233 逢魔時の喫茶店
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[棚から取り出す珈琲豆は、2種類。
ひとつの豆は、吸血鬼の庭園で育てられたもの。 育てているのは、吸血鬼に愛された人間だ。
ここに招かれた彼らのように、深く深く繋がりを得た、先輩の作ったものだ。
ヨモツヘグイ。 その入口は、人間の手で祝福を受けると良い。
挽かれた豆から漂う香りは、深い。 濃い、濃い、夜の色のコーヒー。 いつものように、ユニコーンの角を浸した水で、抽出する。
これは、リツの為に]
(*18) 2015/08/07(Fri) 21時半頃
|
|
[もう一つは、人間を愛した吸血鬼が育てる豆。 月と血の香りが僅かに漂う豆。
二度と離さないと誓った、吸血鬼の心を信じて。 絶対に見棄てたりしないようにと、人外達の心に刻むための、一杯。
これは、獏の為に]
こっちがリツ、こっちが獏の旦那な。
[他の料理が有るので、運ぶのはウェイターに任せて]
(*19) 2015/08/07(Fri) 21時半頃
|
|
……、探す。
[>>+33 ちゃんと、探す。 話しているうち。段々、きっといる、いたのだ、あの夢の中、と思うようになってきた。]
――っ、……エフ……?
[ 指を引き寄せられた、 心臓が跳ねる。そろりと、見つめた。 視線が合わない。]
――、……
[ 瞬く。――人間じゃ、なかったら? ごく真剣に聞いて、 少しの間。至極真面目に、答える。 ]
……俺は、 ……あんたが、……あんたなら、 いやじゃ、ない
(+36) 2015/08/07(Fri) 21時半頃
|
|
― 図書館 ―
[黙々と、書庫で業務に励む。 暑い時期だったが地下はどこかひやりとして、古いインクの匂いがした。 おさるのブロくんはゲーム漬け、他の職員が入って来ても大丈夫なように書見台と棚の隙間にパソコンを引き込んで巣をこさえたらしい。
傍らには何冊かの本が入った袋が置かれていた。 ホレーショーに頼まれた日本についての本、ブローリン選。 自分の名で帯出して店に持っていけば早いのだが、図書館へ顔を出す>>20という発言を律儀に遂行するつもり]
(35) 2015/08/07(Fri) 21時半頃
|
|
……、
[ 首を捻った先につばさのある生き物。 今度ははっきりとらえて あ、なんて間抜けな声にならない声。
>>+34――引き戻すのはまたもエフ。はからずも、トレイルのアドバイスどおりになっている。 ]
――、……っ、それは
[動揺に、目が揺れた。 潤んだかもしれない。情けない。 夢に見るくらい。そう、その通りだ。 唇を噛む。]
……――誰にもちゃんと言ったこと、 ……なかったのに、……
[ ぎゅう、と。エフの手をにぎる。 ああ、信じる。フライングかもしれないけど、信じるとも。どうやってかはわからないが、エフは、俺の夢のなかに、居たのだ。 ]
(+37) 2015/08/07(Fri) 21時半頃
|
|
[雲の糸。
地味ながら入手が難しい貴重品である。 そもそも獏や精神を食う生き物向けの品は総じて入手困難であるのだが>>0:308
棚から取り出すのは、白く濁った大瓶。 フライパンの上に、蝙蝠の羽を散らす。 そして、羽の上に、大瓶を傾け雫を散らした。 雫は花弁に触れた途端にふわりと雲のように膨らむ。
雲に細長い串を差し込み、引く。 編み物のように、透明な糸が光を弾いた。 弱火で炙りながら糸を依り合わせ、網目状の繭の形にまとめ直した。
独特の香りが漂う、雲の糸。 竜の血をソースに掛けて、完成]
