) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
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―日明くる前・食堂―
[虎鉄と別れた後、食堂に向かい茶器を厨房の使用人へと返す。]
夜おそにすまんかって。 ほんま、おおきにな。
[軽い調子で言い、ほなさいならと去りかけた華月に、その使用人の惑うような表情が映る。 去りかけた脚を留めて、小首を傾げれば……。 朝か昼か、華月は弟弟子と食事を共にしたつもりであったが、使用人の目には、多量の食事を傍に置きながらまったく食していない華月のみが見えていたよう――その行動に何か意味があるのかと問われた。]
(133) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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…生きている、うちから? それはまことか!?
それが出来るなら…全て調べれば病のものだけを…
[思わず、声も大きくなる。]
して、その彼は信用出来るのか? 情は人の心を狂わせる。…大切なものを庇って嘘をつくことも…。
(134) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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……聴こえてるよ、迦陵 ボクは冬の蕾のままだけど、此処はとても暖かい
[秋色撫ぜられた感触は無く それが少し寂しいと思う 振り払っていた過去を微かに悔いて ふと、落ちてくる主の唇 小さく困ったような笑みを浮かべた]
でも主さま、私は叱られるようなことをしてきたのです。
ひとつ 望みを叶えてきてしまった イビセラの、血を受け継ぐ種を……桜の腹に
(+28) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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天満月は、古くよりの名家…
いや、ちょっと待て。 なにやら…生きた獣を見つけることが出来る者が、と…
イアンが、いうておる。
(*6) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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……。
[天満月が背後を通る気配に、幾らか表情が訝しくなる、 けれど今は口に出さず、呼びに来たものと消えていくのを完全に見送って]
道一つ覚えられないようでは音曲一つも暗譜出来まいしな。 …まあいい。
[足音が遠くなったことを敏い耳で確認しながら、夜光に問いかける]
イアンが呼ばれた理由は何となく理解できるが…彼は? 彼もイアンと同じくセンターの人間か?
[大広間にはいなかったので、刷衛がセンターの人間だとは知らない。 ただ、イアンも独りで入り込んでいるようには思えなかったので それとなく尋ねてみる]
(135) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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[線香くゆる其の先に、 冬が憧れた先の花がひとつ]
……名乗る礼儀は、無きや?
[消え入りそうな問いに 返す複雑そうな声音]
(+29) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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―表座敷― [道中、屋敷の者に白き鳥の花が処刑されたこと、ロビンが獣であったこと。乾がロビンに殺されたことを聞いてうつむき。] [表座敷へたどりつけばてっきりイアンだけなのだと思っていたのだけれど、先客が居たようで。話し声がする]
……イアン、呼んだって聞いたけど。何?
(136) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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なに云うて、隣に人おったやろ?
[手妻を操る花は、このときばかりは逆にキツネに包まれたような表情を浮かべた。 けれど、その使用人が嘘を謂っている様子は見えない。 最近よくこういうことがあるのだと、追加で聴く。
例えば、珈琲を1つ多く頼まれる……などと。
聴いた言葉に対して、深く考え込む華月の耳には、何かを護るような笛の音は聴こえないままだったか。そして、食堂を離れたのは、その笛の主が茶を取りに来る前のこと。 投票用紙は、食堂を離れて直ぐのところで、センターの息の音かかった使用人かに回収され、騒動の何もしらぬまま、高嶺の部屋へと戻り、物思いに耽る。
鵠は、席を外していた。 もしかすれば、そのとき、もう……―――。]
(137) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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…成程。 それで。
[夜の行動に納得がいく。 煩わしそうに声は響いた]
恐らく、それは天満月だろう。 …昨夜、こちらの背後で何かしていったようだったのでな。 恐らく調べる何かを獲られている。
…邪魔だな。
[ぽつりと。]
(*7) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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/* タイムパラドックスが起きておる。 大広間組は深夜だと思っていたy
(-48) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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…そなた、が? [部屋へと入ってきた姿を見て、緩くその目を瞬いた。*]
(138) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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まことよ、まこと! まだ宴が閉じる前 俺とあの豚の正体がわかる前に言い当てたのだぞ?
[声が大きくなる様子に、こくこくと 嬉しそうに頷いて]]
その件も……ああ、丁度いい 邦夜殿、良く来てくれた。
……二人はそれぞれ人間であることは 私が保証するので、 それぞれ私に話してくれたことを、はなしても良いか?
