229 流水花争奪鳥競争村
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[追求に楽しそうな顔、こいつ。とは 度々思うが、許してしまえる。]
ん、んん。
[布団。と言われて少し視線を下げて迷った。 室温は一定に保たれているが、 広さと流水近くの涼しさがあるぶん 温たかいとまではいかない。]
(471) miseki 2015/07/13(Mon) 18時半頃
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…… ───。
[少し黙って、身体の下から腕を滑り込ませて、 ぎゅ。と形の違う身体を抱く。
頬同士を寄せて、少しの間。そのまま。 肌で、ひとの、そのままの体温を測る。]
…
[髭は抵抗せずにきっと正解だった。 ぺたりとはりつく肌の感触に思う。]
(472) miseki 2015/07/13(Mon) 18時半頃
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[さら。と背を撫ぜる。手にかえるのは布の感触で、 その隔てが。]
…
[── 邪魔だな。とそんな感想が浮かぶのに、自分の執着心と独占欲を笑ってやりたい気分にもなる。]
(473) miseki 2015/07/13(Mon) 18時半頃
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[大事にしたいのと、つきあげられる熱と、 どちらも、どこから。ってくらいに溢れてくる。 穏やかなものと、渦を巻くみたいな。 耳元に唇を下ろして、そこから、 命が流れてる頚動脈をだどって下りる。]
…… たりてるんだが、 たりないな。
[大事に。と思うのに、先に音を上げるのは、 *たぶん*]
(474) miseki 2015/07/13(Mon) 18時半頃
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/*
す げえ時間かかった。
区切りここで一回つけてもいいか とは思いつつ、 アマルテアは朝食と演説タスクがあるよな。 と 思っているんだが どうだろうな。
あとじわっと ちょいやりたいところまで と思いつつ…
(-188) miseki 2015/07/13(Mon) 18時半頃
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/* >>-187
巫女様巫女様線引いてるころに、友達っぽく距離が近いところから つきあってみる?されて、ああこいつとなら と思ったけど関係性が深くなるうちに視線の先に感づかれて問いただされた
[結果別れた]
という想定があってだな。
たぶん一番仲が深かったのはそこ。今はしっかりいい人みつけて、既に結婚してる想定でいるが、まあ ちょっと 人間的にいいやつで友人だったぶん、自業自得で痛い目を見ている。
(-192) miseki 2015/07/13(Mon) 18時半頃
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/* >>-193
正解。
さばさばしてるから、この関係の延長で、と思ったが まあそんなうまくはいかなかったというか 近くなると欲が出たりもするよな。
ちなみにそいつ以外は自虐ネタになる程度に あまり女運がいいほうではなさそうな想像をしている
(-194) miseki 2015/07/13(Mon) 19時頃
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[足りてる。足りてない。けれど満ちる。]
いまさらで悪かったな。
[素直に口からこぼれる台詞に 即応で打ち返す。]
(489) miseki 2015/07/13(Mon) 22時頃
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[それで、またそういう事を聞きやがる。]
…… ……最後までのは、 2、3回。
[眉が窮して寄る。若干、サバを読んだ。 後で罪悪感と死ぬほどむなしい気分になるから 実際片手で足りるほど。]
(490) miseki 2015/07/13(Mon) 22時頃
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[する。と紐が解かれる。 あ。という間もなかった。]
…あーーー [受け止めてやるぜ。といわんばかりの態度に、くそ。と半分負けた気分で鎖骨に顔を埋める。]
(491) miseki 2015/07/13(Mon) 22時頃
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[解けた合わせ目から指を素肌に滑り込ませる。 抱きつかれる重みが、いとおしい。 それと同じくらい、────、]
ばかで結構だよ。ちくしょう
[水音が遠くなる。ああ、ひとつにしか、何もかもが向かなくなる。 鼻先で布をよけて、かぷ。と曲線、 心臓の位置に、歯を立てて*やった。*]
(492) miseki 2015/07/13(Mon) 22時頃
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[華やかな歓声が眼下から上がる。切りますか。と、一応聞かれた髪は横髪を遺して後ろで一本に括る形。]
…
[何枚重ねか聞きたくない礼服は重いが まあ甲冑よりは、たぶんマシだろう。]
(510) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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[名前を呼ばれて演説を終えた"巫女様"の その隣に並ぶ。頭ひとつぶんの差。]
…、
[名前を呼ばれて、 何をする気なのかは すぐに知れて]
(511) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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[ 笑った形の唇が重なる。
歓声が強まって、
ああ。空に高く昇っていくようだ* ]
(512) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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[ ────… ]
(-198) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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── 祭の後日、里の墓地 ──
[陽射しの当る台地、花の咲く石畳を抜けた先。 里のはずれ滝傍近く。滝を背にするように、 てんてんと、石碑が並んでいる。]
よ。
[その内のひとつの前に、花束を添える。 『 Franck・Read 』と、記された石碑前で 靴先を止めた。]
(513) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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[文字を繰り返し、目で辿る。石碑は前に訪れたときと代わらず綺麗に掃除されていて、父か母がきているのだろうことを思わせた。]
聞こえてたり、したかね。
……隣に、いられることになった。
[──アマルテアと一緒に。と、 そう約束をしたけれど。 今日は、つれてはこなかった。]
(516) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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いいのか。って、あれな。 よくなかったな。
[まあ、お前はわかってたのかもしれないけど。 ぽつぽつ、言葉を続ける。]
……いや。嘘じゃなかったし、 納得できるとも思ってたんだが。 [心は流れる。触れたものでも形がかわってつかめない。 難しいな。と思う。]
(522) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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[滝近くの墓地にはざあざあといつも、 雨のような水音がしている。]
……
[今、たっているここは。 この冷たい石に名前が刻まれた風景が ──あってこそのもので、]
(524) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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…… お前も、今に、いたらな。と
思うよ。
[背を押した喪失なしでは、きっと たどり着かなかった現在から、 どうしようもない矛盾に愛を込めて。]
(526) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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[もう、"同じ"ではなくなった"弟"と、 向かい合うのは黒服姿。
ひゅう。と風が吹いて、 黄色とオレンジ色の花弁を揺らした。]
(527) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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そのうち、また。
[今度は、一緒に]
顔、見せにくる。
[水が沁みるように、心流れるままに 報告と共にただひとりの"兄弟"へと*笑う*。]
(529) miseki 2015/07/13(Mon) 23時頃
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