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>>286 セシル [救われるのは俺の方だ―そんな言葉を飲み込んで、使いそうな器具を出しておく。]
うん…? じゃあそうさせてもらうとするかな。 楽師に料理をさせると言うのも乙なもんだ。 お手並み拝見と行こうか? ふっふっ…。 まぁ、客に一切合切やらせる訳にも行かん。 何かあったら言え。
[続く言葉に笑い声をあげた。]
あん? わっはっは、なんだそりゃあ。 どういう意味だ? 良い男ってのは、世話させるより世話するもんだ。 まあ、もっと良い男となれば、させるまでもなく、勝手にされるんだろうがな。
(291) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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>>302 セシル ふん、ま、褒め言葉と受け取って置こう。 我ながら器量はあるかもしれんが、気概は薄れる一方でな。 酒も女も、十分堪能したさ。 中々、他人に真似されんような生き方が出来たと思うしな。
[厨房の机に体重を預けるように立つ。]
(304) 2010/07/06(Tue) 00時半頃
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>>309 セシル ふふ…ま、話のタネに尽きんのが良い所か。
[持ちきれない分を持って厨房から出てきた。 ミッシェルに笑いかける]
お、なんだ。 要らん心配をしやがって。 普段、自分がどう他人から思われてるか、よーく身に沁みたろう。
(321) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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>>326 ミッシェル [頭にぽん、と手を置いて]
いや、俺は薄情なんでな。 これっぽっちも心配しちゃいない。 お前の兄貴分はどうか知らんがな。
ほれ、折角作ってもらったんだ。 会話も、飯の上でやるとしよう。
(331) 2010/07/06(Tue) 01時半頃
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[三人を見送って日も傾きかけた頃……椅子にもたれこんだ。 額に脂汗が浮かぶ。]
…ふぅ。 死んでいく……ってのは奇妙なモンだな。 ああ…実に口惜しいな。 ふふ、いや、口寂しいか。 最期に一本…吸いたい所だが。
[そのまま少し、目を閉じた。まだ死にはしないだろう。 明日の朝日を見られるかは分からないが……今日の月くらいは目に出来る。 誰に言われずともそう思った。それにしても少し疲れた。 日が沈むまで、一眠りするのも悪くない……]
(347) 2010/07/06(Tue) 03時頃
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酒屋 ゴドウィンは、椅子に持たれて天井を見上げたまま、浅い眠りに落ちた**
2010/07/06(Tue) 03時頃
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>>349 ペラジー [聞こえた声に、一瞬顔をしかめて、上に向いていた顔を戻した。]
…ん。 ……おぉ、ペラジーか。 ふーっ…。 少し、昼寝していた所だ。
[首を回す。眠りに落ちる前より、身体が重い。 意識がもうろうとしているのは、寝起きだからだけだろうか]
ああ、代金の代わりか。 気付けに丁度いい、頂くと、しよう…。
[少し伸びをしながら起き上がるのに、相当な体力を使う。 カウンターの中へと入る足取りは確かだが… 顔をぬぐって、ペラジーに声をかけた。]
用は、それだけか? 他にあるなら今のうちにな。 そう長くもなさそうだ。
[他人事のように言って、棚下からボトルを一本出した。]
(350) 2010/07/06(Tue) 04時半頃
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>>352 ペラジー [構わない、と言う風に手を振る。]
まだ動けるうちは、動いておきたいんでな。 そいつが、生きてるって実感にもなる。
が、にわか酒場娘にそっちの方は任せるとしよう。
[にっと笑って、コップにボトルの中身を注ぐ]
アイリスが持ってきてな。 手に入れた経緯は聞かなんだが? 盗品と思えば、また違う味がするモンだ。
[続く言葉には、可笑しそうに笑って]
ふっふっ…ああ、構わんぞ。 飲みきれるモンなら、好きなだけ持っていくと良い。 あの世に持っていけんのが残念だ。
(353) 2010/07/06(Tue) 05時頃
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>>354 ペラジー ふん、違いないな。 だがまぁ、悪いもんじゃないぞ? お前さんと同じ様な事を言う連中が何人か来たがな。 好きなだけ持っていけと言ったら、逆に遠慮して手つけずだよ。
[左手を、頬にあてられたペラジーの手に重ねて止める。 促す様にも、拒む様にも思えて]
良いモンだ。 お前さんも飲むと良い。
[そう言って自分も口にする。大きく息をついた]
こんな時に空き巣もなにも無かろうよ。 捨てておいても仕方がない。
今この村に残ったのが俺一人ならな……。 とびきり良い奴を除いて、全部燃やしてみたいもんだ。 ガキの頃から、火遊びは好きだった。
(355) 2010/07/06(Tue) 05時半頃
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[ペラジーの視線の先、窓を目で追う。 苦笑いして、追い払う様に手を振った。 放っておけ、と言わんばかりに。]
皆やりたい事をやれば良い。 ……まあ、何でもやっていいわけじゃあなかろうがな。
(356) 2010/07/06(Tue) 05時半頃
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>>358 ペラジー はっは、まぁ、そうだな。 酔ったまま死ぬのが良いか悪いか分からんが。
俺は…なるべく素面で居たいモンだ。 身体が動かんのか、酔っぱらって起き上がれんのか、分からんしな?
