26 Fairy Tales Ep.4
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はァ? 知るか。ンなこと。
[土色の獣の首のものと白い獣のそれは今の思考では一致せず 置いた距離を再び縮めるようにテッドへ向けて掛ける。]
(42) 2010/08/13(Fri) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/13(Fri) 22時半頃
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[蹴りかけられた土を避け、ルーカスの進路を妨害するよう着地する。]
――うぅぅ……ふっふふふ
[唸り声は笑い声へ。 避けた口は哂う口へ。 その姿は元の人の姿へ。]
ルーカス。 『ポルクス』は俺、ですよ。
[首の『証』を掴み、ルーカスにはっきりと見えるように。]
(43) 2010/08/13(Fri) 22時半頃
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…で。 俺がポルクスだったら、何故今人狼にならないのでしょうね?
[さて、今度はどうやって避けようか。 剣が木の幹に刺さるくらいしてくれないかとも思いつつ。]
(44) 2010/08/13(Fri) 22時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/13(Fri) 22時半頃
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テッド、てめェなに今更言ってンだよ! お前らのせいでどれだけの 人 が死んだと思ってンだ!!
[剣はそれでも尚テッドの急所を狙うかのように動く。]
目ェ覚ます気ねェなら…俺が、この手で殺して…
[目の前で見えた姿、聞こえた声。 それは獣でありソフィのもの。]
…はァ?
今冗談言ってる時じゃねェぞ。 さっさと逃げろって言っただろうが!!
[左手で頭の上にチョップをかました。]
(45) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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何の術かしらねェけどいいかげんにしやがれ。 殺されてェのか!
ポルクスは白い獣だ。 茶色じゃねェよ。
(46) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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良家の息子 ルーカスは、店番 ソフィアの身体をそのまま後ろへ突き飛ばそうとして
2010/08/13(Fri) 23時頃
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―――― テッド、にがさねェぞ!!!!
[ギリ、と引いた弓矢はテッドのもう片方の足へ そして、 喉、脇腹 心臓を狙う。**]
(47) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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………痛っ。
[流石に予想外のチョップに、額をさする。]
……昔はよく、変な色だとからかわれましたよ。 体質、のようなものなんですよね。 毛色って。
冗談言う気はないですよ。
[呆れを滲ませ。 突き飛ばそうとするルーカスの腕を掴もうと逆に手を伸ばす。]
(48) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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良家の息子 ルーカスは、店番 ソフィアの伸ばす手は力強く振り払うつもりで**
2010/08/13(Fri) 23時頃
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奇麗事を言わなくなれば結局これか。 人間は醜い。
(*2) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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[声はこちらのほうから聞こえてきていた。]
―――――っ、お兄ちゃんの声?!
[まだもうちょっと距離があるかもしれないけど。 はっきり聞こえた。 でも、なんだろう、急いだほうがいいような気しかしない。]
…………っ、龍の神様、力かしてくださいっ。
[胸飾りに祈った後、また歩き出す。]
(49) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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…やれやれ。 ほんと、割に合いません。
[ごろりと転がりながら、避ける。服は泥だらけになるが仕方ないだろう。]
何度か見たんじゃないですか?今まで。 外見と中身が入れ替わったかのような言動をする面々を。
(50) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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[伸ばした手は思いの他、強く振り払われ。]
……ああ、そうですか。 誤解だけは解いてあげようと。 人間への親切なんて考えた俺が悪かった。
……もう死ねよ。
[姿は再び土色の獣に変わり。 鋭い爪の前足を、テッドに意識の向いたルーカスに振るう。]
(51) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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・・・そうよ。結局はそうなの。
[ルーカスの怒りを目にするとフランシスカは呆れたような目で彼の形相を見る。]
『綺麗事』を言っても、所詮『ニンゲン』は自分の気の赴くままに動くの。
[フランシスカは静かに言葉を繋ぐ。]
(+7) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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ああ、意外と律儀なんですねえその辺り。
[などと、ぼんやり思ったりした。]
(!1) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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[こっち、こっち! 急がないと、急がないと。]
―――――っ!!
[人影が見えた。 けど、何がどうなってるのかよく分からないけど。 ソフィアお姉さんの姿をした誰かと、ポルクスお兄さんと、それからお兄ちゃんの姿。
なんで、ソフィアお姉さんの姿した人が襲ってるの?]
お兄ちゃん――――っ!!!
