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― 自宅・寝室 ―
[何度目の逢瀬だったのだろう。 現実が伸ばす掌は夢想の指先にも掠らない。
真白なシーツの上で呻く寝返り。 乱れた薄桃の長髪が頬を、鎖骨を、舐める。
次は一体何時になるのだろう。 深遠へ潜り、浅瀬へ打ち上げられる。
何度も繰り返せば何時か終わりは見えるのだろうか。]
(29) 2010/07/01(Thu) 04時頃
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等幅 使えてる、よね?
サイモン 1回 残3000pt ラルフ 6回 残2816pt コリーン 8回 残2683pt ソフィア 4回 残2876pt アイリス 6回 残2785pt ヴェスパタイン 2回 残2942pt サイラス 2回 残2958pt
(-7) 2010/07/01(Thu) 04時頃
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前みたいに、罫線がみえないけど。 使えてるみたい。
(-8) 2010/07/01(Thu) 04時頃
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茨に閉ざされた城に眠り続けるお話、よね。 私みたいって……。 褒めすぎ、ね?
[綺麗だったろうと語るリンダには首をゆるりと振る。 女は、綺麗でない自分を知っているから。]
そう、ソフィアさんもアイリスさんも。 でも、リンダさんも含めて――これは本心、よ。
[赤毛を風に遊ぶがままにさせ、くすくすと楽しそうなリンダを見れば、何時しか心はその楽しさに同調しつつも。]
私よりも……。 若い女の子の方を選ぶと思う、わ。
それに、私は――… いいの。
[胸の奥に残る、あの人への感情が――*そう言葉を紡がせて*]
(30) 2010/07/01(Thu) 04時頃
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/*
てすと ABC 123 一二三
(-9) 2010/07/01(Thu) 04時頃
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―ワイナリー前―
――……痛ってぇー……。
[鷲掴みにされた頭をさすりつつ、巻藁から身を起こす。 ブンブンと体を震わせると、頭や服に付いた藁の屑が辺りに散らばった。]
ったく、すぐに手ぇ出しやがって。 あンの暴力女……!
[背を向けて斜面を下っていくその背中に、思い切り舌を出す。 しかし、直ぐに飽きたのか、次の瞬間にはその視線はまたもや葡萄の山に注がれていた。]
こんなにあんだから、少し位良いじゃねーか。 ケチケチしやがって。
[悪態をつきながら、再び葡萄の山に手を伸ばした。 もちろん、頂戴したのは出来のいい葡萄。]
(31) 2010/07/01(Thu) 04時頃
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/* あれ?
(-10) 2010/07/01(Thu) 04時頃
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[カラダの芯が否定の言葉を絞り出す。 引き千切られる理性は嘲笑う本能に逆らえない。
願いなど叶えてやるものか。 未来など与えてやるものか。 泣けば良い。叫べば良い。そして、苦しめば良い。
蹂躙される瞼の裏に浮かぶのは悲哀。 それ以外の感情なんてありはしなかった。
そして訪れる、希望。 それは誰の希望だったのか。
永遠に知る事は叶わない。 何時も其処で、ぶつりと糸は切れてしまうから。]
(32) 2010/07/01(Thu) 04時頃
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[茨の城の糸紡姫のお話を思い出しながらコリーンの言葉に頷き、 ゆるりと首を振ると揺れる銀糸を瞳が追いかける]
褒めすぎなんてことない。 本当に、そう思ったの。とっても綺麗だから。
[くるりと背中を向けて、前を歩きながら]
じゃあ、褒め言葉として受け取っておきますね。 ふふ、嬉しいな。自信もっちゃいそう。
[背中越しに向ける言葉は喜色の色を響かせる。
だけど。
誰かと想いを通わせて添い遂げる時間なんて、 私にはもう残されてはいないけれど――――]
(@9) 2010/07/01(Thu) 04時半頃
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―――ッ、う
[女は額を右手で押さえながら上体を起こした。 滲む汗を指先で拭い小さく首を振る。]
あぁ、
[漏れた声は喘ぎと苦悶の狭間。 胸元に両膝を抱き寄せて顔を埋めた。]
やめろ、ばぁか
[誰にとも無く吐き捨てた強がり。 カラダは微かに震えている。]
(33) 2010/07/01(Thu) 04時半頃
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[だけど、この時間を私は忘れない。
誰かと過ごす他愛もない、 なんでもないような時間がとても倖せなのだと。
心の宝箱に大切に大切に仕舞って、 忘れてしまわぬように、かちりと鍵を掛けた]
(@10) 2010/07/01(Thu) 04時半頃
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/* 今回のコンセプト「嘘つき」です。はい。
しかし思っていたよりもPCの年齢層が高いな……。 なんというか、あまり年齢層高いと友情が薄れる気がしないでもないよなー、と。
誰か同い年くらいのキャラ来い!来い!(念
(-11) 2010/07/01(Thu) 04時半頃
