194 花籠遊里
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僕にとっての幸せ、は。 ……僕らしくある事、でしょうか。
[答えが曖昧になるのは、何処か自分らしさであってそうではない。>>97>>98
唯、悩む蝶に、少しだけ寄り添う言葉を紡ぐ。]
幸せの形とは、きっと人それぞれなのだと思います。 けれど目に見えず、掴めず、時に見失うような。
失くして初めて分かる、なんてものも、きっと多くある。
……逆に言えば、不幸を感じない事は幸福とでも言えるかもしれない。
(99) 2014/09/23(Tue) 00時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 00時頃
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[金色の蝶の考えを、思案を交えての答えを、ゆったりと耳にする。>>100>>101]
欲しい物を手に入れた時には。 僕は、幸福だと思います。
――本当に、欲しいものならば。
[彼の脳裏に過ぎる花と蝶を知らず、己を鑑み言葉にした。
己の本当に欲しいと望む未来は、昨夜の歯形に皹入れられた。 花籠で咲く花になれと、造花であるなと、強く握られた腕の感触と共に思い出す声。 焔を揺るがす感覚に、万一身を委ねるならば――
苦味を思い出しては駄目だと、瞼を臥せれば。 金色が揺れたのを目にすることは無く。]
(102) 2014/09/23(Tue) 00時半頃
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丁助は、櫻子を呼んだのはあの秋色かと、予測する。
2014/09/23(Tue) 00時半頃
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[蝶にそうですね、と頷き。>>104 次いだ問いに、少し驚き。]
……どういった意味、だったのでしょうね。 あの方は、あれ以来いらっしゃいませんので、確認することが出来ずにいますが。
[ふと、僅か遠くを見やると、]
もしかしたら――、少しだけ。 花の生き方に、何か思うことがあったのかもしれません。 憶測ですけれど、ね。
(106) 2014/09/23(Tue) 01時頃
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……ええ、珍しいと言えるでしょうね。
[金色の蝶の感想に、くすりと笑う。>>107
不思議な白い蝶。 己自身はあの約束を、嬉しさと微かな躊躇いで受け取っていた。
もしも――、 目の前のこの金色の蝶が、夜の戯れにではなく花である命を強いられたならば。 あのように毎晩艶やかに啼くのだろうか。
決して口になど出せない問いが、泡沫に浮かび、消える。]
(111) 2014/09/23(Tue) 01時半頃
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[甘いものが、乾いた音を立てて砕ける音色。 花は其れを手に取らず、聞くばかり。
何処かの時計が針を急かして、もうじき深い夜が来る。*]
(112) 2014/09/23(Tue) 01時半頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 01時半頃
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/* もうすぐえぴだな?おつかれさまだな?
(-59) 2014/09/23(Tue) 02時頃
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