198 かるらさんのうなじ争奪村
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[がたん、がたん。 背凭れに背を預け、頬杖をつき外を見やる。
シャボン玉のようなはこの中で。まるで椿の蕾のようだと、己の白い手を、赤いカミちゃんの背に置いた。]
(+19) 2014/10/09(Thu) 14時半頃
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僕美白成分足りないのかしら…。
うん、エキストラはあの白い子のファンクラブ!皆のアイドルなの。
友君のことはまぁ、うん。 君が気にすることじゃにゃいと思うのよ。
(*10) 2014/10/09(Thu) 14時半頃
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高いとこ?高いとこ?? 何これたのしそーぅ
[ゴンドラは初めてでした。 夢の中ですから、きっと彼の記憶なのでしょう]
面白そうなの乗るんだねぇ。 人間って飛べないからこういうので楽しむのね。 うん、満喫満喫。
[お膝でごろごろ。彼のお膝はとても居心地がよくてうつらうつらしそうです]
(*11) 2014/10/09(Thu) 15時頃
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[高いところに運ばれていくにつれて、 景色が小さくなっていきます。 指差される先の港に見えるガントリークレーンの光が蛍のようです]
きれーい。いいなーいいなー! お空、素敵。玲君が星好きなのも僕分かる!
(*12) 2014/10/09(Thu) 15時頃
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なぁに?陸ちゃんのこと気になるの? 伝言だけなら届けるにゃよ。
夢から醒めちゃったら忘れちゃうからね。 今のうち後悔ないようにしとくといいにゃ。
うにゃうにゃ**
(*13) 2014/10/09(Thu) 15時半頃
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君の赤は焔のようだから、美白が足りなくても綺麗だよ。
[憤怒の焔か浄化の焔か。]
思えば不思議な子だった。ファンクラブがあっても頷ける。 僕たちから花を集めて、どうしようとか……あるのかい?
(+20) 2014/10/09(Thu) 16時頃
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あの子?あの子はね。 お人形さんだったの。
好きな気持ちとね、大事な気持ちをね、沢山もらって、あんな風になったんだって!
でもね、代わりにその子を大事にしてた仔が死んじゃったの。 持ってた黒い包みが多分、その仔の死体ー。
(*14) 2014/10/09(Thu) 16時頃
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だから、今度はチミたちの気持ちの花をもらったら、生き返らせられるとか思ってんじゃないかにゃ。
僕実際どうだかしらないけどね〜 でも生き返れちゃったらファンクラブの皆がお通夜状態になっちゃうにゃん。
(*15) 2014/10/09(Thu) 16時頃
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おや、随分とカミちゃんは友に手厳しいね。 何か気に障る事でもしてたかな。
[肩を竦めた。 楽しんでくれている様子に曽井も嬉しくなる。 山肌では秋の花が咲いていた。 彼岸花ではない、花が。]
玲……か。
[どんな大人になっているのか、想像は難い。 けれど。]
そう、か。まだ、星が好きなんだ。
(+21) 2014/10/09(Thu) 16時半頃
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そうね、僕あの子キライ。 自分のこと棚に上げてるとことかにゃ。
玲君とは話してないの? イイオトコになってたにゃんよ。
(*16) 2014/10/09(Thu) 16時半頃
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[陸への伝言が叶うという。 考えてみたものの。
彼が赤い椿を咲かせて渡すというのなら、邪魔になってしまうから。 白い椿を咲かせて渡すというのなら、消えてしまうから。]
………いや、いい。 ありがとう、気を使ってくれて。
[また、いつか。]
(+22) 2014/10/09(Thu) 16時半頃
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[――出逢う事が出来たら。
大人になって、現在進行形で変わったところも好きにになれるか知りたいと思った。
友情の好き、でも。
恋の、好き……でも。]
(+23) 2014/10/09(Thu) 16時半頃
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にゃー。あのね。
チミ、赤い花を持って帰ってきてたけどね、 白い椿をあの子に渡しちゃってるから 持ってかえれる記憶は恋心だけなの。
祭りの中で誰に恋したとか、そういうのは忘れちゃうの。
[流石に申し訳なさそうな面持ちで語るのでした]
(*17) 2014/10/09(Thu) 16時半頃
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[山頂駅に到着した。 広場は強い風が吹いているはずだったが、そよと心地好い風が吹く程度。
間もなく陽が、沈もうとしていた。]
白い子が、お人形……
[常なら信じ難い話だったが、不思議な夏祭りを体験したばかりだ。掌の下にはカミちゃん。]
……そっか。 あの子は必死なんだ、ね。
[受け入れた。]
(+24) 2014/10/09(Thu) 17時頃
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だって、15年待ってたんだもん。 ヒトだって大事にされて愛されないと大きくなれないでしょ?
(*18) 2014/10/09(Thu) 17時頃
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/* はっ、うごいていない
(-20) 2014/10/09(Thu) 17時頃
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[到着した場所でそよそよ風にお耳をひこひこさせています*]
(*19) 2014/10/09(Thu) 17時頃
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[名を呼ばれて振り返る ――その前に、背に熱を感じた。 寄りかかるような、けれどそれよりもやや負荷のかかる重さに、倒れぬよう踏みしめて]
どうした、陸。
[声で主は分かっていたから、せめて向き合いたいと思うものの、服を掴まれたままではそれも叶うことはなく。
――寸前まで彼の側にいた事を思えば、今の様子も理解できないわけではなかった]
…… 苦しい、のか?