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[首をこりこりと鳴らす音。 ボトルがかしゃん、と触れる音に消された。]
んん…。 酒でも飲まにゃあ、やっていられんな。
[腕の中に抱えた数本のボトル。セラーに仕舞って行く。 ラベルを細目に見て、満足の笑みを浮かべたり苦笑いを浮かべたり。 暫くして全て片付けると、薄暗い店を出て、店先に置いてある椅子の一つに腰かけた。 葉巻に火をつけて、文字通りの一服。]
ふぅーっ…。 良いぃ天気だ……。
(34) 2010/07/01(Thu) 04時半頃
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[散歩を続けるうちに、コリーンとは途中で別れただろうか。
酒場の店先で、葉巻を美味しそうに口にするゴドウィンの姿が見えて、 ラルフの時と同じようにとことこと傍へ]
おはよう、ゴドウィンさん。 こんな朝早くから、お酒の仕込み? お疲れ様。
(@11) 2010/07/01(Thu) 04時半頃
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さて、っと。
[ぼすっと巻藁に腰掛け、空を振り仰ぐ。]
にしてもまあ、のどかだねぇ。
[気づけばその手は、葡萄の山へと伸びていた**]
(35) 2010/07/01(Thu) 04時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/01(Thu) 04時半頃
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>>@11 リンダ [手をあげて答える。葉巻を咥えたまま、細い目を更に細める。 目元の皺が、笑みを形作る]
ん…リンダか。 なぁに、散らかった店を片づけ終わった所だ。 飯の前の……。
[掲げた手で葉巻を摘まみとり、ふうと煙を吐く。 はっきりと歯を見せて笑う。]
軽い一服と言った所だ。 お前さんは。 散歩か?
(36) 2010/07/01(Thu) 04時半頃
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[吐きだされた煙を、手で風を送って反らしながら]
もー。こっちに煙はいちゃ、だめ。
[頬を膨らませると、少しだけ怒ったような表情を浮かべた]
うん。お散歩。 こんな良い天気なんだもん。 家に閉じこもってるのは勿体ないなって。
[にっこりと、空の様に澄んだ笑みを浮かべて]
(@12) 2010/07/01(Thu) 05時頃
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― 自宅・作業場 ―
[重いカラダをシーツから剥がせば 右手で頭を押さえながら両親の働く作業場へ歩く 富裕層の衣服を清潔にして戻す、仕事]
――と、
[開け放たれた扉の手前から中を遠慮がちに覗き 父を呼ぼうとした声は、止まる。 仕事、なんて女が一口に容易く言える空気は無い。]
……
[父も母も、汗を流しながら動いているのだから。]
(37) 2010/07/01(Thu) 05時頃
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>>@12 リンダ ふっふ、煙もお前さんと散歩したいとさ。
[足を組みなおして笑う。]
ああ、良い天気だ。 店に居るだけで酔っぱらいそうでな。
[葉巻を左、厚手の手袋にぎゅっと押し付けて消す。 吸い殻を胸ポケットに突っ込むと立ち上がり、汚れても居ない膝を払った。]
俺もじぃっとしているのは性に合わん。 合わんが、まぁ仕事じゃあ仕方ない。 もうここ…10年ほどはこの村から出ちゃいないからな。
[店内を一度顧みる。リンダに向き直った。]
暇だから散歩してるんだろう。 どうだ、暇ついでに、良い子に座ってられるなら、茶でも持たせてやるぞ。
(38) 2010/07/01(Thu) 05時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/01(Thu) 05時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/01(Thu) 05時頃
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[どれ程の時間、扉の前で佇んでいたか。 女の視線は動き続ける両親をずうっと追い掛けていた。 やがて視線に気付いた父は女へ一瞥を寄越す。 それは本当に、只の一瞥。 けれど言葉も無い瞳が逸れるのは、 女にとって氷柱にも似た鋭さで刺ささる錯覚。]
ッ
[誰にも届かぬ、小さな溜息。]
(39) 2010/07/01(Thu) 05時頃
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……あはっ。 なら、仕方ないね。許してあげるの。
[ゴドウィンの言い様に小さく吹きだして、くすくすと笑いながら]
お仕事がある人は、大変だもんね……。 あたしもお仕事、好きだったけど。
[空へと登っていく煙を見詰めながら、 羊や牛達の世話をしていた頃を思い出し、瞳を細める]
暇ってわけじゃないけど…… どうしてもって言うなら良い子に座って待ってあげるの。
[椅子に腰をおろしながら、 冗談交じりに高飛車に言うと、ちらりとゴドウィンの方を見て]
……ありがと、ゴドウィンさん。 ゴドウィンさんのお茶、好きよ。嬉しい。
(@13) 2010/07/01(Thu) 05時頃
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[次いで、父の些細な動きに母が気付く。 柔らかな笑みと瞳が女へ向けば、 女は情けなく、仄かに笑う。]
……かっ、 母さ、ん。
[どもり気味になってしまうのは、 家に引き篭もりがちな生活の所為か。 以前は在った、凛々しさも今は面影すら無い。]
何か、て、 手伝おう……か?
