226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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僕の鼓膜が破れたのかな?
[>>+112の泣き笑いのようなナナオの顔を心配そうに眺めていた顔が、みるみる内に歪んだ。
その表情は”不本意”といった名が付いた彫刻のようでさえあっただろう。]
(+118) 2015/06/12(Fri) 02時半頃
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じゃあ代わりに猫じゃらしなる?
[おどけた調子で返してみる。 本心では、メルヤがトレイルを嫌ってない。嫌なら本気で逃げれば良いだけの話だ。
不意に鼓膜に甦ったのは、トレイル本人の声だった。
――『何なんだろうな、俺ら』(>>3:329)
それこそ、今さら過ぎるだろう。関係性に名前を付ければ、その関係にだけになる。 だから、いらない。どんな関係かなんて。いらなかったとメルヤは思う。]
面倒な性格してるよ。僕も、トレイルも、ね。
(+121) 2015/06/12(Fri) 03時頃
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そうだね。楽しいこと考えようよ。 抜け道がダメなら、職員の弱味握ってあっちとこっちと行き来出来るようにするとかさ?
[冗談なのか本気なのかで言えば、冗談九割本気一割だった。 メルヤには身体能力の点に置いて、ピエロの男が余りにも常軌を逸してそれの真似をしていたので
一般的成人男性よりもむしろ上だが、本人にその自覚はない。]
フラれるかどうかは、僕にはわからないなぁ [顔の前で手を振った。]
ピクニックと言っても、中庭だけど…ね。 [>>+120の焦りには特に気づいていないようだ。]
(+126) 2015/06/12(Fri) 03時頃
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何故、あいつがモテるんだろうか。
[こんなにトレイルの話に華を咲かせたことがないため、メルヤは無意識にトレイルの前での雑な口調になりかけていた。 要するに潜在意識での甘えだが、当人は気づいてない。]
そうだね。 ……今までいなくなった人で、僕が知ってる限りは…三人、かな? 誰も打ち明けなかったけどね。
そして僕が聞く羽目になる現象をどうにかして欲しい
好みとか聞かれても知らないし、食べ物とか。色とかしか知らないし。 [だんだん、愚痴になってきている。]
(+129) 2015/06/12(Fri) 03時頃
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待って。何で僕が弄ばれる側から開放されないんだい?
[>>+125の猫になる発言を聞いて、本気の抗議を示した。]
ナナオは素直だよ。 本人がいなくても、こうして素直に口にしてる。
僕はもっと、何か面倒なんだよ。出会いが遅すぎたんじゃなくて、悪かった。
(+131) 2015/06/12(Fri) 03時頃
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同情するなら…僕に手錠とか足枷とか……ナナオをこんな風にはしないと思うよ。 ナナオの病状、精神的なものに関係するのかもしれないし
やっぱり脅迫材料を探すほうかなあ… [ちょっと真面目に考え出す辺りが物騒だった。 何せ手の甲にも突起した鱗がある人間凶器な上に、軽業を使うのだから、病院関係者も気が気では無さそうだ。 むしろ手錠と足枷で済んだことのほうが、奇跡に近い。]
まあね。中庭でも…良かったんだけどね。
[僕はトレイルのせいでほとんど楽しんでません、とはさすがに言えない。]
(+133) 2015/06/12(Fri) 03時頃
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誰、とは言わないけどね。 彼女たちの面子のために。この話だってここだけの話ってやつだしね。
[>>+134はキルロイしか本当に見てないんだろうな。と思っていることが露見されたら、また無慈悲なる言葉の暴力が襲っていたことだろう。]
いや、トレイルにナナオは勿体ない。 あと僕は、まあ。色々と、まだ黙っていることあるよ、とだけ言って置くよ…
墓下まで持っていくべきことぐらい、尊重するよ。例え相手が天敵でもね。
[溜め息を長くついた。 要するに彼女たち全員の趣味が悪いと言いたいようだ。]
(+136) 2015/06/12(Fri) 03時半頃
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ケイト、さりげなく僕の罪状バラさないでくれないかい? あとそれ、トレイルには言わないでね。本当に。
[>>+137酔っぱらったに反応する。 食堂の中年の酒横流し先は、無論メルヤである。]
トレイルは面倒見いいし、大体の人には優しいからね。 いまのは職員の話だよ、ナナオ。
…実際拘束されてるしね。 足枷も外したいけど、また着けるのも面倒だしなあ。 [>>+138には、さすがに本人の名誉のために肩を竦める。 動く度に鎖の音がするのは、囚人のような気分だ。]
(+140) 2015/06/12(Fri) 03時半頃
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さっきから思ったけど、君達男の人の枠に僕入ってないよね?
