158 雪の夜に
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……大体は、よくなったんだ。 けど、腕はもう、どうしようもない、らしい。
だから、どうだろうな。
[セレストの顔が見ていられなくて俯いた。>>218 ここで返答してしまったら「そういう事」になると思った。 先延ばしには、もう出来なくなる。]
……。 船長に無理を言うわけには……いかないよな?
[目の前の相手に尋ねても仕方がないとは、分かっていた。 苦笑して、頭を振る。]
(238) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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いや……悪い。 いいんだ。
[相手にしてしまった質問を撤回するように、言葉を続けた。]
難しい。 ってことなんだろう。
[言ってしまって、自嘲する。]
(240) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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[ヒューの肩に、セレストの頭がぶつかる。 顔をあげたセレストは、眉を下げて笑っていた。]
――、
[セレストの言葉をきいているうち、堪らなくなって、片腕を伸ばして、セレストの頭をもう一度肩口に押し付けた。 俯いて、セレストの髪に、頬をくっつけた。 セレストの髪は濡らしてしまうだろう。見っとも無いと思ったが、堪えられずに泣いていた。]
そうかな。
[本当に、乗せて貰えるだろうか。 もう一度、仲間と呼んで貰えるだろうか。]
(252) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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