310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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[咄嗟に隠しはしたが、覗き込まれたという自覚はなかった。咄嗟に降り返った時にはもう、普段の仏頂面を更に固くしたような表情となっているが、耳殻はまだ赤い。]
いや、俺も驚くつもりはなかったんだが、つい。 コンビニ? こんな早くに?
[動揺で逸る心音に吹き飛んだ記憶はほどなく戻る。 女っけのない30代独身には縁の薄い、集団となれば違いを見分けるのが難しい女子大生だが単体で、かつあの場所に住む人間なら解るとも。
とはいえ、気軽に名を呼ぶような間柄でもない。>>33 だからこそありふれた世間話でこの場を取り繕うとして──。]
(35) 2021/02/12(Fri) 23時半頃
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[失敗した。普段は躾の良さに定評がある相棒であるが、"彼"は男以上に雄の本能に忠実だった。]
あっ…!
[猛スピードで砂を蹴る小型犬と彼女の間に割り込む隙などない。気づけば軽く砂が舞い、やや下にあった程度の目線が今は地面の方が近く。 無邪気な犬は、つぶらな目を輝かせ彼女の周りを興奮気味に跳ねている。]
こら、ボス! 危ないだろ!
すみません、怪我は…?
[リードを手繰り、再びとびかからぬよう気をつけながら、武骨な掌を一旦デニムに擦り付け、彼女──早乙女に差し出そう。受け取られようと構わぬ軽さで。]
(36) 2021/02/12(Fri) 23時半頃
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[しかし、表情は呑気に甘えた吠え声を鳴らす犬並みに砂塗れとなった姿に狼狽えている。一体どの程度砂を払うことが許されるだろうか、とか。 一体どれだけ手を掛けているか想像もつかない化粧や服をどう弁償しようか、などと思考を巡らせながら彼女を見守り。]
その恰好じゃ無理、すよね。 俺が代わりに行きましょうか、コンビニ。
[咄嗟に浮かんだのは、男にとっては慣れた買い物代行。]**
(37) 2021/02/13(Sat) 00時頃
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寝なかっ、じゃなかった。 今日はたまたま早く起きたんですよ。
…… えらいって。 一応成人してるんですよ、僕。
[ 外見だけで判断するならば。 目の前の人はひと回りほど年上に見えるけれど。 それでも条件は同じとばかりに、
幼子の頭を撫でながら告げるような台詞に、 僕がえらいなら、芥さんもえらいですねと。 意趣返しとばかりに笑って。 ]
(38) 2021/02/13(Sat) 00時半頃
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ああ、でも。 こんなに早い時間から活動していると。 1日が長くて得した気分になりそうですね。
[ スマホを取り出すと、映る時刻を目で追って。 コンビニから帰宅と同時に寝ようと思っている男は、 それをおくびにも出さずいけしゃあしゃあと 同意を求めるように告げたなら。 そうだ、と更に言葉を加える。
時刻と同時に視界に入った日付は、 白い吐息が示す寒々しい季節と、 もう一つのイベントを示していた。 ]
(39) 2021/02/13(Sat) 00時半頃
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え゛。
えーーあーーそれはその………あ!そう! 早朝にものすごくミルクティーが飲みたくなってっ! 私すっっごい好きなんですよねえミルクティー! これがないと一日が始まらないみたいな!