いや…いいんだけどね。
[男女平等。どちらとも取れぬ立ち位置を取ったのメルヤ自身だが、こうして話の華が咲くと明らかだった。]
ま、君達には想い人がいるのもあるんだろうね。
[そう口にして、器具の前から下りる。]
…さて。こっちの施設のひとを脅迫するかどうかは、さて置いて。 僕は一回、部屋に戻ろうと思うんだ。
椅子持って来たいし、もしかしたら…部屋の荷物届いてた嬉しいんだけど。 ……多分無いだろうけどね。
[巡回も来るかもしれないという懸念があった。]
(+144) 2015/06/12(Fri) 03時半頃
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ナナオ。
[先ほどまでとはややトーンが違う声で、呼び掛ける。 元気を取り戻してきている彼女に言うべきことでもない気がするが]
僕が気が聞いたこと、言えないからさ ……もし、次に会うとしたら。トレイルは、僕のことも君のことも忘れてるかもしれない、けど。
ま、僕もそれ知ってたし。 …そうだね。忘れてても”初めまして”って言わないでやって。
[もうひとつの懸念は秘したまま。メルヤは穏やかな笑顔で、告げる。]
あ。それと、もし誰か来たら。拘束具繋いでるように見せかけて置いてね。
(+149) 2015/06/12(Fri) 03時半頃
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[服の中から手錠を出して、自らの手首に掛けた。 脅迫には乗り気ではないらしいことがわかれば、メルヤも積極的にやろうという気も起きない。]
いいよ、大したことしてないからね。 ただ、からかいやすいは撤回して欲しいけどね
[そうおどけて見せて、手を振ってメルヤは行きと同じように手錠と足枷をしたまま、部屋へと戻っていった
"また"という言葉は、やはり彼の口からは出なかった*]
(+150) 2015/06/12(Fri) 03時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/12(Fri) 03時半頃
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[自室に戻ったメルヤの元に看護師のような男が現れた。手錠をしていて良かった、とメルヤは心底思った。
――…前に訪れた時は意識が無かった。 手錠と足枷は健康状態を気遣ってやむなく。
などと言った台詞を、得意の病院関係者向けの愛想笑いで誤魔化した。内心は辟易していたが、鍵が開いているから好きなように病棟を歩いていいというのを聞いた。]
……僕の、荷物は?
[わざとらしく弱々しい呟きを吐く。看護師は口籠もった。メルヤの荷物は、治療にはそぐわないので処分された。そんな文言を耳にする。 心の中でかすかに溜め息をつく。もう少し持ち出せば良かった。
メルヤ自身。ここに連れて行かれるという時点で諦観に身を寄せていたが、ナナオやケイトと話をしていて気が変わった。せめて彼女達だけでも、という気持ちが大きい。
頭の隅でそんな風に考えている。看護師の男がまだ何かを言っていた。 ――以前に、手品で随分騒がせた男が居たから。
その言葉に、メルヤははっと顔を上げる。]
(+156) 2015/06/12(Fri) 19時頃
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その人は? いつもピエロみたいな格好してて、あの、楽しそうにしてませんでした?
その人はどうなったんですか?