[大きな声で、呼びました。 なんだか怖い顔してるから気付いてもらえるのか分からないけど。]
(52) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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自らの『欲望』に突き動かされて。 結局は信用した相手が騙される。
[フランシスカが語るのは、ムート村での出来事。]
愛だの、勇気だのを、勘違いして、信じて、裏切られて。 結局バカを見るのは正直者。
[フランシスカの言葉は感情を込めないまま、淡々と続く。]
(+8) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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だから、あの子はあたしが粉々にした。
[フランシスカは焼けただれた跡が残る右手をそっと覗く。]
フィリップは勘違いしてたから。 あの子が誰かを騙しても、誰かに騙されても、不幸になるのは同じ。
(+9) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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それならいっそ
[フランシスカの言葉が止まり、続く静寂− しばらくののちに紡いだ言葉は−]
(+10) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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くだけちったほうが しあわせ
(+11) 2010/08/13(Fri) 23時頃
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踊り手 フランシスカは、言葉が風に流されて消えていく感覚をふわり、ふわりと*感じている*
2010/08/13(Fri) 23時頃
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[少女の大きな声に。 逸れた爪はルーカスに傷を与えたかどうか。
攻撃に失敗した狼は、地を蹴り軽々と跳躍する。]
……気分が悪い。 自分が地べたに這い蹲っているのを見るのは。
止めないなら、この子が死にますよ。
[少女の隣りに着地した狼は人の姿に戻り。 じろりとルーカスを睨む。]
(53) 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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お兄ちゃん――っ!
[茶色い狼がお兄ちゃんへ爪を突き立てます。 逸れたみたいだったけど、ここからじゃケガしたのかどうかは見えませんでした。]
お兄ちゃん大丈夫?!
[近寄ろうとしたけど茶色い狼がすぐ隣に来たから動けませんでした。 その姿はソフィアお姉さんのものへと戻っていきます。 あれ…でも首元のあれ、ってさっきあった。]
……あれ…?もしかして今度はポルクスお兄さんが入れ替わった感じなの…?
[茶色い狼だから、人違いなのかもしれないけど。]
(54) 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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…這い蹲る言うなと言いたいところですが。 まあいいです。 さっきの『証』、軽い魔力増強はかけましたので。お好きにお使い下さい。
[人質を取れば少しは大人しくなるだろうかと、そんなことを思いつつ。 暫し、様子を見ることにした。**]
(55) 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/14(Sat) 00時頃
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お蔭で、体の調子がいいですよ。 ルーカスにそう言ってくれませんか? 俺の元体を殺す気らしいので。
[相変わらず危機感の少ない少女の様子に、眉を下げ。 頷きながら肩に手を置き。]
魔力増強? よくは分かりませんけど。 だから、こんなに軽々と体が動くのでしょうかね。
子供の首くらいなら矢が届く前に落とせそうですよ。
[にたりと笑い、ルーカスの*反応を待つ。*]
(56) 2010/08/14(Sat) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/14(Sat) 00時頃
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ミミックが何もしてないは確かに嘘かもね でもルゥ 其れはテッドじゃないよ
(-25) 2010/08/14(Sat) 00時半頃
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どれだけ手を伸ばしても どれだけ強く掴んだ気でいても 火も風も水も土も…
指の隙間から零れていく 自然は人間の手におえる代物じゃない
(-26) 2010/08/14(Sat) 00時半頃
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僕たちは其処に在る 擁かれているのは人間も人狼も… 他の生命も一緒じゃないかな
争うのもまた心があるから 憎しみあわなくても共存する術が 何処かに見つかると良いのにね
(-27) 2010/08/14(Sat) 00時半頃
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ポルクス―――…
テッドにはポルクスって云う名があったんだね 僕はそんな事すら知らなかった 名前も知らない相手と一緒にいきたかった
少しのんびりし過ぎたかな…
(-28) 2010/08/14(Sat) 00時半頃
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…………、身体の調子…。
[そう言って地面に寝転がってる元お兄さんの方を見ました。 今、あれは誰なんだろう。 わたしの会ったことある人なんだろうか。]
質問、まだ答えてくれるよねっ! あの人誰なの、あの人っ?!
[元々お兄さんだった身体を指差して尋ねます。 わたしが聞いた声は3人の人。 1人はこのポルクスで、もう1人はあの色黒の人狼のおばさん。 じゃあ、残る1人はきっとこの人な気がしてます。]
(57) 2010/08/14(Sat) 00時半頃
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僕が僕ではない事にも気づかない程に―――…
おかしいな もう身体はいたくない筈なのに やっぱりいたいや
(-29) 2010/08/14(Sat) 00時半頃
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[お兄ちゃんのほうをチラッと見ます。 ケガしてるなら早く薬渡してあげないといけません。 雑貨屋に行けばお薬もあるし。]
ねぇ、お兄ちゃん。 ちゃんと話すればゼッタイ大丈夫だから!
[お兄ちゃんがこっちに弓を構えてる。 でも、この人だって苦しんでるんだからなんとかしないと。]
ほら、サイモンさんの本にこの人の『証』についても書いてるよ! 一緒だよ、ね!
[自分が怪我してることはいつのまにか忘れてました。 今はただ必死に必死に、なんとかしなきゃって想いだけ。**]
(58) 2010/08/14(Sat) 00時半頃
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気のむくままに在るのは人間だけなのかな きっと人狼だって 想う心があるから そんな風に人間に反感を覚えられるんだ
フランシスカ―――…
僕は貴女を知らない 上辺しか見てこなかったから踊りも見た事がない でも僕は今でも貴女を憎いとは想わない
僕の愚かさをわらいながらおじいちゃんを殺したのに 診療所を燃やしてたくさんの人を傷つけたのに
(-30) 2010/08/14(Sat) 00時半頃
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