[コンビニに寄ろうと思ったのも嘘ではない。 とは言え本当の所はまた違う理由があるのだが、 到底言えやしなかった。>>35
こんな時間に、と追及されればやや目が泳ぎ ぺらぺらと苦しい言い訳を述べる。 彼は果たして誤魔化されてくれただろうか。
そんな所に突進した柴犬は、 ――彼自身はそんなつもりは毛頭ないだろうが、 ある意味で空気を読んでくれたと言える。 その分の代償は大きくついたが。]
(40) 2021/02/13(Sat) 00時半頃
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もうすぐバレンタインだから。 コンビニでもフェアとかやってそうですね。
[ 芥さんは貰うご予定はありますか? なんて、茶目っ気を含ませた眼差しと共に尋ねたら 特に返事を待つ様子は見せないで、 それでは、と小さく会釈する。
やがて、芥の姿が視界から外れたのなら。 バレンタインデー。 自身も決して無関係ではないその響きに、 さあどうしたものかと思案しながら、 道端の小石を軽く蹴った。 ]**
(41) 2021/02/13(Sat) 00時半頃
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あははは、もう、 すっごい元気ですねえ、この子ったら………
……えっ。
[無邪気に飛び跳ねている柴犬に怒る気にもなれず。 苦笑と照れの中間くらいの笑みを浮かべ、 砂まみれになった髪を軽く払う。
目の前に掌を差し出されれば、 それを見つめて一瞬固まった後に。 おずおず手を取って力を籠め、立ち上がろうか。]
あ、ありがとうございます…………
[まごまごと恥じらいの表情を浮かべ、 立ち上がって服を直す。 多少足は擦りむいたかもしれないが、 大した怪我がないのは見て取れるだろう。]
(42) 2021/02/13(Sat) 00時半頃
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[さて、とは言えこれからどうしよう。 一度帰って着替えるべきだろうか。 などと思案していると、思わぬ提案。]
え、あの、 い、いいんですか…………??? じゃ、じゃあ、お願いしますっ。
[勿論断る理由もなく、勢いよく首を縦に振る。 買い物代行にはミルクティーとリップクリーム、 あとは擦りむいた膝にバンドエイドを頼もうか。**]
(43) 2021/02/13(Sat) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/13(Sat) 00時半頃
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─ 1階:旧バーカウンター ─
[賀東荘一階、ロビーから伸びる通路の奥。 小洒落た曇りガラスの扉の先から漂うのは珈琲の香り。 嘗ては、バーとして多くの客をもてなしていた其処に すらりと背の高いその女は立っていた。 天井から下がるモダンな照明は消えたまま、 小さな窓から曇り空>>2の薄明かりが僅かに部屋を照らしている。 日本酒の瓶が所狭しと並んでいたであろうその棚は、 貰い物の蜜柑だの箱に入ったままのビールグラスだの、 シェアハウスとしての生活感で塗り潰されていた。
カウンターの端に設置されたサイフォン式コーヒーメーカーを前に、 女は背を伸ばしたまま、マグを片手に静かに佇む。 黒で纏めたきっちり目のオフィスファッション。 目尻までくっきりとブレなく描かれたアイライン。 端的に言えば、それらは『美人』の構造を持っていた]
(44) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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[こぷ、こぷん とぷり。 抽出を終え、フラスコには並々と黒が溜まっている。 女はマグにそれを注ごうと――――]
ぅあ っちち。
[注ぎ口から勢い余った液体は 想定よりも大きな弧を描き…マグを通過し手首に直撃。 淹れたての熱さが触れ、反射的に跳ねた手からは あれよあれよと空っぽのマグが滑り落ち。
かしゃん、と。 今年に入って7個目の100均マグが 床にぶつかり砕け散った。]
(45) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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[その音は共有スペースまで届いたのだろう。 ぱたぱたと足音が響き、扉が小さく開けば シェアハウスの管理人>>1が顔を出す。 しかし彼女の目には、床に香る悲しき黒い水溜りどころか 散らばる白い破片すらも映らず。 一本足の椅子に座り、新しいマグで悠々と珈琲を嗜む女とだけ、目があった。]
御免なさい、エッちゃんさん。 またうるさくしちゃいました。 大丈夫です、もう綺麗にしましたので。
[女は涼しい顔で、淡々と会釈する。 音が響き、エツコが到着するまで数十秒。 たったの、数十秒。 その間に女は手早く床を拭き清め、欠片を集め、袋に詰め。 小さな砂粒のような欠片すらテープで回収し、 ……何ならシミひとつない新しいタイツに履き替えてすら、いた。]
(46) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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[敷波 玲。 容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。 都内のインターネット関連企業に務める、 完全無欠のエリートOL―――
―――否、『カバー力がべらぼうに高いドジ女』である。]