[邦夜の声に嬉しそうに声をかけ]
(139) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 12時頃
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…いま、件の彼が。
やはり、そなたの見識と勘のよさには、恐れ入る。
(*8) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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/* ちょっとまって、藤あなた今日たしか長野(略
(-49) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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[沈黙。 知っている声だった。]
……鵠。
[ぽつり、と呟くように名が落ちる]
(+30) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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種を。 それは、困りましたね。
身をもたぬここでは、些か感情が出やすいのかも知れぬ。 お前だが誰ぞと契ってきたなど。
私の身に宿して欲しかった。
[見下ろす眼に僅か燃ゆる嫉妬。 死した身ではそれは叶わぬことだと、思えばそれもやがて鎮まる]
…ですが。 お前の生きた証が残るのなら、私はそれでも良いと、思う。
(+31) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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鵠。
やはりか。 何故、貴方がここに。 疑いでも向けられましたか。
[冬を抱いていた腕を解く。けれども肩に手は乗せたままで]
もう、言うても遅いことか。
(+32) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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……霞さん?
[人間であることは保証する。イアンが嬉しそうなのはいいが、どういうことだろうか。話してもいいか、と聞かれれば首を縦に振り]
(140) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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―夜・大広間―
よろしければまた後でお淹れします。
[出てゆく邦夜へそう言って、一人分の茶器は盆へと下げた。 こちらから見えぬ側で何をしたのかは分からない]
音は道より覚えやすいものでございます。
私にも分かりません。 センターからいらしているのは、邦夜様でなく刷衛様だと聞きました。イアン殿も確かにそのように。 ただ。刷衛様の話になるとイアン殿には避けられているようで。
[そう伝えている間にロビンと法泉の顛末を伝える者も来ただろうか。驚愕は大きくて言葉を失う]
(141) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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なに、狼憑きとしての人生が長いだけの事。 それにのうのうと舞いを眺めて暮らしているだけの左団扇でもないのでな。
背後の気配に気づけないようでは本郷の名が廃るというものよ。
[思い溜息を一つ吐き出し]
可能なら早急に喰ってしまい。私も、いい加減腹が減った。 イビセラの望みを叶えてやったら余りの餓えの激しさに 苦しさすら感じる。まったく、獣憑きとは厄介な身よ。
…とりあえず、情報の収集はお前のほうが向いているだろう。 私はしばらく、知らぬ存ぜぬを通すことにする。
(*9) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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門下生 一平太は、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/08/07(Sat) 12時頃
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−深夜大広間−
[空になった碗を夜光のほうへと少し押しやる。 茶を、と所望する無言の行動]
…楽器よりも馬繰るほうが楽な気もするが。 まあいい、それで……刷衛?ああ、研師か。
[何故こんな時間に呼ばれたのだろう。 時は既に未明に近い。 席を立とうとしたところで現れたメッセンジャーの言葉に、鉄の色を丸くした]
(142) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 12時頃
小僧 カルヴィンは、本屋 ベネットの扇子の音を、応接間を出た窓の向こう。庭を見てなぜか思い出した。
2010/08/07(Sat) 12時頃
小僧 カルヴィンは、何時か自分も、”剪定”されるのではないかと。先程見た白鳥の青い顔を想い、身を震わせて。
2010/08/07(Sat) 12時頃
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なよたけの君とptがいっしょ!! しかも555の確変なんばー!
嬉しすぎて、喋れない私w
(-50) 2010/08/07(Sat) 12時頃
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私が居らずとも 私の子が
次の代へ、其の次へ
望みはひとつ 願いはひとつ
肉を喰らって血を啜り 人の身に種を植え付けて
――――幾日かけても 幾年かけても
必ず果たす 不条理なこの世を壊す為
(+33) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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[主の瞳に灯ったいろ。 見詰めた花が満足気に笑みを浮かべて、詠った]
……主さまの背がもう少し低ければ 私にも襲えたやも。
主さまは 現世に残すもの有りや?
[擁かれていた腕が解かれ、それでも傍は離れない。 肩に乗った手に首傾けて、名乗った方へと名を告げる]
(+34) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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[邦夜が縦に頷けば安堵したように 旧友は頷かなくても、駄目なら昔のように 後ろ頭叩いてでも止めてくるだろうと]
うむ…すでにロビンと法泉と鵠の件は知っておると思うが…… この書簡を私にくれてな ……屋敷のものも気付かぬうちからだ
[そう言って取り出すのは>>81 霞が阻止しなければそれを邦夜に見せる]
そして、霞殿。彼が 生きているものが人か獣か 一日一人判断できるものだ。
[霞が青年と琵琶を合わせた後 話してたことを思い出すだろうか? ……実際はその後 と、言葉の練習をする中 人道的な面と羞恥の面で思うところがあり 真面に退治することを選んだ青年だったがあ]
(143) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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