56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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えっ
[出し抜けに天幕に入って来た人物に目を瞠る。>>+29 一般兵の軍服とは違う上質のつくりの衣服を、 赤狼の紋章が一点装飾している。 慌てて立ち上がり、彼に向き直ると敬礼した]
先程、目を覚まされたようです。 具合の方は、もう大事ないかと。
(+32) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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[バーナードの返事>>28を聞き、頷く。 小さくなる声に首を傾げたが、彼は彼で失った二人と親しかったのだろうと一人納得した。]
ありがとな。その方が俺も助かる。 じゃあ、一緒に来てくれ。
[敵が砦に潜んでいるのだとしたら、一刻も早く見つけ出さなければならない。 バーナードを連れ、参謀の許へと向かった。]
(46) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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[こうして赤国の人間と接するのは、実のところ初めてだった。
自分の処遇は決まっていない。 それを念頭にいれつつも、彼女は戸惑っていた。
もっと、狼のように残忍な獣のような人間性の者たちだと聞かされてきた。 血も、涙も。、情もないのだと。 小さい頃など、悪いことをすると赤の兵士に連れていかれてしまうと脅されたものだ。
流石にそれは誇張だろう、そう理性は思考すれど、関係の悪化した両国間で刷り込みのように聞かされてきた話は否が応でも意識に植え付けられる。
しかし、少なくとも自分が対面している二人の青年は。 ―――自分の仲間たちと、緑国の者とそう変わったところなど、なかった
未だ、彼らのことを良く知るわけではなかったから油断はできなかったが、もしもこれが真実ならば。 ―――戦争の意義とは?]
(+33) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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―礼拝堂前―
……んっ、
[つきん、と一瞬、頭に痛みが走る。奇妙な光景が頭に浮かんだ。 見た事のない景色。覚えのない、顔の見えない誰か。 騎士とは違う服。臙脂色に緑色…それと赤い…狼?
ふるりと頭を振り、押さえた。 戦の中だと、たまにそんな白昼夢?を見ることがあった。健康に異常はなかったから、殆ど気にしたことはなかったけれど。
…従軍神父のことを考えていたからだろうか。 気づけば、礼拝堂の前にいた**]
(47) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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[随分警戒されてる。仕方がないか]
よかった…。 食べながらで良いけど、君の名前を聞いてもいい?
[食事に手を付けている緑国の兵士。 …近くに来たのと声で漸くわかった。女性みたい。 天幕に座り込みながら、彼女の名前を聞く]
あ、後君の名前も教えてくれない? 出来れば遠慮はしないで…… 敬礼も。
[後、僕に向き直って敬礼をする彼の名前も聞く。 余り必要以上の遠慮はして欲しくないけど、通じるかな]
(+34) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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/* 地上と墓でト書きすら変えるベネットに惚れ惚れするな。 */
(-41) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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/* すげーすれ違いw
バナ、笛吹きか。で、ムパかフィリップ誘った? ムパだとしたら、すごい人気者!ヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
ペラたんとヴェスとソフィが霊なら、人犬はミシェか。 ロズはペラたんと絆打ったンかなー。
つか、転生したら性別逆転とかもしてみたかったんだけど、え、ヤニクで女の子……?
(-42) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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[恐らく身分の高い者なのだろう、そう思いながら、黙々と食事を口に運ぶ。 相当空腹だった]
……。 フィリス・フィリップス。 あんたたちは?
[そうとだけ答えた。 自国の軍事情報を聞かれれば頑として口を噤んだだろうが、手当とさしあたり一食の恩があるのは確か。 素直に名を名乗った。]
(+35) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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ムパムピス・ヴァルキッソン二等隊士であります。
[名乗り、恐縮です、と答えて敬礼を解いた。>>+34 それから公子殿下と、フィリスと名乗った女性兵、 二人のやりとりの様子を見ている]
(+36) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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/* 苗字は地上のヤニクの苗字をwwもじってwwww 思いついたはいいけどなんか噴くwww */
(-43) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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[どうやら相当お腹空いていた見たい。 食事を口に運びながら、名乗る二人の名前を聞いて]
フィリップスに、ヴァルキッソンか…
[名乗られたら、僕の名前を名乗り返さないとダメだろう。 少しだけ、偽名を使おうかなとも考えたけど]
(+37) 2011/07/02(Sat) 16時頃
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僕はベネディクト・リヒテンブルク。 一応、この国の公子、だよ。
[ベネット、って呼んでくれても良いよ、と付け加えて。 僕は不用心過ぎる位にあっさり、自分の名前と身分を明らかにする。 多分名前くらいは緑国にも知られているんじゃないかなと思う。 隣に居るムパムピスと名乗った軍人はそれをどう思うだろう]
(+38) 2011/07/02(Sat) 16時頃
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/* wwwだからそんなにマメにお伝えしなくてもいいのよ……! あんまりメモで伝言されるの恥ずかしいから! 墓見た降霊さんが思い立ったらRPに絡めるくらいで 僕は満足なんですよ……! */
