30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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―医務室― [蜜を零し続ける茎に掛けられた白い花のような飾り――それは残酷な拘束具。 決定的な開放を許されないまま、激烈な刺激だけは与えられて啜り啼く。
酸素を求めて喘ぐ口を指で犯されて。 ふたりが自分を玩具(オモチャ)により苛烈な遊戯を目論んでいるなど知らぬまま、夢中で舌を絡めた。]
(183) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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―医務室―>>179 [――セシルの蒼灰の眸がすぐ目の前で見ている。 快感に塗りつぶされて消えかかった思考を呼び覚ますように、優しく語り掛けてくる。 じらすように撫でられた太腿の皮膚がざわめく。 薄紅に色付いた胸の突起に、痛みを伴う痺れを与えられて――]
あ、ぁあ あ、あ、あ
[声に呼び戻された意識。 サイラスに穿たれた蕾も、揺れる白い花を着けた茎も露にされて。 こころも丸裸にされて、全部全部見透かされている、と気付いて、絶望の悲鳴を上げた。]
(187) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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[甘美な絶望という地獄に堕ちてゆく――]
(189) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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ロビンは、セシルの視線を避けようと、サイラスの膝の上で身を捩る。
2010/09/06(Mon) 22時頃
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―医務室― [サイラスの腕の中という牢獄の囚人。 逃れることも許されずに正面を向かされて、セシルの視線に晒され続ける。 熱気で曇ったレンズの奥、止め処なく涙を流す灰色の瞳に宿すのは、複雑に交じり合った絶望と恍惚。]
ぃやぁ……あぁあ、あ、あ、いぃ
[白い花を咲かせた茎をきつく握り締められ、ひくひくと痙攣した。]
(197) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
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[こんな、
淫らで、
恥知らずで、
これが、僕、 なんだ。]
(-42) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
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―医務室― [立て続けの刺激にこころは灼き切れて、セシルに顎を掴まれて顔を上げさせられても、朦朧と焦点の合わない灰いろを向けるだけ。
深い口接けと共に注ぎ込まれる、濃厚な薔薇の芳香――苦痛も快楽もすべてが熔けあって、ロビンの中で融解した。
つ、と糸を引いてセシル――青薔薇の唇が離れた後は、もうそこには貪欲に快楽を求めるいきものが在るだけ。]
(207) 2010/09/06(Mon) 23時頃
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―医務室― [潤んだ灰いろは濃艶な蠱惑を湛えて。 首を後ろに振り向け、突き上げたなり動きを止めたサイラスを咎めるように強請るように流し見る。
自ら動くように命じられたなら、うっすらと微笑んで、従順にひとつ頷く。 そうして、サイラスの膝の上でゆるゆると振り付けのないダンスを踊り始めた。]
(210) 2010/09/06(Mon) 23時頃
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―医務室― [ドナルドが現れたことはぼんやりと知覚するも、今は身のうちにあるサイラスを絞り上げて快楽を紡ぐことに夢中で。 小刻みに何度も高みにイきかけてはイけそうでイけずに、腰を振り続けた。
指を差し入れられた指に唇をこじ開けられるのも素直に従い、荒い呼吸の合間にちろちろと指先に舌を這わせる。 彼らから与えられるものが何であれ拒まない――その選択肢は最初から無いのだから。]
(218) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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―医務室― [ぴしゃぴしゃと頬を叩く肉塊を認めると灰の瞳は期待に満ちて潤む。 うっとりと目を細め、半勃ちでさえ口にあまるそれを美味な果実のように頬張る。 学習能力は高いと見えて、先程サイラスに奉仕した時よりは遥かにスムーズに、自ら顔を動かして快楽を与えようとする。 背後のサイラスに促され、よりいっそう激しくダンスを踊った。]
(235) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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―医務室― [サイラスが添えた手のあたり、腰のざわめきと、内部で快楽の源を擦る動きと。 口腔を犯す肉の兇器の質量で狂いそうになりながら、ふたつの肉体の狭間で激しいリズムを刻んで踊り続ける。]
