52 薔薇恋獄
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わ……っ!
[激しい雷鳴と稲光の瞬きに、びくりと身体が跳ねる。 ふと後ろを振り返れば、電気が一斉に消えて室内は薄闇の帳が下りているのが見えた]
今の雷で、電気飛んだ?
[この雨じゃ、こんな山奥まで配電工を呼ぶのも大変だぞなんて思っていれば、すぐに明かりが戻る]
……なんだ。ブレーカーが飛んだだけか。
[ほっとして胸を撫で下ろしながら、他に異常がないか一階へと確認に向かった]
(61) 2011/05/18(Wed) 01時半頃
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― 食堂 ―
[とりあえず皆いるならここだろうと食堂へ顔を出せば、 なにやら様子の違う雰囲気に眸をぱちぱちと瞬かせて]
……あら。なにかあったの?
[一人だけ場違いな声が、やけに耳についた]
(62) 2011/05/18(Wed) 01時半頃
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ユリシーズは、とりあえず皆の邪魔にならない様に隅に移動して、誰かから事の次第を聞くだろうか。
2011/05/18(Wed) 01時半頃
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[耀を連れて大広間を出る前に、鳴瀬の前で一旦足を止め]
助かりました。 私では、こういう時に的確な指示は出せませんから……。 あと、最上にも……。
[そして軽く頭を下げてから、部屋に戻った**]
(63) 2011/05/18(Wed) 01時半頃
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[雨なんだか涙なんだか分からないけど、目に雨粒が入ったと手で拭おうとした……のに。 腕が上がらなくて。ぐいと強く引いても、棘が食い込んでいて引いただけでは取れなくて。
口をへの字に曲げて、謝罪の言葉を告げる土橋をねめつけた。
悪いのは、動けずに居る自分なのに。 わざわざ探しに来てくれたのに]
(64) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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>>62
[静谷が顔を出せば、うん、と頷いた。]
とりあえず、静谷は居る…。
[そして、他に説明するものがなければ事の顛末を簡単だが、説明しただろう。 ただ、甲斐の言う女の霊の話はもちろんしていない。]
いない面子を複数が探しにいって、またわからなくなるこおもおきてるので、なるべく所在ははっきりさせておいてくれ。
[そして、そこにいる面子に、じゃ、俺ちょっと風呂ってくる。と言い残し大広間から出ようと…。]
(65) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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エントランスなら、吸えるかな。 それか、部屋か。百瀬にバレるか。 うーん。
(-38) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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[食堂へ入っていく静谷とすれ違えば>>61]
静谷? そういえばお前 食堂にいなかった… っな。
[そんなことを言って大須と甲斐の姿を見なかったか尋ねただろう]
(66) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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……知ってる。
[知ってる。無理してない、は無理してること。何度も繰り返した気がする、やり取り。 それでも――、]
[浴室につけば、自分の服ももうじとりと雨を含んで重い。 脱ぐのも後回しに、蓮端を浴室へ押し込んだ。 洗面所の前で座り込むようなら、一度深く息をついてから、]
少し、座ってろ。 すぐ戻る。
[冷えないように、バスタブの中でシャワーを開きっぱなしにして、浴室をひとたび後にしようとする。]
(67) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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[簡単に鳴瀬から事の顛末を聞くと、ぱちぱちともう一度瞬く眸]
あー。ミイラ取りがミイラになっちゃってるのね。
[やれやれと言う様に肩を竦める]
センセもお気を付けて。
[ひらり、手を振って見送ると自分も玄関ホールへ向かう。 携帯は通じなくとも、有線の電話なら大丈夫だろうからなんて、考えて]
(68) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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[玄関ホールへ行こうとして、掛けられた声に脚を止めて]
ああ、部屋にいたのよ。 あまり食欲なかったから、ベランダでマイナスイオンを吸ってたの。
[克希と蛍紫の事を聞かれれば、首を左右にふるり]
アタシは見てないわ。
(69) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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/* 浴室までの道拭いて、タオルと毛布持ってきて、もどるつもり、だけど。
(-39) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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/* ケーキ食いてえな。
(-40) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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[>>69静谷の返事ににやりとわらって]
そうか…どうも、いろんなところにみんな散らばってちゃてるみたいだな さすがゲーム部団体行動になってない 士郎ちゃん…いや鳴瀬先生、顧問は大変そうだよな
[大須がいないのもまだそんな大事とは思ってはいない]
(70) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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[すぐ戻るという哲人>>67を引き留めたりはせず、ただ去っていく背を見送って。 そのまま、ひとりで、じっと座り込んでいた。 シャワーからの暖気は部屋中に次第に広がって。 喉も少し、楽になった感じがした。
……ああ、彼の身も濡れていたなと、漸く気づいた。 少し考えてみれば、その理由はすぐに解った。]
(71) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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[部屋に一旦戻った際、まだ野久はいただろうか。ともかく風呂に入るといって、着替えを用意し、一階の風呂へ向かおうとした。]
――……人?
[誰かが入っている様子だ。 誰だろうと、目を細めたが。**]
(72) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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[床を調べていると広間へ向かう水滴と別に2階へと向かう水滴が目に入り]
…2階? 甲斐は耀の所へ行こうとしたんじゃなかったのか?