(*20) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[悪夢好きで辛党のエフィの為に、味付けは苦めに。
普段の雲の糸は、薔薇の花弁で香りづけしたスイーツになる事が多い。 そのせいか、どことなく盛りつけが可愛らしいのはご愛嬌である]
(*21) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[おはようと、獏からの言葉に挨拶代わりに笑みを向けて、手元は別の客からのオーダーに忙しい。
もしリツがこう言った店に馴染みがなくとも、きっと映画やドラマで目にした事のあるシェイカーを振って、
使うのはジン、レモンジュース、チェリーリキュール。 兼のワイバーン>>*12に差し出したのは、逆三角形のグラスに注がれた、軍用機の名を持つ白いアヴィエーション。]
(*22) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
――とある昼・トワイライトにて――
[カウンターに本を積み上げ読みふける黒髪の姿。 積まれている本は、動物図鑑、飛行機の仕組み、ファンタジー辞典、アステカ神話。 アグレアブルオンラインの攻略サイトを印刷した紙束もある。
一見、並ぶ本に共通点は無いように見える。 しかしよく見れば、本には律儀に付箋がしてあるのが確認出来る。 その伏線のページを開けば、全て翼が生えた蛇に関する部分である。
社員旅行についての話と共に、飛べるか、と聞かれた。 今のケイは自力では飛べず、さらに変身にも失敗した。 (ケイは本体が蛇であれば、ある程度身体を変えられる)
翼を生やす練習をする、と誓い、真面目に勉強しているのだった**]
(36) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[夢に糧を求めるおれみたいな生物が 現で食うものと言えば、文字通り、詩めいた、夢>>*13
人間、信頼のおける店員>>*13のアドバイスに うん、と、素直に頷く、素直な生き物なので。]
……… 攫って来たからには、責任は取る。 うん、そうだな、こう言うか、 …任せろ。
[ぼんやりと、響く、任せろ、にも熱は籠もった。 人間の客が少ないからこその歓迎にせよ 確かにこの店は、悪戯好きが多いから。]
(+38) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
今度?夜に? ――別に構わないけど、
…トレくん、珍しーね。
[夜に遊びに行くなんて。 新しく友達でも出来た?なんて聞いてみようかとしたのだけれど、それは人のプライベートなので別にいいだろう。 そもそも、お互い子供じゃないし。
まさかその『友達』が自分もよく知る奴とは思いもせず、OKの返事は早急に。 日にちが決まったら教えてねなんて言って、望むなら、日中も休みを出そうか。
ひっそりと持ちかけられたお願い>>*14に同じくひっそりと答え、おねだりの様なそれに肩を揺らして笑う。]
(*23) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
/* ケイ君に厨房任せてマジでよかったなあと深く思う店長 わたしでは、ああは、できない。しゅごい
(-38) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
ほい、雲の糸できたぜ
[出すと同時、別の料理に取り掛かる。 暫くは厨房は、忙しいようだ**]
(*24) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
/* 飛行機代ケチってんのかよ!
