5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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―王宮・控えの間―
[ピッパの助言通り、長すぎず短すぎない丈のシンプルな服を纏い、控えの間の片隅に腰かけ]
――……、…
[無意識にハミングをしようとしたが、それは抑揚もリズムもない音に変ってしまう]
…んぅ……ダメね、つい…
(139) 2010/03/20(Sat) 20時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 20時半頃
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─王宮・控えの間─
[豹の騎士に連れられて、本来真っ先に行くべきであった部屋へとやってきた。廊下よりも豪華な装飾を見ると、蝙蝠は少し緊張している。]
……
[目をぱちぱちと瞬かせ、部屋をきょろきょろと見渡す。部屋にはすでに数人いただろうか。 烏の宝番や豹の騎士、兎の歌い手に話しかけにいったようにできないのは、部屋の雰囲気に緊張しているせいだろう。]
布を届けには来たことがあるけど、お部屋の中に入るのは初めてだもんね……。 すごいな、すごい。
(140) 2010/03/20(Sat) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 20時半頃
受付 アイリスは、落ち着かないようできょろきょろきょろ……
2010/03/20(Sat) 20時半頃
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―王宮・庭園前廊下―
あー…面倒なことしてくれるよな…ったく。 やっぱ一発殴んなきゃ気がすまねーな、その魔法使い。
[真鍮の柵に肘をかけてもたれる。 多少苛立った気分は どうでもいいこと として忘れる。
鈴の音は 軽やかな舞は まだその場から伺えただろうか。
ひらり、銀の刃が視界を掠めれば わずかに眉を顰めたかもしれない]
――音楽なんてなくても、生きていける。
[幾度となく繰り返してきた言葉を、ぽつり呟く。陽光の降り注ぐ庭園は、常と変わらぬ穏やかで、 ただ 音楽 だけがどこにもない]
(141) 2010/03/20(Sat) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 21時頃
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…あんまり、落ち着かない?
[落ち着かない様子で、きょろきょろしているアイリスに気づき]
アイリスさん、機を織ってるって言ってたけど、お城に献上してたのね。 それってすごく腕利きの機織りさんってことじゃない? すごいね。
[和まされる少女の雰囲気に、にこにこと笑みを浮かべて話しかける]
(142) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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−王宮・控えの間−
[ザックやアイリス達を控えの間へ案内して、その場にいる者達と引き合わせる。 もしかしたら、自分も初顔合わせの面子もいるかもしれない。
ザックが浮かべた表情をみて、こめかみをまた掻いて つい、すまない、と口にしてしまうだろうか。]
音楽が奪われて動けなくなってしまったのは 城の者達も例外ではない…。
できれば、こういった話はしたくなかったが。 [すまないな、ともう1度呟くように言った。]
(143) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 21時頃
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[見渡していると、テーブルの上のオレンジをみつけ、それに目を奪われていた。そんなときに不意に声をかけられたものだから]
ひゃっ……ひゃいっ!!
[すこし驚き、声の主の方へ向く。]
や、やっぱり、王宮はすごく綺麗で……ちょ、ちょっと落ち着かないです。です。
[オレンジに目を奪われていたことはきっとばれていないはずだ。]
持ってきたものぜぇんぶってわけではないんですよ? 絨毯は羊さんのお友達のものですし。です。
[嬉しかったのか、緊張で少し強張っていた顔は部屋に入る前のようにふにゃりと笑みを浮かべた。]
しっかり技術を教えてもらいましたから、ほーんのちょっと、自信はありますよ?ありさんぐらいは。
(144) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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受付 アイリスは、これぐらいの自信かな?と指でアリさんサイズを作っている。
2010/03/20(Sat) 21時頃
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/* こうもりのくぅるないめーじがこいつにはありませんね。
A.仕様です。
(-38) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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/* 控え室の中は女子3人か、入れる気がしなi
性格悪い子でごめんな! 自分の音楽を完全に喪失したので、やさぐれ奏者です。
(-39) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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かみさま。かみさま。どうか僕らをお守りください。かみさま……。
(145) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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*/ おおおおー。 15人なった!