[激しい勢いで食い付いてきたメルヤに、看護師は随分前のことだから、と一言付け足して。
――なくなった。
なくなった。その言葉の意味を一瞬メルヤは理解出来ずにいた。なくなった。無くなった、亡くなった。 どこか茫洋としている彼の鳶色の瞳が、看護師は注射器を取り出している。治療のためだとか銘打った言葉には、彼には届かない。
――身体的な健康な成人男性である、メルヤへの予防措置。
軽めの筋弛緩剤を、まだ鱗の生えてない部分に打たれるのを静かに見つめた。ようやく四肢の自由が効きだした頃合いだったという考えは一瞬で霧散する。 この病棟にいる”家族”の残像が過ぎる。胸の奥で、かすかな翳りがすべてを覆い尽くした
注射を打たれた彼は、脱力したようにベッドの上に倒れ伏した。]
(+157) 2015/06/12(Fri) 19時頃
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( 僕は どこかで ×××××かもしれない
と思っていたんだ――。)
[心臓が早鐘を打つ。動悸が、する。 血の巡りが悪くなったように、全身が寒かった。 筋弛緩剤のせいだろうと、彼はおのれの内面から目を反らした。慕っていたピエロの男が、亡くなっていることなど当に理解していた。そう、呟いく。
視界の隅で、ファイヤージャグリングをしているピエロの男がいた。今の症状がどれほどのものかわからないが、熱気を感じる。 とにかく部屋から出ようと思い、重々しい体を持ち上げた。ジャラリ、鎖の音が耳に響く。頭にも鈍痛がして思考が上手く紡げない。]
(+158) 2015/06/12(Fri) 19時頃
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[ふと過ぎった残像は、先ほどまで話題に上がっていた年上振った男だった。逢いたくない、強く思った。]
(…逢いたくないな)
[”そろそろ”と言っていた。彼は恐らく、メルヤが先に”連れて行かれる”などとは思っていなかっただろう。昨日、部屋を訪れるまで。 白い、白い、手紙の山。 部屋では淡紫の花は咲いていた。彼の執心する、紫。
――…その執心が、朧気だった。
諦めた”振り”をしながら、諦めきっていない。薄紫の花を、外からのものを、追い続けていた。 どんな気持ちで見ていたか、彼は知らないだろう。
せめて――。
望みは何時だって、何ひとつ叶わない]
(+159) 2015/06/12(Fri) 19時頃
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[廊下を歩きながら、注意深く隔離病棟を眺める。 医者は、あちらの開放されていた場所の、笑っているのに目が気に入らなかった男とは違う人物のようだ。看護師も男の方が多いが職員数は然程ではない。
隔離されている患者数自体が少ないのだろう。
ぼんやりと歩きながら、椅子を持ち出すのを忘れていたことにメルヤは思い至る。 少し。病棟の構造や中を見て歩こうと思った。知っていて損はない。
行動と、茫洋とした思考は理性的だった。いつものように。 彼は彼が思うよりも理性が強く、故に今まで幻覚に囚われずに、諦観しきっていると(メルヤ自身は)思っているのに呑まれずに生きている。
それが幸か不幸かは、定かではない。
そしてどこまでも、現実主義者だった。現実は、現実でしかない。
人の心の傷みにばかりかまけて、自分の心の傷みは切り離して生きてきた**]
(+160) 2015/06/12(Fri) 19時頃
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[一旦、自室へと引き返したのは薄ぼんやりと院内をさ迷った挙げ句のことだった。 >>2:130>>2:131シーシャに貰った本を手にして、再び廊下をさ迷う。
鎖を引きづるような金属質な音。まるで囚人のようだ、と頭の隅で思う。
ナナオの部屋を通り過ぎ――引き返そうともせずに歩いていた時だった。
>>+163かすかな囁き。耳覚えのある声に、メルヤの意識が傾いた。 ドアは開いていただろうか。メルヤはその囁きがある方まで、足を運んだ*]
(+164) 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/12(Fri) 22時半頃
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やあ、ケイト。 ちょっと入ってもいいかな? [コツン。ドアをひとつ叩く。普段通りの澄ました顔をして確認を取る。長く共に過ごしているとはいえ、想い人のいる女性だ。 男とか余り数に入れられてなくても、きちんとするのが礼儀というものだろう。]
(+166) 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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さっきぶりだね。 梱包?僕がやろうか?
[本に視線を送られているのを見て、ああ、と小さく零す。]
シーシャに貰ったノートなんだ。 まだ中身見て無いから、持ってきた
[梱包の前まで来たら、目で確認する。 自分が開いてもいいだろうか。視線で問い掛ける。]
僕のとこには、荷物届かないみたいだよ
[手品グッズばかり置いてたからね。などと、小さく呟きを零した]
(+168) 2015/06/12(Fri) 23時頃
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[>>+169ややあって、梱包を解く。患者にも解けるようガムテープしか無かったものを、一旦近くのテーブルに置いていった。]
うん、そうなんだ。 ちゃんと見て置かないと、思って。
[結局のところ踏み込まない信条であるメルヤが、シーシャと、”シーシャさん”が一体何であったのかはわからない。 ただの二重人格か。はたまた病気の何らかの進行か。 考えても詮無いことを、思いつつノートに視線を送る。]
僕の手品グッズがあれば、まあ。 ジャグリングの棍棒とかは普通に凶器認定されたかもしれないね…
[さり気なく物騒なことを呟く。
廊下の方で、ピエロの男本人そっくりのマリオネットを操っているピエロの男の幻を見る。いや、もしかしたら操っている振りしてる方がピエロの男か区別が付かないほど精巧だ。]
僕の手品なんて…大したことないしね
[何となく幻の方を見ないようにしながらも、小さくぼやいた。]
(+170) 2015/06/12(Fri) 23時頃
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/*地上と墓下の連携率wwwwww
ケイトとキルロイロル
手品とタルトwwww
(-64) 2015/06/12(Fri) 23時頃
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あれは嫌な事件だったね。 [>>+171の64個ものバウンスボールが室内に大乱舞を、勝手に過去形にした上に元凶がぼやいた。]
机の上に置いたままでいいかい? 車椅子でも取れる高さだから、不自由は無いと思うけど。 [ケイトの体が硬化していっているのを知り、メルヤは添えた。]
……凶器には出来るよね あとブーメランとか…アーチェリーもあったし。僕は苦手だったんだけどね。 [紫水晶の双眸を見つめる。 ”誰”と問われれば、一人しかいない。
どこか繕ったような笑顔を浮かべる。]
僕の、手品の師匠だよ。 ケイトは余り知らないかな? 大体はピエロさんとか、ピエロの男とか…そんな風に言われてる人でね、何だろう。 彼の部屋もね、小さなサーカスみたいで色取り取りでね。凄かったよ。
[昔懐かしむように目を細める]
(+172) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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[ どこかで。 子どもが
泣いている声がする。]
(+173) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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……ケイト [かすかに躊躇うように、彼女を呼ぶ。]
もしもの話だけど、ね トレイルが来たら君が、ナナオの部屋とか案内頼んでもいいかな?