(-39) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
――……たいした、話じゃない、 でも、……あんたが、
聞きたいって、いうなら。
[ ――本当に。 どうかしてるとは、思うけど。 コーヒーが運ばれてくる少し前、 ようやく俺は、絞り出した。]
(+39) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
お待たせしました コーヒーと、コーヒーです
お間違えのないよう
[深く濃い香りが立ち込める方を、リツへ。>>*18 続いて、芳醇、かつ不思議な香りを湛えた方を、エフへ。>>*19
シェフの気持ちが籠った、最初の一杯。 求められれば、それぞれの豆の違いを説明しただろう。
配膳は勿論、二人の会話の隙間を狙って。]
(*25) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
アマノ。
[店員、――もう一人の、人外>>*17の。 呼ぶ声は、昼よりも柔らかい、この状況の所為でもある。]
まだ。
……… でも、ゆっくり、話して良いと、思う。
[リツの順応力、あとは、任せろと口にしたからには。 気遣う彼の声も、今のそれは分かり易い。
静かに会話を交わす最中 蛇の、オーダーの返事>>*16が届いて 任せた――― と、こちらは、目配せて、笑う。 おれの舌には馴染むが、リツの舌には如何馴染むか。 運ばれるコーヒーを心待ちにしながらも、目は傍らに。]
(+40) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
…… 探してくれ。 おれが先に見付けたら、四勝一敗だねえ。
[リツ>>+36の指に落とした視線。 それでも傍らは近いから、彼の表情も、それとなく。 夢も、ハンデも、カウントする。ズルじゃあない。]
リツ。
[呼ばれた名前に応えて 引き寄せた指は、カウンター上、重ねるかたち。 齎された間は判決にも近い。 存在する心臓が穏やかじゃないリズムだ。]
………… 良かった。
[そして、いらえに、一気にほどけた。]
(+41) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[続いて完成した雲の糸。>>*20 ドラゴンの鱗と違い稀少性が高いのか、 試食を頼まれたことはない。
盛りつけこそ可愛らしいが>>*21 なんとも形容が難しいそれを何食わぬ顔でトレイに乗せて。]
お待たせしました
[エフの前に運ぶ。伝票などの管理はコテツ任せなので、 そのまま軽く一礼すると、新たな注文を受けにテーブル席へ。]*
(*26) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[ケイがコーヒーを運んでくる。 ん、なんか、不思議な匂いだ。>>*18]
――初めてだ、 こんなの
[ くん、と匂いをかぐと 目眩がするような深さ。 コーヒーは夜の色、ってどっかで聞いたな、なんだっけ。 口に含む。 ]
――、っ……?!
[ 衝撃だ。 人生初の味だ、紛れもなく。]
な、なんだこれ……!
[ どこかの席から笑いが起こった。やばい。恥ずかしい。 ]
(+42) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[良かった、良かった、三度繰り返した。
―――… あ、>>+37と漏れたおとを、引き寄せる。 重ねた指を繋いで、笑う、良かった、と。 滑り落とした視線は、漸く彼を見ることが出来て 薄暗い照明に映る目。潤んだ装いに、瞬く。]
勝手に覗いたもんで こんなことを言うのは、おれでもずるいと思うが…
溜め込んで、夢にまで見るなら、おれが。 ……… 聞く。
[握られた指先から、力が籠もる、熱が籠もる。 おれも、同じくらいの力で返して 大丈夫だから、そう言うくらいは、許せ。]
(+43) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
/* ケイがいてくれて良かった…! 普通の飯ロルも怪しいのにこんなファンタジー飯 おれにはさっぱり浮かびません!!!
(-40) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[悪魔が運命の導きに介入した場合、他愛のない成就にも代償はつきまとう>>12
一目惚れの若人は、自転車で転んでチェーンが外れ、結果として二本乗り遅れたトラムで目的の可愛い子と遭遇した。 幾何の追試に受かった学生は、ついでに代数の追試も受けることが決定した。 悪魔に頼るまでもなく今日はホームパーティー日和の快晴で、 極度のあがり症だった女の子は弱点を克服して劇の主役に抜擢されたけれど、緊張したら爪を噛まないと落ち着かない癖がついてしまったらしい]
[地下書庫での作業が一段落、 いつもならばカウンターへ手伝いに入るか、ふつといなくなる自主早退のところ。 棚から辞書を抜いて来て、ノートを広げた。
こちらも勉強中、けれどどこかに旅行に行く作戦ではなく、 広げるのは英英の反語・類語辞典]
(37) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[ どんな豆で、 どうやって淹れたらこんな風に。 もう一口。――うん、新感覚。
舌鼓と言うよりはドラム連打の心地でいると、アマノ店員とエフがなにやら ]
――話してるって、何?