(-44) 2011/07/02(Sat) 16時頃
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[参謀の許へと向かう間、就任したばかりの赤副団長の訃報を聞いた。]
な……。
[言葉を失う。 これが戦。誰が死んでもおかしくない。 しかし、あまりに早すぎるのではないか。上に立つものを失えば、士気にも関わる。
赤騎士団のことが気になる。 そこに所属する幼馴染のことも気にはなったが、それよりも先に参謀に話をしに行かなければと足早に向かった。**]
(48) 2011/07/02(Sat) 16時頃
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[普通に本名を名乗った公子殿下に、>>+38 えええー!? という視線をつい向けてしまう。 仮にも敵兵に、要人が簡単に身分を明かすのは 不用意と言っても過言でないだろう。
彼とフィリスの間ではらはらと視線を彷徨わせる。]
[――思えば、緑国の人と相対するのは これが初めての事だったわけだけれど。
噂に聞いていたような、傲岸不遜で卑劣な、 他国の事をけだもののように見下す人間達なのだ、 という雰囲気とは、彼女は多少違っていた。
もちろん、敵の只中に一人で怪我を負っているのに、 柔和で礼儀正しく……といかないのは当然だが]
(+39) 2011/07/02(Sat) 16時頃
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[食べながら、訝しげな顔をした]
は? 赤国の公子さんが何でこんなところにいるんだよ。 面白い冗談だ。名乗りたくないなら、まぁ別にいいけど
[まさか本物がこんなところをうろついているとは、他国の彼女にはわからず、全く信じてない様子で笑った。]
高そうな服だし、一般兵じゃあないんだろうけど。 公子サマがこんな辺鄙なとこにいるなんて、誰も信じないよ、…自称ベネット。
[もとより快活な質らしく、少しばかり緊張のほぐれた顔で食事継続]
(+40) 2011/07/02(Sat) 16時頃
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フィリップは、ムパムピスとベネットの様子を気にしながら食事をしている**
2011/07/02(Sat) 16時頃
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[あ、信じられなかった…… 内心しょぼんと落ち込みつつも、少し緊張のほぐれた顔になるフィリスの様子を見て、小さく笑う]
所で、フィリスは何処の出身なの? 近所の人?
[問い掛けながら、彼女の人柄を眺める僕が居る。 傲岸不遜で卑劣、他者を獣か何かの様に見下す人間ばかりが揃う緑国。 …色々な人がばら巻いたデマだ。きっと緑国では逆に赤国の事を好き勝手言ってると思う。
だけど、赤国の人が血気盛んである事は確かな様に、緑国の人は比較的堅物が多いとは思うだけに、どちらかと言えば快活な気質であるフィリスは、興味深かった]
(+41) 2011/07/02(Sat) 16時半頃
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ベネットは、フィリップにお代わりも居る?と言い掛けたが、食糧事情に余裕は無いだろうと、思い直しただろうか
2011/07/02(Sat) 16時半頃
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[本人の名乗りを一笑に付すフィリスの態度に、 成程その通りだ、と兵士は思った。>>+40 味方でさえ、彼がここに来るとは思いもしなかったから。
信じていないなら、殊更主張する意味合いもない。 空腹だったのが食事にありついて、 下手すれば捕虜寸前の彼女も、少し落ちついたようだ]
あの、こちらにはどういったご用向きで……
[公子殿下に控え目に訪ねてみるが、この様子だと、>>+41 どうも純粋な興味で来たように思えてならなかった]
(+42) 2011/07/02(Sat) 16時半頃
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ムパムピスは、因みにフィリスの食事は主に自分の分から出されたわけだがそれも黙った。
2011/07/02(Sat) 16時半頃
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[>>46ヤニクの言葉に頷き、半歩後ろから付いていく。 途中、彼に届いた言葉は自分も聞こえて。]
>>48あの…赤の副団長殿が、ですか。
[見張り台の情景が甦ってくる。腫らした視線にある柔らかさ、副団長になると意を決した言葉、騎士の佇まい。]
ヤニク殿…。
[止めた緑の騎士殿の足は、早くなっていた。彼に言葉を自身からかけようとは思えず、そのまま慌ててついていった。]
(49) 2011/07/02(Sat) 16時半頃
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自分の眼で見ないと気が済まない性格なんだ。
[流石にここに居るフィリスに配慮して、言葉は曖昧に濁した。 戦略上、拠点と成り得る場所、開戦に備えて。 下手にそんな言葉で刺激しようとも思わなかったから]
…後はー……あはは…… 城の中って窮屈だから逃げ出しついでに。
[場の空気を緩ませる為に、敢えて白状する。 ついでに、しかも純粋な興味で、こんな所まで来るなんてどうだ、と思われるかも知れないけど]
(+43) 2011/07/02(Sat) 16時半頃
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バーナバスは、周囲を見回しながらヤニクについていく。**
2011/07/02(Sat) 17時頃
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……皆様が心配されますよ……
[城を抜け出して来たのだと言う公子殿下に、>>+43 呆れて頭を抱えはしたが。 目上の人間に対する緊張を解くことについては、 功を奏したと言えるだろう**]
(+44) 2011/07/02(Sat) 17時半頃
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[礼拝堂から外に出る。鍵を持ち出すのは憚られ、扉は閉めず
――ひゅん あまりにも小さな音、首元に刺激 それと共に、身体がすうと浮き上がり
『ローズマリー様!』
身体が壁に押し付けられる痛みと ローズマリーを庇うように覆い被さるノーリーンの暖かさ
『居たぞ!こっちだ!』
騎士の声と共に、ばたばたと走る音 ノーリーンの肩越しに見えた、逃げる人影は]
(テオドール……)
[それは、かつてセシルの側にいつも控えていた、青年の顔に他ならなかった ローズマリーを庇ったノーリーンの血で、公女の身体は、赤く染まる]
(50) 2011/07/02(Sat) 18時半頃
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/* >>50 えっ そこ礼拝堂の前??