(-40) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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*/ ラルフはもともとびびり設定なんだけど……
……セシルをとても怖がりそうな気がする 指揮者だし。猫だし。クワレルー
(-41) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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[きょろきょろしていた視線が、ふと止まる。視線の先を追うと、あったかい橙色がこんもりと山になっていた。 気の抜けるような声で返事をされて、肩を揺らして小さく笑う。]
美味しそう。これ、きっと食べていいんじゃないかしら。 ね、一緒に食べない?
[オレンジを二個手にとって、ひとつをアイリスに差し出し、首を傾げてみせる。ふかふかの耳も、こてりと傾ぐ]
羊さんの、お友達…? 教えてもらったのは、ご家族かな。 それともどこか、学校ででも習ったの?
(146) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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― 中庭庭園 ― [目の前の猫の人はどうしただろうか? そのことについて述べるのは後程……]
『――――……なくても、生きていける。』
[湿った髪を結い上げて、耳が表に出ていたからか… 彼女の耳が、微か 言葉(>>141)を捉えて。] [一つのナイフを両の手で握って 彼女はあたりを見渡した。 そこに、声の主はいただろうか?]
(147) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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歌い手 コリーンは、受付 アイリスに、せめてヘラクレスオオカブトくらいは持っていいと思うの、と指をいっぱいに広げてみせた。
2010/03/20(Sat) 21時半頃
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―王宮・廊下→控えの間― [そういえば控えの間というところがある、と門番に聞いたっけ。確かこの扉。恐る恐る扉をあける]
こ、こん、ばんわ……
(148) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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かみさま……。
[王城の前、空を見上げ、祈る そして一つ頷く
そして王宮の一室。記帳を終えると控えの間へと通される]
(149) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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―庭園前―
[踊り手がふと、手を 脚を止める、 その刃は陽光に白い輝きを反射させたか。
眩しさに見せ掛けて、わずか目を竦めたけれど、 彼女の本職は見て取れたので、そこに厳しさはなかっただろう。
視線が合えば、本来持つべき疑問が遅れて涌いた]
――…道化と踊り子? このような騒動の最中に何故芸人がここにいる。
[さしたる意図はなかったものの、 口調は詰問のように響いたかもしれない]
(150) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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[オレンジを差し出され、受け取った。オレンジはつやつやと光っていてとてもおいしそうだ。]
た、食べていいんですか?わぁ……
[蝙蝠の目はきっときらきらと輝いているだろう。]
そうです、羊さんのお友達。とっても綺麗な絨毯を織れるんですよ。 「職人は仕事に誇りを持っているの。でも部屋に埃が落ちてちゃいけないのよ!」ってよく言ってるんです。職人肌ですねー。
教えてもらったのは家族です。 蝙蝠の家は空を飛ぶために、自分の髪をすこし織りこんだ布を作ることを教えてもらうんですよ。このローブみたいに。 そしたら空を飛べるようになるんです。
[くるりまわってローブを見せた。]
(151) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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受付 アイリスは、歌い手 コリーンに、じゃあヘラクレスオオカブトぐらいの自信を持つことにします。と、にこにこ。
2010/03/20(Sat) 21時半頃
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[持っていたハンカチでオレンジを拭いて、そのままかぷり。オレンジを齧る時にちらと鋭い歯が見えるだろう。]
おいしいですねぇ……
[とても幸せそうである。]
(152) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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受付 アイリスは、扉が開けば、オレンジにかぶりついたままそちらを見た。
2010/03/20(Sat) 21時半頃
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―控えの間ー
おや、こんにちは。君も旅の仲間。という奴かい?