だろう? 勿体ないんだが、もしも俺一人なら、そう言う馬鹿な事をやってみても良いと思ってな。 まあ、実際意味もないし、俺が死んでも酒は残るからな。 いつか…誰かに飲まれるまで、ずっとな。
[謝るペラジーに首を小さく振った]
言ったろう。 やりたいようにやれば良い。 泣いてくれると言うんなら止めはせんし、笑ってくれると言うのなら咎めもせんよ。
お前さんが……そうさな。 惜しむ。 それで十分だ。 死んだ後の事なんぞ気にしても仕方がないが……墓に入るよりは、ここでふんぞり返って死ぬ方が良いな。 墓石は、この老体が担ぐには重そうだ。
(360) 2010/07/06(Tue) 06時頃
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[酒を飲む表情をじっと見る。忘れない様に焼き付けておくのか…]
そう、思う事は責めんがね。 やるとなればそうもいかん。 考えても見ろ。 どうせ死ぬにしても、人に強制されて死ぬんじゃあ、話が違う。 まあ…本来なら、生きててもらいたいもんだが、残念な事にそうは言っていられん。 せめて、お前さんや、個々の連中が少しでも良い最期を迎えられるよう、信じても居ない神に祈っておこう。
(361) 2010/07/06(Tue) 06時頃
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[ペラジーの頭の上に手を置いて、くしゃくしゃと撫でる。]
俺達皆、不幸の極みだ。 どうせ不幸なんだから、それを売りにしたってもう誰も振り向かん。
だからせめて、運命なり、さだめなりに思い切り舌を出して、満足して逝きたいんでな。
お前さんにもそうしろとは言わんが…ここに残ってよかったと、思えると良いな。
[ぽんぽんと叩いて、もう一口酒を飲んだ**]
(362) 2010/07/06(Tue) 06時頃
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>>408 コリーン [気を失っているのかどうか自分でも定かではないくらい、朦朧としていた。 人の気配に目を開けたが、椅子に深く座ったまま手を挙げるだけしかできず……]
あぁ…そろそろ、死神なり天使なりが迎えに来るかと思ったら、アンタか。 ……まぁそんな顔しなさんな。 今死にかけてるのは俺だ。 っと……。
[憔悴しきった顔色。表情は変わらずとも、顔には玉のような汗が浮かぶ。 掌でぎこちなく顔を拭った]
……アンタは、まだ…大丈夫か。 まだ、かもう少し、か分からんが。
(410) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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>>414 コリーン [顔を拭いてもらうのを断る事も出来ず。無下にもしたくないので椅子にもたれたまま]
いやァ…今更逃げても仕方がない。 心残りといや、葉巻位だが。
[逆に慰める様に、コリーンの横顔に手を置いた。]
痛い、ね。 胸が……痛いな。 美人を悲しませるのは辛い……。
[軽口を叩いて、目を細めた]
(418) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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酒屋 ゴドウィンは、椅子に座ったまま……いつか、事切れるだろう**
2010/07/06(Tue) 23時頃
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>>426 コリーン ああ…この際、それでも良かったかもしれんな…。 ふっふっ…変に意地を張るから、この様、だ。
[コリーンの手が自分に触れている。眼で観なければ分からない程に薄れ消えそうな意識の中、苦笑いを浮かべて言う]
いやぁ…アンタは、美人だよ……。 そんな女に看取られるのもまぁ……悪くは、無い…か。 アンタには……アンタは。 ……ふぅーっ…。
[ぎし、と軋む音を立てて椅子に深くもたれ掛る。 薄暗い店の、見慣れた天井が何故か眩しく思えて――]
……‥‥・・。
[何事か言う様に唇を動かした。それは音になる前に零れ出て、最後の呼気ともなったのだった**]
(456) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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機会が有れば呪いとかなんとか言ってる子達に
自惚れるなよ。 お前さんのチンケな呪いなんぞでこの村が滅びる物かよ。
とかなんとか言ってあげたかった
(-123) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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そして喋ってないつもりでも意外と喋ってた…?
(-124) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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