[さて、どう声をかけるべきか。 背に感じた熱は更に熱さを強めるばかり]
(21) 2014/10/09(Thu) 17時半頃
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お通夜状態になったとしても、ファンクラブの子達は白い子のお願いが叶えば良いと、思ってると良いな……。
[ほんわりとしていたが、 流石に頭痛を覚えた。]
なん、だって? 綺麗すっかり忘れるかと考えていた、けど……
[恋心だけは、そのままだって?]
(+25) 2014/10/09(Thu) 17時半頃
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/*
今回。 「同性愛は奇異の眼で見られるから」とか 個人的に複雑な心境を描写していて できている気がするので わりとこう こういうの…いいよな…!!
ってなってる
葛藤とか 禁忌感が すきで……。
(-21) 2014/10/09(Thu) 17時半頃
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[まいったな。と、思う。
別に陸が嫌いとかそういう次元の話ではなく、ただ、こんなにしおらしい姿を目にするのが初めてだからか。 どう対応すれば良いのか、悩む]
…何か言いたいことがあるなら、ぶつけてくれてかまわない。 もし泣きたいなら、俺の胸でよければいくらでも貸せる。
[言葉を口にする度に、これは違うな。と感じる。 伝えたい事はその言葉通りなのだが、何故だかそれらは陸には適さないと思った。
――素直に甘えられるなら、既にそうしている気がして]
(22) 2014/10/09(Thu) 17時半頃
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……そうだ。 サンドバッグの代わりにしても構わないぞ? これでも体は頑丈なままだからな。多少殴られても痛くない。
[口にすればするほど、更に空回りする気がするのは何故だろう。
―――調子は狂うばかり]
(23) 2014/10/09(Thu) 18時頃
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/*
が ん ば れ
(おうえんするのはスレた玲の心境)
(-22) 2014/10/09(Thu) 18時頃
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[風に乱れる髪を押さえる。]
僕も楽器を習おうか……。 良い音が奏でられるかも知れない。
[誰への想いか忘れても。 きっと気付けると思おうとした。
自分を守るように、そうされたように、己の身を抱く。 叶わない、のに。
溜め息を飲み込み、友と玲の話に変えた。]
僕も、嫌われないように、しないとね。 玲らしい人は、いか焼きの屋台の近くで見たきり。
そうか……。
[いい男になった玲を想像しようとして、止めた。]
(+26) 2014/10/09(Thu) 18時頃
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[普段なら、それこそ頭を撫でたり軽く叩いたり小突いたり。他愛もない事を平気でするのに。
陸にはそれをしてはいけない気がする。 ―――そう感じていた]
………まあ、色々言ったが。 気のすむまでこのままでも俺は構わないからな。
[瞼を落としてそっと呟く。
背中の熱が増す度に、この腕に仕舞い込んでしまいたいなどと――]
(こんな衝動、俺は知らない)
(24) 2014/10/09(Thu) 18時頃
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アランは、結局どうしたらいいのか分からず鬼灯を指で弾いたり撫でたり。**
2014/10/09(Thu) 18時頃
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[どうした、と、かかる声に唇はうっすらと開いたけど、 音をもらすことはなくて。
苦しいのは、俺じゃなくてニコルだと――息を吐く。]
……――あぁ、
ごめ、
[気遣わせてしまっている。 そりゃそうだ。 何も言わずにこんなことされたら誰だって。
わかっていても、顔を上げられなくてひそりと苦笑い。]
………悪い、もすこしだけ。
てか、サンドバッグするんなら、 俺でしょ。
[それは冗談めいた口調。]
(25) 2014/10/09(Thu) 18時半頃
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/* あれ、勝丸こんなキャラだっけ…。
(もしかして:キャラ崩壊の前兆)
(-23) 2014/10/09(Thu) 18時半頃
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[1度は受け入れた。が。
大事にしたい、愛したい。 別の誰かから奪った想いで生き返らせて、どうなる?
夏祭りの夢の中、得たものと失ったものと。
開きかけた唇を閉じる。 鬼灯の明かりはひとつ消えてしまった。 中断させることが出来ないのなら。
まだ夢を見続けているのなら。]
……夢の終わりを、待つしかない、か。
(+27) 2014/10/09(Thu) 18時半頃
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[気のすむまでこのままでも。 申し訳ない気持ちもあるし、ありがたくもあるし]
……うん、 サンキュ、 せっかく祭りなのに、 悪いな。
[声はなるべく平常通りに。 言葉に甘えて、しばらくそうして。
少し落ち着けば、背を離し、大丈夫、と笑う。]
さっき さ、 ニコルが"帰った”んだ。 ――あの子にお花、渡したんだってさ。
……白い方。
(26) 2014/10/09(Thu) 18時半頃
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ニコラスは、胸の苦しさに、視線を遠くへ、遠くへ。**
2014/10/09(Thu) 19時頃
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[少しの間。 言葉を選ぶようでもあり、考えているようでもあり。]
――白を渡すと、祭りのことは忘れるらしい。
ひどくね?
[ニコルは白を渡してしまったから、また、ひとりだ。]
それだったら迷わず赤渡すわ、って思ったけど 多分、赤も、何か失うんだろーな。
[片手を首に添えて、傾げるように。 うつむくまではいかずも目は合わせられなくて。]
(27) 2014/10/09(Thu) 19時頃
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