ミッシェルと私がいるのだけども…
テオドールと遭遇しちゃう??(((゜Д゜;)))がくぶる
…遭遇しなかったことにしようかn
(-45) 2011/07/02(Sat) 19時頃
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――遺体安置所――
[据えられた、その身体 被せられている白い布を避ければ、それは確かにベネットのもので]
ベネット様、どうして、で、す……? お父様の道を、お継ぎになった直後ではありませんの……
早世の道を真似ても、どうしようもありませんのよ!
[涙声で叫べば、そのままうずくまる 首筋がずきりと激痛を放ち、うう、と声を漏らした
首に巻かれた包帯は、先程のテッドの攻撃により、受けたもの ノーリーンに突き飛ばされたお陰で、首だけで済んでいる そうでなければ、首を綺麗に落とされていただろう
ローズマリーを庇ったノーリーンは、未だ意識が戻らない テッドの行方も、知れない]
(51) 2011/07/02(Sat) 19時頃
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[事前に連絡していた参謀の居場所に向かう。そこが草原なら、白馬に乗って出かけただろう。 進みながら、ミッシェル・クロウの姿が脳裏に浮かぶ。 間違った事を言った覚えは無い。只、酷く感情的だった。 それは半分が八つ当たりで、もう半分は―――]
……いや。 そんなことを考えている場合か。
[浮かんだ感情を独り言で振り払う。 どのみち、今は危急の時。個人的な感情を挟ませる余地など無い]
(52) 2011/07/02(Sat) 19時半頃
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[その道すがら、同方面に向かう2つの影>>49を発見し]
バーナード、ヴァロキエ。 お前たちも参謀を探しているのか?
……一体何があった。
[参謀の耳に入れるようなことがあったのだろうか。 何よりバーナードの様子がおかしいように見え、問いかけた]
(53) 2011/07/02(Sat) 19時半頃
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どうして、こんな事に、どうして……
[セシルの側に仕えていたテッドがここに居る オスカーが捕虜とした事は知らなかったが どちらにせよ、セシルは明確にこちらに向けて敵意を放っているという事に他ならない もう、元には戻らない
涙を流し続けるも、暫くすれば落ち着いて]
ねぇ、ベネット様 魂は回ると聞きましたの
貴方の魂も、回っていらっしゃるのかしら……? そこに、貴方のお父様はいらっしゃるのかしら……?
わたくしも、魂が回れば――未来で、出会えるのかしら……?
[ベネットに向けて、静かに十字を切った**]
(54) 2011/07/02(Sat) 19時半頃
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/* んー、ペラジーが降霊か。 んじゃバーナードとムパムピスが共鳴、ヤニクが笛吹き、ミッシェルが人犬かな……? 犬と笛はただのイメージ。
(-46) 2011/07/02(Sat) 19時半頃
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/* 未来の遣り取りが可愛過ぎて吹く。 自分の食事から出したムパムピス……!www
さて、この天然メンツなら明るいツッコミ系で飛び込んだ方がいいかなあ。 堅い子なんてもうやりませんよ勿論。非常に疲れた。 一般人がやりたいです!
(-47) 2011/07/02(Sat) 20時頃
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/* それ以前にどうやって死ぬかが問題である、が。
無駄に戦闘能力高いので、暗殺とかじゃないと死ななそう。 ヴァロキエに繋げられるロールが出来ればいいんだけど、あまり既定路線的なアレはやっぱりよくないよね……。 3d頭のメモは猛省。後でしっかりお詫びしよう。
(-48) 2011/07/02(Sat) 20時頃
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