25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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解っている。
[イアンの言葉に緩く首を振った。
何故逃げなかった。 当然のようにそう思っているだろう、顔がそう語っているから]
…後で、話がしたい。時間をとれるか。
[鉄色は紅色を真っ直ぐにとらえて尋ねる]
(433) 2010/08/06(Fri) 02時頃
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[高嶺の視線に気がついて、軽く肩を竦めた。 きっと己の表情は不機嫌極まりない。 いつも不機嫌そうな顔はしているが、それ以上だろう]
……おい? どうした?
[虎鉄の様子をいぶかしめば、自然と声が低く、小さくなる。 泣きだした様子に首を傾げるしかない]
(435) 2010/08/06(Fri) 02時頃
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解った。 では、時間が取れ次第。
[どう考えてもこの後、花が忙しくなるのは目に見えている。 なるべく早いうちに、とは思えどそこまでの拘束力は己にはない。
ふと、視線を辺りに回すと刷衛の姿に一瞬だけ鉄を留める。 イアンへと注がれている視線。 それは本当に一瞬にしか過ぎなかったのだが、微かな違和感]
(444) 2010/08/06(Fri) 02時頃
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/* 占:邦夜 霊:多分高嶺 恋:かる 共:イアン・刷衛 贄:鵠 狼:ロビン・霞・ぼく 稼:エロ坊主 守:多分夜光
とすると残りが人犬・お魚。
多分お魚は華月だろうなあ。中身の人を考えるに
(-103) 2010/08/06(Fri) 02時頃
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本屋 ベネットは、記者 イアンの頷きに、こちらもまた小さく頷くのみ。
2010/08/06(Fri) 02時半頃
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如何したものかな。
…イビセラ。 お前、乾についたのだったか。
[付き従っている様子は、視線で見てとれる。 数拍開けてから]
このまま転がせそうであれば、あれはしばらく見送ってもよいかも知れん。 代わりに、誰か。…食指が動きそうなところがあれば。
それか……推測だが、もう一人ぐらいセンターの人間はいそうだな。 そこをあえて食ってやるのも好いかも知れん。 あの花独りで根回ししたにしては、状況が綺麗にまとまり過ぎている。
(*21) 2010/08/06(Fri) 02時半頃
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…なんだ、どうした。
[花から視線を外したのは、強い視線を感じたから。 その視線の主が高嶺だったのは聊か驚きでもあった。 どう見ても睨んでいるようにしか見えない姿に、 男はただ首を傾げるばかり]
(451) 2010/08/06(Fri) 02時半頃
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それが何でもない人間の顔か。 気分が悪いなら、暫く休め。
[どう見ても元気には見えなかった。 近くの侍従に声をかけようとしたのだが]
───ッ、おい!
[傾いだ体に慌てて手を伸ばした。 崩れ落ちそうな少年に、間にあえとばかり]
(454) 2010/08/06(Fri) 02時半頃
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あれほどつけ上がったことをしてくれるのならば、 最後まで残して苦しむ姿を見るほうが楽しいだろう?
[淡々と告げる。 からかうような言葉など歯牙にもかけない]
…刷衛。もしくは、天満月
[ぽつりと一つ、名をあげた]
ひょっとして、と言う可能性でしかないが… あの研師、幾らか反応が薄いように思う。
(*23) 2010/08/06(Fri) 02時半頃
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言ったことか、調子が悪いのなら休めと───
[崩れ落ちる体をどうにか支えたまでは良かった。 虎鉄の手を取ったところで気付く]
…どういう
[酷く冷たい。 まるで冬の水のように。
冷たく、とても生きているとは思えない温度]
(464) 2010/08/06(Fri) 02時半頃
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/* 明乃進には手を出してないよwwwwwwwwwwwwwwww 何か知らんうちに私が分裂しておるwwwwwwwwww
(-106) 2010/08/06(Fri) 02時半頃
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…高嶺?
[告げられた言葉に一瞬戸惑う。 殴れ、とはまた出てきそうにない男の口から出てきそうにない単語が出たものだと そんな事を思いながら肩を竦めて溜息を落とす]
保証はせんが、努力はしよう。
[ひとまずは虎鉄をどうにかせねばなるまいという目の前の課題がある。 イアンと話すにはまだ時間もかかりそうであったし、 それまでに自分が覚えていられるかと言うのもいささか怪しかった]
(469) 2010/08/06(Fri) 02時半頃
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どちらも、何かを知っていると言うのは間違いないようにおもう。
[強く視線を向けていた刷衛。 多少の驚きはあれど、それにしては驚きがあとを引いていないよう見える天満月]
…高嶺の?
[その言葉は発想に無く]
(*26) 2010/08/06(Fri) 03時頃
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[既に触れてしまった鵠に関してはもう仕方ないだろう。 自分に尋ねる花へ視線を向ける。他言無用と暗に告げる。 乾の言葉にはゆるりと首を横に振る]
…あまり、芳しい体調ではなさそうだ。
[華月とは仲が良いようであったので、 あとは彼に任せることにした。 思わず零れた溜息を隠すことはしない。 次にする事は高嶺の以来と自分の要件を済ませるべく 背の高いあの花を探すことと考えた]
(479) 2010/08/06(Fri) 03時頃
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/* ちょ。ヤニクこのタイミングで動かれると俺動かれへん。
(-113) 2010/08/06(Fri) 03時頃
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本屋 ベネットは、幾らか疲れたので、一度部屋に戻って少し休んでから再びイアンを探すことにした**
2010/08/06(Fri) 03時頃
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/* いいや、眠いし寝ておこう…。
(-114) 2010/08/06(Fri) 03時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 03時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 03時半頃
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籠絡…?