[ 天邪鬼のこと、知る由も無く、俺は疑問符浮かべて年もそう変わらないであろう店員を見たのだった ]
(+44) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[おれの緊張が緩んだところで、コーヒーが運ばれた。
同じようで、異なる、カップの中身。 間違えるな、とトレイル>>*25が言うのだから 中身はそれぞれ異なるのだろうと想像出来た。
此方に渡されたカップを、空いた指が引き寄せる。 濃い、深い匂いが、湯気>>*19から漂った。]
ありがとう。
[一言告げる、トレイルにも、厨房の奥にも。 一口啜れば、血の匂いと、神秘的なそれの味。 わりと脳味噌に、がつんとクる味だ。]
うまい。 ……そっち、は、
[何、と、問い掛けかけて、これ>>+42だ。]
(+45) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
[いつかのトワイライトの夜。 その日は、ブローリンは猿を連れていなかった。 店員のコテツがだいぶ店にも少し馴染んできたくらいの頃だ。
猿がいない分だけ表情豊かで発言量過剰な悪魔と、客達と、 人ならざるものの因果な性質あるあるネタについて雑談を交わしていたのがきっかけだったか、 この時、アマノジャクの背負うさだめを聞いた]
東のオニの血ってのも大変だな どーせなら、口ん中で修正するより、 まるごと全部逆逆で喋っちゃえばいいんじゃないのー? 聞く方で変換する方がよっぽど効率的だろ
[羽根を伸ばし切った悪魔は金色の双眸を細めて、アルコールのキツい黄金の蜂蜜酒を呷ったりした。つまり酔っていた。 それきり、その話題も出していなかったのだが、
先日のジンベコスチューム以来>>32、コテツに話しかける時に反語を混ぜるようになっていた。 傍から聞けば訳がわからないに違いない**]
(38) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
ケイのコーヒーは、 ………凄い。
[凄い、以外に、俺は形容することばが理解らない。 店内のどこかから笑い声も聞こえて はは、と、おれも重ねる、柔らかめに。]
な。 驚くだろ。
[そして、豆の種類>>*25の説明を求めて 蛇の趣向に、ははあ、と、感嘆、おれも間抜けた。]
……… 本当にこの店は、ずるいもんだねえ。
(+46) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
― とある昼・トワイライトにて ―
ケーくん、熱心だねえ。
[本の山>>36から一冊つまみ上げ、パラリとめくるゆるい店主。 冷たすぎないアップルジュースを彼の横に置いて、手が汚れないようマドレーヌは小さくカットし、横にはフォークが置いてある。 彼にやりたい事があるなら、きちんと応援はしてあげたい。 変身に失敗し、何やら可愛らしい事になった蛇を笑ったのは、大変記憶に新しいのだけれど。
…さて、さて、 店には(業務にではないが)熱心な店員が居るし。 客の姿は(今は)ない。]
俺ちょっと出かけて来るから。
[そう言うが早いか、ケイ店員から反論があっても無くても聞く気は全然なく、 何時の間にかエプロンを外した店主は颯爽と逃亡した。 ジュースとケーキは賄賂である。]
(39) 2015/08/07(Fri) 22時頃
|
|
ん? んー。まあ、そんなとこ
[休みが貰えない、ということはないだろうと思っていた。 言い出し難かったのは、理由を聞かれた時に。 なんと答えたらいいか困る気がしたから。
客観、ありふれた約束でも。 トレイルにとってはそうじゃないと、こんな時まで意識して。]
――…ありがと、ホレさん
長年、つかず離れずの距離で共に過ごしてくれた、 数少ない人間の、友人に向けてはにかむような笑みと共に礼を。]
(*27) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
|
|
[次に運ばれるのは、所望した雲の糸>>*20
現にかたちのないものを求めるおれに 飯を提供出来るだけでも、大概、なのだ。 独特の匂いに、味付けはともかく、目に色鮮やか。]
おれのお気に入り。 …… なんだが、リツは、止めておくか。
[人間が口にすれば、噎せるで済まない気も、した。 備え付けのフォークを、カップの次に取って 店長>>*22に、目配せ、忙しそうに働いている。]
店長は、酒も…… 美味い、らしい。 あんた、飲むのか。
[酒は、しかし、あまり飲まないので。 リツに嗜好を尋ねながら フォークがくるり、繭を解いた。]
(+47) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る