(47) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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ぼんやり、しちゃって。 そろそろ、バレンタインですから。 会社の人にもね。色々便宜を図らないと。
[管理人にも珈琲を差し出しながら、女は言葉を紡ぐ。 今度、厨房のゴムベラとかお借りします。 大丈夫です、今年は板チョコとカレールゥは間違いません。 想定外の甘めのカレーを皆様に振舞うこともありません、なんて弁明しながら。 女の視線はどうにもそわそわと落ち着かず、エツコには向かわない。]
買って済ませるのは楽かもですけど、 この街、そういう店も少ないし。 都会のバレンタインフェアも、並ぶのしんどくて。 作っちゃった方が、やっぱ、早くて。
[湯気の向こうで曖昧に微笑み、女はため息をついた。 そこで実際作れちゃうのが敷波さんの凄い所よね、とエツコは眉を下げる。]
(48) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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凄いかな。お菓子作り、やればできますよ。 レシピ読めば、あたしみたいなのでも出来ます。 …それじゃそろそろ、行ってきますね。
[何代目かのマグをさっと洗い、管理人に一礼してから嘗てバーだった其処を出て。 年季の入った床を小さく鳴らしながら足早に、玄関を通り抜け外へと向かう。
……そして、石畳に踏み出して7歩目にUターンした。 何のことはない、 ハイヒールを履かずにタイツで冷えた石を踏んだのである。 しっかりと7センチのヒールを履き、 かつ、かつ、かつりと1、2、3歩。 そして、再びのUターン。
何のことはない、 鞄を持っていなかったのである。]
(49) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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………はぁ。
[涼しい顔も流石にうんざりと目を細めた。 バレンタイン。バレンタイン。バレンタイン…… その5文字がどうにも脳を苛む。]
好きでもない奴にチョコレート。 好きなひとにはあんなこと。 …何してんだろね、あたし。
あ。
[女が右往左往しているうちに、 玄関口は2人の人影で埋まっていた>>32 >>41。 朧の間のアクツさん。 天の間のヨスガくん。 (ヒールを履き直してる間にすれ違ったのは虹の間のアイリさんだ) 生活リズムが違うのだろう、アクツさんとは顔を合わせる機会が少ない。 ヨスガくんとは…会う時間帯がランダムだが、彼が大学生ならそんなこともあるだろう]
(50) 2021/02/13(Sat) 03時頃
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(あたしのアホを見慣れている エッちゃんさんはまだしも、 アクツさんはどうだったっけ…?)
[なんか見られたくないな。 全身ピッチリオフィスコーデで固めてて、 髪も化粧もキマッてるOLが、 財布もポーチも持たずに部屋に戻っていく様。
だがそこで中途半端に恥じらい隠れ様子を伺うのは更にアホである。 んなことしたら電車の時刻に間に合わんのです。 ミスのカバーは常識の直線上で考えるな。 敷波 玲は27年の人生で学んだ。学んだのだ。 という訳で。]
(51) 2021/02/13(Sat) 03時頃
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―――登るか、木に。
(52) 2021/02/13(Sat) 03時頃
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[……冬の朝、海辺の街は潮風が冷たい。 多くの人々は、背を丸めて俯きながら歩くだろう。
だから、そんなに居ない筈だ。 賀東荘の庭に生える大きな松の木。 その枝を、体操選手かくやという機敏な動きですいすいと登り 二階の部屋―207号室『凪の間』へとするりと入り込む。 そんなビジネス・ウーマンの姿を目撃した人間は。
敷波 玲。 容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。 都内のインターネット関連企業に務める、 完全無欠のエリートOL―――
―――否、妙なところが強くて、変なところが弱い女、である。]**
(53) 2021/02/13(Sat) 03時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/13(Sat) 03時半頃
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[ 玄関口から外に出て。 季節相応の寒さに、ぶるりと身を震わせた。 雪でも降らないかな? 小さな願望を胸に灯すと、天を仰いだ。
別に雪が好きなわけではない。 世界が雪に翻弄されている中、 暖かい部屋でぬくぬく編集作業をすると捗る。 なんてポジティブなのかネガティブなのか、 どうにもわからない理由からだ。 ]
(54) 2021/02/13(Sat) 09時頃
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[ ところで、昨今の若者としては珍しくないだろうが。 春日井縁はスマホを肌身離さず所持している。 ]
(55) 2021/02/13(Sat) 09時頃
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[ カシャリ。
反射的にカメラアプリを起動すると、 小さな小さなシャッター音を響かせた。 空を見つめる瞳とレンズが捕らえたのは、 すらりと伸びた肢体を駆使して、 軽やかに木登りする美女。>>53
