78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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さて。 想定外の事でまた時間を食ってしまったな。
[改めて、辺りを見回す。 微かに開けた、自治区の裏路地。 万に一つも、一般人に姿を目撃されることは、今の状況からしてもあり得ないだろう]
この辺で良いな。
[両の拳を合わせ、何やらを始めようとする、その時>>637]
(716) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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とりあえず…地下? 案内板にないってことは…元来客が入り込めるところじゃないんでしょうね。 職員じゃなきゃ入れないか、立ち入り禁止区域か…。 何にせよ、そっちのお兄さんがなんで知ってるのか気にはなるけど…。 ま、ひとまず手っ取り早いのは…。
[そこまで言って、背の大剣に手をかける]
…床、砕いて降りる?
[止めなければ本気でやりかねない様子だ]
(717) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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『『『 ドォォォォ ――ン ッ !! 』』』
[大地が揺らぐ。 隕石《ニガヨモギ》の破壊に耐えかねた様に。 世界が――痛みに泣き叫ぶ]
……行くぞ。
[仮面越しからは、その表情は窺えず。 押し殺したように、厳しい呟き]
(718) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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[教会から飛び立つ。 その三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》の方角を上へ、上へ―――太陽を目指して。 その途中で南極星《セレスト》の付近を通り過ぎ、その波動―――同じ創造主《God》から生み出された存在(もの)の気配に、少しだけ止まる]
―――…ぁ
[それは、とても明るい、明るい…少女には、まぶしすぎる星《テュケー》]
(719) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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しかも勇者とそろって弟子入り……
[空中を見てトリップしていたが>>704]
うん?………あっ、君は誰だ!
[己の世界に入っていた為、今頃フィリップに気づく。……と]
うわっ………!?
[強い地震に襲われる。避難訓練を学校でよくやらされる学生は、咄嗟に近くにあった机の下に潜り込んだ**]
(720) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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[金色の鳥の上。 北極星は腕を左右に広げると、すぅ、と息を吸い。]
―――…《エウケ・アークエイン》
[紡がれる、透明な声。 音がないはずの、声。 だがその声は、コリーンの耳には届く事だろう。
北極星が言葉を紡ぐや否や、その身体は眩い光を帯びはじめる。]
[ キィイイ…――― ]
[図書館の時と同じく、高い音が辺りに響く。 金色の光は徐々に夢色へと変り、鳥の色をも変えてゆく。
そして。]
(721) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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うわ…っと!?
[剣に手をかけたところで、大地が激しく揺れ、危うくバランスを崩しかける]
…はぁ…世界の終末、ってやつかしらね。 隣の区域では地面に大穴開いてたし。 …でもま、そのタイミングでこれだけ色々目覚めだのなんだのが重なってるんだから、何かしろってことでしょ。 上等。やってやろうじゃない。
[そういって薄く笑みを浮かべ、セイカとリョウを見つめると]
…ま、面子は心もとないけど。
[小さく呟いた]
(722) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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[ ―――フィィイイン!!! ]
[夢色の鳥が大きく羽ばたくと同時、地上に夢色の波動が奔った。 しかし波打つ夢色は衝撃ではなく。 還れない命を優しく撫で、天へと導く。
苦しみから解き放たれた星命《テュケー》は、穏やかに―――昇る。**]
(723) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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――砂漠の街マスア・ナ――
[欠けた月、爆ぜる夜空の真下。 鳳凰の成す五色の炎柱は強さをただただ増し、月の裏太陽にまで伸びんかという勢いで、空を焼く。
冷え切ったはずの空気は熱く、熱く。 天を焼く炎も、ただ、熱く。 マスア・ナ中どころか、砂漠越え山越え海越えても、夜の黒に輝く五色の炎が見えるだろう。]
カトリーナ! アリィ!!
[呼びかける。意識はどうか。 消火を行えるのかどうかすら、危ぶまれるところだ。 太陽の化身たるアリィ《鳳凰》の炎を消すこと、それが鳳凰宿す巫女ともども、どんな影響を与えるか。 炎の中で燃えることない、女の姿に声をかけ続けた。]
(724) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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この辺り?
[何もない場所で、軽く辺りを見回し、両の拳をあわせる様子に瞬いた。 ――聞こえる世界の悲鳴は、劈くような悲しみを帯びている。 いや、痛み か? 震える大地の上に、今全ての生命は在る。
押し殺した声が聞こえ、――ごくり、とひとつ喉を鳴らした。]
(725) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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[煩いわね、と声に声に出したつもりが、自らに聞こえたのは掠れた小さな鳥の鳴き声だった。
手を引かれるがままに、金から五色へと変じた焔を纏ったそれは、闇の中へと身を躍らせた。 流れ込む力は、留まる事を知らぬ。
先程と同じ様に、辺りの空気が、肌を焼く様に、高温へと化してゆく。 最早、焔の中心にいる女は、人のカタチを成さず。
焔の中で、揺らぐ。 その存在事態もまた、焔そのものであるが故。]
(726) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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壊(カ)ァァァァアアアアア!!!!!