(239) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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ロビンは、否、多分もう狂っている。
2010/09/07(Tue) 00時頃
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―医務室― [ドナルドに髪を鷲掴みにされる、その仕打ちも白熱に燃料をくべる結果となる、際限のない無間地獄(タンタロス)。 自分の奉仕でドナルドが快感の溜息を吐けば、満足げに眼鏡の奥の瞳を閉じる。]
(247) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―医務室―
ふ ――
[背後でサイラスの突き上げが再開され、鼻に掛かった甘い啼き声を洩らす。 けれども、根元で堰き止められた欲望は開放されず、イきっぱなしの苦痛に啼き声は嘆願のいろを帯びる。 耳元の囁き、熱の開放という餌をぶら下げられて、虜囚は持てる力を振り絞ってふたりへの奉仕を続けた。]
(249) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―医務室― [口腔内の肉の兇器が更に深く喉に捻じ込まれる。 サイラスの時よりも激しい突き上げに、最早覚えたての技巧を尽くす余裕もなく。 苦しげな嗚咽を洩らして咳き込もうと、強く押さえ込まれた頭は動かない。 ぎゅっと閉じた目蓋から、止め処なく涙が溢れた。]
(252) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―医務室― [涙を掬う指も分からぬほどわやくちゃになって、二つの肉体の間で激しく揺さぶられる。
突然青臭い迸りがどくりと喉奥を打って口腔に溢れた。 大きく開いた唇の端から白い濁りが溢れて、顎を伝って滴り落ちる。
同時に後孔にもサイラスの熱い滾りが注ぎ込まれて。 白い花を解かれた熱が一気に咲いて散った。**]
(262) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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―医務室―>>264>>265 [身の内も脳髄も真っ白に染められて、ロビンは小さな死を迎えた。
牢獄から開放された虜囚は、平らな胸を激しく波打たせて、壊れた人形のように横たわる。 愛情なんか一片もないまま、辱められ、犯されて穢されて。 それは彼が、幾度も夢想し、そうなれたらどんなに良いだろうと怖れ望んだとおりの姿。
意識の回復し切らぬうちに、サイラスによって手際良く身を清められ、何事も無かったかのようにベッドに横たえられる。 途中、赤毛の上級生が嘲弄する囁きを耳に吹き込んでいったが、意識を喪った彼からは反応は返って来なかった。 だが、その髪を撫でる手もわざと優しげに装った声も、彼の奥に滲み込んでこころ深くに刻まれた。
そうして、疲れ切った彼は昏々と深い眠りに堕ちてゆく。 甘美な地獄をからだのなかに封じられたまま――]
(301) 2010/09/07(Tue) 06時頃
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―医務室― [真白いカーテンで区切られた一角、ベッドの上で。 長い睫毛の紗の掛かった、明るい灰色の瞳が開いて、ぼんやりと白い天井を眺めた。 ふと見回すと、窓辺から爽やかな朝の光が差し込み、今朝は医務室も明るく清浄な雰囲気を漂わせていた。 まるで昨夜の淫靡な饗宴が一夜の悪夢に過ぎなかったかような錯覚を与える。]
――ゆ め ……?
[唇を突いて出るのはそんな言葉。……だが。]
(326) 2010/09/07(Tue) 12時頃
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―医務室― [ゆるゆると半身を起こし、指で唇をなぞる。 口の中には塩辛くい苦味が残り、酷く喉が渇いていた。 唇の端がひりついて、顎の噛み合わせに少し違和感がある。 それに何より。
ベッドの上で膝立ちになり、ズボンと下着を膝まで下ろす。 白い下着にごわごわする汚れと、微かな血の痕を認めた時、ああ、と深い溜息が洩れた。尻肉のあわいを指で探ると、その奥の蕾はぼってりと充血して綻び、貫かれ幾度も抉られた証を残していた。]
(334) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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やっぱり、
そう、なんだ。
(-64) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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―医務室― [着衣を整えて起き上がる動作は殆ど自動的。 立ち上がってベッドを出て、ふらふらと洗面台に向かった。
蛇口を捻って勢い良く水を流すと、手と顔を洗ってついでに喉を潤す。 鏡で寝乱れた髪も手ぐしで整え、ネクタイも締め直して――
――うっと手で口を押さえ、嘔吐(えず)いた。]
(336) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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―医務室― [洗面台に覆い被さり、喉からこみ上げてくるものを全部ぶちまけた。 殆ど消化された昨夜の夕食に、白い濁りが混じって吐き出され、それが蛇口からの水に流されて排水溝に消えていく。 肩で息をしながら、ぼうっとそれを眺めていると、全身の皮膚に昨夜の感覚がどっと蘇ってくる。
