26 Fairy Tales Ep.4
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―――― そうはさせねェよ。 [土を蹴ってもそれで動きが遮られることはなく]
生憎、土の加護があるンでね。
いいから来いよ。 フラン姉。
人間だって、そう悪くねェもんだぜ?
[燃え上がる腕の焔がぱちぱちと音立てていた。 襲って来るのなら剣が動く。
狙う場所は懐を狙うと見せかけて、彼女の足元**]
(148) 2010/08/12(Thu) 21時頃
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――― !
[剣は虚空を斬った。 見上げれば、飛びかかる彼女の姿で]
ちッ
[左腕を犠牲にしてでもそれを盾にするが 次の瞬間見たのは 灼熱のマグマ。]
…なンだこれ
[ルーカスとフラン姉の間に割り込んで彼を守るように]
(158) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
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炎のせいで幻覚でも見てンのか、フラン姉…
[マグマなのにこんな近距離なのに火傷を負わずで 周囲の炎からも守ってくれているかのようだった。]
―――― フラン姉。 人の死は そう簡単に人の手によって 左右されちゃいけねェもんなんだ。
俺の両親は過ちを犯したのかもしれねェ。 てめェらが言う愚かな人間なのかもしれねェ。
それでも命は等しく与えられるもンなんだ! だから、これ以上は ―――― やめやがれッ!!
[ヒュン――――とマグマの壁を突き破り飛ぶは剣ではなく矢。 その鏃にはマグマも共にあり掠るだけでも火傷では終わらずのもの。]
(167) 2010/08/12(Thu) 23時頃
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良家の息子 ルーカスは、踊り手 フランシスカの足に向けて一本、続けて心臓目掛けて2本目の矢を放った。
2010/08/12(Thu) 23時半頃
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人間の感情で燃えるとは 情熱的な炎でやンの。
[負った火傷はじりりと痛みを与えてきていて]
フラン姉。
あんたが言う「おろかなにんげん」の感情を餌にした 焔を使うあんたらは …一体何なんだ?
(172) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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ポー。ごめんな。 約束は守れそうにねェ…
[マグマに守られているにしても炎に包まれた 診療所の内部に留まるは危険しか伴わない。]
手加減してたら俺がやられちまう。 ――― 大切な人の未来を 守れねェ。
(176) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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[ヒュヒュ、とその後も炎の矢を何本か放っていたが]
は、鼻?
[変な口調のソフィの声にぱちりと瞬くが 焔の中では姿を見つけることは適わずのまま
とりあえず数秒息を止めてみる事にした。]
(179) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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殺さずに解決したかった… だけど ―――― フラン姉は多くの人の未来を奪いすぎた。
そしてそれに気付いてねェ…。
[ ビュッ ―――― 炎の矢の一つが彼女の髪飾りを狙う。 ]
俺はその奪われてしまった未来さえ 守りてェんだ!
(181) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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良家の息子 ルーカスは、良家の末娘 ポーチュラカは無事だろうかと心の端で気に留めつつ
2010/08/13(Fri) 00時頃
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俺の弓矢の腕は剣より良いって評判なんだぜ?
[に、と炎越しに笑みを浮かべてみるけれど 本当は強がりも混じり、恐怖を誤魔化すでもある。
それでも、――― 守るためには今は 退く訳にはいかない。]
(184) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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/* 胡椒がするー! 途中で燃えましたか、これは。
はふり。 なんとかやってます。 ほんと なんとかかんとか。。
(-30) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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けど、剣の腕が悪いわけじゃァ ねェんだぜ。
[焔の中をマグマに包まれた体で駆け一気に距離を縮め]
――――― 俺…フラン姉の事、絶対忘れねェからな。
[勢いを増した剣は彼女の体を貫こうと――――**]
(187) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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