[恐る恐る扉を開けるラルフの後ろから扉をくぐり、話しかける]
(153) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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― 中庭庭園 ― [辺りを見渡せば、中庭を囲む廊下…… 柵に肘をかけてもたれる白い猫の人を見つけて。 彼女が持っているナイフが光を反射したのか 影の中に身をおく猫が目を竦めた。]
[彼女はその様子に ナイフをドレスの中、 足に巻いたベルトに戻そうとしたが 飛んできた詰問にそれを留めて。]
――……
[踊り子にはコクリと頷き、 続く言葉には、お触れを立て板で見た…と ジェスチャーで示そうと、 両の手で宙に立て看板のシルエットを描いた]
(154) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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―庭園―
[風に吹かれた髪は道化の若草色の瞳を一瞬隠す。 再び隠された瞳が映し出したのは、白い美しい羽を持つ銀の髪の踊り子。]
これは、これは、美しい踊り子のお嬢様。
[大仰で大袈裟な動作でお辞儀をすると、にこやかな笑み。]
貴方も音楽が無くなって、舞えなくなった仲間でしょうか?
(155) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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>>153 チー!!? [元々ビビリな性格な上、緊張していたところへの背後からの声。思わず悲鳴ににた鳴き声をあげる] えっ、は、え……あ。 ご、ごめんなさい!
(156) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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そぉなんだ、羊さんの毛で織れば、ふかふかのもこもこで気持ち良さそうだしね。
[誇りと埃をかけたモットーには、くすくす笑って耳を揺らす]
じゃあ、蝙蝠さんのとこって、家業っていうか伝統みたいなものなのね。 髪を織りこむんだぁ……そういえば、少し同じ色が混ざってる、かな? 空を飛べるって、羨ましいな。
[髪色よりも少し暗い色のローブに目を凝らす]
(157) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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*/ 「チッツー!」「チー!」と鳴き声(古い自転車のブレーキ音とも形容される)をあげることが多い。/うぃきぺでぃあより
ブレーキ音て。
(-42) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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−王宮・控えの間−
[窓際でぼんやりと、アイリスやコリーンのやりとりを眺めていた。 新しく扉から入ってくる者がいれば、ちらりと見る。]
…他に迷子になってる者は、いないだろうな。
[探しにいった方がいいだろうか、と悩んでいる。 ただ単に彼の君の眠る部屋に近づいてほしくないだけかもしれないが。]
(158) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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―中庭庭園―
[仕舞われようとする刃には、 礼儀として一度目を背けたが。
声無き様子と、何やら仕草で示そうとする姿に、 幾度か目を瞬いた]
――そなた、唖か。 生憎だが、何を言いたいものがさっぱりだ。
[城住まいで看板などに見覚えがあるわけもなく、 とんと察しもつかずに、ふさり、耳が折れた。
思わず傍らの道化に目を向けた、 おそらくは同じ一座の者と思われたので。]
(159) 2010/03/20(Sat) 21時半頃
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チー?はは。緊張しているのかい。大丈夫、取って食いやしないよ。
[肩をすくめると、帽子を取ってお辞儀をする]
虎の子、レティーシャ。よろしく。
[片耳がぴょこんと飛び出る。髪は右と左で不ぞろいだ 同じように、控えの間の面々にも]
(160) 2010/03/20(Sat) 22時頃
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― 中庭庭園:それは少し前の出来事>>155 ― [花が咲き、光溢れる庭園で見た白い服の猫。 猫科特有の耳と尻尾には濃い色合い。
彼はその衣装に良くあったお辞儀を一つ。 背中越し、その尻尾がよく見えたなら 彼女も右手にナイフは持ったまま 両の手でドレスの裾をつまみ、 褒め言葉に感謝と出会いの礼を] [続く言葉には、コクリと頷いた。]
(161) 2010/03/20(Sat) 22時頃
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[>>150の声が聞こえれば、]
音楽が無くなって、舞えなく踊れなくなった道化が、 人々を楽しませて、その慈悲によって、生きている道化が、それを失った時に、何かをしたいと思いましてね。
慈悲がない世界で生きられないなら、その慈悲を取り戻す為に命を賭けてもいいかなと思いまして。
[コロコロを笑いながら、寂しげに笑う。]
(162) 2010/03/20(Sat) 22時頃
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