180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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それは、正規の方法で開けさえ出来れば神にもなれる。世界のあり方すら変えることができる強大な力を持っている門だ。 そして僕たちは終焉に向かう世界を書き換えたい。
こじ開けられるのは困るのだけど、ご理解いただけたかな?
[これが何かはわからない、といったライトニング>>231に、事の重大さを説きつつ。]
僕もあまりに早期に事故的な開門をしないように、この天使を壊してしまおうかと、先ほど一瞬思ったんだけど。 戻せるかどうかの自信がなくてね。早まりたくはないな、と。
ライトニング、って言ったっけ。そんなに槍を振るうチャンスが欲しいなら、暫く僕と来てくれないか。 今から少し、この館の中の開かずの扉をこじ開けに行くところなんだけど。
[その先でも、願わくば槍の出番は着てほしくないのだが**]
(236) 2014/06/12(Thu) 03時頃
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――館内――
[食堂を通る間、ラルフの姿は未だそこにあったろうか。 いたとしても一瞥しただけで、それ以上触れはしなかった。]
あの子は、"看守様は戻らない"と言ってました。 部屋にはいない可能性が高いと思ってる。出ていくところを見たか、聞いたか――もともといないのか。
[食堂を出て、階段を登っていく。居室は二階だと聞いていたし、上からはあの黒烏も飛び立っていた。二階の様子を見ておきたかったのもあって、特段二人に相談することもなく上を目指した。 画廊の前に、いくつか黒い羽が抜け落ちているのが見える。]
あれも、無念かい?
[ヘクターを振り返り、問う。 雨が、雨が降り出していた。]
(288) 2014/06/12(Thu) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/12(Thu) 21時半頃
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混沌の悪しき驟雨か。僕が見たのと同一かはわかりませんが、僕も黒い雨に降られたことがありますよ。 どころか火弾の雨にも、光弾の雨にも。
[画廊の絵は、ちらりと見たがすぐに目を逸らしてしまった。 絨毯に目を向けたのもあるが、世界はすべて自身の《夢》と等しい。 朽ちているそれらを見るのは臆病と言われようと快いものでなかった。 ――無念の羽を見るのも、その謂れを聞いてしまえば、あまり。]
この終焉も、何かの無念ゆえなんですかね。
[扉は近い。赤い絨毯の先の扉に、鍵がかかっているのを確かめる。]
(307) 2014/06/12(Thu) 22時半頃
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選択肢は二つ、ですかね。 僕が入り込んで家から鍵を開ける。 この扉をぶち壊す。
後者は単純なかわりにだいぶリスキーですけど、どうします?
[二人に問いかける。 扉と二人を交互に見ていたため、伸び、茂り、強固に固められた緑の要塞《アルセイデス・フェステ》の蔓が葉が、今にも己の背後の窓を突き破ろうとしていることに気づけない。]
(308) 2014/06/12(Thu) 22時半頃
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/* >>314 すごい死亡フラグ
(-127) 2014/06/12(Thu) 23時頃
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うわ。
[冥界の閻羅王だろう、この人は。 それが力を入れて壊せない扉を、内に入ったというだけで、単純に開けられるだろうか。内から開かなかった場合かなり危険なのでは。 そうした思考が、口をついて素直に出てしまった。]
解呪を考えるのは時間が足りない、のではないかと。 僕が入るしかない、ですかね。
[もとよりそのつもりではあったが、殴って開けばいいとも思っていた。唇を湿して、扉を見据える。]
(322) 2014/06/12(Thu) 23時頃
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あ、いや、待った。
[自分が単身中に入るより、もう少しばかり低リスクの方法があった。]
ええと。 僕が今から直接入って、裏から開けるつもり、でしたが。 その場合、鍵がそもそも一般的な鍵である想定でしたので。 もう少し確実な方法にしようかと。
[冥王に開けられない扉を、内鍵から開けるなんて考えが甘い。 自分のアイデアではあったのだが、抜けが多すぎたと。]
扉だけこの場から消します。
[おそらく、用意した二つの選択肢のどちらより突拍子もないそれ。]
(324) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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二人して、思い切り扉を叩くなり何なりしてくれればいい。 そこに"扉が破壊されるイメージ"を僕が添える。 中がわからなくても、それなら恐らく扉にしか影響を与えないから、やれる、と思います。たぶん。
[丁度ライトニングも力が有り余っているようだしと。 力の強くかかるイメージと破壊を結びつけて、壊す《消す》。]
(326) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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入った時、中がどうなっているかもわからなかったからね。 中が地獄級の魑魅魍魎の集いだとかだと僕じゃ太刀打ちできないし、強引に壊す案もあったから来てもらってる。 現に、今から壊そうって話だしね。
[不満そうなライトニングには、神槍を使わない選択肢が最善だったとは言いづらかった。]
(328) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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概念装のようですか。それはちょうどいい。一番相性のよい相手だ。 開いたあと、位相差気をつけてくださいね。 死……ぬことは、考えたくないんですが。
[死後地獄に来ることを、の一言で、男は自分が先ほど土足で踏み荒らした地雷原のことを思い出す。 そこを勘弁してくれる方が嬉しかった、などと口に出せるはずもないが。]
『幻想安定剤《イマジカ・トランキライザー》 天使のささやき――Angel Chat――』
[男も、起動を開始する。]
(339) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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/* さよならロビン……そしてきっと吊り襲撃は被る
(-138) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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『ヤヌスは扉を開いた』
[扉の神の名を冠して、開放のイメージを想像《創造》する。 バルコニーを差し替えたのと同じ、ヴィジョンへの干渉だ。 じり、とニューロンが焼けるような、後頭部の痛み。 自分に負荷がかかりすぎているのを、何処かで理解しているが、やむを得ない。 扉が光に包まれる。と同時、破壊の手応えはないままに扉が崩れる。]
(350) 2014/06/13(Fri) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/13(Fri) 00時頃
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そう。あのヤヌス。といっても、僕にヤヌスの力があるわけじゃないですけどね。 神気取りなんておこがましい。神に近づきすぎて堕ちたイカロスみたいなものです、僕は。
[自分の能力を詳細に語るつもりはない。 ヴィジョンの投影が結果としてあればいいだけの話。 そして、扉の奥には。]
――そのようですね。これが、館主の。
[人の気配はない。いくつかの調度品と、本や紙やその他諸々が散乱している。 その奥に、窓のようにしてある、]
門、だ。
[銀色などではない。くすんで、輝きの一つない、真黒な、小さな門だった。]
(357) 2014/06/13(Fri) 00時頃
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