[どこか繕ったような笑顔のまま、メルヤそんな風に頼みを口にした。]
(+174) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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もう二度と酒なんて呑まない。
[般若の降臨は実は酩酊状態だったメルヤはよく理解していなかった。 鎮痛薬と酒を一緒に呑めば、当然の帰結でもあるが。]
ブーメラン苦手なんだよね。 手元に戻って来ないから 僕なんて手品師紛いだよ。
[手品の説明を受ければ、繕った笑みの中で小さな笑いを含めて。]
僕の手品とは次元が違うよ。……うん。
[常軌を逸しているという説明の方が正しいが、ピエロ大好きのメルヤはそう思っていないので伝わりにくい。]
手品でっていうか、僕は彼が大好きだったからね。 [やはり、ポーカーフェイスか。道化師のメイクのように繕った笑みを浮かべて、そう呟いた。]
(+179) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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小さなサーカスみたいだったよ。うーん、何か色んな色の旗とか、鮮やかでね 夜には七色に光ったんだ。光るステッカーとかだったのかなあ
[そんな部屋で暮らすのは、常人ならば発狂しそうである。]
(+180) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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単純に僕がトレイルと二人きりになりたくないんだけどね
[少しだけ本音を零す。ここだけの話は、隔離されてから多くなったように思う]
タルトが。来るとか考えたくないけど。 来たらもちろんだよ。 ナナオに会えたら喜ぶかもしれないね。
[表情が動かせないケイトと、他人の笑顔を見ていないと発作を起こすタルトでは、遠慮をするのはごく当然だと、素直に頷いて引き受けた。]
(+181) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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…そうだね。 記憶があるからなおさら辛いんだけどね。
[シーシャはバナナを喜んで受け取ってくれただろうか。 そんなことがちらりと、過ぎった。]
そうだね。そっか。 決めるのは観客次第、か。そうだね。 …ありがと、ケイト。
[ピエロの男の手品は手品というより最早魔術の域だが、ツッコミ要員が今は不在である。]
何だろうね? 一緒に過ごせたらそれで楽しかったから。なりたかったとかじゃないよ?
一緒に居たかった、それだけだったから、思い出をなぞったが正しいかな。
[何か。少しでも残して置きたかったのかもしれない。 ピエロの男がいたという名残を。無邪気に慕った、唯一の人の存在を。留めて置きたかったのかもしれない。]
(+185) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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…彼は24時間で記憶を失う人だったし。 僕と違って常にピエロだったからね。精神構造は…どうだったんだろう。
まあ、何考えてるかわからないとこが、素敵だったよ。
[メルヤの憧れの基準が謎過ぎることが、今ここに発覚した。]
僕もその頃はまだ、しっかり覚えていようとしてなかったから…朧気なんだよね
(+186) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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その例え忘れない?
[納得されれば、それでもいいか。渋々と引き下がる。 安堵の息を零す。]
ケイト。僕は…覚えていること、気づかない振りをすること。入り込まないのは、もう癖みたいなものだからね。 …変わってないと思うよ?
変わったように見えるのだとしたら、その由来は……”未練”だろうね
[なんて。小さく自嘲まじりに微笑んだ。 望みのひとつぐらいは、叶ってもいいのにと思いつつ。]
(+187) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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