[精一杯で、首を傾ぐ]
(40) 2010/07/01(Thu) 05時頃
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>>@13 リンダ まぁ、嫌々やってる訳じゃあないのが救いか。 これはこれで良いモンだ。 お前さんより若い頃から、ここを飛び出てやれ西へ東へと彷徨ったが……。
[手を水平に、ぶらぶらと振った。ばつの悪い笑顔で] 今でも覚えてるな。 この特に何も無い、のどかなだけの村に帰って来てどこかほぅっとしたモンだ。 あの時はお前さん、こんなもんだったか。
[親指と人差し指で小さな隙間を作る。]
いっちょ前に、言うようになったもんだ。 はっはっは……!
[そう、豪快に笑って、店内に入って行った。 やがて、皮をなめして作られた水筒を腕にかけ、サンドイッチとカップを持ってきた。]
茶と酒とは妥協できんでね。 そら、持っていけ。
[水筒を差し出した。]
(41) 2010/07/01(Thu) 05時半頃
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[父や母と違う道を。 違う仕事で、私は立つんだと息巻いた結末が、今。 首を傾ぐ娘を見て父や母は何時も何を思うだろうか。]
何か
[言葉を繋ごうとする。 けれど其れは父の『要らん』の一言で遮られる。 情けない笑みは、そのままに、凍る。 母は、父へ制するような視線を投げた後 女へ戻し、『じゃあ』と笑みのまま作業場を見回した。]
――。
[女は、待つ。 時間にすれば何秒も、無い。 けれど待つ時間は何よりも長く、途方も無く、長く感じた。 母の視線が衣服へ落ち、口が動こうとした。]
(42) 2010/07/01(Thu) 05時半頃
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[されど母の口はまごついて、女へ戻る視線。 『今は大丈夫』と優しい、笑み。]
そ、 ………そっ、か あは、 ははは……
[ひた、と一歩後退り。 右手で髪を緩く上げ、耳に掛けると]
何か有ったら、言って、ね
[言い残し、その場を後にする。 一連の遣り取りに女の胸はきゅうきゅうと泣いた。 以前と同じ流れの、終わり、を思い出して。]
(43) 2010/07/01(Thu) 05時半頃
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/* しかし後悔か……。入村時に考えさせられた。
そして老けすぎな気がするゴドウィン。 きっと旅で苦労したのさ。
(-12) 2010/07/01(Thu) 05時半頃
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[きょとんとした顔で、ゴドウィンを見詰めて]
ゴドウィンさんって、昔は村の外に出てたの? それ、初耳だよ。
[新しいおもちゃを見つけた子供の様に瞳を輝かせて]
ね、今度その話聞かせてね。 色んな冒険とか、ロマンスとか。 あったんだろうなあ……。
[うっとりと呟いた。
親指と人差し指の隙間に、またまた頬を膨らませて]
ひ、ひどいよっ。 そんなに小さかったら小人じゃない。 もう少し大きかったもん……っ。
[頬を風船の様に膨らませた侭、店へと戻るその背中を見詰めて]
(@14) 2010/07/01(Thu) 05時半頃
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[やがて戻ってきたゴドウィンに水筒を渡されると、 その表情は自然と笑みになって]
……ありがとう。 大事に大事に、飲むね。
[ぎゅうっと抱きしめると、 落とさないように水筒のベルトを確りと肩にかけた]
(@15) 2010/07/01(Thu) 05時半頃
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