掴み、撫で擦り、腕を脚を背を這う手指の感触。 口腔に押し込まれた肉塊の質量と、舌や口蓋や喉を圧する硬さとその味。 いっぱいに押し拡げられた蕾と、抉られ続けた内臓の――
胃の中に何も吐くものが無くなって、苦く喉を焼く胃液だけになってもまだ吐き続けて。 俯いて、唾液の糸を唇から垂らして、目を閉じた。]
(337) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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―医務室― [口を手の甲で拭い、改めて鏡の中の己を見詰める。
少女人形めいた端整な顔立ち。 うっすら開いた薄紅色の口唇。 大きな灰色の瞳と、それを縁取る睫毛は、自分でもナルシスティックな感慨を覚えていたと同時に、コンプレックスでもあり……
でも今日はそれがまるで違う、初めて見る顔に見えた。]
(338) 2010/09/07(Tue) 14時頃
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―医務室― [普段の彼であれば、死にたくなるほどの激しい自己嫌悪に陥っていたかも知れない。 だが、薔薇の棘に囚われた者たちの精をたっぷりと受け、更に蒼薔薇そのものから直接薔薇の香気を注ぎ込まれた今となっては。
誰にも弱味を握られたくないという矜持も、強くありたいという自制も全部背後に押し遣られて鈍くなり、彼には遠いものに感じられていた。]
(339) 2010/09/07(Tue) 14時頃
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―医務室― [入れ替わりにはっきりと表に現れたのは、またあれを味わいたいという強い欲求。 そして、淫らで恥知らずで貪欲な、この己自身への痺れるほどに甘く心地好い絶望。]
これ、が、僕 なんだ。
[先程頭の中で考えた言葉をもう一度声に出して呟くと、鏡の中の白く可憐な貌に向かって、うっとりと微笑んだ。]
(340) 2010/09/07(Tue) 14時頃
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ロビンは、くすくすと笑いながら医務室を後にした。*
2010/09/07(Tue) 14時頃
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―廊下― [薄い笑みを浮かべて、軽い足取りで廊下を自室の方へ進む。 からだのあちこちがまだ痛むけれど、今はそれがとても心地好い。
もし見かけた者がいたとすれば、今日は酷く上機嫌に見えただろう。少なくとも、昨夜倒れた時とは雲泥の差だった。]
(350) 2010/09/07(Tue) 18時頃
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[自室に戻ったなら着替え一式を出して、鼻歌でも歌い出しかねない勢いで今度は浴室に向かった。
ふと廊下の窓から中庭を見下ろすと、今も満開に咲き乱れる薔薇園で誰かが水を巻いているのが見えた。]
(359) 2010/09/07(Tue) 19時頃
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―廊下― [浴室に向かう途中で、ランドリー室の前から階段に向かって歩いていくセシルを見かけた。 灰色の瞳はただ眺め、くつくつと喉を鳴らした。]
(366) 2010/09/07(Tue) 20時頃
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―階段― [セシルの後をつけたのは何故だろう。 医務室での凌辱の最中、セシルの視線が堕獄を決定的なものにしたことを憶えていたからかも知れない。 彼の視線で心の奥底まで丸裸にされ、姦されたことを――
セシルが普段は倉庫となっている屋根裏部屋に入って行くのを見て、自分も階段を上った。]
(374) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋の前― [丁度扉の前に立った時、中からセシルの声が聞こえた。――否、セシルと、セシルに良く似ているけれどセシルでない者の声が。 ロビンは瞳を半眼に閉じ、声の言わんとすることを聞き分けようとした。]
(376) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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ロビンは、ドアノブに手を掛け――
2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋― [カチャリ、とドアノブの回る音がした。]
(377) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋― [開いた扉の向こうには、着替えの衣類を持ったロビンが立っていた。 薄明かりに浮かび上がる、アンティークドールに似た白い貌、 少女のように紅い唇の端がうっそりと吊り上がり、淡い笑みを形作る。]
(380) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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