[己の居室へと戻るその途中、言葉に微かに訝しんだような返事になる。 天満月を。先程の言動と内容から照らし合わせるに]
…何らかの手駒にするつもりかも知れん。 だが、理由がわからない。 センターにとって都合のいいものだと言うことなのか?
[軽く首を捻る]
(*29) 2010/08/06(Fri) 03時半頃
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…そういうことだろうな。 少し、病関係の書籍を探ってみるほうがいいだろう。
理由が転がっているかもしれない。
(*31) 2010/08/06(Fri) 03時半頃
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わかっている。 …必要なら庭から回る。 あちらからなら書庫の位置もわかる。
(*34) 2010/08/06(Fri) 03時半頃
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―B棟居室― [たぷん、と響くのは水性の音。 趣ある作りの浴室に、気だるい溜め息が零れる]
…因果なものだな、まったく。
[囁くように声は響き、噎せ返る程の蓮香の中で 男は薄紅色に開く蓮の花を眺める。 瞑想するかのように目を伏せ、浴槽の淵に頭を預ければ 僅かに喉が反った]
(601) 2010/08/06(Fri) 13時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 13時半頃
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[腕を持ち上げると雫が落ちる。 蓮の香りが揺れて、落ちる。 天を仰ぐ]
…人狼、か。
[焚き込めて、染み込ませて。消したいと、願う。 また目を瞑って幾らか考えるかのように。
暫くの後に、浴室から姿は消え、黒の上着に袖を通す影があった]
(627) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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…構わん。入れ。
[襟を正したところで扉の外から声が聞こえた。 外へと、入室を許す声をかける]
(628) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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喰……?
[聞こえた声に軽く首を傾げる。 名簿に名前がない。 それは解っているのだから]
(*48) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 14時半頃
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ああ。私がいいように、と言ったらこうなった。 余程うちの蓮は有名らしい。
…まあいい、座れ。
[告げて、椅子をすすめる。 備え付けの道具で花茶を用意しながら尋ねる]
何故、逃げろと私に望んだ?
[茶を用意する手は止まる気配もなく。 少しすれば茶の香りが蓮の香気に混じる]
(637) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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自分の手元から買われた花が大輪となれば 花祭の主催としての箔が付く。 買って欲しいとと思うなら、それなりの投資をするだけのことだろう。
[花の前に置いたのは硝子の茶器。 ほんのり金色の中でゆっくりと花が咲いていく]
お前は、最初から知っていたんだな。 この花祭の意味を。
[その向かいに腰掛けると、まっすぐにその紅色を見た。 理由を聞き、一つ瞬きをして、一つ息を吐き出す]
理由を聞かないままに逃げられるほど 柔らかい頭をしていない。 …それに、お前から返事を聞いていない。 こちらから出した問いかけだ、答えを聞かずに逃げられるか。
[告げて、自分の器に触れる。 熱かったので、少し遠ざけた]
(649) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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毒花?お前がか。 …まったく。本当に。
[肘置きへとゆるく肘をつき、そして男はため息を一つ吐き出した。 飲める温度であれば飲んで構わないと茶についての言葉をこぼしながら]
巻き込まれたのは、私の自己責任だ。 別にお前に責任を取れとは言わない。 理由を言われなかったとはいえ、逃げろとお前は言った。 それに対して私は残った。
[頑なだといわれる言葉には悪びれる気配もない。 紡がれる言葉に、男は暫し沈黙する]
それが、何だと?
[鉄色はゆっくりと瞳を伏せ それからまっすぐに目の前の花をもう一度見返す]
(659) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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/* 紙の蓮の意味が僕にはさっぱりです。 なんごつですか。
(-154) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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どうかしている。 何故これほどまでにこの花を手にしようとするのか。
何れ総てを知れば 己の身を滅ぼしかねないと言うのに
何故。
(-156) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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仕方ないだろう。 お前、何も言わなかったじゃないか。 そういうのを何というか教えてやる。 独りよがりと言うんだ。
[茶の器に触れる。 まだ己には飲める温度ではなくて、器を遠ざけたまま。 ふと、何か思いついたように手がひらひらと花を招く]
一利?何だ、お前そんなことを気にしていたのか。 手間暇かける余地のない花なんて要らん。 簡単に萎れる様な弱い花もだ。 大体、そんな綺麗と言う商品価値を優先させる花主であれば お前に声なんかかけるもんか。
(669) 2010/08/06(Fri) 16時頃
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/* だから先生僕には紙蓮の意味がさっぱりなんでがす!!
変化球を投げるのは大好きですが、 直球どストレートしか受け止められないazumiさんです!
(-159) 2010/08/06(Fri) 16時頃
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ふうん? 守秘義務違反をしてでも、と踏み切るくらいには 憎からず思ってくれているわけだ。
[わざとらしくその部分を強調して、 嫌味のように唇の端を吊り上げた。 近づいて来た姿に、まあ自分も立ち上がるわけだが 何をするかと思えば徐に自分の両手を持ち上げて イアンの両の頬を挟み込むように
叩いた。遠慮なく]
ならば、責任持ってお前が守れ。 それぐらい出来るだろう? 腕っ節には自信があるようだし。
[さも当然のように尋ねた]
(677) 2010/08/06(Fri) 16時半頃
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