[不思議そうな顔をして上の階を見上げる]
(73) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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まあ、みんなお手手つないで団体行動って年でもないしねえ。 いない連中もそのうち戻ってくると思うけど。小学生じゃないんだから。
[同じく桂馬ににっこりと笑みを返す。 慣れない避暑地で皆少しはしゃぎすぎてるだけだろう、ぐらいの認識だった]
そいや、携帯は通じないけど電話は通じると思うのよ。 玄関ホールに電話があったから、借りようと思うんだけど桂馬ちゃんも来る?
[まさかその電話も、この雨で線が切れたのか普通になってるだなんて思いもしないから、軽い調子で誘う]
(74) 2011/05/18(Wed) 02時頃
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ユリシーズは、床を調べる桂馬に、やっぱりぱちぱちと眸を瞬かせていた。
2011/05/18(Wed) 02時頃
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電話?
[2階をみあげた顔を静谷に戻して]
あぁ…そうだな。 まあ、俺んちに掛けても誰もでないけど 携帯が通じないのは不安だし
大須のおじさんにも連絡とりたいよな
[2階を探すのは後にしてとりあえず静谷について行くことにした]
(75) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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…で、静谷 誰に電話するの? わざわざ旅行に来てまで電話しないといけないなんて 彼女とか?
[軽い調子で聞いてみた]
(76) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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[濡れ鼠を支え歩いた廊下は予想以上に水跡を残していた。 拭くものを探しつつ、バスタオルと毛布を取りに一度二階の自室に向かっていけば、途中鳴瀬とすれちがうことはあったろうか。 あったとしても、無事戻っていることを安堵する程度で、抱えている荷物までは見ていなかったので、浴室の先客は伝えなかった。]
静谷ー……?
[二階では、部屋に残してきたはずの静谷の姿がないことに疑問を浮かべたが。 大須の失踪すら聞き及んでいないので、停電の様子伺いに外に出たのだろうと自己完結した。]
[予備の毛布と部屋置きのバスタオルを抱えて、浴室への道を戻る。]
(77) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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克希ちゃんがどっかにかくれんぼしてるのなら、 叔父様に聞けば隠れ場所とか、判るんじゃない?
どっちにしろ、この雨だし。 連絡は入れておいた方が良いと思うのよね。
[のんびり言葉を続けると、桂馬と一緒に玄関ホールへ。 クラシカルな黒電話の前まで歩いて来て]
あった、あった。 とりあえず克希ちゃんの叔父様に……って、桂馬ちゃん。叔父様の電話番号判る?
[こてり、と首を傾ぐ]
(78) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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テッドは、一階に戻る最中、静谷と浜那須には会うだろうか?
2011/05/18(Wed) 02時半頃
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やあねえ。彼女なんていないわよぅ。 ……母さんにね。心配してるだろうから。
[ひょいひょいっと右手を胸の前で振って笑うと、 受話器を耳に充てるのだった]
(79) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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/* 浴室にたぶんバスタオル備えてあるよね、とは思っている。
(-41) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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ユリシーズは、階段を誰かが下りる音が聞こえたような気がした。
2011/05/18(Wed) 02時半頃
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[頭を振ると、右の頬に新しく赤の線が走る]
……ばーか
早く、たす……けろよ
[自分一人では手に負えず。 仕方なく、仕方なく、土橋に*助けを乞うた*]
(80) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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なんか…おたっしのしおりみたいなの 宿泊先の電話番号とか書いてあったけど、あれに載ってないかな
[ごそごそとポケットを探るとクシャクシャになってしまったゲーム部の部長が作ったお手製の旅行のしおりが出てくる。 それには克希の叔父さんという人の携帯の連絡先なども書かれていた]
(81) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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[一人きり、俯いていたところで。 誰かの声>>72が聞こえた気がして、はた、と瞬いた。 扉の方を見たが……濡れた目には誰が居るのかよく捉えられなくて。 だれ、と訊こうとしても、声にすることができないままだった。
此方に視線が向けられているとも思わずに、再び、俯いた。]
(82) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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静谷。
[タオルと毛布を抱えたまま、短く声をかける。 そう盛大に心配していたわけでもないが、先程姿の見えないのが外にいるだの何だの話していたせいで、濡れ鼠が増えていないことには安堵した。]
この辺濡らしたの俺だけど、後で拭くからとりあえず足元気を付けてくれ。
[注意喚起は、恐らく浜那須にも向けて。 そのまま二人を横目に、浴室へ戻る。]
(83) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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[旅行のしおりみたいなものをごそごそ取り出す桂馬に、緩く首を振る]
……だめだわ。 電話線この雨で切れてるっぽい。
[まったく音を発しない受話器を耳から離すと、桂馬の方へと差し出した]
(84) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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プリシラは、背負え、運べと*煩かろう*
2011/05/18(Wed) 02時半頃
ユリシーズは、浴室に戻る哲人に、りょうかーいと返事。
2011/05/18(Wed) 02時半頃
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[2階から降りてくる哲人の姿に気づくと声を掛ける]
あれ…床濡らした鼠はお前? 甲斐か、大須の姿は見てない?
[姿を見ていない二人の事を聞いてみた]
(85) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 02時半頃
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鳴瀬先生。
[無事ですか、と一言。 中の様子を伺っている様子には、少し困ったように眉を寄せるだろう。 誰がいるか聞かれたならば、蓮端の名くらいは出すか。]
[それから、軽く浴室のドアをノックする。]
生きてるか?
(86) 2011/05/18(Wed) 02時半頃
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