[腹の底から唸る如き気合が発せられる。 仮面の女の両の拳からは、混沌《カオス》の闇。 総てが混在する、破壊の意志が、ヴェラの両の拳を渦巻き、混沌《カオス》のガントレットを形成して]
[ ビ キ ィ ィ イ !!! ]
[両の拳が、在り得ない破砕音を伴い打ち合わされる。 ビキビキと。両の拳に打ち砕かれた、『空間』に罅が入る。
瞬く間に広がるその罅が、人一人を通せる程の大きさにまで広がるのは、すぐ]
(727) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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何か異常でもあったか。 あいつらの元に正しく繋がって居ない。
どうやら、三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》にでも繋がった様だが。
[だが、想定の場所とは違う場所に、空間の罅は繋がって居る。 イェル=ゥラ、砂漠地帯、そして東方の国境だ]
お前達は先に行け。 ほら、とっとと。
[頭を振り、二人の少年を押し込む。 空間の罅を通り、その場から、オスカーと光一の姿が消える。 それを確認するまで、仮面の女は決して先に行こうとはしなかった]
(728) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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きゃ っ…… ―――〜〜、……
[鍛えられているペラジーのようにバランスを取る事など できるはずもなく。 お尻から床に転び、痛そうに眉を寄せる。]
……揺れたわね。揺れたわ。
[どこかの脂肪の話>>715ではなく。]
(729) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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[空へと燃え上がる五色の焔の中、眩く煌めくは金の双眸。 それは、女であったものに呼び掛ける男の姿を、瞳を見詰め、そして ]
(730) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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あァ なんだァ
(731) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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レティーシャは、地が揺れたとき、局地的な震度においてペラジーよりもだいぶ上だった。
2012/01/31(Tue) 01時半頃
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[太陽を、見上げる]
『創造主《おとうさま》
我は運命の忠実なる使徒。
貴方の使徒《人形》ではないと気づいた貴方は我を封じた。
だが、何者も運命から逃れることはできない
―――例え神であろうともな』
[口元を歪ませ、神の兵器は哂った]
(*23) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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/* レティAct> わざわざありがとうwww
(-248) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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/* もーえろよもえろーよー ほのおをもーえーろー ひーのこをまきあーげー てーんまでとどけー
(-249) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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すげえ……
[気合の声と共に開いた空間の穴。 その先には”ありえない”光景が見えている。]
三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》!? 治安は良くないときくが…―― いや、今更か
行くぞオスカー
[行けといわれると頷き、オスカーへ声を掛けてその空間の中へと入った。]
(732) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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/* ほのお「よ」もーえーろー
(-250) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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[世界の揺らぎと共に、光が爆ぜ。
直後あがった鳳の鳴き声は、遠く、どこ迄もこの世界に響き渡った。**]
(733) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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>>729 あ…大丈…。
[自分にとってこのくらいなんともない故か、誰かを支える、という発想がなく、セイカが転んだのを見て、支えたほうがよかっただろうかと己の失念を少しだけ反省した。が、]
……。
[局地的にゆれる『震度計』を見て、無言で眉間にシワを寄せる。 そのまま流れるように自分のそこを見るが]
…。
[当然、震度0だった。 実は少しくらい観測してはいないかとそっと手を添えて見るが、やはりそんなこともなく]
…そうね、揺れたわね。揺れなかったけど。
[何処か遠い眼をして呟いてから、セイカに手を差し伸べた]
(734) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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……心もとない面子なりに、さすがに危機感は覚えるわね。
[上等、と言えるペラジー程の気概は無いが、何かできるならば それに越した事はないとも思う。]
……けれどまあ、見た通り。 自分で言うのもなんだけど、見込みあまり無いと思うわよ?
[ペラジーの手を借り、お尻をさすりながらゆっくり起き上がる。]
正直、人がいないからと言って図書館を破壊するのにはあまり 賛成したくなかったんだけど―― のんびりしてるうちに、それこそ潰れかねないわね。
……ペラジー、やれる? やっちゃえる?
[床を指差して。壊せ、と眼で訴えた。]
(735) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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― 三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》 ―
うおっ
[その場のどこにだろうか。急に開いた空間の亀裂。]
…マジか…
[通り、出て、その場に誰が居ようと構わず、 最初に呟いたのはそんな呟きだった。]
はじめてだ…――
[瞬間移動を体験したのは。少し幸せを噛締める。 ――― ああ、自分にもこれが出来れば。 オスカーが来たなら、つっこみの一つでも入っただろうか。]
(736) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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『『『 ドォォォォ ――ン ッ !! 』』』
[続くようにして、大地の強震。呼応か、狂乱か、炎柱は揺らぐ。 それが世界の悲鳴だとは知らぬ。この炎すら、この衝撃の一端であったかもしれぬなどと、己にはわからぬ。
そして、光が爆ぜ。 直後あがった鳳の鳴き声は、遠く、どこ迄もこの世界に響き渡った。]
(737) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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いや、揺れたわよ。揺れたわ。
……なんでそんな怖い顔をするのよ。
(738) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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/* 魔術師なのが申し訳なくなりますレイディ
(-251) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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あァ なんだァ??座りションベンしてェんか?オオ??
[がるるるる、突然現れた男に向かってテリーとドリーが牙を剥く。 そして、その飼い主たる男は―どう見てもヤクザだ。]
(739) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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― 三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》の少し上空 ―
[ふぁさりと漆黒の翼を羽ばたかせてその場に止まっている間。 その翼は星が散るような輝きを時折零し、この世界では見ることのできない漆黒の宙《そら》のような色を帯びる。
見上げる顔の上半分は、眼帯で覆われたまま。]
創造主《おとうさま》… どうしてわたしを、おつくりになられたの?
[人形のごとく整った唇から、少女はそう漏らした。**]
(740) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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