あれは確か。 207号室の──────。 ]
(56) 2021/02/13(Sat) 09時半頃
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……いけない、いけない。 これは悪癖だね。
[ インフルエンサーの端くれとして。 バズりそうな光景を見ると、 ついスマホの中に収めてしまう。
どう考えても一般人の顔が写った写真を SNSに載せるのはアウトだし。 チラリと映る賀東荘の外壁からとて、 今のご時世、いとも容易く身バレに繋がる。
自らの行動に苦笑すると、 撮ったばかりの写真は保存せず、 そのまま電子の世界へ流した。 ]
(57) 2021/02/13(Sat) 09時半頃
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[ さて、と気を取り直して 最寄りのコンビニに向かうと。
暖房に包まれた店内と聴き慣れたメロディが 縁を迎え入れた。]**
(58) 2021/02/13(Sat) 09時半頃
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ふうん。
[青年>>38の主張に、気のない相槌を打つ。]
子どもの時に褒められることも大人になったらダメ。 なんて、俺は思わないけど。
[いいじゃん、えらくて――と。続くはずだった口元は、欠伸によって塞がれた。マフラーに隠れ、豪快に口を開く。滲んだ涙も拭わぬまま、笑う彼を見つめた。]
君がえらくても、俺はえらくなかったね。 ざんねん。
[本気で思ってもいないことを口にして、彼>>39の手元にあるスマホに視線を落とす。同じ道を辿るつもりだとは知らぬまま、そーね。なんて、また言葉だけの同意を示した。]
(59) 2021/02/13(Sat) 12時頃
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……あァ、もうそんな時期か。
[画面に映った何かで気づいたのだろう。青年>>41が口にした響きには、立ち止まるようにゆっくりと返事をした。 別れの挨拶がわりに告げられた問いには答えずに、視線だけで早起きをしたという青年を見送る。 たまたまということは、出勤や通学の類ではないだろう。コンビニと口にしていたから、買い出しに行くのかもしれない。思い出したように腹が鳴る。]
俺、甘いのニガテ。
[誰にともなく呟きを落とした辺りで、視線の先に人影>>50が見えたのだったか。アレは同じ階に住む美人だ。細い足に攻撃力の高そうなヒール、スーツも卒なく着こなす姿はデキるオンナを具現化したようだと思う。 彼女の停滞に疑問を抱くより先に、その姿は視界の外へ消えていた。彼女こそ出勤の時間なのだろう。]
(60) 2021/02/13(Sat) 12時頃
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おえらいことで。
[実際の目的地>>52に気づかなければ、それは日常の光景でしかない。朝家を出れば出勤する彼女に会い、夜家を出れば帰宅する彼女とすれ違う。 ザビついたブリキや白が白でなくなったペナントと彼女はあまり馴染んでいるようには見えなくて、いつも横目にそのアンバランスさを眺めていた。 今日は背景が外である分、違和感はない。くぁ、とまた欠伸をして、玄関から90°逸れた。
このまま買い出しに出るつもりだったが、自分が思っていたよりも腹が減っていたらしい。眠気も重なって脱力してきた。のろのろと向かうのは、立派な一枚板で作られたバーカウンター>>44だ。]
(61) 2021/02/13(Sat) 12時頃
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― 1階・旧バーカウンター ―
[木の廊下からまた3段降りると、小さな部屋に出る。元は大人の客層がゆっくり夜を過ごすために作られたのだろう。棚とカウンターとスツール。 それから小さなテーブルと椅子と……ビールグラスに取り分け用の小皿、バラエティパックのお菓子に段ボールに入った蜜柑。カウンター上にあるコーヒーメーカーの近くには管理人の如月が持ってきたのだろう、ミントの小さな植木鉢が置いてあった。 以下にも共用スペースといった混沌に特に何か思うでもなく、段ボールに詰まった橙を見下ろす。]
……ひとつくらいいいだろ。
[誰の物かは知らないが、お好きにどうぞとでもいうように開かれた段ボールに手を伸ばしていた。 そのままスツールに腰掛け、カウンターに肘をつく。]
(62) 2021/02/13(Sat) 12時半頃
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[無心で蜜柑を揉みながら、何気なく窓の方を見つめる。外は相変わらず薄曇りで、冬らしい重い空をしていた。 庭の花々は管理人の如月や1階に住む女性>>#2が手入れしているのをよく窓から見下ろしていた。色の少ない季節でも、ここの庭は鮮やかさを失うことは少ない。 そんな中、旅館時代からあったという松の木は今もただ静かに黒色を湛え、佇んでいる。それを眺めるのは、数少ない息抜きだった。
――そこから、人の足>>53が伸びている。]
……は?
[ぎょっとして思わず蜜柑を取り落とした。足元に落ちた橙は丁寧に磨かれた木の床を少しだけ転がり、動きを止める。 拾った後にまた窓の外を見るも、先程見た光景はどこにもなかった。眼鏡をずらし、指二本で目頭を揉みほぐす。あの足には、見覚えがあった。たとえ鋭いヒールが見えなくとも、直前に見たものくらいは覚えている。]
(63) 2021/02/13(Sat) 12時半頃
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